2014年10月22日水曜日

Jリーグ 第29節 vs 徳島ヴォルティス プレビュー

2014年10月22日19時00分:キンチョウスタジアム

前節に鳥栖に敗れた事で15位甲府との勝ち点差が3に広がってしまったセレッソ。
今節はホームキンチョウスタジアムで最下位徳島ヴォルティスとの対戦となります。
予想スタメン

■前回の対戦
前回の対戦は今シーズン開幕直後の第2節。徳島のJ1初のホームゲームとなった試合で、個人で徳島新聞に広告を出したり等柿谷曜一朗の徳島凱旋試合として注目を集めた試合でした。
試合内容は4-4-2対4-4-2での対戦となり、ビルドアップで下がってくる左サイドに入った南野とそれを追い越す左SBの丸橋という縦のポジションチェンジで大崎とセレッソからレンタル移籍中の小暮からなる徳島の右サイドを崩し、オウンゴールとセットプレーで2得点。
セレッソはチームとしてそれほど機能していた訳ではありませんでしたが、シーズン開幕当初の徳島は攻撃云々の前にまず守れないという状態でしたので徳島は反撃のチャンスもなくそのまま試合終了となり、セレッソが今シーズン初勝利を上げた試合でした。

■最近の徳島
開幕当初は4-4-2でしたが今でも登録ポジションは4バックの形ながらも実際は大崎とアレックスがサイドに入る5バック気味の布陣となっている徳島。
前回の対戦でもそうだったように開幕当初はブロックを落として守備に人数をかけているのにまず守れないという厳しい状態でしたが、中盤以降はようやく守れるようになってきて夏のマーケットで昨シーズン神戸で大活躍したエステバンや清水から村松、そして2010年にはセレッソでもプレーしたアドリアーノを獲得。中断あけから試合の中でカウンターの形も作れるようになりそのカウンターの形から高崎が決めるというパターンも出来、7月8月で現在の勝ち点13の半分以上になる勝ち点8をとりましたが、1トップと2シャドーが走るカウンターの形ができるようになったというだけで厳しい状況は変わらずその形も知られてくると9月以降の6試合で勝ち点が取れたのは前節の神戸戦の引き分けで得た勝ち点1だけという状況です。
前節の引き分けは幅を全く使わない神戸の拙攻からカウンターのチャンスを何度か作るという展開でしたがそれでも2失点しており、また徳島の2得点はどちらもある意味ラッキーなゴールでした。
またこの試合で徳島は引き分け以下でJ2降格が決定します。

■プレビュー
セレッソはU-19から戻ってきた南野が先発復帰となりますが、その他のメンバーは前節と同じ、カカウがベンチスタート、フォルランが左内転筋痛で再びベンチ外となりそうです。
一方の徳島は前節はレンタル移籍特約でメンバー外だったエステバンが復帰しますが、腰痛での離脱から前節ようやくベンチに戻ってきたアドリアーノは引き続きベンチスタートになりそうです。
今シーズンの徳島が勝ち点をとるパターンは、攻めあぐねる相手がリスクをかけてきた所をカウンターでというものだけです。
鳥栖戦のレビューでも書きましたがセレッソは基本的に鳥栖戦と同じ様な戦い方をする事になるでしょうから、前線からのプレッシングでWBとシャドーを押し込み1トップを孤立させてしまえば問題無いでしょう。
今のセレッソにとってこの試合では勝ち点3がマストです。

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