2013年7月12日金曜日

7/10 Jリーグ第15節 VS 横浜F・マリノス @ キンチョウスタジアム


セレッソ大阪
21前半01
横浜F・マリノス
1後半1
延長前半
延長後半
PK戦
フォーメーション
セレッソ大阪横浜F・マリノス
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK1榎本 哲也
藤本 康太4DF01DF13小林 祐三
丸橋 祐介14DF11DF4栗原 勇蔵
酒本 憲幸17DF00DF22中澤 佑二
山下 達也23DF00DF5ドゥトラ
山口 螢6MF00MF8中町 公祐
南野 拓実13MF11MF27富澤 清太郎
横山 知伸18MF10MF7兵藤 慎剛
シンプリシオ30MF23MF25中村 俊輔
柿谷 曜一朗8FW44MF11齋藤 学
エジノ9FW15FW18マルキーニョス
武田 洋平1GK0GK30六反 勇治
新井場 徹7DF0DF15ファビオ
椋原 健太33DF0DF24奈良輪 雄太
楠神 順平10MF0DF6小椋 祥平
枝村 匠馬16MF0MF14熊谷 アンドリュー
黒木 聖仁25MFFW17端戸 仁
杉本 健勇20FW0FW19藤田 祥史
10シュート15
10GK3
6CK9
7直接FK21
3間接FK3
3オフサイド2
0PK0
セレッソ大阪横浜F・マリノス
柿谷(12')
シンプリシオ(90')
得点マルキーニョス(90'+2)
キム ジンヒョン→武田(62')
南野→楠神(79')
エジノ→枝村(79')
交代小林→奈良輪(88')
富澤→藤田(88')
兵藤→ファビオ(90'+3)
山下(35')
山口(53')
酒本(82')
シンプリシオ(89')
警告栗原(16')
退場

リーグ戦再開後、初のホームゲームとなるキンチョウスタジアムでの横浜F・マリノス戦。
気温30度を越える厳しいコンディションの中、前節より中3日での試合となります

セレッソのメンバーは、前節のイエローカードでサスペンションの扇原の位置に横山が入り黒木がベンチ入りとなった他は前節と同じ。

一方のマリノスもスタメンは前節と全く同じでベンチの天野が小椋に代わったのみ。
当日の朝に中村が右足首痛でベンチスタートになる可能性もという報道があったがそのままスタメン出場となっている。

■マッチアップ
マッチアップ
4-2-3-1同士の対戦となるこの試合。
同じフォーメーションながら両チームは守備のアプローチに違いがあった。

■4-4-2でセットするマリノス
マリノスの守備陣形
マリノスは守備の時に4-4-2でセットする。
本来は全体的にもう少し前から守備を始めるチームなんだと思われますが、キックオフ時点で30.1度・湿度65%という厳しいコンディションではどんどん前から追いかけて行く事は不可能なので、センターサークルを少し越えたあたりから守備を始める。
ボランチのプッシュアップとトップのプレスバック
ということで、マルキーニョスと中村の2人がセレッソのCBまで追いかける事はほとんどありませんが、SBにボールが入ればSHはしっかりチェックに行くし、前線の2人とボランチの間でセレッソのボランチがボールを受けた時にチャンスとあれば、中町と富澤の2人が一気に間合いをつめてマルキーニョスと中村の前線の2人がプレスバックし挟み込んでボールを奪おうとするシーンも何度か見ることができた。

■4-2-3-1に改善の後が見られたセレッソ
中央に進出する両SH
そのマリノスの守備に対してセレッソはシンプリシオがボランチの位置にまで下がってボール運びを助ける。
この形は前節の磐田戦でも見られた形で、磐田戦ではシンプリシオが下がってしまう事で柿谷との距離が離れてしまい柿谷が孤立してしまう事が多かったのですが、この日は両SHの南野とエジノがマイボールの時に中央に進出し柿谷の近くでプレーする事で柿谷が孤立すること無く、またそのSHが中央に入る事で空いたスペースにSBが上がっていく事で磐田戦よりもはるかにスムーズに攻めることが出来るようになっていた。
トップと両サイドの3人に後ろからシンプリシオが絡む
また柿谷・エジノ・南野の距離が近い事でボールが収まるので、攻撃のスタート時点では低い位置におりているシンプリシオが再び前に出て前線に絡む事ができ、攻撃の厚みをもたせることも出来ていた。

