2014年5月12日月曜日

5/10 Jリーグ第13節 VS ベガルタ仙台 @ キンチョウスタジアム

セレッソ大阪00前半01ベガルタ仙台
0後半1
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
セレッソ大阪ベガルタ仙台
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK21関 憲太郎
藤本 康太4DF00DF25菅井 直樹
丸橋 祐介14DF10DF3渡辺 広大
酒本 憲幸17DF00DF2鎌田 次郎
ゴイコ カチャル30DF00DF5石川 直樹
扇原 貴宏2MF00MF11太田 吉彰
長谷川 アーリアジャスール5MF00MF17富田 晋伍
山口 蛍6MF01MF27武井 択也
南野 拓実13MF02MF10梁 勇基
柿谷 曜一朗8FW11FW18ウイルソン
フォルラン10FW71FW19武藤 雄樹
武田 博行1GKGK1桜井 繁
染谷 悠太3DFDF23二見 宏志
新井場 徹7DFMF26藤村 慶太
安藤 淳16DFMF20八反田 康平
楠神 順平11MF00MF14佐々木 勇人
ミッチ ニコルス18MF00FW15鈴木 規郎
永井 龍9FW01FW24赤嶺 真吾
9シュート6
9GK15
5CK1
13直接FK7
6間接FK7
6オフサイド7
0PK0
セレッソ大阪ベガルタ仙台
得点梁 勇基(83')
南野→楠神(62')
長谷川→ミッチ ニコルス(72')
柿谷→永井(85')
交代太田→赤嶺(59')
武藤→佐々木(81')
ウイルソン→鈴木(90'+2)
フォルラン(30')
ゴイコ カチャル(69')
警告鎌田(31')
退場
試合開始前の時点で9位という状態で迎える今シーズン2試合目のキンチョウスタジアムでの試合は17位のベガルタ仙台戦。
セレッソは5/3の11節アウェイ名古屋戦で6試合ぶりの勝利を収めたものの5/6のACL広州戦で大敗、一方の仙台は5/3の徳島戦で4試合ぶりの勝利を収めさらに5/6にあった12節神戸戦でも劇的な逆転勝利で今シーズン初の連勝を収めている。

セレッソは広州戦の大敗を受けて再び4バックの4-4-2にシステム変更。名古屋戦で退場になった山下の代わりにはカチャルが入り山口と扇原のボランチ、2列目には右に長谷川・左に南野という布陣になっている。

一方の仙台は監督交代以来継続しての4-4-2。右SBに菅井が復帰し、累積警告で出場停止の角田の代わりにボランチに入るのは武井、前節はケガの影響で後半からの出場となった赤嶺は今節もベンチスタートで2トップはウィルソンと武藤という布陣になっている。

■主導権を握るセレッソ
4-4-2対決となったこの試合。どちらも4-4-2で守備をセットする。
仙台の守備陣形
仙台はいつもの様に4-4-2の守備ブロックを高い位置でセットする。
ただ中3日での試合で、この日は日差しも強かったので仙台の2トップが激しく前から追っかける事は出来そうにもないコンディションだったので、セレッソはCBとボランチで比較的ボールを持てていた。
セレッソの攻撃の狙い
ということでセレッソが狙ったのはDFラインの裏。コメントで複数の選手が言っているようにゲームプランとして高い位置でセットする仙台守備ブロックの裏を狙うという事は予め決まっていたんでしょう。
実際それで2,3度オフサイド無く裏に飛び出せていたシーンもありました.
そして前半はセレッソが仙台を押し込む時間帯長くあり、フォルランのボレーやFK、柿谷のループがわずかに防がれるシーンなど前半はセレッソが優勢に試合を進める事ができていました。

ただ、その後もセレッソは裏へのパスをベースに試合を進めていくんですが、その攻撃に慣れてきた仙台から裏へのパス一発では時間の経過と共にチャンスの数は減っていきます。
簡単に言えば仙台を攻略する工夫が足りなかったという試合。もしかすると工夫が足りなかったというよりも相手を見れてなかったのかも知れません。

■仙台の状況
仙台の攻撃
仙台の守備の形は先ほど書いたので次に仙台の攻撃の形。
ここ最近の仙台は4-4-2に戻して戦っています。
この日の仙台の4-4-2。攻撃の時は右上がりの形になっていて、右SBの菅井は積極的にオーバーラップしてきますが、左SBの石川は前でしっかりボールが収まると機を見て上がってくる事はありましたが基本的にはあまり上がってこずに、もし途中でボールを奪われカウンターを狙われる事になっても最終ラインに残り後3枚で相手のカウンターに備えるという形になっています。
右SHの太田は菅井と共にサイドに開いたポジションを取りますが、左SHの梁はその後で石川が残ってポジショニングしてくれる安心感もあってかどんこん中央に入っていきます。
ちなみに仙台のスタメン2トップだったウィルソンと武藤の2人はどちらも高さで勝負するタイプじゃないって事で、サイドのスペースに出たりしてボールをキープするシーンはあったものの。ハイボールには全く競らないのでセレッソがほぼ100%に近い確率で跳ね返していました。
前半の仙台の攻撃に対して終盤にセレッソは1度決定的な形を作られてしまいましたが、基本的にはそんなに危ない場面を作られる事は少なかったです。ただ両サイド共にCBとSBの間を狙われた時に怪しさはあって、例えばCBと対面してるFWが単純にサイドに流れた時にはしっかり対応できていましたが、梁勇基が真ん中で絡んだりサイドに人数をかけられてしまうとぽっかりスペースを空けてしまう場面も見られました。

