2016年10月7日金曜日

明治安田生命J2リーグ 第35節 vs FC岐阜 プレビュー

2016年10月8日 14時00分:キンチョウスタジアム

予想スタメン

国際Aマッチウィーク中に開催される明治安田生命J2リーグ第35節は本拠地キンチョウスタジアムでのFC岐阜戦。この試合では日本代表と韓国代表に招集されている山口蛍とキム・ジンヒョンが欠場となります。


■前回の対戦

前回の対戦は6/12の第18節。敵地岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催された試合は、柿谷を負傷交代で失ってからの最初の試合。前半5分にこの試合が通算200試合出場となる丸橋の折り返しをブルーノ・メネゲウが決めて奪った先制点を押し込まれながらも守りきり0-1で辛勝しました。
セレッソのシステムは長崎戦で柿谷が負傷交代した後のメンバーがベース。4-2-3-1でワントップにリカルド・サントス、トップ下にブルーノ・メネゲウが入り左右のSHは杉本と清原。ボランチは山口がまだ復帰していないので山村とソウザが組んでいます。
一方の岐阜は前監督のラモスがまだ率いていた頃。4-4-2のフォーメーションで2トップはレオミネイロと難波。左右のSHに田中パウロ淳一と風間が入りボランチには水野と8月に膝の怪我から現役を引退した苅部が入っていました。
立ち上がりの先制点は素晴らしい形でした。杉本がSBとCBの間を抜け出し丸橋からのパスを受けると丸橋はリターンを受ける為にインナーラップ。そして丸橋の折り返しは適当に蹴ったものではなくマイナスの位置でフリーになっていたブルーノ・メネゲウへのグラウンダーのパス。これぞサイドの崩しという形です。ただこの形がこの試合でもこの場面以降、なんだったらその後前節まで見られないのは単なる個人の思いつき、アイデアであったからで、もう1歩の勇気とか全く状況が伝わらないわけの分からない言葉でしか説明できないからなんですが…
しかしこの先制後は岐阜がこの試合を通じてペースを握る事となります。
狙われたのは丸橋の裏。その仕組みとしてはSBをSHが引き出してその裏にFWが走るという形で、セレッソの左SBの裏を狙う為にSHに片方にボールを受ける事ができる風間、もう片方にFWでもプレーできる田中パウロ淳一という選択だったのでしょう。
丸橋の裏(WB/SBの裏)問題は構造上の問題で、今でも続く事からもわかるように選手間調整以外に解決手段を持っていないので、ここをカバーするためにSHも押し込まれる事となり前線でリカルド・サントスも孤立。カウンターもなかなか仕掛けられない状況となりましたが、キム・ジンヒョンのセーブや守備陣の強さで何とかカバーし逃げ切ったという試合でした。

■現在のFC岐阜

前回対戦の後、翌節の横浜FC戦には勝利したもののそこから5連敗となりラモスを解任し後任には2014年8月に鳥栖で退任したユン・ジョンファンの後を次いで監督を務めた経験を持つ吉田恵をコーチから監督に昇格させたFC岐阜。
就任初戦の札幌戦では大敗を喫し、続く清水にも敗れる連敗スタートとなりましたがその後4試合連続で引き分け32節・33節には2連勝と一時の急降下状態からは徐々に持ち直しつつあり、順位も何とか残留圏内の20位で持ちこたえていました。
しかし前節の岡山戦で前半15分までに3失点し、最終的には0-5と大敗してしまっていました。
現在の岐阜や4-3-3をベースにしています。
特徴的なのは3トップの人選と配置。ここ数試合3トップに定着しているのは、レオミネイロ、エヴァンドロ、難波の3人。並びとしては中央にレオミネイロ、左に難波、右にエヴァンドロという形ですが、レオミネイロは裏に抜け出す動きと抜群のスピードを持っており、エヴァンドロは前を向いた時の突破力、突進力はかなりのもの。そして難波もスペースの入ってくるストライカーというプレースタイル。ウイングプレーヤーが1人もいません。
なので岐阜の3トップはこの人選からもわかるように、ウイングプレーヤーを置く一般的な3トップではなくストライカー、アタッカーを前線に並べた1トップ2シャドゥに近い形と言っても良いでしょう。
そしてこの3人に求められているのは3人で攻撃を完結する形。岐阜が行っているのは、4バックと中盤の3人でしっかり守り、前線の3人でカウンターから点を奪うという今シーズンの札幌に近い考え方です。
ですから中盤の3人はアンカーにCBが本職の岡根を置き、その前方にはボランチが本職の青木と水野を並べています。
先程も書いた様に基本的には4-3で守り前3人の個人技カウンターでという戦い方ですが、ミスマッチ系の相手に対しては岡根がCBの間にポジションを落とす5バック化をする事もありますが、岡山戦ではこのポジショニングが定まらない内に次々と失点。さらに中盤がサイドチェンジで振られまくって守りきれず失点を重ねています。
とはいえ前線3人のカウンターの強度は相当なもの。立ち上がりに3失点という厳しい展開となり得点を決める事は出来ませんでしたが、前線3人の個人技を中心に決定機を作る事は出来ていました。

■プレビュー

セレッソのメンバーですが、前節の杉本1トップではなく、その前までの玉田の1トップに杉本と清原がシャドゥに入る形に戻しそう。また代表で抜けている山口とキム・ジンヒョンの所には山村と丹野が入る形になるでしょう。

一方の岐阜ですが、セレッソと同じ3-4-2-1の岡山に対して前節の大敗をしていますからメンバーや戦い方を変える可能性もありますが、この形で3-4-2-1の愛媛には勝利していますし、終盤追い上げられたとはいえ前線3人の鋭いカウンターで山口にも勝利しているので、今後の残留争いの事も考えると戦い方を変えずに臨んでくるのではないかと思われます。

攻撃のポイントとしてはやはりサイドチェンジ。岐阜の前線3人はあまり守備に熱心ではありませんのでボールは持てるはずです。そこで焦ることなく中盤をしっかり動かす事ができれば前半にゴールが遠くても中盤はかならず疲弊しますので後半にチャンスは作れるはずです。
一方気をつけなければいけないのはやはりカウンター。
特に前線に3枚が攻め残りするような設計になっているので中途半端なボールの奪われ方をすると一気に数的同数に持ち込まれる可能性もあります。レオミネイロはかなり速いのでスピードに乗られる前に藤本がきっちりコンタクトして対応したい所です。
そして特に気をつけなければいけないのは丸橋の裏にエヴァンドロに走られる形。セレッソがボールを保持する時間は増えるでしょうからそれほどの回数は無いでしょうが、丸橋の裏は構造的な問題なので岐阜の右SBに丸橋が出てその裏にエヴァンドロが走る形をゼロにすることは難しいかもしれません。
またエヴァンドロが前を向いた時の突破力・突進力もかなりのものなので厳しい場面を作られる可能性もありますが、その時に中央はしっかりと絞って、ボランチもそのスペースを埋めて対応すること。岡山戦でもあわやの場面を作っていたエヴァンドロの折り返しを難波が外から中に入ってくるパターンは松田と田中、そして山村が調整して対応したい所です。

とはいえ全体のチャンスの数はおそらくセレッソの方が多くなるでしょうから、焦る事なく試合をすすめる事ができれば大丈夫でしょう。

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