2012年3月12日月曜日

3/10 Jリーグ第1節 VSサガン鳥栖 @ベストアメニティスタジアム


■サガン鳥栖 0 - 0 セレッソ大阪
サガン鳥栖:なし
セレッソ大阪:なし

フォーメーション
■サガン鳥栖
GK:1 赤星拓
DF:15 丹羽竜平 5 キム クナン 20 呂成海 3 磯崎敬太
MF:28 高橋義希 14 藤田直之 8 水沼宏太 10 金民友
FW:22 池田圭 11 豊田陽平
SUB:12 奥田達朗 4 小林久晃 13 犬塚友輔 16 國吉貴博 18 野田隆之介 19 岡田翔平 9 トジン
交代:水沼→岡田(76') 金→野田(81') 池田→トジン(83')
警告:豊田(56') 丹羽(80') 呂(86') 岡田(90'+2)

■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 4 藤本康太 14 丸橋祐介 17 酒本憲幸
MF:2 扇原貴宏 6 山口螢 7 キム ボギョン 8 清武弘嗣 10 ブランキーニョ
FW:9 ケンペス
SUB:1 松井謙弥 23 山下達也 5 舩津徹也 13 柿谷曜一朗 26 村田和哉 11 播戸竜二 16 杉本健勇
交代:ブランキーニョ→播戸(54') 丸橋→舩津(84')
警告:丸橋(40') キム ボギョン(88')

2012シーズン開幕戦はアウェーでJ1初昇格のサガン鳥栖戦。
ディフェンスリーダーの木谷とボランチの岡本をケガで欠く鳥栖は、CBにはマリノスからレンタル加入のキム・クナン、ボランチには高橋が入り、また中盤の右サイドには今期加入の水沼宏太が入る。フォーメーション図は一般的には鳥栖は4-2-3-1で池田が2列目の中央に入る様に書かれている事が多いが、実際は豊田の周りを動く2ndトップ的な役割だったので2トップにしました。
一方のセレッソは清武が開幕にギリギリ間に合ったのでキャンプでやってた2トップでは無く4-2-3-1となりボランチにはU-23コンビ。シャドーの両サイドはスタート時点では右に清武、左にキム・ボギョンだったが途中からサイドを入れ替えてプレーしていたので逆にしました。

■鳥栖のロングボール作戦
鳥栖のロングボール
最初にペースを握ったのは鳥栖。
セレッソはキャンプでも高い位置からのプレッシングを徹底してやっていたし、試合前の監督のコメントでも前プレの事を言っていたのだが、鳥栖はGKやCBから早いタイミングでロングボールを入れる事でそれをさせない。
鳥栖のロングボールのターゲットは豊田。もう圧倒的に豊田に放り込んでくる。
セレッソは最終ラインでは藤本が、最終ラインの手前では扇原がマッチアップする事になり両方ともそれほど圧倒的に豊田が競り勝つ訳ではないのだけど、ヘディングで競る豊田を追い越し裏へ抜ける池田やフォローに入るボランチでセカンドボールを狙う事を徹底してくるのでやりたいことができなかった。

■鳥栖の守備
鳥栖の守備ブロック
鳥栖の守備方法は4-4で2ラインを作り、またそれだけでなく2トップも献身的に守備に入る。
後で詳しく書きますが、セレッソは攻撃の時に必ず最終ラインに3人を残すのでその最終ラインに対して豊田が簡単にボールを前に出させないようにし、池田は最終ラインの前にいるボランチにつく。
サイドでの追い込み
次にセレッソは攻撃の起点となるSBにボールを出すんだけど、SBにボールが入れば必ず2人でチェックに行き、池田が中盤のブロックへ、豊田がボランチへとスライドする。
セレッソは去年までのやり方だとそういう場合はシャドーが下りたりサイドに集まったりなど人数をかける事で打開しようとしてきたが、今シーズンはそのやり方を取らないのでそこからなかなかボールを運ぶ事ができず立ち上がりは完全に鳥栖ペースとなった。
キムジンヒョンが何度かスーパーセーブで救ってくれたけど、やられてもおかしくない場面は数回あった。