前半12分の先制シーンは正にこの形にすることで取り得た得点で、攻撃のスタートはGKのキムジンヒョンから藤本へのスロー。
ここから藤本と山下のパス交換とそこにダブルボランチが絡む事でマリノスのマルキーニョスと中村を外し、さらにそこにシンプリシオが降りてくる。
シンプリシオと山口のパス交換から出てきた斎藤をドリブルで外して南野へ一気に縦パス。
そのボールを近い距離にいる柿谷とのワンツーで寄せて来た小林と中澤を外し、マリノスの4バックを寄せた所で再度柿谷にスルーパス。
柿谷は落ち着いてサイドネットに転がせてセレッソが先制と一番後ろから綺麗につなぎ崩しきった。

■先ず自陣に下りて守備ブロックを作るセレッソ
自陣でブロックを作る
セレッソの守備はボールを奪われると先ず自陣に下がる。
ここで4-4のブロックを作りその前にはシンプリシオと柿谷がそのブロックに入るボールを制限する4-4-1-1の形で守る。
マッチアップ相手を捕まえる
磐田戦と同じやり方となるこの形は、きっかけがナビスコカップ浦和戦だったという事もありマッチアップしている相手を捕まえる意識が非常に高く、シンプリシオは相手のボランチ、両SBとSHはそれぞれ相手のSHとSBを早めに捕まえてしまう。
なので南野とエジノの両SHは相手のSBが上がってくると捕まえたまま低い位置にまで下がっていくシーンも数多く見られた。
この時中央の2CBと2ボランチのところは相手の1トップとトップ下を捕まえる事になるんだけど、CBは相手の位置によりマークを受け渡ししながら1人は1トップを捕まえてもう1人は最終ラインでを余らる、最終ラインで余ってさえいればボランチの1人はトップ下を捕まえてもう1枚は上がってくるボランチを捕まえる。
相手の形が異なるので捕まえるポジションや人は少し違うものの、原則としては初めてこの形で守る事にしたナビスコカップ2ndレグの浦和戦で4-1-5を捕まえたのと同じロジックになっている。

■中村俊輔のポジショニングと3ボランチ気味にして守るセレッソ
中村俊輔のポジショニング
この守備に対してマリノスは中村がポジションを下げてボールを受ける様になる。
この試合だけでなく中村は相手のブロックの外に出てボールを受けるプレーをよく見せるので既にマリノスの攻撃の形の1つとして確立されている形なんだけど、中村がセレッソの守備ブロックの外に下がって中町と富澤に近いポジションを取るとセレッソの守備のロジックとしては少なくともボランチの1枚は前に出て行くことになる。
これがマリノスの攻撃の狙いだったんだと思われますが、こうなるとマリノスは兵藤と斎藤が残っているボランチの両サイドのスペースに入ってきてボールを受けようとしてくる。
3ボランチ気味にして対応
基本的なロジックで考えれば、中に入る兵藤と斎藤には丸橋と酒本のSBが絞って対応する事になるんだろうけど、左右のポジションを代えたりマルキーニョスがサイドに流れたりと前線の1トップと両SHの3人は流動的なプレーを見せるのでSBが絞って対応するのも難しい。
という事で守備の時もシンプリシオがほぼボランチの位置に入り3ボランチの様な形になり、そのブロックの外側にいる中村に対してはハーフウェイラインよりも向こうにいる時は放置するけど、ポジションに入ってくると中村の位置に合わせてシンプリシオとSHも含めた2列目の5人のウチの1人が飛び出してプレッシャーをかけるという方法に変える。

■似ている点と異なる点
ここまで書いたように攻撃ではセレッソもマリノスもトップ下に入る選手が下がってボールを受けて両サイドの選手が中央に入ってくるという点は似ている。
ただ、実際先制したのもチャンスになりそうだったのもセレッソの方が多かった。
そうなった理由は守備から攻撃に変わった時の形が違ったからで、セレッソは守備の時に自陣に下がって相手陣内にスペースを作っている。そしてボールを奪うとそこから一気に前に飛び出しスピードに乗ってカウンター気味に攻撃を始めるので、実際ボールを持つ時間はマリノスの方が多かったんだけど効果的な攻撃はセレッソの方が多かった。

しかし、55分頃の中村のFKからキムジンヒョンに栗原のヒジが当たり一旦はプレーを続けたもののやはり無理ということで武田に交代。
この少し後ぐらいからセレッソは効果的なカウンターが見せられなくなる。
そうなったのは両SHの運動量が落ちてきたからで、最初に書いたようにSHは守備の時に相手SBに付いて最終ラインまで下がる。そして攻撃の時は柿谷の近くにまで出て行く。
このコンディションの中で長い距離の繰り返しはさすがにキツいということでボールを奪った時に柿谷の近くにまで出て行く事ができなくなり、そうなると柿谷が孤立してしまうのでボールが収まらず、最終的には守備の所で全体のブロックが下がってしまう事になっていた。

