2016年8月29日月曜日

8/28 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦 VS アルヴェリオ高松(香川県代表)@キンチョウスタジアム

天皇杯 1回戦
2016年8月28日(日)19:00KO 金鳥スタ

スタジアムキンチョウスタジアム主審福島 孝一郎
入場者数3,037人副審西村 幹也、中井 敏博
天候 / 気温 / 湿度晴れ / 28.8℃ / 67%第4の審判員廣瀬 成昭
スターティングメンバー
セレッソ大阪C大阪
 
アルヴェリオ高松高松
  • スターティングメンバー
  • GK 24 橋口 一貴
  • DF 14 竹内 大輔
  • DF 15 武田 直樹
  • DF 22 大谷 浩生82'
  • DF 5 増田 慎作
  • MF 17 田栗 史康
  • MF 28 濱田 大樹
  • MF 23 大西 晃広
  • MF 4 浮田 倫弘67'
  • MF 7 竹谷 康平71'
  • FW 21 斎藤 浩太郎
 
  • 控えメンバー
  • GK 1 川尻 慶太
  • DF 18 堀 剛彰82'
  • MF 10 今井 裕司67'
  • MF 13 大住 優介71'
  • FW 58 藤田 幸大
  • 監督
  • 大熊 清
 
  • 監督
  • 柿本 大輔
セレッソ大阪C大阪
高松アルヴェリオ高松
今回対戦今季平均
データ項目セレッソ大阪アルヴェリオ高松セレッソ大阪アルヴェリオ高松
FK813813
CK103103
PK0000
シュート364364
警告/退場0/00/00/00/0
公式記録(pdf) http://www.jfa.jp/match/emperorscup_2016/schedule_result/pdf/m35.pdf

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 大熊清監督
アルヴェリオ高松 柿本大輔監督

セレッソ大阪 杉本選手、澤上選手、丹野選手、茂庭選手
アルヴェリオ高松 橋口選手

決勝は2017年1月1日市立吹田サッカースタジアムで行われる第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会。1回戦から登場となるセレッソ大阪は香川県代表で四国リーグで戦うアルヴェリオ高松と対戦し10-0と勝利しました。

■メンバー

セレッソ大阪はキム・ジンヒョンが韓国代表、山口蛍が日本代表に選出されておりメンバーの入れ替えも予想されたが前節から変わったのはその2人を含めて4人のみ。引き続き3-4-2-1の布陣で1トップには澤上、最終ラインには藤本、GKには丹野が入っています。
一方のアルヴェリオ高松は四国リーグで戦うプロ契約選手が1人もいない完全アマチュアのチーム。天皇杯は初出場です。全く初見のチームなので普段はどのような形で戦っているのかは不明ですが、システムは4-1-4-1でした。
少し調べた所キャプテンの増田とアンカーに入る大西は香川西高校の出身。川崎フロンターレの登里とともに高校サッカー選手権に出場しており、大西は登里が3年生の時の1年生でFWとして高校選抜にも選出された経験を持っています。
また竹谷は四国リーグ時代のカマタマーレ讃岐に所属、この試合でアルヴェリオ高松の最初のシュート(ロングシュート)を放った田栗はデッツォーラ島根の選手として2010年の天皇杯でサンフレッチェ広島と対戦した経験を持っているようです。

■力の差がハッキリと出る形に

セレッソは澤上のキックオフから開始28秒で松田のクロスから杉本がフリーでヘディングシュート。クロスバーに当ってしまいましたがアルヴェリオ高松の選手が一度もボールに触れる事なく決定的な場面を作ります。

アルヴェリオ高松は極端に下がってブロックを作る、いわゆるゴール前にバスを止める形は獲ってきませんでした。
初出場という事もあるし力の差はある事は十分承知の上でどこまでできるのかという事を試したかったのかもしれません。
バラバラになる
それが身体的な部分だけでなく、ボールスピード、切り替えのスピードなど全てのスピードや強さを体感し、全くボールを奪えない状況でも何とかしてやろうという事で4-1-4-1だったシステムは個々の選手が引っ張られる事になり、ピッチ上では図の様な状況になっていきます。
この状況は人数はそろっていて、セレッソの選手をフリーにする事はあまり無いんですが、逆にいえば組織として有利な状況を作れている部分も1つもありません。
なのでアルヴェリオ高松の選手はセレッソの選手と個々で対峙していく事となり、ミス以外ではボールを奪う事ができない、そして攻撃の形は何も作れないという状況になります。
まあ力の差はどうしてもあるからしょうがないんですけどね。

そしていくつかの攻撃はセレッソの選手のミスでボールを失う事が続いていましたが、澤上の動き出しに合わせてフリーのソウザが浮き球パスを送りDFラインの裏を取ると、澤上がシュート。このシュートはポストにあたってしまいますが跳ね返りを酒本がインサイドで押し込んで17分にセレッソが先制します。

