2013年9月27日金曜日

Jリーグ 第27節 vs ジュビロ磐田 プレビュー


2013年9月28日18時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
2週続けてのホームでの試合となる27節ジュビロ磐田戦。
前回、7/6の14節にアウェイで対戦した時は関塚監督就任初戦で、トップ下の松浦のプレーなどに苦しめられて2-2の引き分け。その試合では磐田もここから上向いて来るのではないかと思われたが、そこからも2勝5敗5分で現在17位、残留圏の15位甲府とは残り8試合で勝ち点差10と苦しい状況が続いている。

セレッソのメンバーは、引き分けに終わったがチャンスは作っていた前節柏戦の後半の形がベースになりそうで、柿谷と杉本を2トップにした4-4-2、両サイドは楠神と山口にして、左SBには同点ゴールのきっかけを作った丸橋が先発復帰となりそう。
また一部報道でもある様に、南野は今週から既に全体練習には復帰しているが前節の丸橋同様ベンチスタートとなり終盤の勝負どころで投入されるのではないかと思われる。

一方の磐田は、松浦がケガで離脱してから続けている前田と山崎が2トップを組む4-4-2で、前節ゴールを決めたペクソンドンが今週のトレーニングで右SHのスタメン組に入ってたとの情報があり、今節はペクソンドンが右SHに入ると思われる。そして左SHには、前節は左足ふくらはぎ痛でベンチ外となった山田が引き続き欠場となる可能性が高そうで、前節は右で先発した山本康祐が左サイドに回りそう。

磐田の直近2試合を見てみると、先ず前々節に勝利した柏戦は前節のプレビューでも少し触れましたが、この試合は磐田の4-4-2に対して柏が4-1-4-1。
柏の4-1-4-1は4-2-3-1対策なので中盤でミスマッチが生じ、それを活かした磐田が立ち上がりから柏を押し込む展開となりその勢いのまま2ゴール。その後柏が4-2-3-1に修正し1点を返されると危険な空気も流れましたが、カウンター気味に勝負を決める3点目を取った事でそのまま勝利となりました。

そして前節の鹿島戦は、柏戦同様4-4-2でスタートした磐田に対して、鹿島は4-2-3-1。
鹿島が立ち上がりから見せたワントップの大迫が引いてボールを受けるプレーを磐田は全く捕まえる事ができずに立ち上がりに失点。前半はそのまま0-1で終わりましたが、失点後の磐田は下がって守る事しかできなくなり完全に押し込まれていました。
後半からCBとボランチの間のスペースを埋めるべく藤田をCBの前に置いた4-1-4-1の形にしたものの、今度は鹿島がジュニーニョからダヴィという交代で2トップになった為に今度は両SHに藤田のまわりを使われだして再び混乱。
スコア上では2-3ながらもその2点はもはや勝負が決してからの得点で内容的には完敗でした。

この2試合を踏まえて明日の試合を考えると、ポイントになる所は柿谷と杉本の2トップにではないかと思われます。

マッチアップは4-4-2対4-4-2になると思われるのでそのままではミスマッチが起こる事はなく、セレッソが立ち上がりの柏の様な状態になる事は考えにくい。
そしてその柏戦でも柏が4-2-3-1に修正してから磐田が試合を決める3点目を取るまでの間はそうでしたし、鹿島戦でも押し込まれるきっかけになった様に、磐田のボランチとCBの関係が怪しく、中盤を支配されている状況を作られていました。

なのでやはりそこを狙いたい。セレッソの2トップのうちどちらか1人が、ボールを受けに下がったりして流動的に動く事でボランチを混乱させる事ができるかどうか。それができればゲームを支配できるのではないかと思われます。

この2試合で感じたのは、あの磐田でもやはりかなり追い込まれているんだなあということ。
能力的にはかなり高い選手が揃っているので、ハマればきっとかなり強いです。
しかしハマらなかった時は、落ち着いて対応できそうな事でも必要以上にナイーブになってしまい、自ら混乱を招いている様にも見受けられます。

セレッソも状況的にはもはや1試合1試合確実に勝ち点を重ねていくしかありませんが、今シーズンのJ1最少失点チームなのでガマンする事はできる。

両SBも南野も帰ってきたので1つでも上のポジションを掴む為にも、おそらく今節もかなりの観客数になるであろうホームでしっかりとした戦いを見せたい。

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