2012年4月30日月曜日

4/28 Jリーグ第8節 VSジュビロ磐田 @キンチョウスタジアム


■セレッソ大阪 3 - 2 ジュビロ磐田
セレッソ大阪:清武(20') 扇原(47') キム ボギョン(83')
ジュビロ磐田:山田(87') チョ ビョングク(90'+2)

フォーメーション
■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 4 藤本康太 14 丸橋祐介 17 酒本憲幸
MF:2 扇原貴宏 6 山口螢 7 キム ボギョン 8 清武弘嗣 10 ブランキーニョ
FW:9 ケンペス
SUB:1 松井謙弥 23 山下達也 5 舩津徹也 13 柿谷曜一朗 26 村田和哉 11 播戸竜二 19 永井龍
交代:ブランキーニョ→柿谷(75') ケンペス→播戸(84') 藤本→山下(89')
警告:なし

■ジュビロ磐田
GK:21 八田直樹
DF:5 駒野友一 24 チョ ビョングク 33 藤田義明 13 宮崎智彦
MF:23 山本康裕 7 小林裕紀 10 山田大記 11 松浦拓弥 8 ペク ソンドン
FW:18 前田遼一
SUB:31 竹重安希彦 16 金沢浄 22 菅沼駿哉 6 ロドリゴ ソウト 15 菅沼実 9 山崎亮平 30 阿部吉朗
交代:ペク ソンドン→山崎(53') 松浦→阿部(73')
警告:山田(61') チョ ビョングク(75')

リーグ戦連敗で迎えた8節は連敗中のホームキンチョウで3位のジュビロ磐田戦。
セレッソのスタメンは丸橋が復帰し、前節15分〜と同じ。またベンチには船津と村田が入る。
一方の磐田も前節マリノス戦と全く同じメンバー。
ナビスコのアウェーでは後半山田が右SHに入ると一気に右サイドが活性化した磐田に逆転負けをしたが…

■マッチアップ
マッチアップ
どちらもフォーメーション上は4-2-3-1だけど4-4-2で守備をするのでがっちり噛みあう。
そしてどちらも前線からプレッシャーをかけるのでどちらもボランチが相手ボランチを見るような形になり、そこで取りきれない場合はやはりどちらも全体を下げて守る。

■磐田の攻撃
磐田の右サイドの攻め
磐田のこれがセレッソ対策なのかどうかはわかんないけど、ナビスコの後半に機能した、山田と駒野と松浦のコンビネーションでセレッソの左サイドを攻めてくる。
山田が中央に入る事で空けたスペースに駒野が上がってきて、さらに松浦が絡んでくるのでそこがどうしても駒野と丸橋の1対1の形をつくられてしまう。
しかもその崩しに人数をかけてくるので、ボランチやCBがサイドに引っ張られてしまい、前半は何度かチャンスを作られた。

■セレッソの磐田対策
相手SBの裏にSBを走らせる
SBからの展開
セレッソの磐田対策は大きなサイドチェンジ。
磐田のプレッシングを回避するとプレッシングの為に空いた逆サイドのスペースへ一番後ろから丸橋を走らせたり、プレス回避で逆サイドまで振ったあと、再びSBからSHへのサイドチェンジの斜めのボールを出して早いタイミングで磐田の浅いラインの裏を狙う事で、磐田のプレッシングを弱める事に成功していた。

■試合展開
磐田は右サイドから、セレッソは早いタイミングで裏を突いて攻め合うという展開の中から互角の展開の中先制したのはセレッソ。
前からプレッシングをかけて得たスローインから、キム・ボギョンがキープして引きつけた4人の間をブランキューニョにパスを通し、素早く前を向いて清武へグラウンダーのクロス。そのクロスが駒野に引っかかってしまうもそのこぼれ球を清武が決めてセレッソが先制する。
その直後に磐田にやはり右サイドを山田・駒野・松浦の絡みでSBとボランチが引っ張られてペク・ソンドンにフリーでシュートを打たれるもシュートミスでしのぎきり1-0で前半終了となる。

