2014年5月16日金曜日

Jリーグ 第14節 vs 浦和レッズ プレビュー


2014年5月17日14時00分:埼玉スタジアム2002

ワールドカップ中断前の最後のリーグ戦となるアウェイでの浦和レッズ戦。
浦和からは西川、セレッソからは柿谷と山口が日本代表のメンバー入りが決まり、おそらくウルグアイ代表にも選出されるであろうフォルランの4人の壮行試合となるこの試合は前売り段階で全席売り切れ。あの巨大な埼玉スタジアムが満席の状態で行われる一戦となります。
予想スタメン
■今シーズンの浦和レッズ
浦和の基本構造は今シーズンも同じくペトロビッチ式の3-4-2-1。なので攻撃の時は4-1-5。守備の時は5-4-1。戦い方のベースは昨シーズンと変わっていませんので割愛しますが、戦力としては今シーズンに西川・李・青木等が加入し、現在2位で好調を維持しています。
今シーズンの2位の要因は間違いなく現在4試合連続無失点中の守備。
昨シーズン降格した磐田と並んでリーグ12位タイだった失点数が今シーズンは現在の所リーグ首位の13試合/9失点となっている。
この失点減は、もちろん日本代表でこのミシャシステムになじみ深いGK西川の加入の影響もありますが、その分昨シーズンまではシャドーでプレーする時間が長かった柏木が今シーズンはボランチでプレーする機会が多くなっているので、それよりもシャドーの守備意識が昨シーズンよりも格段に高くなった事が大きいのではないかと思われます。
特に原口の守備意識の向上は目覚ましく、それによって連動してボールをとりにいく場面もありますし、全体が撤退する時間も作れる様になっています。
もちろん原口が守備に奮闘すると昨シーズンまでの様に攻めのこってカウンターを仕掛けるというシーンは減りますのでチームの得点数自体は減っていますが、守備力との収支はプラスになっています。

■プレビュー
浦和は槙野のコンディションが良く無いとの事で、左CBには永田も試されている様です。
また前節のダービーでは久しぶりに柏木をシャドーに入れてボランチに青木を使ってきたので、今節も継続して柏木をシャドー、ボランチに青木/鈴木の可能性もありますがおそらく柏木はボランチに入るのではないかと思われます。
それに対するセレッソは3-4-2-1で合わせたミラーゲームで挑む事が予想されます。
広州戦では大幅にメンバーを入れ替えたので、今節ではフォルラン・柿谷・山口の代表3人はまずスタメン復帰してくるでしょうが、広州で良いプレーを見せていた永井・安藤・ミッチあたりにどれだけのチャンスがあるのかという所も注目したい所です。
戦い方としては2種類の可能性があります。
1つはゲームを殺してしまう方法。そしてもう1つはサイドでハメに行く方法です。
マッチアップを合わせている事で昨シーズンのナビスコ1stレグの様なミスマッチで崩される事は無いでしょう。

ペトロヴィッチとポポヴィッチは元日本代表/元千葉監督のオシムの下で共に学び、ペトロヴィッチが広島の監督に就任する時にコーチとして共に来日しています。が、広島時代にあっさりとした解任リリースでポポヴィッチが帰国、ご存知の方も多いとは思いますがその後は犬猿の仲と言っても良いぐらいです。
なのでこの試合はポポヴィッチにとって特別な試合、何よりも絶対に勝ちたい試合でしょうから。

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