2012年4月9日月曜日

4/7 Jリーグ第5節 VS大宮アルディージャ @NACK5スタジアム


■大宮アルディージャ 0 - 3 セレッソ大阪
大宮アルディージャ:なし
セレッソ大阪:清武PK(53') キム ボギョン(55') キム ボギョン(67')

フォーメーション

■大宮アルディージャ
GK:1 北野貴之
DF:30 渡部大輔 2 菊地光将 20 金英權 22 下平匠
MF:6 青木拓矢 5 カルリーニョス 13 渡邉大剛 9 曺 永哲 16 金久保順
FW:10 ラファエル
SUB:21 江角浩司 34 片岡洋介 4 深谷友基 23 金澤慎 7 上田康太 27 市川雅彦 32 長谷川悠
交代:渡部→上田(57') 金久保→長谷川(77')
警告:下平(9') 渡部(52')

■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 4 藤本康太 17 酒本憲幸 20 高橋大輔
MF:2 扇原貴宏 6 山口螢 7 キム ボギョン 8 清武弘嗣 10 ブランキーニョ
FW:9 ケンペス
SUB:1 松井謙弥 23 山下達也 5 舩津徹也 13 柿谷曜一朗 25 黒木聖仁 11 播戸竜二 19 永井龍
交代:ブランキーニョ→柿谷(70') ケンペス→播戸(82') 清武→永井(84')
警告:キム ボギョン(58') 高橋(60')

連敗は避けたいセレッソは藤本がサスペンションから復帰し、丸橋が離脱中の左SBには黒木に代わり高橋大輔が入る。
高橋大輔は顔面骨折した去年7月のホーム清水戦以来、そしてその試合でもそうだった左SBで復帰。前節の敗戦を受け紅白戦で左SBは高橋・児玉がテストされていたらしく、復帰したものの離脱中にすっかり右SBは酒本に定着してしまいベンチ外が続いていた高橋がこのチャンスにポジションを掴んだ。
一方の大宮は、セレッソとのマネーゲームを制してサンパウロから獲得したカルリーニョスがボランチに入り、左には新潟から獲得したチョ・ヨンチョル、ワントップにはラファエルという布陣。左SBにはガンバから加入した下平も入っている。
ちなみに10年のJ1復帰以降、大宮のホームでは0-3、0-0とセレッソは勝利はおろか1ゴールもあげられていない。

■大宮のプレッシング
大宮のハイプレス
4-2-3-1の布陣を取る大宮だけど、高い位置からハイプレスをかけてくるので守備の時はほぼ4-4-2。
サイドにボールが出ると逆サイドをすててプレスにきてここからショートカウンターというのが大宮の狙いの様子。
大宮攻撃時の動き
ショートカウンターができない時はカルリーニョスから両サイドへのロングパスやサイドチェンジが中心なんだけど、サイドからは人数をかけて崩すわけでもなくチョ・ヨンチョルの個人技のみでそれも酒本の奮闘によりゴールの気配は全くない。
プレスをかわされる大宮
15分ぐらいからセレッソがハイプレスをかけるFWとMFの後ろにボールを運びだし、そこに大宮のSBが喰いついてしまうので後ろに大きなスペースをつくる場面が何度か出てきだし、そうなると清武やボギョンに自由にやらせてしまう事になってしまうということで大宮のハイプレスも弱まっていった。
大宮はハイプレスからのショートカウンターぐらいしか攻撃のいとぐちはなかったのに、そのハイプレスを止めるって事なので同時に大宮からはゴールの気配を感じる事は殆ど無くなった。

■セレッソの攻撃
セレッソの攻撃
セレッソはSB・SH・ボールサイドのボランチという同サイドの3人でボールを運ぶ。
またこの日はきっと大宮のSBが前に出てくるのでそうしているのだと思うがケンペスが早めにサイドに流れるプレーも多く見られた。
今シーズンのセレッソは縦に速くなっているので、この同サイドの3人ユニットとケンペスを使って速くボールを運んで大宮のハイプレスをかいくぐっていった。
しかし、縦に速いって事は当然ボールにかける人数も少ないって事なので、セレッソの攻撃も清武やボギョンの個人技任せで単発的で決定機をつくるまでにはほとんど至らないまま0-0で前半が終了となった。

■後半
両チームとも変更なしで後半スタート。
大宮はあいかわらずでセレッソが個の力でチャンスを作るか、って状態だったけど、セットプレーの守備で渡部が清武を倒してPK。
これを清武が落ち着いてシーズン初ゴールを決め先制。
さらにその2分後に左サイドの展開からボギョンが決めて0-2に。

2点ビハインドになった大宮
流石に2点ビハインドとなったら大宮も動いてくるが、投入したのはボランチの上田。
渡辺をSBに下げて金久保を右に、カルリーニョスを前に出すんだけど、カルリーニョスはバイタルエリアで何かをするというタイプでは無い様なので何も変わらないどころか、前線は全く整理されていないのに2点ビハインドという事で前への攻撃の意識だけが高まる大宮が勝手に崩れていった。

最終の布陣
なのでセレッソのやりたい放題で、さらにキム・ボギョンのゴールで0-3とし、大宮は長谷川を入れるがなぜかサイドなので何の効果をあげる事ももなく、セレッソは柿谷・播戸に続き今シーズン初出場となる永井も投入し0-3の快勝となった。