■後半のマッチアップ
後半スタート時のマッチアップ
後半スタートからメンバー交代は無いものの磐田はペク・ソンドンと松浦のポジションを入れ替える。ちょっと狙いはよくわかんないです。

セレッソ後半の守備
セレッソの後半の守備はかなりきいていた。
セレッソの狙いどころは相手のボランチ。
前線の2枚は相手CBに積極的に行くわけでは無いけど、前にたって自由にプレーさせない。
そしてそのCBからSBに出た時はSHが必ずチェックに行き、ここも自由にさせない。
で、ボランチに出た時は山口、扇原が一気プレッシャーをかけて前線の2枚やSHの近い選手で挟み込んで一気にボールを奪いに行く。
実はこの形は前半から狙ってたけど、磐田が長いボールを使ったりしたり右サイドで人数をかけてフリーを作られる事でそれほどハマっていなかった。そこで後半からは清武・キム・ボギョンのSHがSBに出た時にきっちりチェックに行くことで、磐田はボールを運べなくなる。

って事でDFラインからボランチへの縦パスをセレッソボランチが一気にプレッシャーをかけてカット、そこからの展開でキム・ボギョンの突破のこぼれ球を扇原が決めて2-0。
セレッソはこの立ち上がりを狙っていた感じがプンプンしており、狙い通りに試合を有利に運べる2点目を奪う事に成功した。

■磐田の修正
53分〜
磐田はペク・ソンドンから山崎へと交代
ここで再び山崎を左にまわして松浦を中央にする。
磐田はビルドアップを修正
そしてセレッソの守備に対してボランチがDFラインに下りる事で後ろで数的有利を作り磐田がボールを運べるようになる。ただ、これで磐田はボールを運べる様にはなったけどその反面攻撃が遅くなった。

セレッソのサイドの守備
磐田の攻撃を前で止めることが出来なければセレッソは4-4のブロックを作る。
その時に清武、キム・ボギョンの両SHもきっちり帰陣し、磐田のサイド攻撃に対して守備をすることで、ボランチがSBのヘルプに出て中央が空く場面が少なくなっていた。

ただ、SHは相手SBにきっちりチェックに行って相手を遅らせて、そこから戻ってSBとサイドで挟みこまなきゃいけないのでかなり大変。
なので70分すぎからプレスが弱くなって比較的速く前に運ばれだす。そうなると清武が間に合わない場面がでてきて、その時はやっぱりボランチがサイドに出て行くので中央が空いてしまう。

75分〜
そこで磐田は松浦に代えて阿部を投入。阿部を左に出して山崎を中央に。
一方のセレッソはブランキーニョに代えて柿谷を投入する。
セレッソはプレスが弱くなって磐田に早めにボールを運ばれる場面が増えてきたので柿谷にはソアレスから守備に関しての指示があった様子。

そんな中、藤本康太がインターセプトしたボールを丸橋から扇原、扇原は1つ飛ばして最前線のケンペスに縦パス。それをダイレクトで清武へ落とし清武もダイレクトでサイドに開くキム・ボギョンへ。キム・ボギョンがボールを受けた時には周りの誰もがもうシュートまでの形がイメージできるような素晴らしい展開で、キム・ボギョンが決めて3-0。
扇原の1つ飛ばした縦パスからケンペス、清武と2人続けてワンタッチでパスをだしたので磐田はさすがにキム・ボギョンを空けてしまった。

■終盤の流れ
84分〜
3-0になったセレッソは前から守備と更なるカウンターを狙って播戸を投入。
ただ、ソアレスも清武の足が止まり始めてるのが気になっているのか、サイドの守備の指示を念入りに出している様子。

しかし、左サイドからのクロスのこぼれ球を山田にダイレクトで決められて失点。
清武はその前の駒野に対応まではしたけどその後戻れていなかった。

89分〜
なので永井を準備。清武と交代させる狙いだった様だけど、失点直前あたりから藤本の様子がおかしくなり藤本から交代の要求。どうやら両足をつってしまったらしい。
ということでCBを空けるわけにはいかず、藤本から山下の交代に変更。
足が止まり気味の清武は柿谷とポジションを入れ替えてごまかす事に。

