2015年3月31日火曜日

明治安田生命J2リーグ 第5節 vs ジェフユナイテッド千葉 プレビュー

2015年4月1日 19時00分:フクダ電子アリーナ

前節から中2日で迎える第5節はアウェイでジェフユナイテッド千葉戦。
千葉は前節岡山との無敗対決を制して現在首位となっています。
予想スタメン
■ジェフユナイテッド千葉
セレッソと入れ替わりで2009年に降格して今年で6シーズン目のJ2を戦っている千葉。
その翌年2010年に4位に終わり昇格を逃すと、2011年は6位、プレーオフ制度が始まった2012年以降は5位、5位、3位と毎年プレーオフに参加しながらも昇格できていないという厳しいシーズンを送っています。
昨シーズン途中にロンドンオリンピック代表監督だった関塚氏を監督に迎え3位と過去最高の成績で終えて継続となる今シーズン。山口智、山口慶、竹内、兵働や一昨年のJ2得点王で元セレッソのケンペス、ジャイール、ナム・スンウはチームを去り、川崎で燻っていたパウリーニョとスロベニア代表のペチュニクを獲得。ストライカーは森本が十分計算できるようになったので守備がどれだけできるかというのがシーズン開幕前の不安材料だったでしょうか。
それがいざ蓋を開けてみると、ここまでの4試合で1失点のみと守備が充実。
得点は5得点で戦力的に見ても物足りないところはあるものの堅守で現在首位にいるといえる状況です。
4-4-2でブロックを作り、森本やペチュニクもしっかり守備をしますし、CBとボランチもしっかり人を捕まえて守ります。元々関塚監督はオリンピックの時も川崎時代も人数をかけてしっかり守る形をつくる事ができる監督でしたのでその効果が出ているとも言えます。

そのペチュニクは右SHに入っている事が多いのですが、攻撃ではしっかりボールを収めることができる選手で、高さもあるのでちょうど昨シーズン後半の杉本がやっていたような役割をしていると言えるでしょうか。色々言われましたが、昨シーズンの後半は杉本が右サイドでボールを収めてくれる事が大きかったですから。
そこでボールを収めてボールを持つサッカーをしてきます。
しかし、そのペチュニクも左サイドの谷澤も横幅の意識があまり高くなく中へ中へと入ってくるプレーが多くなっています。
なので横幅を作っているのはSB。
左サイドの中村はセットプレーのキッカーとしても優秀なほど精度の高い左足を持っていますし独特のタイミングを持つドリブルもありますから要警戒ですが、走力と守備力では丸橋の方が上なので狙い所の1つにもなりそう。
右SBは金井。2013年は天皇杯とリーグ戦で実質優勝争いから脱落が決まったゴールと1ヶ月で2点決められているので嫌な印象が印象があります。
またその中へ中へとなってしまう事に対して、トップ下の井出を下げてペチュニクを中央に、右サイドに残念ながら相棒は退団してしまった田中佑昌を投入するという交代カードもあります。

セットプレーの守備はマンマーク+2でニアポストにSBとニアゾーンにペチュニクを置きます。

■プレビュー
何故かこのミッドウィークに試合が無いJ1のナビスコカップを先週土曜日に開催し前節のJ2を日曜日に開催した為に中2日での対戦となるこの試合。
どうしてもという事情があるなら仕方がありませんが、中2日と中3日ではパフォーマンスが大きく変わる事はすでに明らかになっているのにこの日程を組んだJリーグはどういう考えなんでしょうか。

という事で今節のメンバーですが、アウトゥオリは中2日ということの影響をどれだけ考えるのかが不明ですが、一般的にはブラジル人は勝っているときは代えないというのを優先させる人の方が多いのでメンバーは変わらないでしょうか。
あと気になるのが山口蛍。
金曜日の代表戦にはフル出場しました。がハリルホジッチ監督は火曜日の試合はメンバーを入れ替える事を明言しています。(この記事は試合前に書いています。)
もし出場が無いようであれば、サプライズでボランチに山口蛍のいきなりの起用があるかもしれません(笑)。もし日本代表の試合に出ればさすがに無いでしょう。

一方の千葉ですが、昨シーズンの中2日の試合を見るとリーグ戦に関してはメンバーを代えていませんからこちらもメンバーをいじらずにきそうです。

セレッソは4-2-1-3で来るでしょうから、試合の方はおそらくボールが持てる千葉に押し込まれる時間帯もあるでしょう。
そこを4バックとダブルボランチでルーズにすること無くしっかりと守る事ができれば、前線のアタッカー陣が試合を決める一撃を決めてくれるんじゃないでしょうか。
また場合によっては前節の橋本の投入の様な形がもう少し早い時間で訪れるかもしれません。
代表、中2日、シーズン序盤、のアウェイ千葉というきつい要素の多いこの試合ですが、ここで勝ち点3がとれれば逆にとてつもなく大きいです。
なのでしっかり勝ち点3を取ってきてもらいましょう。

しかし中2日もそうですが、2006年以来のフクアリが平日のしかも4月1日開催はちょっとひどいです(笑)。
フクアリができたのが2005年10月なんでセレッソはこれまで2006年にリーグ戦とナビスコの2試合しか戦った事なくこれがほぼ9年ぶりの3試合目なのに。あ、ちなみに試合はどっちも負けてます(苦笑)。

1 件のコメント :

  1. とりあえず、試合終了後・・・・なんとかなったものの、後半は見ててワケがワカリマセンでした!
    解説よろしくですーー

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