2016年6月3日金曜日

明治安田生命J2リーグ 第16節 vs カマタマーレ讃岐 プレビュー

2016年6月4日 16時00分:ヤンマースタジアム長居

予想スタメン

国際Aマッチウィーク中の開催となる明治安田生命J2リーグ第16節。前節今シーズン初の逆転勝ちをしたセレッソはカマタマーレ讃岐と、前節に引き続きヤンマースタジアム長居にて対戦します。


■カマタマーレ讃岐

2014年からJ2で戦うカマタマーレ讃岐。監督は北野誠氏で、チームを率いて7年目と現在のJリーグ内で最長。そしてここまでの6シーズンで一度も前年度の順位を下回った事が無いという素晴らしい結果を残し続けています。

ちなみに昨シーズンの対戦は、最初の対戦となった第9節アウェイでの試合は、楠神とフォルランの活躍で前半の3ゴールで試合を決め、3-1で勝利。
2度目の対戦となった第38節は終盤セレッソが勝てなくなっていた中キンチョウスタジアムでの一戦。引いて守る讃岐を崩し切れずに0-0の引き分けに終わっています。

一昨年の入れ替え戦となった21位から16位と躍進した昨シーズンからメンバーは、高橋祐治が京都に復帰、沼田が大宮へ移籍と主力2人が抜けましたが、大分から右SHやSBでレギュラーだった西と、昨シーズンは水戸で攻撃の中心選手だった馬場を獲得。
戦力的にはプラスになったと言ってもいいかもしれません。

システムは昨年同様4-4-2をベースに4-2-3-1、4-1-4-1を相手や状況によって変化させるやり方。バリエーションはそれほど多くはありませんが試合中でも試合展開によってどんどん手を加えてきます。

GKに入るのは昨年同様清水健太。

4バックは、右SBに大分から加入の西、CBは2014年にガンバに加入しシーズン途中から讃岐に移籍したエブソンを軸に、コンビを組むのが藤井か岡村かという所。岡村はセレッソ大阪U-15/U-18出身。森島康仁や中山昇らと同期です。元々は攻撃的なポジションの選手で、現在も中盤が本職ですが時折CBでプレーします。
左SBで起用されているのは砂森。ただ、西が左SBを務める事もあり、その時はどちらかと言えば守備的なキャラクターをもつ昨シーズンのアウェイでの対戦でも先発していた武田が右SBでプレーしています。

中盤はサイドでプレーするのは仲間や永田、高木など。仲間はドリブラーですが永田や高木はボランチでもプレーする機会が多くいずれも運動量にも特徴がある選手です、また馬場も開幕当初はサイドでプレーする事もありましたが、チームナンバーワンのテクニックやプレー感覚を持っている事もあってチームのど真ん中、ボランチでプレーする機会も増えてきました。
中盤のセンターはその馬場や永田、左足のキッカーとしてもプレーする高木らもいますが、彼らに合わせて岡村や山本もプレー。この2人はダブルボランチの一角としてだけでなく4-1-4-1のアンカーとしてプレーができるので、彼らがいることで選手交代なしにフォーメーションを代える事ができるようになっています。

