2014年9月12日金曜日

9/10 天皇杯4回戦 VS ジュビロ磐田 @ ヤンマースタジアム長居

セレッソ大阪21前半00ジュビロ磐田
1後半0
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
セレッソ大阪ジュビロ磐田
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK1八田 直樹
丸橋 祐介14DF00DF2菅沼 駿哉
酒本 憲幸17DF30DF33藤田 義明
小谷 祐喜19DF00DF19伊野波 雅彦
山下 達也23DF00MF5駒野 友一
扇原 貴宏2MF10MF3岡田 隆
楠神 順平11MF03MF4小林 祐希
南野 拓実13MF21MF13宮崎 智彦
キム ソンジュン25MF01FW28チンガ
永井 龍9FW31FW7ポポ
杉本 健勇20FW30FW9山崎 亮平
武田 博行1GKGK39藤ヶ谷 陽介
新井場 徹7DFDF25櫻内 渚
吉野 峻光15MF1DF27木下 高彰
平野 甲斐18MF0MF11松浦 拓弥
岡田 武瑠24MF1MF22松井 大輔
秋山 大地26MF10MF32フェルジナンド
フォルラン10FW0FW14阿部 吉朗
14シュート7
5GK10
5CK4
17直接FK19
3間接FK0
3オフサイド0
0PK0
セレッソ大阪ジュビロ磐田
南野(30')
永井(64')
得点
キム ソンジュン→秋山(HT46')
楠神→吉野(73')
酒本→平野(78')
交代菅沼→阿部(66')
チンガ→松井(80')
岡田→フェルジナンド(81')
丸橋(48')
山下(60')
警告菅沼(41')
伊野波(51')
小林(76')
山崎(90'+6)
退場

ペッツアイオリ監督解任後の初戦となる天皇杯4回戦はジュビロ磐田戦。
磐田は昨シーズンJ2に降格し1年での復帰を目指して松井大輔などを補強したものの、現在は自動昇格圏外の3位、さらにここ5試合で勝利したのはリーグ戦の富山と天皇杯の奈良クラブだけという厳しい状況に陥っている。

セレッソのメンバーは、ナビスコカップから中2日という過密日程と山口・藤本・安藤がケガで染谷が体調不良、フォルランは前日から練習に合流しているものの今度はカカウが股関節痛でアウト、さらにナビスコカップでは活躍をみせた長谷川も虫垂炎(試合当日は腹痛との事でした)とさらに離脱者が増える中、代表に合流していたキムジンヒョンと扇原が即スターティングメンバー入りをしています。

一方の磐田は、中3日とはいえこの試合を含めてアウェイ3連戦という事もあり前田はベンチ外、松井はベンチスタートとなり、前節激しい雨の中戦った岡山戦のメンバーから7人も入れ替えています。

■この日の磐田について
監督が代わったセレッソについて書く前にまず久々に戦う磐田について。
3-4-3の形をとって来た磐田。シーズン開幕当初は4-2-3-1を使っていたと思いますが、途中で4-1-4-1にしたりまた4-2-3-1に戻したりいていた中で、最初は相手の3-4-2-1に合わせる為に3バックを採用したと思っていたんですが、少し前の栃木戦でも4-4-2の相手に対して3バックを使っていたので今はこの形がベースになっているのかもしれません。
磐田の試合はそんなに数多くみている訳ではありませんが、昨シーズンから気になっているのは中盤の守備力の低さ。中盤を簡単にぬけられて相手の攻撃に最終ラインがさらされてるシーンが比較的多い印象がありますので、もしかしたらその対策としてCBの人数を増やすという選択をしているのかもしれません。
また過密日程で前田をメンバー外とし、この日前線に並べたのはポポ・チンガ・山崎といういずれもスピードがある3人なので人数をかけて守って前の3人のスピードで対抗しようという狙いだったのでしょうか。
なので、3バックとはいえこれまでリーグ戦で戦った川崎や柏、広島や浦和の様に3バックでミスマッチをつくってという攻撃の狙いを感じる場面はほとんどありませんでした。
この試合でもボールを持った時に時々左サイドで宮崎と伊野波がポジションチェンジをしている事がありましたが、それによって何かを起こしているという事も特になく、よくわかりませんでした。
また、守備の時にボールサイドのWBが前に出て最終ラインをスライドさせ、逆サイドのシャドーを戻す4-4-2の様な形になる事もありましたが、全くそんな動きをしない事もありましたのでどこまで狙っていた形なのかがよくわかりませんでした。
よくわからないという事は、それによって特に効果がないって事ですね。

