2013年12月2日月曜日

11/30 Jリーグ第33節 VS 鹿島アントラーズ @ 大阪長居スタジアム

セレッソ大阪11前半12鹿島アントラーズ
0後半1
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
セレッソ大阪鹿島アントラーズ
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK21曽ヶ端 準
茂庭 照幸3DF10DF24伊東 幸敏
丸橋 祐介14DF12DF3岩政 大樹
酒本 憲幸17DF00DF5青木 剛
山下 達也23DF00DF6中田 浩二
扇原 貴宏2MF01MF20柴崎 岳
山口 螢6MF10MF40小笠原 満男
南野 拓実13MF20MF25遠藤 康
シンプリシオ30MF00MF8ジュニーニョ
柿谷 曜一朗8FW41MF28土居 聖真
エジノ9FW52FW9大迫 勇也
武田 洋平1GKGK29川俣 慎一郎
新井場 徹7DFDF23植田 直通
楠神 順平10MF1DF17前野 貴徳
枝村 匠馬16MFMF27梅鉢 貴秀
横山 知伸18MF0MF10本山 雅志
黒木 聖仁25MF3MF13中村 充孝
杉本 健勇20FW03FW11ダヴィ
15シュート12
7GK9
7CK3
16直接FK17
3間接FK3
3オフサイド3
0PK0
セレッソ大阪鹿島アントラーズ
柿谷(38')得点大迫(25')
中村(85')
南野→楠神(79')
扇原→杉本(89')
交代ジュニーニョ→中村(15')
遠藤→ダヴィ(46'HT)
土居→本山(81')
丸橋(36')警告中田(35')
大迫(90'+4)
退場
今シーズン最後のホームゲームはシーズン最多となる36,361人を集めた長居での鹿島アントラーズ戦。
残り2試合で4位5位で共に首位マリノスとの勝ち点差は6。得失点差の関係で鹿島は優勝には厳しい状況だがACL圏内は十分狙える中での対戦となる。

セレッソのメンバーは、前節広島戦で再び負傷した藤本に代わり茂庭がCBに入る布陣。
右SHには2戦続けてエジノが入り杉本はベンチスタート。ベンチには黒木が入っている。

一方の鹿島は、前節は前線をダヴィと大迫でスタートしたが鳥栖に敗れた事もあって、この試合では1トップに大迫、トップ下に土居という布陣。
また山村が累積警告で出場停止の為に岩政が久しぶりのスタメンとなっている。

そして、シーズン最後のホームゲームという事は既に退任が発表されているレヴィクルピ監督にとっても最後のホームゲームでもある。

■マッチアップ
マッチアップ
4-2-3-1同士となるこの対戦。
鹿島とセレッソは同じフォーメーションというだけでなくちょっと似てる所もあって、お互いにゲームをコントロールしようとするボランチをどのように対応するかがポイントとなる。

■主導権争い
立ち上がりは主導権を握ろうと両チームとも攻撃に守備に積極的に前に出てくる。
積極的に前から捕まえに来る鹿島の守備
特に鹿島はこれまであまり最初からはやってこなかったボランチがボランチを捕まえる形をとってくる。
セレッソもボランチが相手のボランチを捕まえに行く
一方のセレッソも鹿島に試合をコントロールされる状況にはさせたくないと、負けずに前線から。ボランチがボランチを捕まえる形で鹿島に自由を与えない状況を作る。

■セレッソがペースを掴み始める
15分〜
しかし立ち上がりの10分頃にジュニーニョが負傷、治療をし一旦ピッチに戻るもののやっぱり無理だということで15分に中村充孝と交代となる。
CBを捨てる守備
この交代前あたりから鹿島はセレッソと対戦する時によくやるいわゆるいつもの形、2トップは先ずCBを捨ててボランチから、SHはそのままSBにつくので、セレッソのビルドアップの基点になるボランチやSBにボールが入った所で1トップとトップ下や両SHが寄せる形にしてくる。前から行くのは立ち上がり10分と決めてたのかもしれません。
柿谷が下りてくる
このいわば鹿島のいつもの形対してセレッソは柿谷がサイドに下りてきてボールに絡む事で、鹿島が狙っているSBやボランチの所で数的有利をつくりボールの奪いどころをぼかす。
このサイドでセレッソ特有の短いパス交換を見せて、その間に山口が裏のスペースに飛び出すプレーや逆サイドのSBをめがけた大きなサイドチェンジを行い鹿島を押し込み始めます。
鹿島のボランチは自由にさせない
また、鹿島がボランチに対する守備を2トップの選手にして守備のスタート地点を下げたのとは異なり、セレッソはトップ下のシンプリシオが小笠原、山口が柴崎を見る形にして後ろで待つのでは無くあくまで前から捕まえる形を続けて行きます。そしてそこでダメなら長い距離を走ることにはなりますが、戻ってブロックを作る形にしてくる。