前線に入るのは木島徹也、我那覇ら。馬場も本来FW登録なのでトップ下も含めて入る事もあるですが、ここに来て中盤センターで起用される試合が増えています。

昨年のリーグ最少失点、最少得点というチームから、失点数14位、得点数12位と得点も増えたが失点も増えたという結果になっている今シーズンですが、ベースになっているのはやはり守備です。
守備の方法としてSHやFWが前線から追いかける事もありますが、しっかりとリトリートしブロックを作る形も多い。そして特徴的なのは4バックのポジショニングです。
讃岐の4バックは他のチームに比べて中央に絞ったポジショニングを取ります。これは個人能力の所だったりもするのでしょうが、守備の中心であるエブソンが身体能力は抜群ながらも不用意に喰い付いたり飛び出したりしてスペースを空けてしまう事も多いので、距離を狭める事でスペースをカバーしやすくするという狙いもあるのでしょう。4バックを絞ったポジションをとらせてスライドやポジション修正を回数を減らす事でポジショニングのミスも減らしたいと考えているのかもしれません。
ただ、4バックが中央に絞るという事は両サイドが空き気味になります。ここはSHが頑張ってカバー。SHは大変だと思いますが、まずゴール前にスペースを作らない事を最優先です。
しかしサイドをSH1枚だけでカバーするのは当然無理があります。そうなった時にはSBが出て行く事になりますが、その際には全体でスライドするというよりもボランチの1枚が最終ラインのSBが元いた場所に入る。ゴール前をDF4人で締めて守るという形は変えません。
なので、この形を徹底するためにどうするかというのがあり、その延長線上に4-1-4-1のシステム変更があるというイメージです。
讃岐の選手はメンバー的に見てもどうしても他のJ2のチームよりも劣ってしまう部分もあります。そんな中で広いエリアを守るというのは難しい。なので守るエリアを出来るだけ少なくするためにゴールから遠い場所は捨てる。なので高い位置から守備をすることでゴール近くでの守備に支障がでるようであれば迷いなくリトリートを選択。低い位置で守備をするという形になっています。

一方攻撃に関しては、リトリートの状況になるとSHやFW、馬場でとにかく縦を狙う攻撃がメイン。ボールを失った時のリスクも考えてかほとんどやり直す事もなく、多少可能性が低くともとにかく縦、そしてとにかくシュートという形が多い。
攻撃ができなくなるので前線の最低1枚はできるだけ残すようにしているようですが、現状のチームと相手とを比べて捨てる所は捨てるという考え方なので、これも守備の時の考え方と似ているのかもしれません。
リトリートではない時の攻撃は今季の讃岐の成長が見られる所。去年は本職がCBの高橋祐治を右SBに起用していたりしていましたが、今季は本職のSBの西が加入した事によって低い位置でも高い位置でもプレーできるので、特に攻撃面では大きく改善されています。

■プレビュー

セレッソのメンバーは前節開始早々に負傷交代となったソウザは間に合いそうにないので、中盤に扇原が入る前節の5分以降のメンバーが軸になりそう。ただ、キム・ジンヒョンが韓国代表でヨーロッパ遠征に参加していますので、GKは丹野が入る事になるでしょう。

一方の讃岐ですが、セレッソ相手という事で4-1-4-1にしてくる可能性が高いと思われます。とはいえキックオフからブロックを下げるとチームとして守備に寄りすぎてしまうので、スタートから4-1-4-1ではなく馬場もしくは高木が木島と並んで1列目に入り、山本が2列目のラインに入る4-4-2。そこから馬場と高木がインサイドハーフに並び山本がアンカーに入る4-1-4-1の形に変化するという展開が予想されます。

試合展開としては、先に書いたように開始直後は讃岐が4-4-2にしてブロックを上げ高い位置からプレッシャーをかけてくる事も考えられます。しかしこれはおそらくそれも限定的。基本的にはリトリートして4-1-4-1で守る讃岐をセレッソがどう攻略するかという試合展開になるでしょう。
なのでまずはその4-4-2でプレッシャーをかけてくる時間帯にミスなどで失点しないこと。セットプレーでは左右のキッカーがおり、相手がマンツーだとゴールエリア内に全員入った所にインスイングのボールを入れるというCKもありますので注意が必要です。
ここで失点してしまうと相当面倒な試合になってしまいます。しかし逆にいえば、もしこの讃岐のブロック全体が高い位置にある時間帯に先制できればかなり有利に試合をすすめる事が出来ます。
立ち上がりからガンガン行く必要まではありませんが、1つ何かを狙ってみても面白いかもしれません。

もし立ち上がりの展開でゴールが奪えずに讃岐がブロックを下げる展開になると狙いたいのはやはりCBまわり。それをカバーするために絞ったポジションをとっていますが必ずスペースが出来ます。柿谷でギャップをつくか合いた所に清原が入る形でチャンスを作りたい所です。
またおそらく杉本は確実にサイドでボールキープできるでしょうから、そこを起点にサイドのスペースも突いていきたい所です。

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