2018年9月16日日曜日

9/14 明治安田生命J1リーグ第26節 VS ジュビロ磐田 @ キンチョウスタジアム

スタジアムキンチョウスタジアム主審東城 穣
入場者数13,112人副審川崎 秋仁、田中 利幸
天候 / 気温 / 湿度曇時々雨 / 24.3℃ / 85%第4の審判員小屋 幸栄
セレッソ大阪C大阪
 
ジュビロ磐田磐田
 
  • 監督
  • 尹 晶煥
 
  • 監督
  • 名波 浩
セレッソ大阪C大阪
磐田ジュビロ磐田
今回対戦今季平均
データ項目セレッソ大阪ジュビロ磐田セレッソ大阪ジュビロ磐田
FK7161516
CK7654
PK0000
シュート15111111
警告/退場2/02/01/01/0

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 尹晶煥監督
ジュビロ磐田 名波浩監督

セレッソ大阪 オスマル選手、柿谷選手、山口選手、ソウザ選手、丸橋選手、木本選手
ジュビロ磐田 中村選手、小川航基選手、大久保選手(ジュビロ磐田公式)

今季2度目の金曜開催となった明治安田生命J1リーグ第26節。トップチームとしては改修前最後のキンチョウスタジアムで行われた、セレッソ大阪対ジュビロ磐田の一戦は1-1の引き分けに終わった。

■メンバー

セレッソ大阪の先発メンバーは、前節の浦和戦から4人入れ替え。ルヴァンカップセカンドレグで既に復帰を果たしている山口と、体調不良により前節、ルヴァンカップ2試合を休んだ丸橋が復帰。しかし日本代表での活動中に杉本が負傷離脱となり、また清武もふくらはぎに違和感を訴え欠場。
1トップには柿谷、シャドウに山村と高木、ボランチには山口とソウザ、WBには松田と丸橋、3バックには木本、ヨニッチ、オスマルが入る3-4-2-1となっている。

一方のジュビロ磐田の先発メンバーは、ショッキングな大敗を喫した前節から先発5人を入れ替え。FWには川又に代えて小川航基、トップ下には前節途中出場で復帰した中村俊輔、両WBは松本、小川大貴から第22節以来の先発となる櫻内、第19節以来の先発となる宮崎の経験ある2人に、新里が怪我で離脱している左CBには藤田にかわり3試合ぶりの先発となる森下が起用された。

■守備的な戦い方をとった磐田

昨季はリーグ最少失点の6位でシーズンを終えた磐田。今季は昨季以上を目指し守備のスタート位置を高くし、特にワールドカップの中断期間では「攻撃面を中心にトレーニングを積んだ」と名波監督も語っていた。
しかし中断明けは前々節までで2勝5分2敗。そんな中迎えた「上を目指せるか下に引きずり込まれるかを分ける大一番」だと位置づけていた前節の名古屋戦で6失点の大敗。
磐田はそういった状況でこの試合を迎えていたのがこの試合の戦い方に大きな影響を与えたのだろう。
3-4-1-2の布陣を敷く磐田はここ最近の試合ではトップ下の選手を前に出して5-2-3の形にして守備を開始。できるだけ前3枚を高い位置においたままサッカーをしようとしていて、そこを突破された時にFWの1枚である大久保とトップ下の選手が中盤に下がって来て5-4-1になるという段階的な守備をおこなっていた。
磐田の守備
しかしこの試合ではスタートこそ5-3-2だが、すぐに大久保中盤に下がっていく形になっており、取りに行くのではなく守備ブロックを作り待ち構える、その形も大久保と中村俊輔が中盤に落ちて5-4-1になるという守備を行ってきた。
名波監督としては大敗の後だけあってまず何よりも先制されたくないという事だったのだろう。
確かにこの試合でもし大敗するようなことになるとチームは自信を失いかねない。

そしてセレッソは磐田のこの守備に対して木本とオスマルの3バックの両サイドを起点にしてボールを運ぶ。
磐田が撤退守備なこともあって柿谷は1トップというよりもフリーマンといった感じで、山村を前線に残しながら高木と共に背後を狙ったり、下がってきてソウザや丸橋とボールまわしに加わるなどして、セレッソが序盤から磐田を押し込む展開になっていた。

一方セレッソの守備については、磐田は下がって守備をするのでどうしてもボールを奪い返す位置が低くなる。
しかし磐田の攻撃、ボール運びはどちらかというとグループよりも個と個、出し手と受け手の2人の関係で成り立っていることが多いので、小川航基が中央から少しだけ流れて起点になろうという動きはみせていたものの、そのボール運びの多くを山口を中心に次々と遮断。ルヴァンカップ湘南戦では1人で守るという難しいタスクが与えられていたこともあってパフォーマンス的にはそれほど良さを発揮出来ていなかった山口だが、この試合ではかなりクオリティの高いプレーを見せていた。
セレッソの守備
そして磐田がボールを持つことが出来たときには、セレッソはこれまでと同様に2シャドウができるだけ中央でプレー。守備のときにはボランチとマッチアップする場面が増えていた。
もちろんサイドで運ばれた時には山村と高木の2シャドウは中盤のサイドに戻ってきて5-4-1になっていたのだが、セレッソの守備に関してはこれまでに比べるとシャドウの守備の貢献度は上がっていた。
その理由としてはもちろん守備が整備されてきたこともあるのだろうが、磐田の攻撃がやはりグループでというよりも出し手と受け手の関係だけに委ねられており、サイドでもマッチアップがかみ合っている中で守備側が2択を迫られるような場面が少なかったからだろう。
そしてもう1つは中村俊輔のポジション。無理をしボールを失ってカウンターを受ける様なことは避けたかったのだろう。2トップの近い位置でプレーをするというよりもボランチ近くまで下がって3ボランチ気味の動きをみせていたことで、ボランチが動かされてしまう場面はそれほどなかった。

