2017年1月10日火曜日

セレッソ大阪 2016シーズンまとめ その2 データで振り返る

前回から始めたセレッソ大阪2016シーズンまとめ。
第2回となる今回はデータを中心に書いていきたいと思います。



■2015年との比較

2016シーズン 23勝9分10敗 62得点46失点
2015シーズン 18勝13分11敗 57得点40失点

2016シーズンは2015シーズンと同じ4位で終わったものの、勝利数が18から23に増加。引き分けを4試合分、負け試合を1試合、減らすこととなっています。
得点数・失点数共に増加しています。
このデータはなかなか比較することが難しい数字ですが、プレーオフ進出チームの平均勝ち点が2015年の68.5から2016年は74と5.5ポイント増加、そして1位〜8位までのチームの勝ち点が全て2015シーズンよりも上回っているので全体的に上位の勝ち点は増加傾向にあった今シーズンですが、その中でも11ポイント増加は最大です。
ただ、もしかするとJ2で2シーズン目で感覚的に慣れてきたからかもしれませんし、これはデータでも何でもなく感覚的なものですが、2015シーズンよりは全体的なレベルは低下傾向にあった様な印象があります。
そして忘れてはいけないのは順位は4位でしかなかったということです。

またサッカーにおいて試合をかなり優位に運ぶ事ができる要素である先制点と勝敗の関係ですが、先制試合数28はリーグトップ、ちなみに2位が27試合の清水、3位が同数で26試合の札幌と松本です。
そして先制した28試合中そのまま勝利できたのが21試合、追いつかれて引き分けたのが3試合、逆転負けが4試合。
先制した試合の勝率75%はリーグ5位。リーグ平均は65.51%ですが1位から3位の札幌・清水・松本はいずれも80%を超えており、リーグトップは1位の札幌で88.46%、2位は清水で81.48%、3位は80.77%の松本で順位通りになっています。
そして逆転負け率14.29%はリーグで8番目に悪い数字です。

■増えた失点数

また気になるのが2015シーズンよりも失点数が増えていること。特にひどくなっていたのは61分以降の失点で、61分〜75分で12失点、75分〜で18失点。チーム全体の46失点はリーグ9位の失点数ですが、61分以降の30失点はリーグワースト。降格した北九州の28失点よりも悪い数字です。
2015シーズンも試合終盤の失点が多いと問題になっておりその改善を目指していましたが、結果的には悪化してしまいました。開幕前にここを問題点だと指摘し、試合終盤に走れなくなるからだとシーズン中に50分ハーフで練習試合を行っていたりしてましたが当然それでは改善しなかったということですね。

またシーズン中に失点を減らすことを目的に4バックから3バックに変えており、3バックにしたことでメディアを中心に失点が減ったという論調もありましたが、キックオフ時点でのフォーメーションをベースにした数字では、4バックを採用した1節〜25節・27節・42節の1試合あたりの平均失点は1.04、3バックを採用した26節・28節〜41節は1.20と実は3バックにして失点数は増える事となっています。

しかしこれは試合中にも4から3、3から4と変えた試合もありますし、先にも書いたように4で失点が増え勝てなくなったから3に、3で失点が増え勝てなくなったから4にという変遷もあるので4がマシで3がダメだったということではなく(そもそも最終ラインの数で失点が減るなら苦労しない)、それ以外のところに要因があるということで、そこを解決する事がシーズンを通じてできなかったということでしょう。
試合終盤に異常なほど失点していたのも同様で、根本的な問題はシーズンを通じて試合を通じて改善されておらず、フレッシュな状態である60分までは個々の能力でカバーしていたものの、60分を過ぎるとそのカバーも間に合わなくなり失点につながるという流れだったのではないかと考えています。
また最も間に合わなくなるのがカウンターの場面で、カウンターを受けやすいホームでの試合でそれが起こりやすかったのではないでしょうか。

ちなみに2016シーズンの勝敗数得失点数をホームとアウェイで比較すると
2016シーズン 23勝9分10敗 62得点46失点
ホーム 9勝5分7敗 31得点31失点
アウェイ 14勝4分3敗 31得点15失点

4バックと3バックで比較すると
4バックホーム 6勝3分5敗 20得点22失点
4バックアウェイ 9勝2分2敗 18得点6失点
3バックホーム 3勝2分2敗 11得点9失点
3バックアウェイ 5勝2分1敗 13得点9失点

ポゼッション率は
シーズン通算 53.35%
ホーム 54.78%
アウェイ 51.32%。

ポゼッション率が50%を切った試合が11試合ありますが、その試合の成績は9勝1分1敗でホームが4試合、アウェイが7試合、1分1敗ともにホーム。
60%を超えた試合は6試合で3勝2分1敗。ホーム・アウェイの内訳は、ホームで2勝1分、アウェイで1勝1敗1分。
勝った試合の平均ポゼッションが52.00%、引き分けた試合の平均ポゼッションは55.63%、敗れた試合の平均ポゼッションが54.43%となっています。

(2016年シーズンまとめは3回に分ける予定です。)

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