2015年8月3日月曜日

8/1 明治安田生命J2リーグ第27節 VS 愛媛FC @ ニンジニアスタジアム

第27節
2015年8月1日(土)19:04KO ニンスタ

スタジアムニンジニアスタジアム主審三上 正一郎
入場者数7,177人副審村井 良輔、熊谷 幸剛
天候 / 気温 / 湿度晴 / 29℃ / 76%第4の審判員越智 新次
スターティングメンバー
愛媛FC愛媛
 
セレッソ大阪C大阪
 
  • 監督
  • 木山 隆之
 
  • 監督
  • パウロ アウトゥオリ
愛媛FC愛媛
C大阪セレッソ大阪
今回対戦今季平均
データ項目愛媛FCセレッソ大阪愛媛FCセレッソ大阪
SH99711
FK7151215
CK6545
PK0000
警告/退場1/01/01/01/0

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 パウロ・アウトゥオリ監督
愛媛FC 木山隆之監督

セレッソ大阪 関口選手、玉田選手、田代選手、山下選手、橋本選手、秋山選手
愛媛FC 小島選手、瀬沼選手、内田選手
愛媛FC 小島選手、瀬沼選手、内田選手、河原選手

EAFF東アジアカップ期間中という事でJ1の開催が無い週末ですが、J2は開催されます。
今節はアウェイニンジニアスタジアムで愛媛FCとの対戦。秋山が先日まで期限付き移籍していたクラブです。入場者数が7177人という事でそれほど多くない印象があるかもしれませんが、愛媛の前節までの平均観客数が2786人なので通常の2倍以上の観客数です。

セレッソのメンバーですが、山口が代表招集、扇原が全体練習に合流していないという事できになる中盤の構成でしたが、アウトゥオリが選択したのは橋本を底に置くダイヤモンド型の中盤・トップ下にパブロ、右に関口、左に吉野となります。
秋山と橋本のダブルボランチも試していましたが、こちらを選択指定ます。
またベンチはには永井と中澤が戻り、茂庭と前川がベンチ外。新加入の外国人選手、エジミウソンとマグノ・クルスも加入間もないということでベンチ外となっています。

一方の愛媛は岡崎がつい先日前十字靭帯断裂で離脱、なのでボランチには浦和から加入の小島が移籍後初スタメン。また左には12年までも愛媛に所属しておりこの夏に清水から期限付きで加入した内田が前節に続いてスタメン。
また前線はここ数試合と同じく瀬沼のワントップで河原と近藤貴司のシャドー。西田がベンチスタートとなっています。


■ダイヤモンド型の中盤
この試合のセレッソは、数字上はいつもと同じ4-4-2ですが中盤の形を変えて橋本がワンボランチで入るダイヤモンド型の中盤にしてきました。
この中盤の形を変えた事については、もちろんキャプテンでチームの中心選手である山口蛍が代表招集の為に不在で、またさらに扇原も不在。なのでダブルボランチを組む場合は橋本と秋山(もしくは阪本)になります。そしてそれか形を変えるかになります。
サイドが空いてしまう
そしてまずそもそも愛媛は3-4-2-1の布陣。この3-4-2-1はミスマッチ系とか言われる形。ミスマッチに関してはこれまで何度か書いてきていますので割愛しますが、対4バックで、ボールをゴールの直線ラインから選手を捕まえていくと、そのミスマッチの影響でどうしても空いてしまうのがボールと逆サイドの一番外側にいる選手。
一部ではワンボランチだと外側が空くという事が言われているようで、もちろんそうなる部分もありますのでその話自体が間違いだというではありませんが、今回の様なミスマッチ系の相手の場合はそれとは全く違う話しで、ボランチの枚数が1枚でも2枚でも4バックである以上は必ず大外は空きやすいという構造になっています。
3-4-2-1の場合両サイドが上がると5枚の選手が出てくる事になるので4バックだとどうしても1人足りない、なのでボールとゴールから最も遠い位置である逆サイドのWBが空くのは当然です。