しかしロスタイムに中盤のミスから奪われたボールDFラインの裏のスペースへ。
何とか酒本がスライディングで阻止するも、そのスローインで最終ラインのチョ・ビョングクが最前線へ上がってきた所へクロスを上げられ3-2となる。チョ・ビョングクを見なきゃいけないのが柿谷で、そこから入って来られたのが丸橋の前だったってのが失敗だった。
というよりも他の選手、ボランチやCBはチョ・ビョングクが上がってきてたのに気がついていたのか?という疑問もある。

ただ、試合はそのまま終了。3-2と逃げ切った。

■その他
前回も書いたような気がするけど、やっぱりソアレスはトランジションサッカーをやりたいんだろうなあと感じた。
で、狙うところは基本的に両サイドの裏で、そこの狙い方は相手によって変えている。
なので、3シャドーじゃなくってSHだし、そこに出せるSBって事で丸橋と酒本で丸橋がいない時に黒木のSBを試したんだろう。
ただ、トランジションサッカーは行くとき、行かない時の判断や休む時間が必要だけどその辺りの使い分けがまだもうちょっとなのかなあと感じています。
なので前半は狙ったところにトランジションサッカーを仕掛けられるけど、後半足が止まるし、サイドの守り方で出てくる弱点も突かれやすくなるのかなと。

また、この試合では直接それで何かがおこった訳でもなかったけど、相手CKの時にセレッソは前に3人残す、一方の磐田は全員戻るってのがかなり対照的で面白かった。
流石に磐田は一度やってるだけあってCKは全てGKを外したアウトスイングのボールでキーパーキャッチからのカウンターはやらせてくれなかったけど(笑)。

あと、キム・ボギョンはプレースタイルからしても今年のやり方の方がやりやすいんだろうな。

2 件のコメント :

  1. いつも楽しませて頂いてます。
    磐田戦は今シーズンのセレッソがやりたい形を見れた試合でしたね。
    レヴィー時代の3シャドーから随分とオーソドックスなものに変化してます。

    前線で攻撃が止められた場合の守備で、キヨ・ボギョン・ブランキーニョの3人はアタッキングサード付近で奪われると自分の近くのポジションを埋めるようにしていました。
    攻めの仕上げの部分でポジションチェンジ(というよりは流動性?)が見られるようになったのに付随してのことだと思いますが、選手間の意思疎通と攻守が整理され始めているのを見て徐々に進化しているんだなあと感じました。

    あと扇原の攻め上がりがけっこう見られたと思うのですが、山口を含めてボランチのどちらかで空けたバイタルを使いたいのでしょうか?
    シーズン当初はSHのどちらかに使わせるのかと思っていました。

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  2. いつもブログありがとうございます。
    のんちゃんのパパです。

    今回の磐田戦では、守備の形やベンチの狙いが見えた試合ではないでしょうか。

    前プレ回避のための、前半20分までのロングボール4~5本。
    そこから攻撃を打開しようとするのではなく、ラインを下げさせる事で前プレの威力を奪う目的だった気がします。

    あと、サイドでの守備。
    ボランチが流れた中央が薄くなるのを防ぐために、SHが下がる。もしくはボランチが流れたら、SHが絞ると整備されていました。
    今後も守備に関しては計算できるのではないでしょうか?

    あと、攻撃について。
    丸橋が復帰して、左サイドからの攻撃が見られるようになりました。
    最前線まででたり、中央に入って、2列目の飛び込むスペースを空けたり、その際、ワンツーの出してになったりと、活躍していたと思いました。

    ただ、このような攻撃が続けば、自陣の左サイドはスペースが生まれるので、そこを狙われたときの対応が、次の課題になりそうです。

    やはり、そうなれば、ボランチの守備能力がかぎになると思われます。

    丸橋の役割、欠点についてどう思われますか?

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