2014年11月28日金曜日

Jリーグ 第33節 vs 鹿島アントラーズ プレビュー

2014年11月29日14時00分:ヤンマースタジアム長居

リーグ戦も残り2試合となりいよいよホーム最終戦。17位と後が無くなった状態で鹿島アントラーズを迎える事となりました。
最終戦を残し今節で降格が決定してしまう条件は
・セレッソが鹿島に敗れた場合
・同時刻にキックオフの柏対清水で清水が勝利、かつ、17時キックオフの仙台対徳島で徳島が勝利した場合
・セレッソが鹿島に引き分け、清水が柏に引き分けまたは勝利、かつ、仙台が徳島に引き分けまたは勝利の場合
です。
予想スタメン
■前回の対戦
前回の対戦は3/23の4節。鹿島は開幕から9得点0失点でリーグ戦3連勝、しかしほとんどメンバーを代えなかったナビスコカップでFC東京に3失点した直後の試合、一方のセレッソにとってはACLで浦項と引き分け・開幕戦は広島に苦杯、2節の徳島に勝利したものの次のACLでヴァグネルラヴの圧倒的なパワーの前にホームで山東に惨敗と乗り切れないスタートでしたが続く3節に清水・ACLブリーラムの2試合を4得点で快勝し調子が上向いて来た中で迎えた一戦で、結果は長谷川とフォルランのゴールで快勝。振り返ってみれば今シーズン最も良い状態での試合でした。
試合内容は、ダヴィの身体能力を活かした突破を10日前にヴァグネルラヴを体験していた山下とカチャルが完全にストップ。鹿島は当時千葉からレンタルしていたジャイールや本山・カイオを投入し人数をかけて攻めてくるも、4-2-3-1で前線で張るフォルランとボランチの後ろでボールを受ける柿谷という位置関係も機能し、カウンターを上手く使いながら勝利という理想的な展開で、以前は相性が良かったのにいつのまにか全く勝てなくなった鹿島に対して、リーグ戦としては2010年以来となる勝利でした。

■最近の鹿島
最近の鹿島はここ4試合負け無しで、2連勝中。そして現在首位と勝ち点差4の3位。勝ち点差4はセレッソの残留圏までの差と同じですので、鹿島は今節敗れたら、そして浦和が勝利すると結果に関わらず優勝争いからの脱落が決定となります。
この2連勝中の試合を振り返ると、前節の川崎戦は序盤はピッチコンディションに苦しんだものの前半終了間際に遠藤が素晴らしいループシュートを決めて先制。その後はいわゆる鹿島らしい盤石の試合運びを見せました。
鹿島は元々4-2-2-2がベースになっているので、セレッソが中々上手くいかずに苦しんでいる2列目の両サイドとSBの関係が良く、遠藤やカイオは外に張っているだけでなく中に入って受けてSBを上げたりとスムーズにボールを運ぶ事ができ、立ち上がりは4-1-4-1のアンカーまわりをどんどん使い、たまりかねた川崎がスグに4-4-2にシステムチェンジをする展開に。
また守備では、赤崎と土居の2トップは前だけでなく後ろの意識も高く、大島を自由にプレーさせませんでした。
ただ、その前の新潟戦では後半に投入したカイオや中村充孝の個人技をきっかけに逆転勝利しましたが、前半は新潟のプレスにあきらかに苦しんでおり、かなり押し込まれる時間帯もありました。

■プレビュー
週中の報道では南野とカカウの2トップとの情報もありましたが、おそらくセレッソは前節と全く同じメンバーになるのいではないでしょうか。
仙台戦で先発した11人が大熊監督が考える現時点でのベストメンバーなんだと思われます。
なのでやる事は前節と同じです。
新潟が鹿島を苦しめた様に前線から追って行く。SHの杉本と楠神、SBの酒本と丸橋は鹿島のSHとSBをしっかり捕まえる。それをどれだけ徹底する事ができるかです。
鹿島はボールを持つ事もできますが、ボールが絶対に必要な訳ではなくボールが無くてもサッカーができるチームです。
なのでもしボールを持たされる事になれば、ボランチから直接トップに当ててというのは中々難しいでしょうからその時に、こちらもSHとSBがいかによい関係を見せれるか。
攻守においてSHとSBがどれだけできるかにかかっているといっても良いでしょう。
昨シーズンは同じ33節に同じ長居で同じ鹿島に敗れた事で優勝争いから脱落しました。
今年は絶対に負ける訳にはいきません。

6 件のコメント :

  1. まいどー。 
    目の前で降格確定を見てしまいました。トホホホ。

    ●今日はサイドからの攻撃がことごとく奪われ、
     なんだかカウンターをよくくらった感じでした。
     で、危ないとおもったら無理せず後ろに戻すようになったようだけども、結局攻めあぐね。
     そうこうしていると3失点。

      ※3点とられてからはゴール前までいけるようになりましたが、
        かなりがむしゃら状態に見えました。
     
     1点かえしますが、さらに失点し 
     1-4でゲームオーバー。


    ●交代の謎。
     楠神⇒カカウ 交代
     南野⇒ソンジュン 交代

    正直、もーなにがなんだか。 わけわかりません。


    主さんの解説をば・・・。

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    1. 忘れがちですが、立ち上がりは非常に良かったです。しっかりあがって来た扇原が最後打てなかった場面などは決定的でした。あのあたりでカカウがスタメンだったなら決めてくれてそうなのがいくつかあったというのは結果論ですが、とにかく前半は期待できる内容がそこにありました。
      楠神→カカウというのは非常に驚き、すぐに落胆しました。最初から南野→カカウでよかった場面ですが、南野に賭けてしまったんだろうと思います。大熊監督は岡野社長とは別の意味でギャンブルに弱い。

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    2. お2人ともコメントありがとうございます。
      レビューについてはちゃんとやりますのでそちらに書きますね。

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  2. 冒頭の「かつ、17時キックオフの仙台対徳島で徳島が勝利した場合」は誤りで、「仙台が勝利した場合」だと思いました。
    先発予想はさすがでした。
    いかにもアホの監督のことをよく分かってらっしゃる。
    動かざること山の如しは一つの兵法ですが山の大きさを見ずしてその取るのは過ち。

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    1. コメントありがとうございます。
      冒頭の結果については、試合前の時点で仙台とは勝ち点差4だったんで、セレッソと仙台が共に引き分けても勝ち点差4のまま最終節だからだめだったと思います。
      まあ今となってはアレですけど(笑)。
      先発予想は早い段階からかなり自信がありました(笑)。

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  3. やはりバカプレス一辺倒のサッカーでは、限界がありますね。ポポもワンツーサッカー一辺倒でしたし、なんでこんな戦い方の幅のない監督ばかり使うのでしょうか?
    ペッツァイオリは相手や状況に応じて戦い方を変えれるだけまだマシでしたが、その監督を変えてしまった時点でもう降格は見えてました。
    戦い方を狭めるならば、フォルラン、カカウといった決定力のある選手を高い金を出して取ったんだから、
    もっと彼らを生かすサッカーを追及した方が良かったと思いますけどね。
    このへんの強化とやり方のチグハグさも目に余りました。
    次はもっとマシな監督を早く決めて、さらにその監督の戦術にあった選手を獲得して欲しいものです。

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