じゃあどうするのか。方法としてはまずマッチアップをあわせる。というのがあります。
要するにコッチも3バックにするという事です。
前回愛媛と対戦した時はセレッソは4-3-3でしたが、相手がサイドでボールを持っているときはアンカーの山口を最終ラインに入れたのもそれに近い考え方です。
次に、頑張ってスライドする。
実はこれがスタンダードな考え方です。守るときの優先順位としてはボールとゴールの最短距離から守るのが当然。なので最初の守り方として一番外は捨てますし、もしサイドを変えられると全体でスライドして対応する事になります。
まあ他にも色々ありますが、この最もスタンダードなスライドで対応しようと考えた時に、今の暑さなどを考えるとスライドで何度も何度も走らされるとツラい。そこでならサイドチェンジされる回数を減らそうと考えます。
マッチアップ
そこで出てくるのが中盤をダイヤモンド型にした4-4-2。
サイドチェンジはそのスピードが早ければ、速いほどよいので、サイドの選手からサイドの選手に直接蹴る事ができれば一番良いのですが、それには速くて正確なボールを蹴らないと通らないわけで実はJリーグではそれができるサイドの選手はごくわずか。(なのでそれが蹴れる丸橋と酒本が最終的にどの監督にも使われる事になるのです。)なので最も多いのはボランチを経由するパターンになります。
しかしダブルボランチでボックス型の4-4-2の場合、マッチアップ上ではボランチを担当するのはボランチになります。しかしボランチの後ろには1トップ2シャドーの3人がいてその選手が下がってきたりするのでボランチがスペースを開けてまで前に出て相手のボランチを捕まえる事をやり切るのは非常に難しい。
しかしそれを中盤をダイヤモンド型にすることで、トップ下の選手がボランチに対応しやすくなります。
サイドではめる
そして実際この試合のセレッソですが、前半は2トップの守備でサイドにボールを出させてそこでプレッシャーをかける。その時にパブロと2トップのボールを逆サイドの選手が下がって逆サイドのボランチを見る。という形を採用。
試合の立ち上がりは、京都戦と同じ失敗を繰りさないように気をつけすぎというか、失点を恐れてか慎重になりすぎて、ただ単純に蹴りかえす事を繰り返し守備の形もへったくれも無いという状況でしたが、時間の経過とともに狙い通りの形で守備ができるようになり、
得点シーン
16分には左サイドを崩して先制ゴールを決めます。
この先制ゴールのサイドからの崩しは、単純にクロスを蹴るだけでなく人数をかけて、ペナルティエリアの角からDFラインの間を使って崩す形で、ここ数試合はこういったサイドの崩しの形が見えてきたのはポジティブな事だと思います。

また守備の話に戻りますが、前半はこの守備で愛媛のボランチがいい形でボールを持つことがほとんどできていませんでしたし、サイドチェンジを使った攻撃はほとんどありませんでした。
ハーフタイムコメントでアウトゥオリが言っている「サイドへのアプローチを厳しくすること」
というのはサイドでハメてしまってサイドチェンジさせないようにという事なんだと思います。