■セレッソの守備について
セレッソの布陣は4-4-2。ナビスコ川崎戦の1stレグ終了後にスポーツ新聞が「ほぼやってない」とかき立てた4-4-2です(笑)。
前任者のペッツアイオリは、就任当初攻撃時にポジショニングのメリットを活かす為にボールを持った時は4-3-3からボトムチェンジという形にして守備の時は4-4-2または4-1-4-1にしていましたが、どうしてもそのポジショニングのメリットについてチームが対応できなかったので途中から攻撃も守備も同じ形で対応できるようにしていたのを受けて、大熊新監督も攻撃と守備を同じ形で対応できるようにしてきました。
4-4-2の守備
という事で4-4-2での守備について。
最終ラインに前線の2トップがプレッシングをかける形と、4-4-2でブロックを作る形を併用。その2つをボールを失った位置とその後の展開によって使い分けます。
使い分けるルールの代表的なものとしては、ボールを失った状況毎に分かれていて、
最前線でボールを失った時は、サイドチェンジまたはGKへバックパスをされるまではプレッシング。サイドチェンジまたはGKへバックパスをされた時は戻って4-4-2のブロック。
中盤でボールを失った時は、サイドチェンジで外されるまでまたは相手の動きによって最終ラインが下げられて(奥行きを作られて)陣形が間延びしそうになるまではプレッシング。サイドチェンジまたは間延びしそうになれば4-4-2のブロック。
自陣でボールを失った時は戻って4-4-2のブロック。
(ちなみに最終ラインでボールを失った時はブロックもしくはラインブレイクして個人対応)
という形。
中2日での試合で実質準備期間1日という中で0からこれを仕込む事は普通に考えてもムリだという事からわかるかと思いますが、基本的にはペッツアイオリがやってた方法と基本的には大きな変化はありません。
これまでと大きく違っていたたのはどちらかといえば相手の方で、磐田は3バックにも関わらず川崎がやっていた様な後ろ3枚で2トップを剥がす様な形はほとんど無く、またミスマッチで4-4のバランスを惑わせる様な動きもほとんどありませんでした。
ただ、細かい部分としては先程の3つの判断、特に目立っていたのは「中盤でボールを失い相手に奥行きを作られそうになった場面でのリトリート」の判断が速くなった様に見えたので、大熊監督としてはそのタイミングやポイントについてハッキリさせたのかもしれません。
しかしその3つの中で前線でボールを失った時のリトリートについては速くなったシーンもみられましたが、そうでも無い事も多々あり安定していませんでした。
そして最近の試合でも時々見られた、特に両SHが前で捕まえたいのとブロックを作るという事が中途半端になってしまうのか、突然相手のポジションに引っぱられておかしなポジショニングをとってしまったりする事もまだありました。
そうはいっても中1日という短い時間での試合でしたので、多くのことを仕込むのは無理でしょうからしょうがないですね。

■攻撃について
攻撃の動き
高い位置でのプレッシングが成功すればもちろんそのままショートカウンターに持っていくのですが、後ろでボールを持つ形もある。
大熊監督もユースでよく使ってる形でもあり、前任者のペッツアイオリもつかっていたCBが開いて扇原がそのCBの間に下りて両SBを前に出すという形。磐田は3トップだったので毎回下がると言う訳ではありませんでしたが、後ろでボールを持つ形はありました。
また、磐田は前線の両サイドに時々1対1で引っ掛けてしまう事はありましたが、守備でほとんど組織として機能する形はとれていないし、さらに前に書いた様にサイドの守り方が4-4-2になったりする事もあるんですが、全くそんな事も無い時もあるって状態で定まっておらず、ボランチを喰いつかせSHが中に入ると最終ラインには人がいるもののバイタルエリアではフリーになれるという状況でした。
前半30分の先制ゴールもまさにそんな感じで、楠神がボールを受けてターンすると自陣からスルスルとドリブルでボールを運ぶ事ができ、その結果南野がバイタルエリアで前を向いてボールを持つ事が出来る様になっていました。

