2012年11月26日月曜日

11/24 Jリーグ第33節 VSサンフレッチェ広島 @広島ビッグアーチ


サンフレッチェ広島
43前半01
セレッソ大阪
1後半1
延長前半
延長後半
PK戦
フォーメーション
サンフレッチェ広島セレッソ大阪
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
西川 周作1GK00GK21キム ジンヒョン
森脇 良太24DF11DF2扇原 貴宏
塩谷 司33DF00DF3茂庭 照幸
水本 裕貴4DF21DF4藤本 康太
石川 大徳20MF10DF17酒本 憲幸
青山 敏弘6MF10MF6山口 螢
森﨑 和幸8MF00MF7シンプリシオ
清水 航平27MF12MF16枝村 匠馬
森﨑 浩司7MF12MF18横山 知伸
髙萩 洋次郎15MF20FW13柿谷 曜一朗
佐藤 寿人11FW32FW41杉本 健勇
増田 卓也13GKGK1松井 謙弥
ファン ソッコ2DF1DF22児玉 新
辻尾 真二30DF0DF23山下 達也
中島 浩司35MFMF25黒木 聖仁
山岸 智16MF0MF26村田 和哉
大﨑 淳矢25FW1MF37ヘベルチ
石原 直樹9FW01FW34南野 拓実
13シュート10
7GK10
8CK4
11直接FK11
0間接FK1
0オフサイド1
1PK0
サンフレッチェ広島セレッソ大阪
高萩(17')
青山(20')
佐藤(42')
石川(50')
得点枝村(61')
青山→石原(61')
石川→ファン ソッコ(71')
清水→山岸(80')
交代酒本→南野(32')
柿谷→山下(46'HT)
シンプリシオ→ヘベルチ(56')
清水(70')警告藤本(31')
退場山口(40')

この試合を含めて残り2節となった優勝と残留がかかったアウェー広島戦。セレッソはこの試合で勝利すれば残留がきまり、広島は現在試合でこの試合で勝利し2位の仙台が敗れると優勝が決まる。
広島のスタメンは、千葉とミキッチがサスペンションの為、3バックの中央に水戸から夏に移籍してきた塩谷を入れ、右サイドには今シーズンミキッチが不在の時にこのポジションを務めていた石川を入れてきた。
一方のセレッソは丸橋が前節のケガの為に扇原を左SBに入れ、ボランチにはダービー以来のスタメンとなる横山、山口を左SHに入れてきた。
扇原の左SBについてはクルピ本人がメディアに言っていた様だけど、ボランチの横山について中継ではマンマークとか言っていたがそういう訳では無く、サブ組を広島のフォーメーションに当てはめた水曜日に行われた紅白戦で、最初は山口とシンプリシオのダブルボランチに枝村とヘベルチの2列目の中盤と杉本と南野の2トップ(柿谷が別メニュー調整だった)、次にヘベルチを横山に代えて、横山とシンプリシオのダブルボランチに枝村と山口の2列目、最後に南野とヘベルチを代えて、横山とシンプリシオのダブルボランチに山口・ヘベルチ・山口の2列目に杉本のワントップと3種類のフォーメーションで同じやり方を試していたが、仙台戦からケガを引きずっている柿谷のコンディションとやりたい事がハマる方法を考慮した結果だと思われる。
また南野が前節に引き続きベンチ入りしている。

■マッチアップ
広島ボール保持時のマッチアップ
例によって広島はボールを持ったときは4バックになるので、その際のマッチアップは図の様になる。
広島2つのトライアングル
先日の浦和戦の時も少し書いたけど広島や浦和のやり方に対してマンツーマン気味に押さえるという対策方法があり、前節の浦和対広島で浦和が広島の1トップ2シャドーのトライアングルをマンツーで早めに捕まえて成果をだしていた事もあってそこに注目が集まってしまっていた様ですが(中継では1トップ2シャドーのトライアングルに対して横山をマンツー要員として捉えてどう押さえるかといった所ばかり言ってましたね)、広島にはもう1つCBとボランチによるトライアングルがあって、このトライアングルが前線のトライアングルと両サイドを合わせた5枚を活かしているという意味ではもしかしたらこちらの方が重要かもしれない。

