2013年5月24日金曜日

5/22 ヤマザキナビスコカップBグループ第7節 VS 鹿島アントラーズ @キンチョウスタジアム

セレッソ大阪22前半11鹿島アントラーズ
0後半0
延長前半
延長後半
PK戦
フォーメーション
セレッソ大阪鹿島アントラーズ
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK1佐藤 昭大
藤本 康太4DF10DF22西 大伍
丸橋 祐介14DF11DF4山村 和也
酒本 憲幸17DF00DF23植田 直通
山下 達也23DF00DF17前野 貴徳
扇原 貴宏2MF20MF20柴崎 岳
山口 螢6MF12MF16本田 拓也
南野 拓実13MF22MF13中村 充孝
枝村 匠馬16MF11MF35野沢 拓也
柿谷 曜一朗8FW15FW9大迫 勇也
エジノ9FW15FW11ダヴィ
ク ソンユン27GKGK29川俣 慎一郎
小暮 大器29DF0DF5青木 剛
楠神 順平10MF0DF15昌子 源
横山 知伸18MFMF27梅鉢 貴秀
黒木 聖仁25MFMF28土居 聖真
秋山 大地26MF1MF25遠藤 康
杉本 健勇20FW00MF10本山 雅志
10シュート17
12GK13
7CK6
12直接FK15
1間接FK1
1オフサイド1
0PK0
セレッソ大阪鹿島アントラーズ
エジノ(2')
柿谷(36')
得点ダヴィ(21')
枝村→楠神(67')
エジノ→杉本(71')
交代野沢→遠藤(65')
西→青木(65')
中村→本山(73')
藤本(73')警告柴崎(13')
退場
ナビスコカップ予選リーグ最終戦はホームキンチョウスタジアムでBグループ首位の鹿島アントラーズとの対戦。
それぞれ5試合を終えて鹿島が勝ち点12で首位、セレッソが勝ち点10で2位となっているが、前節まででそれぞれ決勝トーナメント進出は決定している。

セレッソのメンバーは週末の柏戦から、その試合でモモ裏を痛め途中交代した茂庭に代わり山下、そしてここ数試合モモ裏にテーピングを巻いて出場していたシンプリシオに代わり南野が入り山口がボランチに、トップには開幕からノーゴールで杉本にポジションを奪われていたエジノが久しぶりに入る布陣。
すでに決勝トーナメント進出が決まっているし、グループリーグの順位によるアドバンテージもハッキリしていないのでもう少しメンバーを代えてもベストメンバー規定には引っかからない状況だったが、5月に入り3勝2分と負けていない流れを変えたくなかったのか最低限の変更にとどめていた。
ただベンチには、クソンユン、小暮、秋山とルーキーを3人が入っている。

一方の鹿島は、名古屋戦から7人を入れ替えGKの佐藤、CBの山村と植田、ボランチの本田、2列目の中村とこれまで出場機会がそれほど多くない選手が入り曽ヶ端、岩政、小笠原などはベンチ外となっている。

■マッチアップ
マッチアップ
例によってまずマッチアップから。
同じボックスの4-4-2なので原則ミスマッチは起こりにくい。
4-4-2同士だとわざわざ書く必要もないんですが、この図を作っておくと後が楽なので入れてます(笑)。

この試合は立ち上がりにゲームが動いています。
前半2分スローインを受けた大迫から山口がボールを奪い枝村へ。
枝村が前を向いた時にすでにCBの裏へ動き出していたエジノへ浮き球のパスを入れてそれを左足で豪快にシュート。
開始2分で念願のエジノの初ゴールでセレッソが先制となっています。
このゴールでエジノが気持ちよくプレーできる様になっているでしょうし、1-0からスタートできるのは精神的にかなり楽な状況ですが、あまりに早い時間という事で両チームのゲームプラン自体にはにはそれほど影響が無かったと思われます。

■鹿島のゲーム運び
セレッソのSBの裏にロングボールを多用する鹿島
キックオフからのファーストプレーで右サイドに開いてボールを受けた山村が丸橋の裏のスペースにロングボールを入れた様に、立ち上がりの鹿島はセレッソのSBの裏へロングボールを入れてくる。
この日のセレッソは2トップの特にエジノが積極的に前から追っていたのでロングボールという選択肢になったのかもしれませんが、両SHを最初から高い位置に出して前の4人が前線に張り付く様な形になっていた。
セレッソのボランチが前に出られない
そして次に鹿島はロングボールだけでなく前線に4枚はり気味になった所から大迫が引いてきてボールを受ける動きを見せ始めます。
これでセレッソのボランチは難しくなりました。
セレッソの2トップは鹿島のCBに、SHはSBに寄せる。なので前でハメるとなるとセレッソのボランチが鹿島のボランチの所に行きたいのですが、前に出てしまうと大迫がそこにボールを受けにくる。
という事で鹿島のボランチが空いてくる様になります。

同点に追いつかれたシーンもまさにこの形からで、鹿島が後ろでボールを動かしている中で柴崎がセレッソのボランチの前でフリーで前を向く、そして最前線から間に下がってきた大迫へ縦パス。
この時点でセレッソの守備は既に後手に回ってしまっており、ここで大迫がターンし中村とのワンツーで抜け出す。
最終的にはこぼれ球をダヴィが詰めて21分に1-1の同点となりましたが、引いた大迫とボランチを誰が捕まえるのかが中途半端になっていました。

