2011年7月16日土曜日

7/13 Jリーグ第4節 VSジュビロ磐田 @キンチョウスタジアム

■セレッソ大阪 2 - 3 ジュビロ磐田
セレッソ大阪:キム ボギョン(49') 丸橋(74')
ジュビロ磐田:金園(63') 駒野(77') 山田(80')

フォーメーション
■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 14 丸橋祐介 20 高橋大輔 22 上本大海
MF:6 山口螢 7 乾貴士 13 清武弘嗣 16 キム ボギョン 23 倉田秋
FW:9 ホドリゴ ピンパォン
SUB:1 松井謙弥 2 扇原貴宏 33 高橋祐太郎 4 藤本康太 25 黒木聖仁 11 播戸竜二 15 小松塁
交代:清武→藤本(77') 倉田→小松(77') 上本→播戸(81')

■ジュビロ磐田
GK:1 川口能活
DF:5 駒野友一 2 加賀健一 33 藤田義明 20 山本脩斗
MF:22 小林裕紀 6 那須大亮 23 山本康裕 10 山田大記
FW:17 金園英学 18 前田遼一
SUB:21 八田直樹 13 イ ガンジン 16 金沢浄 3 岡田隆 28 船谷圭祐 15 菅沼実 8 ジウシーニョ
交代:金園→ジウシーニョ(70') 山本 康→金沢(85') 山田→岡田(89')

この暑い季節に中2日という尋常ではないスケジュールのジュビロ磐田戦。
ピンパォンは戻ってきたけど今度は中後が累積で出場停止。マルチネスが前節に引き続き欠場なので、この日のボランチは山口蛍とキムボギョン。ボランチのポジションは守備や攻撃といったわかりやすい役割だけでなく全体のゲームコントロールに関わって来るポジションだけに、若い2人がどれだけ出来るか、またシャドーがこの2人をどれだけ助けられるかがポイントか。
一方の磐田は山崎が不在。って事で山田・小林・金園の大卒ルーキートリオが先発。山田・小林は新人とは思えない落ち着いたプレー、金園はゴールへの嗅覚があるらしいので注目したいところ。

■磐田のセレッソ対策
セレッソは4-2-3-1とはいえほとんど2バックなので、4-4-2の磐田はセレッソのSBとボランチを誰が見るのかが重要になる。
磐田 守備の形
で、まず立ち上がりの磐田は中央にブロックを作ってSBはSHに見させる事にする様子。
特徴的だったのはSBのポジションで、セレッソの2列目は3人いるけど両サイドに広がっているわけではないということでかなり絞り気味のポジションになっている。
両幅を作りさらにボール回しにも絡んでくるSBを見る選手をはっきりさせて、シャドーのポジションチェンジは人海戦術で止めてしまおうという狙い。
また、2トップのチームでもセレッソと対戦する時はその1枚が下がってきてボランチを見るという事が多いんだけど、2トップはあくまで2CBの前に置いて後方からのビルドアップの邪魔をしようという狙い。
ただ立ち上がりの磐田はこのブロックの位置が少し低すぎていたので、ボギョン・蛍のボランチコンビが結構なフリーっぷりになってしまい、セレッソのシャドーは狭いスペースをあまり苦にしないので立て続けにセレッソがチャンスを作られてしまうんだけど、攻撃の時間も増える事で徐々にそのブロックを上げていく事に成功する。

磐田 攻撃の基点
攻撃の中心はSB。ボールを奪えば絞っていたSBが両サイドに広がり先ずそこにボールを集める。
SBの裏のスペースへ
そしてここからセレッソSBの裏へのスペースにロングボール。SBから直接の事もあれば中盤を経由してからの場合もあったけど、ほとんど全てのチームがそうであるように狙いはやっぱりSBの裏へという形になっていた。
ただ、さすがにセレッソもこれだけ狙われ続けると予測ができているよ。って事でSBやボランチが上手くカバーにはいる事で決定的な場面はほとんどつくらせない。

■ゲームコントロール
ただ、前半のセレッソも理想的な展開とは言えない状態。
セレッソ ボール保持時
というのもCBの前にはFW、SBにはSHと磐田は目の前に人を置いてきているので後ろでなかなかボールを落ち着けることができない。
セレッソ 数的有利の作り方
実際マルチネスがよくやるように、そういう時はボランチがCBの間なりに下りて後ろで数的有利をつくってしまえば良いんだけど、ボギョン・蛍のボランチコンビは立ち上がりにスペースを貰った事も影響しているのか、そういうプレーが少ない。
乾がボールを受けに下がる
って事で乾が下がってボールを受けだすようになるんだけど、磐田の中央を固める人海戦術の壁は厚くボールを運んでいる間に引っ掛けられてしまう事が増えてしまう。
ただ、相手の中盤の両サイドはSBを見てるので押しこんでしまえばDFラインの前ではスペースができそうなんだけど、ボランチコンビが後ろでボールを落ち着けられていないので縦に早くなってしまっておりこれが実を結ぶのはもう少し後の話し。