こうして徐々にセレッソがペースをつかみ始めたのだけど、
25分の柿谷のボールロストから鹿島が得たCK。
セレッソはいつもの様にゾーンを作って、おそらく山口が岩政を見る感じだったんじゃないかと思うけど、そこで捕まえきる前に速いタイミングで遠藤がゾーンの外に蹴ってくる。
山口が捕まえる前のタイミングで寄せられてなかったので、茂庭が出て対応しようとするも間に合わず岩政に合わされてしまい、そのボールがまた大迫の足下へ。茂庭と山下がボールに合わせて出た分大迫のいた場所はぽっかりスペースがあいてフリーになっており、大迫はそのボールを落ち着いて押し込み0-1。鹿島が先制する。
アンラッキーといえばそうだし、鹿島らしいといえばそう、狙い通りの形でペースを握りはじめた所で失点してしまった。

ただこの失点で落ち込む事無くセレッソは自分達のやりたい事をしっかり続ける事ができたので、失点後もペースを握っているのは相変わらずセレッソ。
大迫が素晴らしいプレーで前線で基点になろうと奮闘しているものの、柴崎は山口の寄せに苦しみ、遠藤は丸橋への対応で攻撃にほとんど絡めないという状況になっていた。

そして38分、山口のまるで酒本の様なクロスボールをゴール正面で柿谷がトラップ、慌てて後ろから飛び込んでくる伊東をあざ笑うかのようにボールを浮かせてやり過ごし、さらにもう一度来れないタイミングでアウトサイドでのシュートという何だかもう訳のわからない、あまりにも美しいゴールが決まり1-1。セレッソが同点に追いつく。
それまでペナ角、ニアゾーンを攻略しようとエジノ、シンプリシオ、柿谷、山口、酒本と何度も人数をかけて狙っていたので、鹿島のDFラインが全体的にボールサイドに寄ってしまっており、一番危険なゴール前で柿谷がトラップできるだけのスペースを空けてしまっていた。

そしてその後もセレッソが鹿島を押し込む時間が多いながらもそのまま、1-1で前半終了となる。

■後半
ハーフタイム〜
後半開始から、鹿島は遠藤に代えてダヴィを投入。
土居を右サイドに回して、大迫が少し下がり気味になる縦関係の2トップになる。
セレッソにとって遠藤の左足は一発があるので警戒すべき所だったんですが、この日は丸橋の対応に追われ攻撃にはほとんど貢献できていなかったのでこの交代は仕方が無いところか。

交代で入ったダヴィには信じられないほどの身体能力があるのでスペースがある状態でボールを持たれると危険な場面を作られてしまう可能性があるんだけど、後半になってもセレッソペースは変わらない。
山口が前で潰し、扇原が後ろでカバーリングができているからセカンドボールを拾う事が出来ており、セレッソがボールを持って鹿島を押し込む展開が続いていた。

ただ、後半開始直後には扇原からの縦パスに抜けだした南野がシュートや、そのこぼれ球のエジノの空振り、柿谷が抜け出したりと何度も決定的な形をつくるもののセレッソは決めきれない。
そしてテンションが高く緊迫した試合になっていたので、両チームとも交代枠を使いにくくそのまま時間だけが過ぎていく
81分〜
両チーム共が動いたのは残り10分になってから。
79分セレッソは南野に代えて楠神を、81分に鹿島は土居に代えて本山を投入。
裏のスペースに飛び出したり、カウンターでボールを運んだりと南野も土居も立ち上がりからかなりのハイペースでプレーしていたので2人共足が止まりはじめていた。

そしてこの交代直後の82分に山下のインターセプトから柿谷が決定的なシュートを放つも枠外でまたもや決めきれない。
さらに交代で入った楠神が中央を切り裂くもはラストタッチが長くなり曽ヶ端にキャッチされと続いていると、その直後の85分。
酒本がダヴィを倒してしまったFKから、小笠原のキックは扇原が頭に当てるも大外から回ってきた中村充孝がフリーで押し込んで1-2。
劣勢だった鹿島が追加点を上げる。
これもセットプレーからなんですが、中村充孝以外の選手は小笠原が蹴った時点でオフサイドポジションにいるんですよね。なのに小笠原のキックをはね返そうとした扇原のヘディングはよりにもよって中村充孝の前に飛んで行ってしまいました。ただ、その時に一番外にいた山口と丸橋の2人には扇原がはね返そうとした所で足を止めるのではなくカバーに走って欲しかったです。おそらく中村充孝の手前にいた岩政はオフサイドポジションだったからだとは思いますが。
89分〜
89分に扇原に代えて杉本を投入し、前線の人数を増やして何とかゴールを狙うもそのまま試合終了。
セレッソが今シーズンのホーム最終戦でありクルピ監督のホーム最終戦に敗れる事となった。