■セレッソの守備
セレッソボール奪取のポイント
それを踏まえてセレッソの守備はボールを奪う場所をサイドに設定して前から捕まえる方法を選択。ちなみに昨シーズンクルピは2試合ともこの方法で2勝している。
サイドに追い込んで前からハメる
という事でセレッソはサイドに追い込んで前からハメにかかる。
その方法は、先ず塩谷と森崎和幸の2CBを速い段階で2トップで捕まえてしまい、森脇が水本の所にボールを出させる。
ここにボールが出ると同時に、SHがボールホルダーにシンプリシオが青山にSBが同サイドのアウトサイドに一気にプレッシャーをかけて、逆サイドの選手はマッチアップ相手を捨てて中央に絞り、横山がシャドーやトップへのロングボールに対するカバーリングポジションを取る。
前半の立ち上がり10分ぐらいまではこのやり方で広島は攻撃の形をほとんど作れていなかった。
前線からプレスをかけられない時
ただ、前から全て行ける訳ではないし、行ってもサイドチェンジをされたりしてかわされてしまう事もある。
その時はボランチも含めて自陣に下がってリトリート。2トップは縦関係になって青山の所はトップの1枚が見る形になる。

■2トップの守備
浮いてしまうシンプリシオ
しかし10分すぎからセレッソの2トップが広島の2CBに行けなくなってしまう。
そうなるとサイドに限定する事ができなくなり、青山を捕まえるつもりで前に出てきているシンプリシオは捕まえる前に縦パスを入れられてしまうし、そこからサイドに展開する事もできるので、そのまま行って良いのかどうかがわからなくなり中途半端なポジションになってしまう。

その状況で17分に高萩が見事なミドルシュートを決めて広島が先制。
2トップの寄せが中途半端だったので森崎和幸と下りて来た高萩のパス交換で簡単にずらされ、森崎和幸から最前線の佐藤にボールを付けられてという所から始まった攻撃だった。
ボランチに入るシンプリシオと横山は2人ともスピードが無いので佐藤のポストプレーで後ろから入ってくる高萩に振り切られてしまったという部分もあるけど、そもそもそういう状況になったのは2トップがCBの前には行くのでボランチは連動してポジションを取っているのに、2トップは立っているだけでプレスに行けてないので簡単にクサビを入れられてしまったという事が要因ではないかと。
2失点目のきっかけ
そして広島は20分に青山が追加点を決めて2-0にする。
このシーンは奪われたボールに対してシンプリシオが前から行き山口もそれに連動して行くけど2トップと横山は間に合っていない。
なので縦パスを高萩に付けられて簡単に前を向かれサイドに流れる佐藤へパス
それを収めた佐藤が清水にはたきクロス。という状況になっている。
クロスを上げられた場面は、広島は高萩が下がってた分青山が飛び出してちゃんと前5枚の形になってるのはさすがで、そこから大外の石川が中央に落とすとさすがにもう中央の青山のマークは外されてしまっていた。

