2016年8月10日水曜日

明治安田生命J2リーグ 第28節 vs レノファ山口FC プレビュー

2016年8月11日 19時00分:維新百年記念公園陸上競技場

予想スタメン
お盆の過密日程で、前節のショッキングな敗戦からでも中3日で行われる明治安田生命J2リーグ第28節は敵地維新百年記念公園陸上競技場でレノファ山口FCとの対戦となります。


■前回の対戦

前回の対戦は5/15の第13節、キンチョウスタジアムで対戦。立ち上がりに右サイドを完全に崩されて失点しましたが、その後ブルーノ・メネゲウと柿谷のゴールで一旦は逆転。しかし後半にスローインから鳥養にゴールを決められ同点に追いつかれると、失点を繰り返し2-4と完敗に終わっています。

この試合のメンバーは、セレッソは開幕から1度しか代えてこなかった先発メンバーをいじり、左SBに椋原を起用、そして山口は1トップに怪我人が続出している事もあり、2列目が本職の島屋を1トップで起用。左サイドには黒木を使っています。またボランチで庄司とコンビを組んだのは平林。チームの中心選手である三幸が累積警告で出場停止、つまりこの試合の山口はベストメンバーではありませんでした。

展開としては、前回のレビューで詳しく書いた低い位置に落ちる庄司の縦パスから始まる通称レノファアタックと、そのレノファアタックを失敗した所から始まる素早い守備の切り替えにセレッソが手こずる展開。ただ、山口も最初の素早い切り替えからの守備を外されたり、またそれが出来ない場合のセットした守備では2列目と3列目の間が広がりすぎるという現象が起こっている事も多く、セレッソがボールを保持出来る状態になるとゴール前に迫る場面も作っていました。
が、しかし最終的に結果を分けたのはチームの完成度の差。
多くの人がセレッソはチンタラしてるように見える、山口はイキイキとプレーしているように見える、と印象を持ったのはチームとしてのクオリティの差から来るものでした。

5/15 明治安田生命J2リーグ第13節 VS レノファ山口FC @ キンチョウスタジアム
http://analyzingcerezo.blogspot.jp/2016/05/515-13vs.html

■現在の山口

山口は戦い方の基本コンセプトは前回対戦時と変わっていません。
しかし前回は出場停止だった三幸はチームにとってかなり重要な選手で、庄司に代わってレノファアタックの起点となる縦パスも出す事ができ、さらに高い位置で横幅を使うパスも出す事ができる選手。今節は出場停止ではありませんので出場する可能性が高いでしょう。
そしてその三幸ですが、前回対戦時のシーズン序盤は庄司とダブルボランチを組む事が多かったのですが、6月下旬にFC東京から幸野志有人が期限付きで加入。現在は技術も高く運動量も多いその幸野がボランチに入り、三幸は右SHにポジションを移しています。
この変更により山口の攻撃力は一段と進化。これまでボランチで並んでいた攻撃の起点の1つがもう1つ高い位置に移動し、さらにサイドに起点ができた事でパス回しのバリエーションが増えています。
また、山口の負けパターンとしてボランチのところに2+1等でハイプレスをかけられレノファアタックが機能不全を起こし、逆に縦に速い攻撃を受けてCBがさらされるという形があるのですが、ここも起点をもう1つ別の場所に作る事で回避しようという狙いが感じられます。
そしてこの夏の移籍期間で加入したのがもう後2人。1人は岡山から岡本英也、もう1人はチリ陣のルシアーノを獲得しています。
ガンバ出身の岡本はおそらく今の山口で最も名の知れた選手なので説明は不要かと思いますが、まだフィットしているとは言えない状態ですが、チームのエース岸田や中山が怪我の影響もあってか今季は良さを出し切れていない状態なので、計算出来る選手の存在は山口にとって大きい様です。
またルシアーノは前節の町田戦で初出場を果たし、チームとしての約束事は叩きこまれている様ですがまだまだこれからといった印象です。

また前々節の札幌戦では前線が2トップ+1トップ下の2+1になりやすい相手に対して香川を左CBに入れその前に左WBとして廣木、右WBにはそのまま小池という3バックも使っています。
結果的にこれはあまりうまくいかず通常の4-2-3-1に戻してから攻勢をかける事になりましたが、3バックの時もマイボールになれば庄司が最終ラインに落ちて4バック化を見せています。

■プレビュー

この夏の時期に中3日での連戦というかなり厳しいスケジュールですが、どうやらセレッソは3バック(5バック)の報道が出ています。
3バックは田中、茂庭、山下で両WBに松田と丸橋。ソウザが累積警告で出場停止という事でボランチには山村と山口。シャドーに杉本と関口が入り、1トップには玉田もしくは澤上という形になりそうです。
セレッソには組織的な守備で高い位置からプレッシャーをかける形はありませんので、後ろのスペースを消すという判断なのでしょう。清原は欠場の可能性が高そうです。

一方の山口ですが、こちらはハッキリ言ってわかりません。
セレッソが3バックの報道を受けて3バックにするという可能性も無いことはありませんが、高い位置からの守備にそこまで気を使う必要はありませんので通常の4-2-3-1と考える可能性の方が高そうです。

この試合でセレッソが確実に山口より上回れるのはセットプレー。
なので勝ち点を得るにはセットプレーで得点が出来るかどうかが大きなポイントになりそうです。
また守備ではおそらく色気を出して、高い位置からプレッシャーをかけに行け的な事をピッチサイドで言う可能性がありますが、現実的には後ろできっちり5枚がセットできるかどうかがポイント。
セットできていれば三幸が入るであろう右サイドには丸橋が出て対応する形でも問題ありませんが、その外側を小池が上がってくるので基本的には杉本と関口は両サイドに落ちて5-4-1で守る形になりそうです。
また、庄司に対してボランチが出て行って対応してしまうと5-4-1とはいえバイタルエリアにスペースを作ってしまいます。なので1トップができるだけ捕まえる形を続けないといけません。

ただ、前回対戦時もそうでしたが、山口の守備は決して堅いとは言えません。
そこに3-4-2-1で戦うなら開きやすい守備ブロックの2列目と3列目の間で杉本や関口のシャドーがボールを受けて前を向いてしかける事ができれば十分チャンスは作れるはずです。

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