2012年5月28日月曜日

5/25 Jリーグ第13節 VS名古屋グランパス @豊田スタジアム

■名古屋グランパス 0 - 1 セレッソ大阪
名古屋グランパス:なし
セレッソ大阪:ケンペス(49')

フォーメーション
■名古屋グランパス
GK:1 楢﨑正剛
DF:32 田中隼磨 4 田中マルクス闘莉王 5 増川隆洋 6 阿部翔平
MF:10 小川佳純 28 田口泰士 8 藤本淳吾
FW:25 金崎夢生 16 ケネディ 11 玉田圭司
SUB:50 高木義成 22 ダニエル 23 石櫃洋祐 38 三都主アレサンドロ 17 巻佑樹 18 永井謙佑 35 田中輝希 
交代:田中隼→巻(63') 金崎→永井(63') 玉田→ダニエル(76')
警告:ケネディ(44')

■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 4 藤本康太 17 酒本憲幸 20 高橋大輔
MF:6 山口螢 7 キム ボギョン 8 清武弘嗣 25 黒木聖仁
FW:9 ケンペス 11 播戸竜二
SUB:1 松井謙弥 23 山下達也 10 ブランキーニョ 14 丸橋祐介 18 横山知伸 26 村田和哉 13 柿谷曜一朗
交代:ケンペス→横山(90+1')
警告:播戸(43') 黒木(52') 播戸(60') ケンペス(80')
退場:播戸(60')

リーグ4試合勝利がないセレッソと前節で仙台に0-4と大敗した名古屋との対戦は名古屋がACLがあるので金曜のナイトゲームでの開催。
実はセレッソは10年の昇格以降は名古屋に全て負けている。
内容的にはそんなにヤラれた試合は無いんだけどセットプレーなどで失点し、終わってみれば負けてしまっている。
セレッソのスタメンは扇原がツーロン国際に行っているので、ボランチに黒木、左SBには高橋大輔が入りその他は柏戦と同じ。柏戦で足首を痛めた茂庭は全治10日との診断だったがスタメンで出てきた。
一方の名古屋は、ダニルソン、吉村、中村と中盤に故障者が相次ぎ、ボランチには田口、その前に小川と藤本を並べる形。

■マッチアップ
マッチアップ

名古屋のフォーメーションはアンカーを置いた4-1-2-3。一方のセレッソは4-4-2。
って事はそのまま行けばアンカーの選手は浮いてしまう。
そこでセレッソは両サイドの清武とキム・ボギョンをいつもよりも中央に寄せたボックス型の4-2-2-2にしてきた。

■ミスマッチで起こる事1
清武とキム・ボギョンが捕まえられていない名古屋

名古屋は玉田、金崎の両サイドがSBに、藤本、小川のインサイドハーフがボランチを見る形にして、立ち上がりは前線からのプレッシングを狙って来た。
しかし、これは全く機能しない。
いくら前から掴んでいっても、ボランチの所ではミスマッチが起こっており人数が足りないので清武かキム・ボギョンのどちらかは空く事になるので当然そうなる。

アンカーの両サイドのスペース

という事で、セレッソがボールを持てば、清武とキム・ボギョンの所で数的有利が出来ており、俗にいうアンカーの両サイドのスペースが使えている状態になっていた。
名古屋は最終ラインの闘莉王や増川が最終ラインから飛び出して何とか防いでいたものの、CBが出て来るという事は背後にスペースを作ってしまうという事にもつながるのでかなりリスキーな状態になっていた。

■ミスマッチで起こる事2
小川が下がる事で対応

という事で前半の中盤ごろから名古屋は前線からのプレスをあきらめ、セレッソがボールを持つと小川や藤本が田口のとなりのスペースに下りて来る場面が見られる様になる。
その結果今度はセレッソのボランチの所が数的有利になるので楽にボールを持てる様になった。

きっと名古屋にとっての正解というかセレッソにとってイヤだったのはSBが中央に絞って清武とキム・ボギョンに付く事で、そうすれば名古屋も前線からのプレッシングができたのだろうけど、ストイコビッチはサイドにスペースを作る事を嫌がったのかその方法は取らなかった。
この日のセレッソは扇原がツーロン国際の為不在で黒木が入っておりボランチの所には実は不安があったのだけど、その黒木が楽にプレーする事ができたのでこの一連の流れはセレッソにとってかなり楽になるものだった。