■2トップが行けなくなった理由
という事で立ち上がり10分はあきらかに相手を苦しめる事ができていたサイドに追い込んで前からハメるという形ができなくなってしまったのは最初に2トップがCBを捕まえきれなくなったからだと思われるが、行けなくなった理由は広島の対応と2トップの技術的な問題の両方じゃないかと思われます。
広島の対応とは森崎和幸のポジショニングの事で、ボランチから最終ラインに入る森崎和幸は2失点目のシーンでそうなっている様に状況によって最終ラインに入るタイミングを結構変えあえて下がらないポジションを取ったり、遅れて下がってきたりする。
25分頃の横山のプレス
この変化は去年のホームの試合でもその傾向があったし今シーズンも何度か見せているので前から行けない場合と同様にセレッソの2トップを縦にしてサイドに追い込めば良いんだけど、中途半端なポジショニングで誰にもプレッシャーがかかっていない状況になってしまっていたり、25分頃の業を煮やした横山が猛然と高萩、CBの森崎和幸とプレスをかけに行ったシーンの様に、連動して枝村、シンプリシオと行って青山の所でシンプリシオがボールを奪いかけるんだけど、2トップは2人とも塩谷の前に行ってしまっていたので結局こぼれ球を杉本が拾えず森脇へ渡ってしまう。といった状況になっていた。
こういう状況は特にバックパスでCBがボールを受けた場合に起こってしまっており、例えばGKから短いスローで繋いでくれば上手くプレスがかけられるんだけど、広島のMFのラインでボールを引っ掛けられてCBに戻してビルドアップをはじめるプレーに対してはほとんどサイドに追い込む事ができなくなっていた。

■試合展開
32分〜
セレッソは酒本が突破のプレーで足を痛めてしまい、32分に南野を投入。山口を右SBへ回し試合連続で交代枠を負傷で使ってしまうという状況。
さらに追い打ちをかけるように、清水に裏を取られた山口がペナルティエリア内で倒してしまいPK+レッドカード。ファールも引っ張って倒した形ではないのでレッドはサスガに厳しい判定だとは思うけど、そのPKを42分に佐藤が決めて11人対10人で3-0でと一方的な展開になってしまう。
42分〜
前半ののこり時間は右SB無しで南野が右サイド全体をカバーする形でなんとか凌ぎきり、
ハーフタイム〜
ハーフタイムに柿谷に代えて山下を投入し藤本を右SBに回す。
さすがに広島はリードと数的有利でゆっくりと余裕をもって攻める、受けるという状況なので、セレッソは数的不利の中でも何とか1点を返そうとボールを奪いにかかるも、50分にボールを奪ったがキープしきれず大外の石川に出され4-0。
56分〜
56分にセレッソはシンプリシオに代えてヘベルチを投入し、広島が緩めた事と南野が色んな所に顔を出し、仕掛けてボールを回す事で盛り返し61分に扇原の突破から枝村が1点返すもそのまま試合終了。
同時刻に開催されていた仙台が新潟に敗れた為に、サンフレッチェ広島が2012シーズンの優勝を決めた。

■その他
この試合はものの見事に準備してきた事、やりたかった事がハマらなかった厳しい試合でした。
戦術的には10分しか出来ずに、また出来なくなってスグに失点を続けざまにしてしまい、さらに退場者を出してしまってはね。
出来なかった事について書いてきましたが、セレッソの最初のシュートは34分で途中で入ってきた南野だったのでペースを握っていた10分ちょっともシュートまでは持って行けてなかったんですよね。
まあこの試合でセレッソの攻撃らしい攻撃がみられたのは最初の10分ちょっとと広島がペースを落とした終盤だけなので何かをいうのは難しいですが、(大宮戦では出入りと書きましたが)バイタルエリアの広げ方についてはあまり見られなかったかなと思います。

この試合でセレッソの良い所を上げるとしたら南野くん。
動きの中で体をぶつけられるとさすがに少し厳しい所もありましたが、動いて受けてパスをだしてもう1度受けるプレーや仕掛けるプレーなど大宮戦よりもずっと良くなっていたし、孤軍奮闘といっても良いほどの出来でした。
Jリーグ優勝チーム相手に60分間戦った翌日にJユースの試合があってそこでも先発/ゴールを上げましたが、結果負けてしまうという彼にとっては残念な結果になってしまいましたが、最終節もきっと出番はあると思いますので期待したいです。

まあ何よりも、最終節までJ1残留がもつれる事になってしまいましたが自力で残留を決める事ができる立場にいるので、川崎にきちっと勝って残留を決めて天皇杯に向かいましょう。


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