■その他
この試合の前半は、セレッソの方が守備が安定していたし前線の個人技まかせで何とかなる可能性はあったけど、はっきり言えばどっちも上手くいっていなかった。
そんな中大宮がPKから自滅して快勝になった試合だった。

ブランキーニョはまだ日本のサッカーのスピードに慣れていない感じはあるものの、交代で入った柿谷のテクニックや、ケンペスの相変わらずのあたりの強さやクロスへの反応、ボギョンのキープ力やドリブル、など個々のプレーでは良さを感じる場面も多かったし、清武も立ち上がり前半10分頃のドリブルからボギョンへのスルーパスなど徐々にコンディションが上がってきているのを感じさせた。

そしてほぼ9ヶ月ぶりの復帰となった高橋は、序盤は相手のプレッシャーに戸惑いほとんど前にボールを運べなかったけど、時間の経過と共に安定感を取り戻した。
丸橋の様にボールを運んだり、組み立てを行ったり等といったプレーはできないけど、前半の途中からは攻撃では確実にボールを繋ぎ、守備でも逆サイドからのクロスの時はきちっと絞ったポジショニングを取る事ができていた。
序盤から大宮は左サイドからの攻撃が多かったので結果的にはかなり助かった。

■バランスとこれから
何度か書いている様に、現状では攻撃は個人任せの場面が多い。
縦に早くなってるんだから当然なんだけど、単純に今の攻撃の時ってボールの前にいる選手の数が去年までと比べると断然少なくなっている。
今のセレッソのやり方は途中でも書いた様に、同サイドのSB、ボランチ、SH、+FWで縦に早くボールを運び、ポジションチェンジを行うのはアタッキングサードの場面だけになっている。
後ろの形を崩さないんだからボールを奪われても守備陣形を素早く作る事が出来る。なので守備は安定している=バランスが取れている。
けど、こちらが陣形を崩さないってことは、原則相手も陣形を崩さない(崩す必要が無い)って事なんですよね。
なので、そんな中相手を崩していくには、結局はその相手の守備組織に対して清武やボギョンが個人で何かを起こしてってのが無いと相手の守備組織が崩れない訳です。

個人技任せというのはそういう事です。

全てを一気にというのは不可能だと思うし、まだリーグ5戦目、ナビスコを入れても6試合目だし、今は先ず後ろのバランスが崩れにくい形にしているって事で「これからだよ」って事でしょうけどね。 今の所、その方法論はあまり見えていないのでなんとかその可能性だけでも見たいなあと欲深い僕は思ったりしています。
結果が出ているからこその贅沢な話しだって事は自覚しています(笑)。

まあ、この日の大宮の様に相手が勝手に崩してくれれば、前線は流動的でしかもそれぞれにテクニックがあるから娯楽性を出せるんだけど、先週のサッカーダイジェストに書かれてた「あの娯楽性はどこへ?」ってのが、悔しいけど否定も出来ないなあと。
個人的にはその方法は仙台戦でも書いた様に後ろからずらすって方法でやって欲しいなあって思ってたりしている訳です。まあこれは個人的な好みですが(笑)。

6 件のコメント :

  1. いつも「凄いな~」と感心しながら拝読しています。
    終盤ですがサカダイ、そんな事書いてましたか・・・。
    心情と見事に合致です^^;
    今季は好調で、しかも新体制でこの出来映えなので嬉しいですが確かに娯楽性という名の楽しさは激減してるなと思っていました。
    バランスという観点で言えば良い方向ですし、それが螢の台頭とリンクしてるのかな?とも思います。
    まずは何かしらのタイトルという結果を手に入れて、クラブとして何かきっかけや化学反応を期待したいですね。

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    1. コメントありがとうございます。
      サカダイは仙台戦の見出しがそうなってました(笑)

      螢は本当にスゴいですよね。
      前もかいたかも知れませんが、近々フル代表にも選ばれるんじゃないかってぐらいスゴいです。
      transfermarktによると螢の市場価格は25万ユーロらしいんですが、僕なら100万ユーロでキヨを取るんだったら25万ユーロの螢を4人取るなってぐらい(笑)

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  2. サカダイの記事は私も読みました、やはり悔しいですね。
    ただ、今シーズンは第5節時点だと去年一昨年よりも得点数は上で失点数も少ないんですよね。
    毎年、娯楽性云々以前にチームが機能するまで10試合はかかっていた事を思うととんでもなく良いスタートです。

    現時点で個人頼みの攻撃ではありますが、逆説的にそれでも1点は取れるというのは頼もしい限りです。

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    1. コメントありがとうございます。
      そうですね。去年の最初はひたすら1点でしたもんね。

      今のセレッソには清武・ボギョンと個人でも何かが起こせる選手が両サイドにいますから、このままでもそれなりに結果は出るんじゃないかとは思っています。
      あとケンペスがフィットしてクロスからガンガン決めだせば、得点はもっと上がるでしょうし。

      なので最後のはこれからの話しです。
      こうなれば更に面白くなるだろうなあって事で。
      ただ、今のところその辺りの気配は全くありませんが(笑)

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  3. 顔面骨折はボギョンです。大輔はヒザ手術ですね。

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    1. 清水戦では小野と競り合って左頬骨骨折です。
      長期離脱はその後のヒザ手術があったからですが。

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