■セレッソの守備
セレッソの守備は前線からのプレッシングとハーフウェイラインの後ろ辺りにブロックを作って守る方法の2段構え。
セレッソのプレッシング

プレッシングは主にSBにボールが入った時で、逆サイドのSBを捨ててボールサイドから一気に捕まえにかかる。

ブロックで守る

そしてこのプレスがかけられない場面では清武、キム・ボギョンの2人が中盤両サイドに入り4-4のブロックを形成する。

鹿島戦の後半は中途半端に前線から捕まえにいって一気にずらされてしまったのだけど、清水戦で機能したブロックと使い分ける事で大きく破綻する事はなかった。(名古屋がずらす様なビルドアップをしてこなかったという面もあるけど。)
ただ、まあそんな中でも名古屋は絶対的な高さがあるので、セットプレーなどでそれほど崩されてないのにチャンスを作ってしまう(実際ここ2年はそんな感じで負けている)んだけど、それもキム・ジンヒョンのスーパーセーブで防ぐ事ができていた。


■セレッソの攻撃
セレッソのカウンター

今シーズン何度も書いている様にセレッソの攻撃はカウンター。
前からプレッシングでボールを奪う事ができれば当然ショートカウンター、そしてブロックを作れば名古屋はボールを持てば1ボランチになっている田口の所か、SBからのハイクロスを狙って来るのでSBが上がった後ろのスペースを狙う。

そして49分にその狙い通りに、左SB阿部がオーバーラップからの戻りが遅れた所を、キム・ジンヒョンのGKからケンペスが阿倍の裏のスペースを狙ってたキム・ボギョンへ。キム・ボギョンはそのまま中に持ち込んでグラウンダーのクロスを黒木がミスキックするもフリーのケンペスが決めて先制する。

ここは前半からセレッソが再三狙っていたので後半から名古屋は4-2-3-1に変えて来るかな?と思っていたのだけどそのまま放置されていた。
名古屋はボランチにけが人が続出しているのでどうしようも無かったのかもしれないけど。

■播戸の退場
この時点での名古屋の状況を整理すると、
名古屋は前からプレッシングに行けば清武、キム・ボギョンの2列目を空けてしまう事になる。
1点ビハインドなので前からプレッシングにいかなければセレッソのポゼッションばかりが上がってしまう。
というかなり追いつめられた状況。
なのでセレッソとしては落ち着いて相手の出方をうかがいながらカウンターのチャンスを狙うだけで良い。
簡単にいえば先制した事でセレッソは一気に有利になったわけです。

が、しかし・・・60分にケンペスのスルーパスに反応した播戸が楢崎にスパイクを向けたままぶつかり2枚目のイエローカードで退場となってしまう。
当たり自体はそれほど激しいものでは無かったけど、足を引っ込める等が出来ていなかったので印象が悪かった。イエローは妥当な判断だと思う。
60分〜
という事でセレッソはケンペスをトップに残して清武とキム・ボギョンは最初から中盤の両サイドに入る4-4-1に。

63分〜

そして名古屋は数的有利になった事で田中隼磨と金崎を下げて巻と永井のFW2枚を投入。
小川を右SBに回して玉田を右SH、永井を左SHに入れた4-4-2の形にして圧力をかけて来る。

76分〜

さらにほとんど良い形でボールを受ける事ができていなかった玉田をダニエルに代えて3-4-3に。
名古屋はダニエルを入れたのは闘莉王を前線に出す為か?と思ったんだけど、前節仙台にカウンターでことごとくやられたのが応えているらしい。3-4-3でバランスを取ったまま前線に人数をかけて来た。
それと、退場後はケンペス、清武、キム・ボギョンの3人によるカウンターでセレッソは何度かチャンスを作っていたのも関係しているのかも知れない。それを3-4-3にして清武やキム・ボギョンの近くに阿部と小川を置く事でカウンターのケアも出来ていた。

しかしこの厳しい時間帯を、相手のミスにも助けられながらではあったけどセレッソはことごとくはね返す。

91分〜

さらにロスタイムにはケンペスに代えて横山を投入。
セレッソが逃げ切りに成功した。

■その他
という事で何とか名古屋に勝利した。
相手のミスにも助けられたとはいえ、播戸の退場までは狙い通りの形で進める事もできていた。
今シーズンのセレッソはこういう形で試合を続ける事になるんだろう。
清水戦では最後の最後に上手くいかなかったけど、名古屋戦では退場者を出しながらでも上手くいったって事ですね。
このやり方が戦力やメンバー的にもこのチームにふさわしいかどうか、またはもっと根本的に好きか嫌いか等はいろいろあるだろうけど(笑)。
次のナビスコ2連戦は清武が代表でいないのでさらに徹底しなきゃいけないだろうし。

それと、最後に横山は最終ラインでは無くボランチに入った(黒木を左サイドに出した)のは清水戦があったからだろうね(笑)。

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