2015年6月19日金曜日

明治安田生命J2リーグ 第19節 vs 徳島ヴォルティス プレビュー

2015年6月21日 19時00分:キンチョウスタジアム

ここ4試合で3つの引き分けと勝ち点3が遠いセレッソが今節キンチョウスタジアムに迎えるのは徳島ヴォルティス。昨シーズンのリーグ戦ではキンチョウスタジアムで唯一勝利した相手です。
試合終了後には翌日6/22付での退団が発表されているフォルランのセレモニーが行われます。
予想スタメン


■徳島ヴォルティス
昨シーズンの29節、キンチョウスタジアムでセレッソに敗れて降格が決定した徳島。
今シーズンを迎えるにあたってドウグラスは京都から戻らず期限付きで広島へ、アドリアーノは甲府へ、高崎は鹿島へ、リヨンジと花井は長崎へと移籍、しかしその変わりには、ガンバから佐藤、大宮から長谷川、水戸から冨田と広瀬、大分から木村など、を補強しています。

シーズン開幕直後は4-4-2のシステムを採用していましたが、途中から4-1-4-1に変更しています。最近はこのアンカーの位置に木村をいれ、4-1-4-1のアンカーはシステムの噛み合わせ上ミスマッチになることが多いので、浮いた状態の木村がポイントとなってボールを保持してペースを握っています。またアンカーの前、インサイドハーフの位置にエステバンがいる事も攻守に効いています。

とはいえ現在の順位は18位、しかも勝ち数は大分と並んでリーグ最少の2勝とかなり苦しんでいます。
勝てていない最大の要因は得点の少なさ。14得点はリーグ20位、またシュート数もリーグ20位とかなり苦しんでいます。
他のデータ、例えばパス数だったり攻撃回数、ポゼッション、30mライン侵入回数、は決して少なくなく、またクロスの本数は2位となっていますし、ここ最近の試合を観る限りは、アンカーを浮かせるポゼッションも、ただただ安全地帯でボールを持っているだけという状態ではありませんので悩ましい所でしょう。
ちなみに最後に勝利したのは4/19。もはや2ヶ月以上勝利が無いという状態です。
そしてその2ヶ月間にあった10試合の成績は8分2敗。4/26からのゴールデンウィーク連戦を全て引き分けだった様に負けているわけではありません。
前節の初対戦なのにクラシコと名のつく讃岐戦では、ボールを保持してゲームを進めるも後半頭にキーパーとDFの連携ミスで失点、しかし試合終盤に左サイドから2得点で逆転しこれで久々の勝利かとおもわれましたが、アディショナルタイムに右からのクロスをファーサイドで折り返えされたボールに対して、沢山いた徳島のディフェンスが見事にボールウォッチャーになってしまいCBの藤井航大に決められ同点という試合でした。

■プレビュー
セレッソは前回の特別な形をやめて今回はおそらくノーマルな形、なので愛媛戦と同じメンバーになると思われます。
またベンチ入りとしては、前節移籍後初出場となった田代、前節復帰した椋原、前節スタメンだった茂庭、最近攻撃のアクセントを期待されて途中出場が続いている吉野ももちろんですが、それに加えてケガで離脱していた関口、橋本なども続々と練習に合流しはじめていますので前節から変わるかもしれません。

一方の徳島は、4-1-4-1のアンカーを入れ替える形を持っていますが、今節も木村がアンカーでその前に濱田とエステバンが並ぶ形になりそうです。

試合のポイントとしてはこのアンカーをどうするのか。
もしセレッソが高い位置から守備を始めるなら、このアンカーの捕まえ方を徹底しておく必要があります。玉田が下がるのか、それともインサイドのうち1枚が捕まえるのか、のどちらかになるのでしょうが、これを決めずに高い位置から守備を始めてしまうと、後ろにスペースがある中で1枚フリーの選手を置いてしまうのでかなりきつくなります。
もしここが捕まえられないから、守備ブロックを下げる形で守った方が得策です。
守備の形さえきっちり決まってしまえば、問題なく勝利できるでしょう。

最初にも書きましたが、この試合終了後にフォルランのセレモニーがあります。
気持よく送り出すためにも、そろそろ試合後にセレモニーがある試合で勝利しましょう。

1 件のコメント :

  1. 質問です!!元FC東京のカボレが加入しそうですが、セレッソのプレースタイルと合うのでしょうか?

    新しい助っ人は必要不可欠だと思いますがどういうプレーヤーなのかよく知らないので心配です。

    返信削除

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