2017年8月18日金曜日

明治安田生命J1リーグ 第23節 vs ジュビロ磐田 プレビュー

2017年8月19日 18時30分:ヤマハスタジアム

予想スタメン

セレッソ大阪と浦和レッズのみが先行して行っていた第22節も全チーム終了し迎える明治安田生命J1リーグ第23節。セレッソ大阪は敵地ヤマハスタジアムでジュビロ磐田との対戦となります。


■前回の対戦

前回の対戦は今季の開幕戦となった2月25日。ヤンマースタジアム長居で行われた試合は両チームとも決め手に欠け0-0のスコアレスドローに終わっている。
フォーメーションはセレッソは前線に柿谷と杉本が並ぶ4-4-2。一方のジュビロは中村俊輔をトップ下に置いた4-2-3-1。守備では両者4-4-2のブロックを作って守る形をとっていた。
セレッソはこの開幕戦からビルドアップで形を変えたりはしていないので、攻撃の起点となるのはブロックの外にいるSB。ただなかなかここから盾にボールを入れる事が出来ずにディフェンスラインでボールを横に動かすしかできない。
一方の磐田はこの試合が磐田での初の公式戦となる中村俊輔に頼る部分がかなり大きい。オリジナルポジションはトップ下だが、そこからディフェンスラインの前まで降りてきてボールを引き出す。
中村が下がると川辺が前に出ていくという約束事にはなっているようだが、右SHの太田と左SH のアダイウトンはブロックの外で幅を取るポジショニングを取っているため、前線で川又が完全に孤立。川又はブロックの中で相手に囲まれた状況で何かをするというプレーは得意ではないので、中村が引いてボールを持っている分ポゼッションは高くなっているが、磐田の攻撃も機能していなかった。

後半に入ると磐田は川又を活かそうと、中村がボールを持ってというよりも早いタイミングで川又にスペースに走らせるようなプレーが増え、一方セレッソはアダイウトンがボールに食い付き気味だった事から、右サイドでソウザから松田を前に出す形が見られるようになる。
その結果、後半はセレッソの方がポゼッション率を高くするが両者決定的なチャンスを作りきれずに0-0のまま試合終了となった。

■最近のジュビロ磐田

シーズン序盤は勝ったり負けたりを繰り返していた磐田だが、6月以降は7勝1敗1分と勝ち星を一気に積み重ねはじめ、現在はセレッソとの勝ち点差6の6位と一気に順位を上げてきている。
そのきっかけとなったのが第14節、6月4日に行われたホームでのガンバ大阪戦。
開幕時点は4-2-3-1だった磐田は7節に3バックに変更。そしてほぼ不動となっている現在の形が固まったのがこの試合だった。
この試合から磐田は前線にアダイウトンを起用。この形は守備の時の形から考えると川又のワントップで左シャドゥにアダイウトン、右シャドゥに中村俊輔という3-4-2-1なのだが中村とアダイウトンの役割は明らかにことなっており、中村は幅広く動くフリーマンで、アダイウトンはよりFW的。アダイウトンが前線に入ることで川又が孤立することもなくなり、そして中村が幅広く動けるようにもなった。
またムサエフと川辺のボランチコンビも中村を含めた3人の攻守におけるバランスが整えられるようになった。
現在のボール支配率は44.6%で15位。14節以降の9試合に限ると43.2%と更に下回る。そして50%を越える試合は2度しかなくこの2試合は1分1敗。つまりボールを持たないサッカーを志向している。
しかし、このボールを持たないサッカーでありながら9試合で21得点、1試合平均2.33得点を記録しているのだが、そのポイントとなっているのは前線の川又とアダイウトン。
2人とも動いて仕事をするタイプなのでカウンターはかなり強力。またここにボスロイドが磐田在籍時から日本代表に入るべき選手だとべた褒めしている川辺が絡んでくるし、ムサエフもパワフルにボールを運ぶ事ができる。
そしてもう1つがセットプレー。日本最高のキッカー中村俊輔がいるので当然といえば当然なのだが、セットプレーからの得点数はセレッソと並んでリーグトップタイとなっている。
そして守備もかなり堅い。
ここ9試合での失点数は7。無失点試合が6試合もある。5-4-1でしっかりブロックを作って引いて守る事もできるが、磐田の守備の特徴はかなり人に強く行く形だろう。
3バックの高橋、大井、森下の3人だけでなく、ボランチの2人もかなり激しく人にいける。それは両サイドもアダイウトンもそうだ。
なので守備はゾーンというよりも属人的な面も大きいのだが、それをカバーしているのが5バック。1人が人に行っても後ろに5人いるのでスペースを空けてしまう事も少ない。そしてスライドの意識も高いので、人に引っ張られるが穴を空けてしまう事は少ない。
ちなみにこの9試合で唯一敗れた試合は広島戦で、この試合ではムサエフが出場停止、川辺は広島から期限付き移籍中なので出場制限がかかっているため、主力ボランチ2人が出場できなかった試合だった。

■プレビュー

セレッソのメンバーだが、清水戦の逆転ゴールの前のプレーで山村が負傷。そして5週間の離脱が発表されたため、前々節の札幌戦同様に山村が欠場となる。
懇切に向けてのトレーニングでは、札幌戦同様にリカルド・サントスと杉本の2トップも試されたが、より時間を割いていたのは福満をトップ下に入れた形。福満がJ1リーグ戦で初先発となる可能性が高そうだ。
また右SBとCBには引き続き田中と木本となる可能性も高そう。山下も既にフルメニューをこなしており、状態は万全だがこの2人が引き続き先発となりそうだ。

一方の磐田は、不動のメンバーともいえる前節ガンバに快勝したメンバーがそのままとなる可能性が高いだろう。

今季のセレッソもボールを保持しない方が戦いやすいチームとなっているので、できれば磐田にボールを持たせる様な展開に持っていきたいところだが、その形は磐田の方がより徹底されているため、セレッソがボールを持つ時間が長くなる可能性の方が高いだろう。
そうなった場合注意したいのはボールの失い方。
アダイウトンと川又が中心となったカウンターは相当速いので、ボランチが後追いになるような状況は避けたいところ。
一方攻撃で狙いたいのは3バックとWBの間のスペースだろう。
磐田は守備の時にWBが前に出てくる場面も多く見られる。この背後のスペースにSHやトップ下が入り込み3バックの横で起点を作れるかどうか。今節福満が先発となればこの動きが期待されているはずで、前節のガンバ戦でもここでガンバは決定的な形をつくっていたのでここは十分狙い目といえるだろう。
前節は厳しい逆転負けを喫したセレッソにとって今節はかなり大切な試合、是非とも勝ち点を持って帰りたい。


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