■その他
この日首位マリノスが新潟に敗れたので、この試合に勝っていれば最終戦の浦和戦まで可能性を残す事ができていたのだけど、残念ながらこの試合に敗れた事で優勝は完全に無くなりました。
相手のボランチに自由にプレーをさせないこと、ポゼッションを高めること。
セレッソはやりたかった事をかなりの時間帯でできていたが、何度もあった決定機を決められずにセットプレー2つで敗れてしまいました。
本当に悔しい敗戦です。
サッカーには、勝負事には時としてこういう試合はあるわけで、仕方ない事なんですけどね。
ここまで何とか粘ってきただけに本当に残念です。
ただ、やっぱりこういう試合が起こる可能性はどうしてもあるので、ここで優勝の可能性が無くなってしまったのはこの試合に勝てなかったからでは無く、この試合までに引分けが多すぎた事、勝てる試合を引分けてしまった事、負けなくてもいい試合を何試合か落とした事なのでしょうけど、ショックの大きい結果となりました。
今シーズンは完全にヤラれた試合はほとんど無かったので…

全体のまとめとしてはシーズン終了後にしようと思いますが、
今年のチームは、昨年クルピが率いた半年を踏まえて、戦力を残したまま補強ポイントだったSBのバックアップ、2列目のアタッカー、FWを補強してスタートという久しぶりに継続して戦えたチームでした。シーズン途中で行方不明になったブランコやFWとして期待してたほどの活躍はできなかったエジノなど、すべて思い通りに行ったわけではありませんが、昨年半年間の流れを継続する事でここまでのチームを作る事が出来ました。
なのでここで、今年の戦力を残したまま、右SH、CB、FWを補強し、継続して戦う事ができればさらに完成度を上げて開幕から優勝候補の1つにあげられるほどの、優勝を十分狙えるチームを作れるんでしょうね。
まあそうは言ってもそれが出来ないんですが…

ただ、これも他力ではありますが、ACL出場圏の3位の可能性はまだ残っています。
しっかり切り替えて同じく今節の敗戦で優勝の可能性が消えた浦和にしっかり勝利して、この素晴らしいチームで何か目に見える結果を残したいです。

※追記
コメントで2失点目のシーンは扇原が意図的にクリアしてるので、たとえ誰の前にボールが転がったとしてもオフサイドでは無いのではないかとの指摘をいただきました。
そのご指摘通り、確かに指摘をいただいた通り誰の前に転がってもオフサイドではありません。

先日のオフサイドルールの解釈変更で
「相手競技者が意図的にプレーした(意図的なセーブは除く)ボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者が受けたとしても、その位置にいることによって利益を得たとは判断しない。 」
となりました。
なのであのシーンは例え岩政やオフサイドポジションにいた他の選手にボールが渡ったとしてもオフサイドにはなりません。
2失点目のFK
上が2失点目のFKのシーンですが、中村は一番外側にいる選手で、セレッソはペナルティエリアのライン上でゾーンの守備陣形をとっており、中央には多くのペナルティエリア内に進入してしまっている選手がいますが、外側の選手はまだペナルティエリア内に入っていないのでその様な記述をしましたが、解釈変更ではこの後扇原がヘディングで意図的にプレーしているので例え誰の前にボールが転がったとしてもオフサイドにはなりません。
ややこしいので本文は変えませんがここで訂正させていただきます。

この場面でも新解釈にあたらない中村がボールを蹴り込んだので、旧来のルールでもオフサイドではありませんでしたが、この時の状況だと誰がさわってもオフサイドでは無いとなると守り方はかなり難しくなりますね。

3 件のコメント :

  1. 扇原が意図的にクリアしているので、誰の前に落ちてもオフサイドにはならないんじゃないですか?

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    返信
    1. コメントありがとうございます。
      そうでした、オフサイドの解釈が変わったのを忘れてました。
      意図的にはね返したボールはキックの時にオフサイドポジションにいたとしてもオフサイドになりませんね。
      ありがとうございます。

      削除
  2. そうなんですよね。去年なら間違いなくオフサイドなんですよね。
    それでも、あれだけ楽しいサッカーを見ていてあれだけの大観衆の中で1人でも多くの人たちがセレッソのサッカーって面白い!!って思ってもらって来シーズンも1試合でも多くスタジアムに足を運んでもらえたら嬉しいんですけどね。
    只、何時間も前に長蛇の列に並ばなくてはならないのは嫌なんですが。(汗)(笑)

    ところで、僕は見る方専門でサッカーはしないんでよくわからないんですが、あそこで、ゾーンで守ってる選手たちが自分の判断でオフサイドを判断するのは不可能なくらい難しい事なんでは無いんですか?
    極論、マンツーマンしか守るすべがないのかと思いました。

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