2015年10月24日土曜日

明治安田生命J2リーグ 第38節 vs カマタマーレ讃岐 プレビュー

2015年10月25日 16時00分:キンチョウスタジアム
予想スタメン

前節の敗戦で2位磐田との勝ち点差が7となり、自動昇格圏への道のりがかなり厳しくなったセレッソ。
今節はホームキンチョウスタジアムにカマタマーレ讃岐を迎えての一戦です。


■前回の対戦
前回の対戦は4/26の第9節。丸亀にフォルランが来るという事で、平均観客数が3703人のPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)に10447人を集めての試合となりました。
セレッソがシーズン初先発となった楠神をトップに入れる4-3-3。讃岐は中盤を厚くした4-5-1でスタートした試合は楠神のクロスをアーリアがヘディングシュート、そのこぼれ球をフォルランが詰めて開始1分でセレッソが先制。また5分にはフォルランのサイドチェンジから楠神、アーリア、椋原で右サイドを崩し椋原のクロスをニアで楠神が合わせて追加点。さらに15分にはフォルランのパスを楠神がスルーそれを玉田がDFラインの背後に抜けだした楠神にワンタッチで落として楠神が決めわずか15分で3ゴールを決める圧倒的な展開に。
讃岐は中盤を厚くする為に4-5-1という布陣を取ったはずが、セレッソのサイドを変える展開に中盤のセンターの選手がただただ迷子になってしまうだけという状態に陥っていました。
そこで讃岐は3失点をした後で4-4-2に変更。
3点リードという事やこの日暑かった事ももあってなのか後半に入ると運動量が激減。中盤でミスも増えるようになり、山口のクリアミスから我那覇に1点返されてしまいますがそのまま1-3でセレッソの勝利となりました。



■現在のカマタマーレ讃岐
一時は12位にまで順位を上げた讃岐ですが、現在は8試合勝利なしで19位。入れ替え戦圏の21位大分との勝ち点差が5にまで縮まってきています。
讃岐の戦い方の基本コンセプトは前回対戦時と変わっておらず、ブロックを作っての堅守速攻カウンタースタイル。
守備は失点数リーグ3位の成績通り強度は高くなっています。
ただ、問題点はシーズンを通じても開幕時からここまでの37試合で22得点しか奪う事が出来ていない得点力で、現在は特にこの勝利から見放されている8試合で2得点しか取れていないので順位を落としているという状況です。
システムは4-4-2と4-1-4-1または4-5-1を併用。システム上ミスマッチが起こる場合などは中盤を5枚にしているようです。
讃岐の守備はミスマッチで形を変えている事からもわかるように、ゾーン風マンマーク。深追いすることはほとんどありませんが、入っていた選手は人を捕まえるマンツーマン気味に対応しています。
また、ここまでの得点が37試合で22得点なので当然といえば当然なのですが、讃岐は先制された試合での逆転勝ちは1試合も無く、引き分けも2試合のみ。先制点を奪われると88.2%の割合でそのまま敗れてしまいます。これは今シーズンのJ2でワーストの記録です。

■プレビュー
セレッソ先発メンバーですが、アウトゥオリは前節の前半の出来にある程度満足しているようですのでフォーメーションは前節と同じ4-3-3。怪我で離脱してしまった秋山の位置には橋本が入る事になるかと思われます。前線には前回対戦時と同じ役割で楠神が入る事になりそうで、中央はエジミウソンと田代の両方を試している様子。田代の場合は以前の奥行き問題が出てくるので、その解決方法が必要です。

一方の讃岐ですが、前節セレッソが4-3-3を採用しており、また前節サスペンションだった永田と仲間が戻ってくる事もあるのでおそらく中盤を厚くした4-5-1で来ると思われ、また中盤では大沢が今期初先発となるのではないかとの情報もあります。

試合としてはやはりボールを持つセレッソと守る讃岐という展開になるでしょう。
先に書いたとおり讃岐の守備はゾーン風マンマークで、大きな展開に弱いところがあるので、ボールを大きく動かしながら山口と橋本になるであろうインサイドハーフがSBとCBの間を使って崩していきたい所です。
また、守備では前節のロングスローの失点を受けて両サイドのパブロと楠神に対して守備時のポジショニングの徹底も改めてされているとの事ですので、簡単な失点は避けなければいけません。

目の前の相手だけに集中して確実に勝ち点3を積み重ねていきたい試合です。

1 件のコメント :

  1. 引き分けorz
    これはプレーオフ確定かな。来年もj2になりそう。
    とりあえずベテラン勢を放出して期限付き移籍中の選手達を呼び戻すのはどうでしょうか。平野とか。

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