また相手のシュートが外れたりしてゴールは割らせなかったものの、このシーン以外にも大迫が引いた所からダヴィ、中村、野沢に抜け出される場面が何度も作られていた。

■セレッソのゲーム運び
サイドで鹿島のプレスを回避するセレッソ
ここまでだと圧倒的な鹿島ペースの前半にみえますがそういう訳ではなく、セレッソも何度もチャンスを作っていました。
鹿島は前線の4人が前に張っていた事もあって、そこでボールを失うと素早い切り替えでサイドに追い込んでボールを奪いにきます。
しかしセレッソはこのサイドでのプレスをSBやボランチからのロングボール、SB・ボランチ・SHと人数をかけ3人の細かいパスワークを使い分けてほとんどのケースで回避します。
今シーズンこの長いボールを効果的に使える様になったのは本当に重要で、このボールがあるからこそ鹿島はこのサイドでの局面でSBはSHについてくるものの、柴崎と本田の2枚(特に柴崎でしたが)まで参加してしまうと長いボールの時にフィルターがなくなってしまうからという事で、この2人まで出てくる事はほとんど出来ませんでした。

という事でセレッソもボールを持って攻撃の形を作る事ができていました。
特にエジノが日本のプレースピードに慣れて来たからか、またゴールを決めて気分よくプレーできるようになったからかわかりませんが、動きだしが格段に速くなっており、これまでで初めてといっても良いぐらい同じリズムの中でプレーできるようになっていました。

そして36分。
鹿島がセレッソを押し込んだ状態でしたが、前野が柴崎へのパスをミスしそれを拾った柿谷がピッチの2/3をドリブルで独走。
追いかける柴崎を寄せ付けず対峙する山村を外して放ったシュートがゴールに吸い込まれ、
2-1でセレッソが再びリードとなります。
柿谷のシュートはモチロンですが、この時に山口がもの凄いスピードでかなりの距離を走って上がってきているのも素晴らしいプレーでした。

■セレッソ守備の修正
鹿島のボランチにプレスに行けるようになるセレッソ
前半はリードして終了したものの決定期を何度も作られていたのでハーフタイムでセレッソは守備を修正、下がる大迫にはCBが必ずついていく様にし、ボールと逆サイドのSHが中に絞る様にした事でセレッソのボランチが鹿島のボランチを見る事ができる様にする。
引いてボールを受ける柴崎に山口がついていく
そして前半はあまりにもフリーにして攻撃の起点を柴崎に作られていたと言う事で、SHが絞れる状況であれば、CBからボールを引き出そうとして下がる所にまで山口が追いかけていく。
この修正で前半に比べるとセレッソの守備が安定する様になる。
中に入ってくるSHにもCBが前に出てSBがスライドする
ただ鹿島もそれならという事で今度はボランチの後ろのスペースに野沢や中村が入ってくる様になる。
この動きに対して最初は少し混乱が見られたものの一緒やろって事でCBが前に出て対応。そうなると鹿島の強烈な2トップに対してSBがつく形になるんだけど、なんとか粘りきる。
押しこまれた時は柿谷も下がって守備
また鹿島のボランチに対してプレッシャーをかけられない状況になれば4-4のブロックをしっかり落とす。そして柿谷も下がって4-4-1-1の様な形にする。

守備についてずっと書いているので後半はリーグ川崎戦と同じ様にリードして迎えた後半は相手がボールを持ってしっかり守る展開というニュアンスになるかもしれませんが、実際の所はそういう訳ではなく、この試合ではセレッソがしっかりボールを持って時間をコントロールする事も出来る様になってきていました。

■試合展開
67分〜
65分に鹿島は野沢と西に代えて遠藤と青木を、67分にセレッソは枝村に代えて楠神を投入する。
セレッソはいつもの交代、一方の鹿島は、野沢は土曜日のリーグ戦にも90分出場しているのと、西は週末にある次のリーグ戦で出場停止なので青木を右SBで試運転という狙いがあるか。
73分〜
71分セレッソはエジノに代えて杉本、73分に鹿島は中村に代えて本山を投入する。
本山のポジショニングに対する守備陣形
本山やっぱりは良い意味で嫌らしい選手で、ほとんどトップ下という感じのポジションに入りでボランチを助け、前線も助けと積極的にボールに絡んでくる。
なのでセレッソはSBとSHを中央に絞らせて対応するんだけど、この辺りの時間帯からかなり押し込まれてしまう様になる。
サイドチェンジを指示するもあまりない
ただ、ここから鹿島の攻撃はあまり効果的ではありませんでした。
セレッソはSBとSHが絞っているので逆サイドには大きなスペースがありました。
なので鹿島としてはビハインドといっても1点なので焦らずに落ち着いて大きくボールを動かせば良いのに、トニーニョセレーゾと通訳の方の大きなアクションによる指示もむなしく
なぜか人数の揃ってる中央へ。

という事でそのまま2-1で試合終了。
ナビスコカップBグループはセレッソが逆転で1位通過となった。

■その他
エジノのゴールもそうですが、この試合はこれまでの試合と比べリードした中自分達がボールを持つ事で時間をコントロールできる様になって来ているのが一番の収穫だと思います。
終盤はちょっと出来なくなって鹿島の攻撃に助けられた部分もありますが、同じ状況だった川崎戦にくらべれば格段に良くなってきていると思います。
ここまでも何度か書いていますが、今年のチームは爆発力という面では過去のチームに劣る部分はありますがチームができる事の幅はこれまでよりも広いです。
なのでポイントはその使い分け。
ここがキッチリ出来る様になればそう簡単にやられないんじゃないでしょうか。

あとは神戸の様なハイプレスのチームにどうするかですかね。
セレッソの攻撃の所で長いボールがあるから柴崎と本田が来る事が無くボールを運んだと書きましたが、あそこは神戸みたいに来られた方がきっとイヤだったはずなんですよね。

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