2011年6月17日金曜日

6/15 Jリーグ第15節 VS横浜F・マリノス @キンチョウスタジアム

■セレッソ大阪 0 - 1 横浜F・マリノス
セレッソ大阪:なし
横浜F・マリノス:キム クナン(81')
フォーメーション
■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:20 高橋大輔 3 茂庭照幸 22 上本大海 14 丸橋祐介
MF:5 中後雅喜 10 マルチネス 16 キム ボギョン 23 倉田秋
FW:11 播戸竜二 19 永井龍
SUB:1 松井謙弥 4 藤本康太 17 酒本憲幸 32 尾亦弘友希 25 黒木聖仁 26 村田和哉 15 小松塁
交代:播戸→藤本(33') 永井→小松(74') 中後→村田(83')

■横浜F・マリノス
GK:21 飯倉大樹
DF:13 小林祐三 26 青山直晃 22 中澤佑二 24 金井貢史
MF:6 小椋祥平 25 中村俊輔 7 兵藤慎剛 29 谷口博之
FW:11 大黒将志 10 小野 裕二
SUB:31 秋元陽太 20 波戸康広 5 キムクナン 2 天野貴史 14 狩野健太 8 長谷川アーリアジャスール 9 渡邉千真
交代:中村→狩野(58') 大黒→キム クナン(65') 小野→長谷川(90+5')

前節福岡で今シーズンリーグ戦発勝利をあげホームに戻ってきたマリノス戦。勝ち点3を上げて勢いに乗っていきたい所なのだけど、U-22の2次予選の為にはやチームの核となった清武と山口、扇原の3人が不在、さらに腰の状態なのか移籍騒動なのか詳細はわからないがエースの乾、右太もも痛で別メニューとなっていたピンパォンもベンチ外と前線のキープレーヤー3人を欠く苦しいメンバー構成となり、この日のスタメンは播戸・永井の2トップ。
一方の横浜はU-22候補だった小野が最終メンバーから外れた為、栗原を出場停止で欠くぐらい。しかもそこもナビスコで青山をテスト済みなのでそれほど不安は無いかと。

■前半
セレッソの布陣は2トップ。以前にも書いたけど去年からセレッソはこの2トップをなかなか上手く使いこなせていない。それは、単純に前線に人が増える分前へのタイミングが早くなりボールが前線に行く回数は増えるんだけど、落ち着ける事が出来ていない分相手に奪われる回数も増えてカウンターもガンガン受けるって事になってしまうからなんだけど、前節の福岡戦で立ち上がりに早めに裏を狙う事で相手のMFとDFラインを下げてマルチネスの前にスペースを作る事に成功したので、シャドーの枚数が足りないなら裏を狙おうって事になったのかもしれない。
ただ、マリノスは福岡ほど甘いチームでは無かったので立ち上がりから攻守の入れ替わりの激しいセレッソにとってはマズい展開となる。
マリノスの攻撃
マリノスの攻撃は、フォーメーション上はダイヤモンド型の4-4-2と表記される事が多いが、そのトップ下になっている谷口はボールを持っている時はCFになっていてその周りを大黒と小野が動きまわるという感じなので全く4-4-2では無くなっている。しかも右MFになっている俊輔は代表の時もそうだったように低い位置でどんどん中に入り、その空いたスペースには右SBの小林、そしてボランチの小椋がセンターできっちり俊輔をフォローという俊輔のキックを最大限活かそうという狙いなんだろう。
で、セレッソは中後が下がり5-3っぽい形にして対応するんだけど、ボールの失った時の形が悪く前から守備ができていないので重心がかなり後っていてちょっと苦しい。播戸が時々戻って守備に参加する事があるものの前線の2枚は基本守備をしていない。
マリノスの守備

セレッソにとってなかなか思い通りの形に持っていけなかった要因がマリノスの守備方法
俊輔は小林が戻ってくるまでは右SBのポジションに入り4-3を作り、攻撃の時はCFだった谷口が守備の時にはトップ下になってマルチネス番になる4-3+谷口という形になる。
なので、前節の福岡とは違いいくら裏を狙ってもマルチネスの前のスペースを作る事ができない。
セレッソの攻撃

しかし2トップは裏狙いばっかりでボギョンと倉田もそのフォローに行くもんだから丸橋や高橋からの裏へのボールが増えてくる。
セレッソボールロスト時の形とそこからのマリノスのカウンター
裏を狙うパスも10本に1本ぐらいは通るかもしれないし、実際何度か相手ゴール前まで持っていく事ができていたものの2トップ+2列目の前4人・CB+ボランチの後4人と分断になりさらに両SBは前にも後にも入れないという中途半端なポジションとなって前線で収まらない時には(むしろ収まらない方が多い)カウンターを受けるという状況に陥ってしまった