■セレッソの対応策1
裏のスペースへ
さっき書いたように今シーズンのセレッソはシャドーが集まったりボランチの位置まで引いたりすることはほとんどない。けどその代わりに裏への意識が強まっている。
って事で鳥栖の高い位置で作るコンパクトなブロックの裏を狙う清武やボギョンへSBからロングボールが見られるようになる。
これで立ち上がりの圧倒的な鳥栖ペースから徐々にセレッソも持ち直す。
サイドでポイントを作る
そして次に、さっき書いたSBにボールが入った時に鳥栖が人数をかけて潰しに来る場面で両サイドの清武やキム・ボギョンがSBの近くに下がりボランチの1枚が寄る事で何とかポイントをつくろうとする。
サイドチェンジ
そしてここ起点を作ると鳥栖はブロック全体をサイドに寄せてくるのでそこから逆サイドに大きなサイドチェンジを見せるようになる。

裏を狙い始めた場面ぐらいから清武とボギョンのサイドを入れ替えていたのだけど、両サイドの中盤はサイドにはっていて更にポジションも固定しているし、また比較的低い位置で起点を作っているので、トップまでは距離がありケンペスにボールを収めたりや、中央のブランキーニョの所はスペースがなく中央を崩すのは厳しい状況だったが、サイドを使ってボールを運べる様になりボールも持てるようにはなってくる。
そしてそのまま前半は0-0で終了する。

■セレッソの対応策2
2トップ
後半は交代なしでスタートし、前半の終盤と同じくボールを持てるようにはなってきたが中央は崩せないのでシュートの数も増えない。
って事で54分にブランキーニョに代えて播戸を投入し2トップにする。
サイドでボールを運ぶ
2トップで行ったのはサイドを使ってのボール運びで、最終ラインのボランチとCBとの関係はボランチがCBの間に下りてという明確な形では無かったもののSBとSHの関係はキャンプでやっていたものと同じ形だった。
前半の中盤以降に行なっていたSB、SH、ボランチの関係に加え2トップにすることでFWとの距離も近くなる。(近付いてももう1枚のFWが中央に残る事ができる)
サイドから中央へ
サイドで起点を作り、2トップになった事で予め空ける事ができたバイタルエリアのスペースに清武がドリブルで侵入したり逆サイドのキム・ボギョン、ボランチの山口や扇原が入って行く事ができるようになりチャンスを作れるようになってくる。

がしかし、鳥栖が集中力の高いディフェンスで人数をかけて守り、決定的な場面もGK赤星のスーパーセーブで結局はスコアレスドローで終了となった。

■その他
スコアレスドローとなった緒戦ですが、鳥栖がJ1初昇格でしかもハッキリとしたチームなのでかなりの熱戦でした。
前半は去年までと同じフォーメーションでしたがやり方がかわっていたので、ブランキーニョと前半のケンペスはちょっとかわいそうだったかなと。
ボランチの扇原の所でほとんど起点になれていなかったのでスペースは狭いままだったので、特にブランキーニョは一番損をしていた様に思います。

あと今回見た鳥栖の印象としては、もしかしたら開幕戦ということやショートカウンター対策でロングボールを増やした可能性はあるかとは思いますが、あれだけ徹底して続ける事ができるし、守備もきっちりブロックを作れて挟み込みやアタックに行けるのでそこそこはやれると思いました。
ただ、ブロックの中に入ったボールへのプレスは早いけど、外からドリブルで侵入してくる選手への対応はもう少しかなと。
あと今回の様なやり方で行くときっと豊田はゴールが減ると思うので、その分池田が得点を取れるかどうかってのがポイントになるんじゃないかと思いました。

試合終了後のキム・ジンヒョンのコメントにもありましたが去年までの攻めてる時は2バック状態から最終ラインには必ず3枚残るように変わったってのはこんな感じです。
最終ラインに3人残す1
最終ラインに3人残す2



1 件のコメント :

  1. お疲れ様です。今季もよろしくお願いします。
    この試合はHUBで見てました。まさに熱戦でしたね。

    戦術的なことは私は疎いのですが(笑)、鳥栖の圧力をなんとか凌ぎつつ、ピッチの選手たちや監督の交替策等で対応し、後半のセレッソペースに繋がったのは見ていて非常に良かったです。

    守備も最後の部分で失点しなかったのも、単にGKの神セーブというだけでなく、チームの守備意識が昨年より上がっているものと期待してます。堅実かつ現実的な、そして攻撃的なサッカーが見れそうですね。

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