■ボランチから
ボランチから逆サイドのシャドーへ
しかし愛媛は前半の終盤から少し攻め方に変化が見え始めており、後半からはハッキリ変えてきました。最初は変化というよりもセレッソの2トップの守備が弱まったからかもしれません。
愛媛の攻撃は3バックがかなり速いタイミングでボランチにボールを入れ、そこからこれも速いタイミングで逆サイドのシャドーにボールを入れるという形にしてきました。
ボランチから逆サイドのシャドーはおそらく決め打ちです。全体をみてそこに出すんじゃなくって。前を向いたらまずそこへという感じで。
橋本のワンボランチなので橋本はどうしてもボールサイドに寄ります。なので逆サイドは空いている可能性が高くなるという判断をしたのでしょう。
後半立ち上がりから立て続けにこれを狙ってきます。
それに対してセレッソはその逆サイドを担当している関口と吉野が絞って対応していました。
そのまま近いサイドに出てくる可能性もあるので、そこではめる為にはボールサイドの選手は絞る事は出来ません。なのでどうせ対角に出てくるんだから絞るのはその逆サイドの選手。
これでインターセプトをする場面もありました。
しかしセレッソにとってこのパスは逆サイドのSHが常に対応しないといけないので全く嬉しい状況ではありません。今は何とか対応出来ていてもここが疲弊すると難しい状態になる可能性が高い。
となると、もう少しボールを持ってコントロールしたい状況なんですが、負けちゃいけない試合なんでリスクを負いたくない。なのでつなげる状態でも蹴ってしまう場面が増えていきます。
前半の立ち上がりも、おそらく京都戦の様な立ち上がりは絶対ダメだって意識が強かったんでしょう。つなげる場面でも蹴ってしまう様なシーンが目立ち、準備してきたことができる・ペースを掴むまでに時間がかかっていました。
それ以降は、一旦あえて相手の人数が多いサイドにボールを持ちだしてサイドチェンジする等上手くコントロールできていたんですが、アバウトでも蹴る・田代さんお願いというボールが増えていきます。田代もきちんと狙ったボールなら収める事ができてもアバウトだとそうそう無理こうなるとどんどん間延びしてしまう。
ただ、それでも上手く運ぶ事ができれば60分の玉田のシュートがポストに当たったシーンの様に決定的な形まで持っていく事ができるんですが…
62分〜
62分に愛媛は近藤貴司から西田へと交代。西田がワントップに入り瀬沼は右シャドーに。
ここでセレッソは秋山を準備します。
これは結局誰との交代だったのかがわからないので、例えば相手のボランチなどに対してどうするつもりだったかはわからないんですが、おそらくボールと逆サイドのシャドーへのパスを狙ってきていて、なのに相変わらず最終ラインの4人はあたかも相手にボールを渡す事を目的にしてるかの様なアバウトなボールを蹴り続けていたので、ダブルボランチにしてそこは埋めようという狙いだったと思います。

しかしその交代が間に合う前にボランチからボールを受けた玉林が逆サイドの内田にサイドチェンジ。外から外の一発です。玉林には一時的に吉野とポジションを入れ替えていたパブロが対応していましたが切り替えしに飛んでしまったので時間を作ってしまいました。
それを受けた内田が目の覚めるようなボレーシュートを決めて同点に追いつかれます。
同点ゴールの場面
この場面で玉林にボールが入ったのは左ボランチからなのでDFラインはスライドしながらの対応になっていますそこで外から外。そしてボレーシュート。
何年かに1回のスーパーゴールなのは間違いないですが、外〜外で振られると絶対内田の所は開いてしまいます。
これは最初に書いたように4バックのスライドなら絶対出てくる問題で、過去にこのミスマッチを使う事に特化した浦和にナビスコカップのファーストレグでチンチンにやられた時と同じ。なので、ワンボランチが原因ではなくって、この日のやり方だとボランチから玉林に出された所と玉林からサイドチェンジのボールを出させてはいけなかったんですがそこでやらせてしまったのが原因です。
とはいえ、そうそう入るシュートでも無いんですけど(苦笑)。
74分〜
この失点を受けてセレッソは2枚替えに変更。
69分に吉野と玉田に変えて楠神と秋山を投入。
楠神は前線、秋山はボランチに入れてダブルボランチの4-4-2に。
そして74分愛媛は疲労の見える玉林を三原に交代。
しかしセレッソDFラインからの雑なパスは続く。
78分〜
78分に愛媛は足をつった内田に代えて村上を投入。
愛媛にとっては1枚残しておいてよかった交代枠。
ただセレッソも関口がもはや限界近く寄せきれず染谷に吠えられたりしています。
90分〜
なのでセレッソは90分に関口に代えて永井。
アディショナルタイムに入りセレッソが人数をかけて攻め込みパブロのシュートをキャッチされると、上がっていた丸橋の裏を使われる。丸橋は戻ってこれない中ダブルボランチは残っていたのでその2人が左サイドに出て対応しようとしますが、村上と瀬沼で秋山と橋本を外されて、瀬沼のクロスを河原に決められて逆転。
秋山の後ろを右ボランチの橋本にカバーさせるというのも厳しい話しで、さらに染谷がここに出なかったから中央で愛媛の西田と河原に対してセレッソは山下と染谷のCB2人とさらに酒本がいましたが、ファーで酒本は河原を捕まえているわけでもなく決められてしまいました。