通常の後ろでボールを落ち着ける形
セレッソの通常のやり方的にはそんなに前に急がずに後でボールを落ち着けてってのが基本なので、ボランチの所にところに相手を当てられても上の図の様にシャドーが降りてきてそこで単純に数的有利をつくってボールを落ち着ければ良いんだけど(実際これまではそうやってきた)2トップの2人とも裏を狙うのが好きな選手だし今シーズン初スタメンって事もあってか前に前に急ぎすぎる為にそれが全く出来ていなかった。

なので後半開始からの交代があるかもと思っていた矢先に事件が起こる。
右サイドでボールをキープしていた上本の手が兵藤の顔に当たってしまい一発レッド(肘が顔面にという報道があるけど肘ではない)。
リプレーを見ても不可抗力の様なのでもし出してもイエローで十分の場面なのに一発レッドという不可解な判定で10人になってしまう。

上本退場後の形
CBを欠いてという訳にはいかないのでFW播戸を下げて藤本を投入
下がって4-4で守るという形にする

■後半
11人対11人の時も劣勢で後半開始から交代カードを切っても良いかと思わせる状況だったので10人になればかなり苦しい。後で何とか踏ん張り前線では永井が孤軍奮闘という状況が続いていく。

そしてマリノスはセレッソのブロックをこじ開ける為にキムクナンを前線に投入。
後半のセレッソの守りとマリノスの攻撃
途中俊輔がケガかなにかで交代があったものの代わりに入った狩野からの縦パス、右サイドから小林のクロス、左サイドで兵藤と金井が絡んで中央へクロスなど数的有利を活かした展開から中央のツインタワーへというごり押し展開を続ける。
何度かはCBを中心とする守備ブロックやキムジンヒョンのスーパーセーブでガマンを続け、前線で孤軍奮闘していた永井に代えセットプレーでの二アポストで高さ対策も取れる小松を投入するも終盤についに右サイドからの狩野のFKをキムクナンに決められてしまい0-1に。
その後リーグ戦初出場となる村田をボランチの中後に代えて投入し、指示を見てるとサイドからのクロスを狙っていたのだろうけど決定機を作るまでには至らずそのまま敗戦となった。

セレッソは何とか守ってあわよくばカウンターという形でよく頑張ったし、マリノスも連敗はどうしても避けたいという事でかなりリスクを減らした力押しに耐える事ができなかった。

■その他
試合終了時に審判団に向けてブーイングが起こったように確かにこの日のジャッジはヒドかった。時々Jリーグの審判に感じるのだけど、もしカードでゲームをコントロールできると思っているのなら大きな間違いだ。そうでなければ海外でまれに言われる様に自分の存在を、試合に置ける権力を見せびらかしたいのかとしか思えない。とにかく上本のレッドの場面だけでなくジャッジがとにかく不安定だったししかもセレッソはよくわからない退場者までだしてしまい、それによって改善の手を打てなくなってしまったのだから試合に審判のジャッジが結果に大きく左右したゲームとなってしまった。

ただ、立ち上がりのやり方が間違いだった事も確か。
2トップを機能させる方法が見つかっていない。
もし2トップのやり方をこのままの方法で続けるのならチーム全体の形を変えなきゃいけない。ただやっぱりそれは現実的ではないので2トップで行くなら役割分担をハッキリさせるなどの工夫が必要だと思う。(まあできれば乾を使いたい所なんだけど)

あとその乾だけど、まだ正式な報道はないが移籍に対しては基本的には賛成です。
チームのエースだしいなくなってしまうと大きな戦力ダウンにはなる事に間違いないんだけど、本人の意志を尊重してあげたいし今シーズン開幕前に3年契約を結び移籍金を残してくれるなら彼はエースとしての役割は十分果たしている。まだ早いとかという声もあるようだけど、早いかどうかの基準もよくわからないし時間が経てば立つほど入ってくる金額も少なくなってしまうのでこの夏というタイミングで良いと思っている。
ただ、今使えないのはちょっと苦しい。腰の状態とかクルピがもう出るなら干してしまえという方針なら仕方が無いんだけど、メンタル的な問題ならクルピがちゃんとコントロールして上手く使えよと。気持ちが入りすぎると空回りしがちなタイプなのでもう本人も楽にプレーできるだろうから上手く使えれば良いんだけど…まあもしかすると今が一番微妙なタイミングなのでって事かも知れないけど。

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