ただ、とにかくこの試合はミスが多かった。
小谷の技術的なミスやコンディションから来るのか扇原のプレーだけでなく、例えば永井のターンの方向や杉本のポジショニング等までの色々な部分でミスが続出し、スピードのある磐田の前線の選手にあわやという場面も作られていました。

■試合展開
セレッソは前半に先ほど書いた楠神のドリブルからバイタルエリアで楽にボールを受けられた南野のシュートで先制。
ハーフタイム〜
しかし前半35分頃にキムソンジュンがチンガに踏まれてしまいハーフタイムで秋山に交代。
秋山はこの試合がトップチームでのデビュー戦となります。
本人は「最初真っ白になった」と言ってましたが、ファーストプレーから駒野にガツンと当たりに行く”らしい”プレーを見せていたのできっとそんな事はなかったんじゃないでしょうか。もしかしたらそれでファールを取られたので逆にちょっと真っ白になったのかもしれませんが(笑)。

磐田は後半の立ち上がりには前から来ますがチームとして連動していないので単発で終わる。
そして再びセレッソがチャンスを作りだす様になりますが、なかなか決められないという時間が続きます。
このままだとまた焦ってしまってバランスが崩れてしまうんじゃないかと心配してしまいましたが、64分スローインからの展開で左サイドで相手を押し込んでしまうと、戻したボールでフリーの小谷が酒本とのワンツーでインナーラップ。
その小谷のクロスを永井が反転して押し込んで追加点を決めます。
前線にFW1枚だけの状態だったんで思い切って動けたんでしょうけど、小谷のインナーラップは素晴らしかった。しかし磐田の守備はちょっと残念な感じになっていました。
永井の2010年天皇杯富山新庄戦以来となるゴールでチームはかなり楽になったんじゃないでしょうか。
66分〜
この失点を受けて磐田は菅沼を下げて阿部を投入。4-4-2になります。
しかし磐田は「ただ人数が変わっただけ」という感じなので特になにも無い。
最終メンバー
この後セレッソは73分に楠神に代えて吉野、78分に酒本に代えて平野を投入。
磐田は80分にチンガから松井、81分に岡田からフェルジナンドを投入し松井のビッグチャンスはあるものの結局はそのまま試合終了。
セレッソの勝利となりました。

■その他
久々にホームで気持ちよく勝利する事ができました。
準備期間が実質1日なので当然といえば当然なのですが、この試合はこれまでの試合に比べてそれほど新しい事ができたわけでもなく、むしろミスがかなり多かったのでどちらかといえば内容的には良くなかったのですが、監督が代わった初戦で勝つという事が大切だったのでこの勝利は大きいと思います。
どこまで狙っての事だったのかはわかりませんが、もう少し早いタイミングで監督交代を考えていたとしてもここから3試合はリーグ戦の順位には関係ない試合だったので、川崎と当たるナビスコ2試合は引っぱって磐田相手の天皇杯から新監督というのはチームの雰囲気を変える為にはいいタイミングだったのかもしれません。
ただ、もちろん大熊監督も十分わかっておられるでしょうが、この内容のままでは柏にももちろんダービーにもかなり厳しいと思いますので時間はありませんが少しずつでも上積みしていきたい所です。メンタル的にはこの2試合でかなり上向いたでしょうし、守備の形なんかを見てもポポヴィッチの最終戦に比べると内容は良くなっていますからね。

そしてこの試合がデビュー戦となった秋山。
持ち味が出せた良いデビュー戦だったと思います。
そして長谷川が虫垂炎という事で負傷交代したキムソンジュンの状態次第では次節にいきなり先発の可能性もありますが、壁にぶつかるまでは臆せずにやって欲しい所です。
ただ、ホントはもう少し楽な状態で使いたかったんですけどね。

しかし磐田は過密日程でメンバーを大きく変えてきたとはいえ、想像以上に大変な状態でした。

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