ただ、ブロックを下げて人数をかけて守る磐田の守備に対してセレッソは押し込むことはできるものの、最後では自由にさせてもらえずかなり手こずっていた。
ミドルシュートに対してはカミンスキーという壁があり、ボランチの脇を使うと時々バイタルエリアが空くこともあるのだがそこも3バックが体を張って対応。30分には山口のパスに柿谷が抜け出しかけるがシュートまで持って行かせてもらえなかった。

ボール支配率だけでなくグループとしての攻守の切り替え時の動きの質などを考えても展開的にはセレッソが優位に立っているといえる展開だったのだが、磐田としてもある種主導権を渡すことは受け入れた戦い方をしていて、その中で狙い通り守りきれているのでOKという状態だっただろうか。

■攻めるも攻めるも

小川と交錯した木本が左ひざを痛めて治療のためにタッチラインの外に。セレッソもすぐさま山村を木本のポジションに落とす。
そんな中で生まれた55分の失点シーンは単純にミスからだった。高橋祥平からのクロスをキム・ジンヒョンがキャッチミス。慌ててリカバーするもののそのこぼれ球を拾った櫻内がゴールに流し込んだ。
ここまでの磐田にあったチャンスらしいチャンスは、前半の山田がボックス内に侵入した放ったシュート1本ぐらいだったのだが、我慢して我慢して戦ってきた中で生まれたいわばラッキーな形での先制ゴールだった。
セレッソにとってはゲームを支配しながらも攻めきれず、シンプルなミスから失点というのはかなり嫌な流れだ。取り返さないといけなくなったセレッソは当然ながらこれまでよりも前がかりにならざるを得ない。そしてそれは磐田にカウンターのチャンスを与えることになる。
実際にここからいくつかのプレーでセレッソが少し慌てて攻めるので、田口が中盤でボールを奪い返し起点となりカウンターを繰り出す場面が続く。65分にソウザが田口を倒したファールで得たゴール正面で絶好のFKを中村俊輔が狙うがキム・ジンヒョンがキャッチ。個人的にFK直接は駆け引きが8割だと思っているが、ここではその駆け引きでキム・ジンヒョンが上回った。
65分〜
そしてこのFKのタイミングで先程痛めた木本は一旦ピッチに戻ったもののプレー続行が難しいということで、木本に代えて山下を投入。

セレッソとしてはできれば速い攻撃をしかけたいところだが、そこにこだわりすぎて焦ってしまうとカウンターを受けやすくなる。
そんなバランスが難しいところだが山下投入後は少し落ち着きを取り戻し、速い攻撃が難しいならきちんとボールを保持し再び磐田を押し込み始める。
こうなると磐田も完全に引いてとにかく人数をかけて守る形になる。68分にオスマルから柿谷、丸橋とつなぎ完全に左サイドを崩すが折返しを松田の手前で大久保がカバー。
とにかく自陣ゴール近くに人数をかけてくる。
69分〜
69分、磐田は小川航基に代えて川又を投入。前線の運動量とどこかでカウンターを狙えたらということなのだろう。

しかしその後も攻め立てるセレッソ。木本から山下に変わったことで山下は右SB的な動きができず右サイドからの攻撃は停滞するが、柿谷が右サイドに流れることでそれをカバー。また右サイドから、磐田は前半から飛び込まない守備を強く意識している影響でかバイタルエリアが空けることにつながっていたペナ角あたりからドリブルする動きを柿谷が見せるようになり、77分にはわずかしかない背後を丸橋が取り折返し、そのこぼれ球をソウザが狙うという決定的な場面を作るが、シュートは田口はがブロック。CKにする。磐田は徹底して下がって人数をかけて守ってくる。
しかしそのCKから。ソウザのボールをニアでオスマルが合わせてゴール、セレッソが同点に追いつく。得意のニアのパターン。ソウザのボールの質、オスマルが森下を振り切ったところで勝負ありだった。

こうなるとさらにセレッソが攻め立てる展開に。
80分にWBと3バックの間に飛び出した山口からの折返しを山村が潰れ松田につなぐもシュートを打てず。
さらに81分にはソウザのCKからこぼれ球をオスマルがヘディングでねじ込もうとするもゴールライン上で宮崎がクリア。得点は奪えない。
90+5分〜
このプレー直後の82分、磐田は中村俊輔に代えて上原を投入。上原はボランチに入り山田がトップ下へと移動する。
この後もセレッソが押し込む展開が続くが、大久保がキム・ジンヒョンと交錯しイエローカードを受けたことで90分に大久保に代えて松浦を投入。
その後柿谷が山田に意図のよくわからないラフプレーで倒されたことで珍しくカッとし山田を倒してしまい両者イエローを受け、アディショナルタイムの90+5分にはセレッソが松田に代えて水沼を右WBに投入するが試合はそのまま終了。
1-1の引き分けに終わった。

■その他

やはりあれだけ引いて人数をかけて守られるとなかなか難しい。
特に磐田には前節の大敗があって、さらに先制もしたことで守りきろうというモチベーションは最後まで切れなかった。
セレッソからするとそんな試合でミスから失点してしまい自分たちでさらに難しくしてしまった。
ただ内容的には、これだけ引かれると何かを語るのも難しいところもあるが、悪くは無かったと思う。
キンチョウスタジアムの改修前ラストマッチをキム・ジンヒョンのミスで引き分けたというのはある意味セレッソらしい気もする。

後、オスマルのヘディングを宮崎がゴールライン上でクリアした場面はおそらく入ってないとは思うが、カメラはゴールライン上に置いておかないと意味が無いのでDAZNさんには今後改善してほしいなあと感じた。




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