2016年6月7日火曜日

明治安田生命J2リーグ 第17節 vs V・ファーレン長崎 プレビュー

2016年6月8日 19時00分:長崎県立総合運動公園陸上競技場

予想スタメン

ミッドウィーク開催となる明治安田生命J2リーグ第17節。前節讃岐に敗れたセレッソは敵地長崎県立総合運動公園陸上競技場でV・ファーレン長崎との対戦となります。


■V・ファーレン長崎

アジアの大砲高木琢也監督が就任し4年目のシーズンを送っているV・ファーレン長崎。
今季は開幕戦に勝利したものの2節から13節まで11試合連続勝利なしと少し苦しんだスタートとなっていました。
好転のきっかけとなったのは昨年までの3-4-2-1からシステムを2トップに変更してから。
昨シーズンはリーグ最少失点を記録しながらも得点力不足に勝ち切れない試合が多くあった事から得点力アップを目指していた今シーズン、シーズン序盤は得点は取れないで失点が増えるというマズい状態となっていましたが、システムを変更してからは2勝2分と無敗、かつ9得点と攻撃も爆発しています。

システムは2トップと言うことで3-1-4-2。
2トップに入るのはセレッソから移籍した永井龍と佐藤洸一。永井のムービングスタイルと佐藤の強さが上手くマッチし、良いコンビとなっています。
中盤に入るのは3枚。インサイドハーフに入るのが梶川と前田。昨シーズンは湘南からの期限付き加入だった梶川ですが今シーズンは完全移籍となり小柄でテクニックがあり運動量もありと完全に長崎の攻撃を支える中心選手となっています。
もう1人の前田は元々はボランチの選手。昨シーズンまではボランチと最終ラインが半々ぐらいのユーティリティプレーヤーです。ただ、今の長崎の3-1-4-2にとって彼の存在は大きくなっています。
アンカーにはいるのが田中裕人。今季磐田から期限付きで加入したプリメイロボランチで、ボールの奪える選手です。
両サイドのWBは左が松本、右が岸田。
左に入る松本は甲府から期限付きで加入した本来FWの選手ですが、サイズがありますがスピードで勝負するタイプの選手で、スピードはかなりあります。本職はFWなので大外から一気に裏抜けも狙ってきます。
右には岸田翔平。レノファのFW岸田和人とは双子です。岸田は本職SBの選手。スピードもありますが、それよりも何度も繰り返しアップダウン出来る事が魅力です。
最終ラインに入るのは左からチョ・ミヌ、高杉、リ・ヨンジ。この3人はいずれも昨シーズンも最終ラインでコンビを組んでいた選手達です。
GKも昨シーズン同様大久保となっています。

今シーズンは刀根、黒木、古部、花井、井上、石神、東、三鬼とかなりの選手がチームを去り最初はそこに新しい選手を当てはめる様な形でしたが上手く行かず、3-1-4-2にしてハマってきたという状態でしょう。

■3-1-4-2とは

長崎が取り入れた3-1-4-2。つい先日対戦した岡山も使っていたフォーメーションですが、実はこの3-1-4-2はこれまで使っていた3-4-2-1と少し特徴が異なります。
3-1-4-2の特徴は2トップであることはもちろんですが中盤が3人である事です。
セレッソも昨シーズン序盤は4-3-3の中盤の守備で苦労しましたが、中盤の3人でピッチの横幅を守り切る事は不可能。なので3-4-2-1の時の5-4-1で守る形の様にそのままの形で守る事は出来ません。
じゃあどうするのかというと、ポジションを変化させて守ります。
2トップはそのままですが、中盤以降はボールサイドに中盤の3枚がスライド、そしてここからがポイントとなる箇所で、中盤の逆サイドはWBが前にでて埋めます。しかしボールサイドのWBはそのままCBの横にいて3バックと4人で最終ライン形成、つまり4-4-2の形になって守るという事です。
なのでボールサイドのWBは4-4-2でいうところのSB、ボールと逆サイドのWBはSHになります。
この3-1-4-2から4-4-2の変化のベクトルは前。元々長崎は3-4-2-1の時も一旦セットしてからのボールに喰いつく迎撃型守備を得意としていたので、3-1-4-2から4-4-2への変化はスムーズだったんだと思われます。
またこの形は5-4-1で守る時の様に1トップが孤立しにくいし、元々3バックの両サイドにはボランチも出来る選手を入れている事もあってSBとして前で仕事をすることもそれほど問題なく、それが今の結果につながっていると思われます。
なので逆に言うと3-1-4-2を攻略するには4-4-2に変形させない事。中盤を3枚で守備をさせる事ができるとチャンスは増えていきます。


■プレビュー

中3日での試合という事になりますので、両チーム共ハッキリいってメンバー的な事はわかりません。
セレッソはあまりメンバーを入れ替えず柿谷が1トップに入る形を継続するとは思われますが、扇原が出場停止となりますのでボランチの入れ替えは必須です。

一方の長崎ですが、3-1-4-2になってからのメンバーは固定されています。チームの状態が良いので基本的にはメンバーを代える必要はない所ですが、中3日という事と今後を考えるとここで少しメンバーを入れ替える選択をする可能性もあります。

試合のポイントとしては先ほども書いたように4-4-2に変形させない事。4-4-2は前向きのベクトルがある形ですので、長崎はおそらく4-4-2の形してプレッシングをかけてくると思われます。
なので、これを外すにはそのプレスをいかに外す事ができるか。
長崎はこのシステムチェンジから調子を上げていますが、ただそれぞれのタイミングがあっておらずズレが生じている場面も見られます。特にそれが表れやすいのはFWとMFの間。ここの間を狙う仕組みは残念ながら期待できないでしょうが、ボランチに加えて清原やブルーノ・メネゲウが動く事でここを狙って行きたい所です。
この最初の守備を外せると、前向きのベクトルが出しにくくなりますので、5-3-2になりやすくなる。5-3-2で守らせる事ができれば中盤のスペースを使って岡山戦の様に個々の能力を活かしてチャンスは作れるはずです。

また、長崎の攻撃も前節同様縦に速いです。
大きく動ける永井と佐藤のコンビは上手くお互いを引き立てあっており、さらにそこに追い越す選手もでてきますので注意が必要です。
また3バックの1人はSBとして守っているので守備から攻撃に移る時にはSBのように上がってきます。3バックの相手に対してミスマッチでずらされやすいのがこのCBが上がってくるプレーですので、特に逆サイドには注意が必要です。


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