2013年9月18日水曜日

9/14 Jリーグ第25節 VS 横浜F・マリノス @ 日産スタジアム


横浜F・マリノス
11前半11
セレッソ大阪
0後半0
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
横浜F・マリノスセレッソ大阪
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
榎本 哲也1GK00GK21キム ジンヒョン
奈良輪 雄太24DF00DF4藤本 康太
栗原 勇蔵4DF21DF7新井場 徹
中澤 佑二22DF11DF23山下 達也
ドゥトラ5DF20DF33椋原 健太
中町 公祐8MF01MF2扇原 貴宏
富澤 清太郎27MF40MF6山口 螢
兵藤 慎剛7MF01MF10楠神 順平
中村 俊輔25MF60MF30シンプリシオ
齋藤 学11MF20FW8柿谷 曜一朗
マルキーニョス18FW32FW20杉本 健勇
六反 勇治30GKGK1武田 洋平
ファビオ15DFDF3茂庭 照幸
ジョン ドンホ26DF00DF29小暮 大器
小椋 祥平6MF0MF16枝村 匠馬
比嘉 祐介16MFMF18横山 知伸
佐藤 優平20MF0MF25黒木 聖仁
藤田 祥史19FW02FW9エジノ
20シュート8
8GK14
9CK3
8直接FK11
0間接FK1
0オフサイド1
0PK0
横浜F・マリノスセレッソ大阪
ドゥトラ(14')得点山下(11')
兵藤→ジョン ドンホ(75')
富澤→小椋(84')
中町→藤田(89')
交代楠神→黒木(59')
シンプリシオ→エジノ(59')
椋原→小暮(79')
警告
退場

現在5位、残り10試合、勝ち点差8の状態で迎えるアウェイでの首位横浜F・マリノス戦。
首位争いに絡んでいくにはセレッソにとって非常に重要な一戦です。

セレッソのメンバーは酒本が累積、丸橋がケガという事で両SBを天皇杯で試した椋原と新井場にし、その天皇杯でハーフタイムで交代となったエジノをベンチに回してハットトリックの杉本をスタメンになっている。

一方のマリノスは、右SBの小林が出場停止の為にコチラも天皇杯で後半に試した奈良輪を右SBに入れる布陣。

35,528人もの観客を集めた注目の試合となった。

■セレッソのマリノス対策
マッチアップ
セレッソとマリノスはどちらも4-2-3-1。
マリノスボール保持時の動き
マリノスはボールを持っている時にそこから図の様に富澤がCBの間に下りてボールを保持し、両SBを上げ、SHは中央に入り、中村がマッチアップするボランチから離れていく動きをする事で攻撃を組み立てて行く形を持っており、この形はマッチアップにズレを生じさせるので守備の時に4-4-2でセットするチームとの対戦で特に効果的になっている。
ブロックを落として3ボランチ気味にして守る
それに対してセレッソは自陣にブロックを落として3ボランチ気味にして対応する。
シンプリシオ、山口、扇原の3人を置く事で、中村がボランチから下がった時にも誰かがついていきCBの前には必ず2枚が残る事ができている状況を作る。
下がっていく中村は比較的深くまで追いかけるけど、最終ラインに降りる富澤は追いかけない、SBは中に入ってくるSHに対応するために中央寄りのポジションを取る。
この形にすることでいわゆるバイタルエリアのスペースを消してしまい、マルキーニョスや中に入ってくる両SHも含めてそこでは仕事をさせないという形にしてきた。

この形は前回のホームでの対戦時にも同じ形をとり、その時も目立ったのは斎藤の個人技ぐらいで中村やマルキーニョスにほとんど仕事をさせませんでした。

■重心を後ろにしてカウンターを狙うセレッソ
ただ、この試合のセレッソは前回対戦時と比較してかわっていたところもありました。
それは前回対戦時よりもより重心が低くなって、よりカウンター狙いになっていた点。
これはおそらく酒本と丸橋というこれまでほとんどの試合にスタメンで出ていた両SBがこの試合で同時にいなかったからで、彼ら2人は攻撃の組み立てのところにもかなり頻繁に絡んでくるのですが、今回のスタメンである椋原と新井場の2人はそういうタイプではありません。
椋原も新井場もオートマチックに上がっていき、さらにアーリークロスを見せる等セレッソのSBらしい動きも行っていましたが組み立ての部分で中盤と絡む動きはあまりありません。
なのでセレッソはより重心を後ろにしてカウンターを狙うという方法を選んだのでしょう。
セレッソのカウンター
ただ、自陣で3ボランチ気味にしてブロックをつくると、柿谷1人で少なくともCB2枚、場合によってはそこにボランチも加わっての3枚ないしは4枚をみなくてはいけない状態になるのでボールホルダーへのプレッシャーがかかりにくくなり、ボールホルダーにプレッシャーをかけられないと守備ブロックは下がるしかないので、その結果どうしても柿谷と中盤の距離が開いてしまいます。要するに孤立しやすいという事です。
という事でカウンターができるかどうかは、4-2-3-1でいうところのセレッソの2列目の3人、楠神・シンプリシオ・杉本の3人の所でボールが収まる事。そしてそこから柿谷を使いその柿谷に2列目の3人がサポートに入れるかどうか。にかかっていました。

基本的にボールはマリノスにくれてやる。
ただ守れる形はある程度わかっているのでその形でしっかり守ってそこから速くボールを繋ぎカウンターで一気に狙うというゲームプランだったと思われます。

そして試合は、セレッソは11分にスローインからの展開で杉本がボールを運んで得たCKから、そのCKのこぼれ球を山下が決めてセレッソが先制。
この形で先制は非常に大きいかと思われたが、その3分後の14分に、FKを跳ね返したボールをドゥトラが拾ってエリア外からスーパーゴールでマリノスが同点に追いついたのでやっぱりイーブンな形で進んでいく事になる。