セレッソのプレッシング
前半にセレッソがつくっていたチャンスのほとんどは前でのプレッシングからのショートカウンター。
プレッシング時にできてしまうスペース
ただこのプレッシングも結構なリスキーっぷりだった。前からのプレッシングは、当然元々いた所を空けてしまうっていう事でもある。前でしっかりプレスが掛かっていれば問題はないんだけど、この日のボランチコンビ(特にボギョン)は前へのディフェンスの強さに特徴があるので、結構ギリギリの場面でも行っちゃう事があり、もう1枚の蛍がなんとかカバー出来ているという場面も何度かあった。

■先制点
MFの間
後半に入りゲームが動く。
前に書いたように押しこんでしまえば磐田のDFラインの前はボランチ2枚なのでスペースがある。シャドーが下りてきてこの間に入れば局面での数的有利を作れるし、それを嫌がって寄せてくれば1つ飛ばせばもっと大きなスペースができる。
クイックリスタートからサイドにボールを動かして下がってきた乾が上手く局面での数的有利を作り、1つ飛ばしたボギョンが磐田DFの前に入り込み右足で決めて先制する。

その後2対1の局面でかわされてしまい磐田に同点に追いつかれてしまうのものの、再び押し込んだ形から丸橋が決めて2-1と再びリードする。

■磐田の変化
直接FWへ
最初磐田はセレッソの両SBの裏のスペースに後ろから長いボールというパターンが多かったんだけど、ここは茂庭・上本とSBや蛍がきっちりカバーできている。って事で前半の終盤あたりからスペースよりもFW目がけてダイレクトに入れてくる様になる。
磐田のFWは前田と金園。前田に比べれば金園の方がスピードがありそうだったけど、まだまだ茂庭と大海の方が上。それに比べれば前田に直接入れてしまったほうがまだ確率が高いだろうって事で早い段階からどんどん入れてくる様になる。
スペースを使うポストプレー
特にプレッシングに行ってボギョンとCBの間にスペースが有るときにコレをやられると少し厳しい状況にもなっていた。

って事でセレッソは藤本を用意する。
ボギョンは体の強さもあるのでセレッソのボランチとしての適正は持っているとは思うけど、どうしても前の選手なので後ろの守備には不安がある。
この日の藤本はMF登録だったので、クルピは浦和戦の終盤やACLのガンバ戦で中後がやっていたようなCBの前のスペースを藤本に埋めさせようってのを最初からある程度は考えていたんだろう。
中2日の疲れからか徐々に清武・倉田がボール運びに参加できなくなってきていたので、小松と藤本を入れてと準備していた所…
ボギョンが目の前でのボール回しに喰いついてしまい、駒野に後ろのスペースに入り込まれてしまい、2-2と同点に追いつかれてしまう。

もう少しの所で間に合わなかった。
前半はギリギリの所で蛍が踏ん張っていたけどそれもこの時間帯ではそれもできなかった。

さらにその後駒野のドリブルに丸橋が不用意に飛び込んでしまい、藤本がカバーに入るも勢いをもってつっかけてくる駒野を止めきれず山田に決められて逆転を許してしまう。

その後は、播戸を投入し攻め立てるセレッソ、DFを入れて守る磐田となりセットプレーから小松が決定的なヘディングシュートもポストのスーパーセーブで決められずそのまま試合終了となってしまった。

■その他
この試合でやっぱり悔やまれるのは2失点目。
ボギョンの後ろのスペースは前半から気になっていた。多分クルピも気にしていた。
だけどガマンしてあそこまで引っ張った。だから2-1までできた。で、ついに康太を入れようとしたんだけど間に合わなかった。
イエローを貰ってた大海と康太を早めに交代させておけばという事ではなくって、康太に埋めさせたかったのはCBの前、もっと言えばボギョンの出た後のスペースだったんだけど…

ただ、もっと大きな視点でみれば敗因はゲームコントロールの部分。
この暑い時期に中2日という厳しいスケジュールなので、特に前半の試合運びが最大の敗因だったかと思う。
ポゼッションをもっと有効に使わないと

最後に、この日体調不良で欠場だった磐田の山崎亮平選手が甲状腺機能亢進(こうしん)症(バセドー病)の治療のためチームを長期離脱するとの事。以前も同じ病気で長期離脱しているし、最近も投薬治療をしながら試合に出場していたみたいで、なんと言っていいのかわからないけど、ムリせずにしっかり直して下さい。復帰を心待ちにしています。

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