■その他
色々残念な試合でした。
まず最初に、丸橋のカードはC2でもらってるので、アフターで行ったと判断されたのでしょう。これで次節千葉戦は山口・キム・ジンヒョンに加えて丸橋も抜きですね。

で、この試合ですが、まず秋山がベンチスタートだったのは、信頼感半分・システム半分でしょうね。山口がいたらダブルボランチだったと思います。
ただ、ダブルボランチだと後ろと前の両方を気にしながらプレーするというかなり難しいタスクが必要とされるので、前に喰いつく癖が治っていない秋山にはまだ難しいと判断したのでしょう。これは僕も多分ムリだったと思いますのでしょうがないかなと思います。
愛媛でかなり試合に出ましたが、愛媛自体は5バックにして喰いつく事を良しとしているので、実際帰ってきても一向になおっていませんでした。
喰い付きOKの5バックはセレッソの立場だと使えないですからね…

またおそらく同点ゴール直前の玉田のシュートが決まっていたら問題なく勝っていたと思います。
しかしあの時間帯はもはやDFラインと前線はバラバラで中盤が間延びしていたので、チャンスが少なくなっていた事は必然でした。
こういう状態って、日本代表で例えるなら2006年ワールドカップのオーストラリア戦の後半とかもそんな感じなんですけど、何が正しいんでしょうね。あの時は中盤の収まりどころとして小野伸二を入れたけど全くダメだったわけで。
昨日の東アジアカップで日本代表が最後ロングボールで失点したシーンを見ててふとワールドカップのオーストラリア戦を思い出しましたので(苦笑)。
最後の逆転ゴールのシーンでは丸橋が思いっきり上がったので裏を使われたんですが、あれもCBやボランチは「ここで上がるの?」って思ってたのか「行け!」って思ってたのかどっちなんでしょう。



13 件のコメント :

  1. Akiさん、いつも深い解説、ありがとうございます。

    磐田戦のあとで期待が高かっただけに、この敗戦への嘆きが大きかったり、選手や監督を責める声が大きいようです(-_-;)

    でも、試合を観戦していて、勝負は時の運だなと感ぜざるをえませんでした。勝負事にタラレバは禁句ですが、紙一重ですね。両チームとも暑い中、頑張っていましたが、サッカーの神様が愛媛に微笑んだと考えるしかないと思います。

    終わったことは仕方がない。まだまだ先はあるのだから、早く気持ちを切り替えて、次節以降、勝ちを重ねて行ってほしいです。

    できますよねえ?

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    1. まだまだって、残り15試合しかありません
      ほぼ全勝に近い成績が必要

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    2. お2人方コメントありがとうございます。
      ほぼ全勝のほぼはどこまで指しているのかわかりませんので何とも言えませんが、
      どちらにしても連勝は必要ですね。

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    3. 今年の自動昇格はあくまで最低ラインが70台後半だと思います。下手すると勝点80以上が必要になるかもしれません。

      勢いを考えるとヴェルディのほうが怖いです。セレッソはここまで27試合で勝点44。残り15試合で勝点35の上積みは欲しいと見ています。勝敗でだと今後の15試合を10勝5分0敗とか11勝2分2敗、12勝3敗あたり。

      一喜一憂できるうちはまだ幸せです。

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    4. ご返信ありがとうございます。
      ヴェルディは客観的に見ると大宮には勝ちましたけど比較的下位との対戦が続いているので、ここからでしょうね。
      あとシーズン前に勝ち点分析もしましたが、今年のペースだと大宮以外の負け数が多いので2位の勝ち点は80いかないぐらいでしょうね。

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  2. 日程の2/3が終わり、これだけ下位相手に勝てない試合が多いのに楽観するのはあまりにも非現実的。
    また、監督についても試合中は後手に回りがちで今回も楠神を適所と言えないポジションに配置するなどまずい采配が目立ちます。指導や育成についても就任から半年経って成果が見られないので、前監督のように非難轟々でもおかしくないです。
    ここではなぜか責められることはほぼないですが

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    1. コメントありがとうございます。
      基本的にこのブログはどういう試合だったかを分析するためのもので、誰かを責めるものではありません。
      もちろん明らかなミスであれば指摘しますが、基本的には何をしようとしているのか、その結果どうだったかを考える事をベースにしています。

