2013年7月9日火曜日

Jリーグ 第15節 vs 横浜F・マリノス プレビュー

2013年7月10日19時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
Jリーグ再開後の2戦目は3位の横浜F・マリノスをホームキンチョウスタジアムに迎える。
今月末には東アジアカップがある関係でミッドウィークの試合となります。

セレッソはどちらも引き分けに終わった浦和戦と磐田戦に引き続き4-2-3-1を継続してくる模様で、前節磐田戦で今シーズン4枚目のイエローカードを貰ってしまった扇原のポジションにはその磐田戦で扇原に代わって途中出場しチームのリズムを活性化させた横山がそのまま入る模様。またベンチには茂庭がケガで離脱している状況なので椋原は継続しそうだが、もう1人はボランチなら黒木か秋山、ナビスコでもベンチ入りしていた小暮、アタッカーとして播戸が考えられるが、ボランチをベンチに入れないというのも考えにくいので黒木になるか。

一方のマリノスは連戦で情報が少ないのでわからない部分も多くこの後大宮、浦和と続く高温多湿の中でのハードスケジュールなのでメンバーの変更も考えられるが、前節が引き分けに終わったこともありここは代えて来ないのではないかと思われる。ただ早めの選手交代はあるかも知れません。

セレッソは4-2-3-1を継続するという事できっと守備もハーフウェイからという方法を続けるのではないかと思われます。
そしてマリノスは前線からボールを失うと素早くプレスをかけて改修しようとしてきます。セレッソは前節同様シンプリシオが低い位置でビルドアップの手助けをするシーンが増えてくるはずです。
となるとセレッソとしては磐田戦の前半の様に柿谷が孤立してしまう状況は避けなければいけません。
なので、まずポイントは両SHのポジショニング。
守備の時は両サイドに開く事になりますが、ボールを奪った時にエジノと南野がどれだけ柿谷の近くでプレーできるか。
この3人が近くでプレーできれば山口が上がる時間も作る事ができますし、シンプリシオが後ろからボールを運んでワンツーという中央を崩す形やSBが上がってくるスペースも作る事ができます。
その為には守備の時のSHとSBやボランチとの関係も改善する必要がありますが、この3日間でそれがどこまで出来る様になっているかがポイントでしょう。

また守備ではまずはどう考えても中村俊輔です。
今シーズンの中村俊輔はスゴいです。
スタート時のポジションはトップ下になるでしょうが、ここから前後左右に動いてきます。またその時に両サイドとボランチの4人は俊輔のポジショニングを補完する様に動いてきます。
となると守備陣形で4-4+1-1の1-1にあたるシンプリシオと柿谷がどれだけ4-4の守備をサポートできるかがポイントになってくるでしょう。
この1-1で中盤に入るボールを全く制限できなければ4-4のブロックが下がってしまう事になります。
下がってしまえばセットプレーの脅威にもさらされてしまう事にもなります。
なのでブロックの中に入ったボールを4-4でしっかりプレッシャーをかけられるようにするためにも前の1-1が重要になってきます。

マリノスとは通算で9勝19敗5分と大きく負け越していますが、ここ5試合では2勝2敗1分と五分の成績です。
また昨シーズンは柿谷のスーパーシュートで同点のアウェイとホームではソアレスの最終戦となったが2-0でスコア以上の会心の試合の2試合となので、出場するであろう選手達にはそれほど苦手なイメージはないでしょう。

これまでをよくよく思い返すとクルピ監督が柿谷の1トップで4-2-3-1をするのは全く不思議な事ではありません。
もしかするとあまり良く無いイメージを思い出してしまう方もおられるかもしれませんが(笑)。
クルピ監督にとって1トップはシューターです。
そして柿谷は現在のJリーグでトップクラスのシューター。
ここを活かすには柿谷の近くでプレーする選手を増やす事。
現段階でいろいろ見えてきている事が多いので、その形を日本を代表するCB2人を擁し、今シーズン14失点と3位タイの数字を残している賢守のマリノス相手に(ちなみにセレッソも今シーズン14失点で3位タイ)実際のプレーで形にする事ができればチームとしてもう1つ先に進めます。

タイトルを単なるお題目にしない為にも、ここでしっかり見せて欲しい。

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