2015年5月5日火曜日

明治安田生命J2リーグ 第12節 vs ジュビロ磐田 プレビュー

2015年5月6日 16時00分:キンチョウスタジアム

ゴールデンウィーク連戦の4試合目となるのはホームキンチョウスタジアムでのジュビロ磐田戦。
中2日と厳しい日程ですが、両チームとも前節アウェイで敗れ3敗目を喫したところでの負けられない一戦です。
予想スタメン



■ジュビロ磐田
昨シーズン終盤にレジェンド名波浩を招聘し初戦は勝利したものの、9試合を2勝2敗5分試合と勝ち星を伸ばせず4位でプレーオフ進出。そしてプレーオフ山形戦ではGK山岸に決勝ゴールを決められるというちょっとありえない展開で昇格を逃し2年目のJ2となる今シーズン。
長年チームを支えた前田や金園、山崎、阿部、ペク・ソンドンなど攻撃的な選手が軒並みチームを去り、FWアダイウトンとGKカミンスキーの外国人と上田康太や太田吉彰など元磐田の選手を呼び戻す補強を観光したものの、FWの加入が岐阜から中村と川崎から元セレッソの森島康仁だけでアダイウトンが一番前をできなければかなり厳しいのでは無いかと思われたところ、2月に入ってからペルージャやQPRでプレーし、イングランド代表としても1試合出場のあるジェイボスロイドを獲得。この3人の新外国人選手の活躍もあって前節札幌に敗れた事で3位に順位を落としましたが、それまでは首位となっていました。

磐田のシステムは4-2-3-1。
ボランチが起点となるサッカーで、強烈なのがそこからサイドに展開されてのサイドアタック。両SBの櫻内と元日本代表の駒野が高い位置まで出て来て質の高いクロスを入れてきます。
またSHに入る元仙台の太田吉彰についてはもはや説明はいらないと思いますが新外国人のアダイウトンもかなりいい選手ですからサイドからの攻撃はかなり強烈です。そして中央にいるのがまずボスロイド。CFとしてはちょっと飛び抜けた存在で、もし彼がいなくて森島や中村なら両サイドから上がってくるクロスは中央で跳ね返そうという選択もありだと思いますが、ボスロイドがいるならそうはいかなくなってしまいます。
またさらにトップ下には強烈な左足を持つ小林がいますから、サイドを重点的にケアしてバイタルを空けてしまうとタイヘンな事になってしまいます。
そしてその強烈なSHは守備への切り替えも非常に速く、彼らのプレーによって磐田はラインを上げる事もできるようになっていますし高い位置でボールを奪う事もできるようになっています。
そしてGKのカミンスキーは反応速度で勝負するタイプのGKで、千葉戦などではもはやなんでも止めてしまうんじゃないかと思わせるプレーぶりでした。

ただ、磐田にはハッキリとした弱点があって、そこを前節札幌がきっちりついてきたことで3-0と快勝しています。
セレッソもそうなる事が多々ありますが磐田も相手ボランチを結構な確率で自由にさせてしまっています。SHはかなり守備面で活躍しているのですがトップ下の小林がわかりやすく言えばパブロ状態になっている事がかなり多い。なのでそこから浅いラインの裏、特に上がっているSBの裏を使って攻めこむ場面が何度も見られました。

■プレビュー
磐田は前節札幌戦の後中2日という事で直接大阪入りした様で、この2日堺のJ-GREENで調整したとの事。そして堺には2節続けてベンチ外だったボスロイドが来ていてフルメニューをこなしたとの事なのでおそらく先発で出てくるのでしょう。
またグロインペインで欠場していた上田康太が福岡戦で途中出場し、前節札幌戦では3節以来の先発で77分までプレーしています。ただこの試合は中2日なのでもしかすると川辺になるかも知れません。

一方のセレッソは、こちらも中2日でメンバーは非常に読みにくいですが、18人については前節からケガで離脱が発表された安藤と出場停止明けの扇原が入れ替わるだけのメンバーになるのではないでしょうか。そして先発はは相手のボランチに制限をかけたいのでインサイドハーフに関口を入れた最終ラインから中盤は京都戦と同じメンバーでくるかも知れません。
またCFについては今節は相手のボランチの後ろでプレーできる玉田を入れると効果がありそうです。

先にも書きましたが、磐田の守備はボランチのところにあまり制限をかけられていないので扇原・山口からのボールでフォルラン・楠神を使うはできそうです。
そしてそれを活かす為に相手のボランチの所は玉田・関口で牽制しておきたいところです。
その形をつくる事ができればかなりの確率でチャンスは作れるはずです。
カミンスキーは反応はかなり速いですがセーブやポジショニングの技術は怪しいところがあるので問題ないでしょう。
一方の守備は正直かなり不安がありますが、関口がもし出るなら90分間を考えなくてもいいので相手のボランチを自由にさせないように頑張ってください。
両チームのボランチのところでセレッソが先手を取るようであればイドでの攻防もかなり楽になります。

磐田も3連敗は避けたいと思っているでしょうけど、こちらも2度目の2連敗は避けなければいけません。そしてホームなので勝たなければいけません。
札幌の2点目の様にボランチからのロングフィードで決めてしまいましょう。

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