ただ、その狙っていたカウンターの回数はあまり多くできませんでした。きっとクルピも自身が想定していたよりもカウンターができてなかったんじゃ無いかと思います。
奈良輪などマリノス右サイドのポジショニング
マリノスは20分ごろからポゼッションの時に右SBに入る奈良輪をほとんど最前線というかなり高い位置に上げてその後ろでボールを持つようになります。奈良輪自身がボールを受ける事はほとんど無いのですが、ほとんど右WGかとも思えるポジションをとっていました。

この形によって、奈良輪の後ろ低い位置にまではセレッソの中盤センターの3人は追いかけて来ないのでマリノスはここでボールを落ち着ける事ができ、さらに奈良輪が上がるとセレッソの左SHはついていくのでもしボールを奪われてもこの左SHの選手はなかなかカウンターには参加ができなくなる。
という事でセレッソも効果的なカウンターができている訳ではありませんでした。

またセレッソの守備面では、ボールをじっくり動かしながら攻めてくるマリノスには3ボランチ気味の布陣でスペースを消し、また最終局面ではとにかく山下がはね返し続けるという展開だったのですが、最も危ないなあと思われたのはセレッソがキムジンヒョンからロングボールを蹴ったセカンドボールを拾われた時。
キムジンヒョンのキックのターゲットは当然杉本になるんだけど、この時は杉本はサイドでは無く中央、柿谷の近くに予めポジションをとるのでその時にセカンドボールを拾われるとサイドのスペースが空いてしまっている。そこを使われるとボランチが出て行かざるを得なくなるので杉本も含めた両SHの帰陣が遅れて危険な形になりかける場面もありました。

59分〜
セレッソは59分にシンプリシオと楠神に代えてエジノと黒木を投入
エジノがトップ下、黒木は右SHに入ります。
この試合に向けたトレーニングの中で、相手役(サブ組)のトップ下に入っていたのはエジノでした。相手チームのトップ下といえば中村俊輔のポジションです。
そしてそこで見せていたのは、自陣でブロックを作って守るスタメン組のブロックの外に引いてボールを受けサイドに展開する受けるというプレーでした。
という事で、その同じポジションに入ったエジノはトップ下からボランチの位置やSBの近くに寄って行きボールを受けるプレーをみせます。

このエジノのプレーで、ナビスコカップの関係で天皇杯から中2日での対戦となっているマリノスの足が止まり始めた事も重なって、セレッソは何度か決定的な形を作りはじめます。
ただ、エジノのトップ下は3ボランチとの引き換えだったので守備の安定感も失われ、またエジノがボールを失う事も多いのでチャンスも作ってるけどピンチも作っているという状況に。
75分〜
75分、マリノスは動きの量が少なくなってきていた兵藤に代えてジョン・ドンホをそのままの右SHに投入。

79分
79分、セレッソは椋原が足をつったので小暮と交代。
この少し前から延ばす仕草を見せていたので素早く対応する。

84分〜
84分、マリノスは富澤に代えて同じポジションの小椋を投入

89分〜
さらに89分、マリノスは中町に代えて藤田を入れて2トップに。
この時間帯になってやっと前線の人数を変えてきたもののそのまま試合終了。
1-1の引き分けとなった。

■その他
という事で優勝戦線に食い込む為にはどうしても勝ちたかった試合は、最悪の結果ではないものの1-1のドローとなりました。
ただ、クルピ監督ではないですけど、試合の内容的には妥当な引き分け、勝利を望むには狙っていたカウンターの回数が少な過ぎたかなと思います。
そんな展開ができたのも、相手の攻撃をはね返し続けた、シュートをブロックし続けたDFライン、特に山下と、中盤のスペースを消し続けた山口の奮闘があったからこそですが。

後はセレッソに移籍して最も長い時間のプレーとなった椋原も、最後には残念ながら足をつってしまいましたが、守備と積極的な飛び出しで良いプレーを見せていたと思います。
この試合に向けた練習でも、逆サイドの新井場や扇原がボールを持った時に、タイミングを確認するように何度も何度も前線に飛び出すプレーを繰り返し、その後話している姿も見られたので、やっと巡ってきたチャンスという事でそうとう気持ちも入ってたでしょうから。

最後に、この試合後のインタービューではカウンターの話しが沢山の選手からでていました。
4試合連続引き分けで、この4試合で3得点3失点と失点も少ないけど得点も出来ていないからという部分もあるんでしょうけど、この試合に向けた練習でもブロックを落として守るところからのカウンターが上手くいっていなかった事もあっての事だと思います。
先週の木曜日だったかのweb版エルゴラに載ってた「選手が言い争いをしてた」のもこのカウンターの事がそもそものきっかけでした。

今のやり方ではこのカウンターが成立するかどうかが勝敗に直結します。
ここの形を作る事ができるかどうか、それは実際のカウンターの時の事だけでなく、カウンターをする為に前線からの守備機会を増やす事や、切り替えのスピードを落とさない為にもボールを持つ時間を増やす事なども含めた全体的な戦い方の事でもあるのですが、前線のスピードを活かす方法を今よりもより高い精度で効果的に行えるかどうかがシーズン終盤に向けてのポイントになって来るのでしょう。

ちなみに、web版エルゴラのその記事にもあった様に、ケガで別メニューの丸橋と南野、出場停止の酒本を除くほとんどの選手が紅白戦終了後にグランド内でしっかり話し合いをしていたのでいわゆる揉めている状態ではなかったですよ。

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