      なので、試合を分析した結果それぞれが批判的な考えに至る方もおられるでしょうし、そうでない方もおられると思うんですが、それはそれぞれの判断でいいと思っています。

      また、前監督は分析の結果、サッカーの内容として試合に勝てる要素はほぼありませんでしたので、個人的には前監督と同じとは思っていません。
      勝てる要素の無いサッカーをしてしまうと、そこがそもそもの敗因なので指摘する事になり、僕もつい批判的な事を書いてしまうかもしれませんが…

      あと楠神のポジションについては、今シーズンは一貫して前線で起用されているので
      アウトゥオリは楠神は前線で起用したほうが特徴が出せると考えているんだと思いますよ。
      今シーズンは去年まで無かった裏抜けという役割を与えていますし。

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    2. 概ね理解しました。
      シニカルなコメントで場を乱したようですみません。
      個人的に現監督の交代のタイミングやHFの指示で相手に対応できてるかに懐疑的なので
      今後の試合の分析で言及してもらえるとありがたいです。

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    3. ご返信ありがとうございます。
      ブログの内容は分析だということだけで、ご自身のご意見はどんどんおっしゃってください。
      ハーフタイムだけでなく指示や交代などについては、成功か失敗かは結局結果で判断するしかありませんが、それよりもどう考えてこうなったかが大切だと思いますので、一応こういう狙いだったのではないかという事は書いているつもりです。

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  3. 善し悪し両面の意味で、アウトゥオリ監督はまじめすぎて、得体の知れない精神論のようなものとはほど遠く、批判的に書けばまあメンタル面でのモチベーション創造が少なすぎますね。
    だからこそ玄人分析はしやすそうですが、ちょっと実直すぎて、人間味とか運気とか根性みたいな得体の知れない東洋的スピリチュアルな考えが全く無い。肯定的に皮肉れば正しすぎるという感じでしょうか。

    根拠を前提に戦略継続を求めるのは概ね良いことなのですが、見る人が見ればそれはそれで単調で浅いサッカー観です。好きなようにやってみろ的な懐の深さは感じません。選手のフィジカルよりも手前にあるメンタルのコントロールがあまり上手でないように思います。そんなものの差で勝てるかと言うとそんな根拠はどこにもないのですが、日本人が勢いに乗るということは結局はメンタル面が大きいので、クルピさんのようなお調子者的一面を持った人のあとのブラジル人という目線ではそこが気になります。

    交代が遅いのはクルピさんも同じでしたが、監督の気持ちが選手に乗り移ったように見える試合というのがいくつかありました。そういう見え方はアウトゥオリさんの場合は勝った試合であっても無いんですね。まあ、結果が全てという判断で良いと思います。

    4位に居ますから監督を変えるなんていうのは愚行です。

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    1. コメントありがとうございます。
      なかなかお返事するのが難しいお題ですね…

      印象でしかないですが、アウトゥオリはクルピとネルシーニョの間ぐらいかなと感じています。

      ただ、個人的にはクルピはそんなに精神面を重要視した監督だったとは思っていません。
      何度か書いたことがありますが、ロッカーやプライベートまではわかりませんが練習場やスタジアムで選手と向き合っている時のクルピは、メディアやファンと向き合っている時とは全く違って、親しみやすさなどを感じる事はほとんど無く、選手個々との対話もほとんど無い完全に選手との間に線を引くタイプの監督だったと思います。紅白戦のサブ組には指示すらしないですしね。

      あと、監督は結果が全てだとは思いますが、アウトゥオリも良くも悪くもクルピと同じブラジル人だと思いますよ(苦笑)。

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  4. 監督はよくやっている方だと思います。去年から今に至るまであれだけ色々あったけど4位につけている。本当に凄いことですよ。

    これを「当たり前」と思う人はセレッソをとんでもなく強いチームだと過大評価してるんでしょうね。しかしこれが当然ならそもそも降格なんてしていない。監督の指導でしっかりと勝利への意識が根付いてきている良い証拠です。

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    1. コメントありがとうございます。
      まあ監督は結果が全てですからね。
      予算的な事を考えても4位じゃ満足出来ないのも当然だと思いますよ。

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