その後も同じような展開が続きます。
組織としての守備ができる状況ではないので、個々で頑張って走って身体をはって守るしかない。セレッソの攻撃にも組織としての狙いは無いのでシンプルな勝負。例えば杉本に1対1で抜かれたらかなり大きなピンチになります。
そしてアルヴェリオ高松との差が大きくでるのがスペースに出るボールと速くて長いボール。この2つは単にボールスピードや走るスピードだけでなく、切り替えの速さや身体の強さなど複数の要素が絡みやすいので、両チームの選手は身体の大きさ(大熊清の好きな大型選手かどうかではなく、身体の厚みや線の太さ)が見た目にも全く異なるので「頑張る」だけではなかなかカバーしきれません。なので裏を取るボールや速いクロスボールではどうしても対応出来ない状況が増えていきます。

アルヴェリオ高松の選手も失点後も幾つかは頑張って対応できていましたが39分にクロスから山村にフリーで合わされたこぼれ球を澤上に押し込まれ2-0。さらに45分には杉本がカウンターで自陣からドリブルでボールを運びそのままシュートを決め3-0とリードを広げました。

アルヴェリオ高松がもし何かを起こす事ができるとするとセットプレー。
これはごく当たり前の話しで、セットプレーだと狭いスペースで局地的な戦いができるので、個々の選手の差が出にくいからです。
アルヴェリオ高松もそれを十分考え準備してきた様で、前半40分にCKを獲得するとマンツーマンで守るセレッソに対してインスイングのボールを入れてゴールエリアの中に人数を集めて密集を作る形を披露。これはマンツーマンで守る形に対して効果的な方法で、以前もツエーゲン金沢にやられた形ですが、丹野が弾いたボールを武田がボレーで狙いましたが茂庭のブロックでセレッソが守りきりました。

■頑張るにも限界が

後半に入っても同じ状態。アルヴェリオ高松は両SHが完全に後ろに引っ張られ6バックに近い形になっていて、中盤にはインサイドハーフの2人とアンカーの3人、その前に1トップという6-3-1の様な形で守っている状態になっていました。
前半にも書いたようにセレッソは両WBが前にでて前線に5枚並ぶ事もある状況で、それに対して6枚いるので人数は足りています。
しかし逆に言えば足りているという事は守備側に有利になっている場所はどこにも無いという事ですので、個々が頑張って目の前の相手を止めるしか無い状況。
そこで止め切れなかったので松田のクロスから山村が折り返し、ソウザが落として杉本が決め51分にセレッソが4-0とします。

そして前半から頑張り続けいたアルヴェリオ高松の選手も「頑張る」で対応するには限界があって、裏に飛び出す選手についていけなくなり57分には丸橋が裏に抜け出し5-0。
64分にはCKのこぼれ球から杉本が詰めて6-0
68分には山村の裏抜けから折り返しをソウザが決め7-0。
74分には澤上の裏抜けから折り返しを杉本が決め8-0。
76分には澤上に代わって入った関口の裏抜けから杉本が決め9-0。
最後92分には杉本に代わって入った玉田が自身で相手からボールを奪い、個人技でGKをかわして流し込み10-0。
丸橋のゴールの後、澤上と杉本のポジションを入れ替えたり、71分に木本が投入されると4バックにしたりと、狙いはちょっとわかりませんでしたが並びやフォーメーションの変更もある中でスコアを重ね試合終了となりました。

■その他
もちろんカテゴリがかなり離れているので当然ですが選手の能力に大きな差があり、それも仕方ない事ですがアルヴェリオ高松の陣形がそれぞれが引っ張られる形でバラバラになってしまったので、その差が直接結果にでるという形で大差の試合となりました。
アルヴェリオ高松はもちろん負けるために戦った訳では無いと思いますが、いつもと違う差が出にくい戦い方を選択するよりもいつも通りの戦い方で挑んでいたと感じましたので、自分たちの力試したかったという側面もあったのかもしれません。
この試合のセレッソの攻撃に特に何かあった訳ではありませんが、バラバラになった時の守備のキツさはセレッソもいつも味わっているヤツですね。

セレッソにとってもこの試合は、どのように捉えどのような形で挑むのかという選択肢は複数ありましたが、現場の監督として選択したのは、特に何かを試すだとかもせずにチームというよりも選手個々のコンディションだったりにポイントを置いて、それこそアルヴェリオ高松と同じように選手個々の力を試したかったという方法だった様です。
個人的にはセレッソの立場で考えると、シーズンも半分以上過ぎた今この段階である折角の公式戦でわざわざそれをする必要があったのか?という疑問は残りますが・・・

2回戦は9/3(土)、同じくキンチョウスタジアムで京都サンガFCとの対戦に決まりました。

2 件のコメント :

  1. スカパーで観ていましたが、解説の森岡さんが、「個人技だけでなくチームとして崩したゴールを見たいですね」と
    しきりに言ってましたが、そのたびに「そんなんムリムリ」とつっこんでしまいました。笑
    でも、力の差があるとはいえ、公式戦で勝ったことで選手の自信に繋がればいいと思います。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      中継は会場音で見直したんですが、森岡さんはそんな事言ってたんですね、何も言い返せない…(苦笑)

      削除

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