■仙台にあった付け込む隙
先に書きましたが、前半はセレッソが仙台を押し込む時間帯も多くありました。
菅井の裏のスペース
その時に使えていたのは菅井が上がった後のスペース。
実際にフォルランの反転ボレーもここからの攻撃だったように、菅井の上がった裏のスペース、つまり左サイドから攻めこむ形を何度か使っていました。

バイタルエリアにスペースができる
そしてここから攻めて相手の最終ラインを押し込んでしまうと、仙台の右サイド、菅井・太田・富田のところで菅井と太田が引っ張られたり、富田が喰いついてしまったり、逆に最終ラインに吸収されてしまったりなど怪しさがあって、バイタルエリアにスペースを空けてしまう事が何度か見られていました。
ここの怪しさは試合を通じてあって、これは押し込んだ場面ではありませんでしたが後半の早めの時間帯にあったDFラインとMFの間でボールを受けたフォルランが反転してミドルシュートを打った場面でもサイドチェンジでスライドしている途中とは言え、ぽっかりこの間にスペースを作ってしまっていました。
頑に裏を狙う
ただそこを使おうとしていたのは数えるほどで、相手を押し込んでボランチのところでボールを持てたとしても狭くなってしまってる相手の裏を狙うプレーを繰り返してしまっていました。
試合後のインタビューで鎌田が「裏を一発で狙ってくるのが多いとスカウティングで確認があった」と話しているように、この裏は仙台も警戒していたんですね。
それでも前半に何度かチャンスが作れていたので繰り返してしまう事になったのでしょうけど。

■試合展開
72分〜
仙台は59分に太田に代えて赤嶺を投入し武藤を右サイドに回して、どちらもスペースに流れた時しかポイントが作れていなかった2トップから、身体を張れる赤嶺とスペースに流れるウィルソンというコンビに代えて前半よりもボールを運べるように改善。
セレッソは62分に南野から楠神、72分に長谷川からミッチニコルスにと2人の交代をしますが、選手の入れ替わりだけで特段の指示は無い様子。
81分〜
仙台は81分に武藤に代えて佐々木をそのままの右サイドに投入。

そしてその直後の83分。
佐々木のドリブルから赤嶺、梁勇基と繋いで仙台が先制ゴールを決めました。
仙台の先制点
このシーンは前半から怪しさがあったCBとSBの間を突かれた形だったのと同時に、佐々木が丸橋のところでドリブルしてセレッソの守備ラインを押し下げ、それでできたバイタルエリアにできたスペースに降りてきた赤嶺にパス。それを中央に入ってきていた梁勇基が後ろから飛び出したところにスルーパスを出して抜けだされるという、セレッソが狙えそうだった場所を狙えそうだった形で使われるという皮肉な形でもありました。

その後セレッソは柿谷に代えて永井、仙台はウィルソンに代えて鈴木を投入しそのまま試合終了。セレッソが中断前のホーム最終戦を0-1で敗れる事となってしまいました。

■その他
かなり残念な試合だったのであえてあっさり目に書きました。
山口が試合終了後に「裏を狙ってばかりで、裏に蹴って相手のボールになる、の繰り返しでしんどい試合でした。」と語っている様に攻撃は単調で同じ事を繰り返してしまった90分、それでも相手がしっかり対応していたならまだしも実際は他につけいる隙もあったのにそこをほとんど使えないまま終わってしまった90分でした。
選手もそうですがベンチも含めて広州戦の結果もあって、もしかしたらチーム全体に余裕がなかったのかもしれません。

これは失点した後のプレーでしたが、ミッチニコルスがサイドから中央にドリブルで入ってフォルランにスルーパスを出した場面(パスがずれてGKの関が飛び出して対応、ペナルティエリア内でフォルランは倒れましたががゴールキックの判定になった場面)。
このシーンは、おそらくここまでの中ではミッチニコルスのプレースタイルに最もフィットしていた形だったと思います。しかもそれは仙台から時々みえる隙をつける方法でもあったのですが、実際にその様なプレーを見せたのはこの1回だけ。サイドにはってるだけの時間の方がずっと長かっですし。

仙台の守備はそれほどバランスよく守れていたわけではありませんでしたので、バイタルの怪しさをもっと積極的に使いながらさらに裏もという形にできたんじゃないかという残念さ拭えないんですよね。
自分達の都合だけじゃなくって相手の状況もあってこそのサッカーなんだと思いますし。

あと、この日の4バックは広州戦を見据えての形だったんじゃないかなあと思っています。
まあ負けちゃったのでどうするかわかんないですけど。。

2 件のコメント :

  1. 選手と共に過密日程の更新ご苦労様です。
    やっぱりボランチの前に一人ボールをさばける人が必要ですかね。
    僕は、今回の仙台戦を見ていないのでわからないのですが、アキさんの分析を見ているとそんなような気がして.....。
    まあ、今までの試合を見ていても中央を切り裂くような縦パスがなかったですから、戦術といってしまえばそう言う事なんでしょうけど。
    フォルランをトップ下にしてパサーとして使えないのかなぁ。運動量も守備もそこそこで良いから。
    奇しくもアキさんがシーズン前におっしゃってた2トップをどう使うか、それが悪い形で出てきているとしか思えないんですよね。

    今晩の試合はフォルランもいないことですし4-2-3-1を試してほしいもんです。

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  2. 同じ試合をスタジアムで観てました。
    目が肥えていないし表現力もないので、Akiさんのようには分析できません。
    Akiさんのようにサッカーを観てみたいです。

    返信削除

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