■交代策
79分〜
79分にセレッソは南野とエジノに代えて楠神と枝村を投入。
この交代によりSHが運動量を取り戻し、再びセレッソはカウンターが出来るようになる。
88分〜
88分マリノスは小林と富澤に代えて奈良輪と藤田を投入。
中村をボランチにして藤田とマルキーニョスの2トップに代えてくる。
キムジンヒョンの負傷で5分弱プレーが止まっていたので1点ビハインドにもかかわらずマリノスの交代がこの時間になったんでしょうが、個人的にはなかなか動かないなあという印象をもっていました。
セレッソがSHを交代させる前の時間帯、確かにマリノスは押し込んでいたんだけど、マリノスはCBやボランチがボールを持ちだしてセレッソの守備ブロックをずらすようなプレーはほとんど見せないので、ボールを持ってはいるものの本格的にセレッソの守備が崩されるようなシーンはあまりありませんでした。
確かに斎藤や兵藤は良いプレーを見せていたのでそこを代えるのはなかなか難しかったのかもしれませんし、その後セレッソはSHを代えてカウンターの形を取り戻したのでボランチの数を減らすことも難しかったのかもしれませんが、88分まで、プレーが止まっていた時間を引いたとしても80分を越えるまでというのはビハインドの状況であれば少し引っ張り過ぎの様な気はします。

そして90分中村のFKを武田がキャッチしたところからのカウンター。
酒本のパスをバイタルエリアでフリーでボールを受けたシンプリシオがパスの選択肢を持ちながらコースを狙った絶妙なシュートを決めて2-0。セレッソが決定的な追加点を上げる。
90+3分〜
直後にスローインからの展開で中村が入れたクロスが大外の斎藤に渡りそのこぼれ球をマルキーニョスが決められて2-1と、マリノスが2トップにかわっていたので中の人数的に枝村は下がらなきゃいけなかったのに下がりきれなかった形で失点はありましたが、93分に兵藤に代えてファビオを投入し3トップでパワープレーを狙う交代をするも、そのパワープレーをほとんど見せる事無く試合終了。
セレッソがしっかり勝利し、大きな勝ち点3を得る試合となりました。

■その他
4-2-3-1にして3試合目となったこの試合。
磐田戦での課題であった柿谷が孤立してしまう状況は、南野とエジノが中央に進出することで確実に改善されていた。
SHは守備の時のタスクも多いのでかなり運動量が必要なんですが、動ける時間帯では攻撃に厚みをもたせる事ができていた。
なので後はSHをいかに長い時間動ける様にするか。
交代で出場した楠神や枝村がベンチにいるように、ここのポジションには十分計算出来る選手がいるのでスタメンは行けるところまで行け!って感じでも良いんですが、実際そうであったようにトラブルで交代枠を使わざるを得ないこともある。
なので次の課題はマイボールの時のポゼッションを高める事だと思います。
攻撃の基本は素早い切り替えで空いているスペースを使うというのは変える必要はありません。
ただ、それがダメだった時にしっかりボールを保持する。
この時間を増やせばSHがアップダウンする回数を減らす事ができます。
ここをいかにできるようになるかが今後この形を続けていく上でのポイントになるのではないでしょうか。

最後にこの試合で主審を務めた岡部主審。
以前にも書いたことがありますが、この人はちょっと問題があります。
審判の事はあまり書きたくないのですが、ファールの基準が一貫していないし、見えてないし、見ていないし、確認もしない。
セレッソサポーターにとってはどうしてもセレッソにとって不利なジャッジが目についてしまいますが、きっと最初に違和感を感じていたのはマリノスの選手で、試合の立ち上がりはマリノスの選手が何度も主審に確認する場面が見られていました。
この人は昨年のナビスコカップ予選広島戦で佐藤寿人が終了後にかなり激しいコメントを残していた人なんですが、ここまで毎試合だとちょっとこのカテゴリーでジャッジできるレベルには無いんじゃないかと思います。
ミスジャッジは仕方ないです。けどこの人のはミスジャッジじゃ無いんですよ。


そして7/12の朝の時点ではキム・ジンヒョンの負傷もそこまで酷く無いようで良かったです。

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