2011年8月15日月曜日

8/13 Jリーグ第21節 VSガンバ大阪 @長居スタジアム

■セレッソ大阪 1 - 1 ガンバ大阪
セレッソ大阪:キム ボギョン(76')
ガンバ大阪:中沢(79')
フォーメーション

■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 14 丸橋祐介 17 酒本憲幸 22 上本大海
MF:5 中後雅喜 10 マルチネス 13 清武弘嗣 16 キム ボギョン 23 倉田秋
FW:15 小松塁
SUB:1 松井謙弥 2 扇原貴宏 4 藤本康太 32 尾亦弘友希 6 山口螢 9 ファビオ ロペス 11 播戸竜二
交代:小松→ファビオ ロペス(71') 清武→山口(90+3')

■ガンバ大阪
GK:1 藤ヶ谷陽介
DF:21 加地亮 2 中澤聡太 5 山口智 6 下平匠
MF:23 武井択也 17 明神智和 7 遠藤保仁 13 キム スンヨン
FW:22 イ グノ 9 ラフィーニャ
SUB:29 木村敦志 3 金正也 4 高木和道 30 内田達也 31 大森晃太郎 14 平井将生 33 アフォンソ
交代:キム スンヨン→平井(32') イ グノ→大森(90')

今年3回目の大阪ダービー。
アウェーでの開幕戦では敗れたが、同じくアウェーでのACLラウンド16では内容も上回る勝利と今シーズンは1勝1敗。
セレッソは木曜日の練習ではレギュラー組に丸橋に代わって尾亦が入っていたがスタメンは丸橋で前節の川崎戦と全く同じメンバー。サブに新外国人のファビオロペスが入っている。
一方のガンバは二川が前日に足を痛めたということでキム・スンヨンが入っている。

■プレビュー
前日の夜にツイッターでプレビューをやったのでまずはそれから。
予想スタメン
ここ最近ずっとそうやってるようにセレッソは守備の時は中後の前にマルチネスとボギョンを並べる形にするはず、ただACLの後半でやってるのでガンバはこれを知ってる。
それを踏まえてガンバは立ち上がりから前から来る事が予想される。
そしてセレッソはマルチネスと中後のポジションを下げて対応する。これでボールを落ち着けられてボギョンと清武で運べたら楽になるのでおもいっきり下げていい。でもその時に茂庭は蹴っちゃう可能性がある。ってかそれを狙ってくると思う。
鹿島にやられたように、茂庭は空けといて他を押さえるって方法を取ってくるかもしれない。
なので茂庭が蹴っちゃう数を減らす、蹴っちゃったとしても簡単にボールを渡さないようにする。
もしボールを失う数が多いならブロックを下げる。引いて守る。どうしてもポゼッションが欲しいのは向こうだし、前半で流れを決めておきたいのも向こう。先制点は欲しいけど、それ以上に先制される方がイヤなのでだからその時は引いちゃっていい。

一番イヤなのは茂庭をサイドに引っ張られて下平にクロスをあげられる形。なので二川に動かれるとやっかい。だから引いて4-1-4-1になった時の4-4の間の1、中後が重要
0-0で行けば十分チャンスはある。というよりセレッソは0-0で行きたい。できたらポゼッションでやりたいけど、さっきも書いたように向こうの方がポゼッションを欲しがっている。だからポゼッションを取られても慌てない。

向こうは押しこむ時間を増やすしか多分方法はない。こっちは押しこむ時間を増やせれば楽だけどもし増やせなくても方法はある。キーマンは茂庭とボギョン。展開によって中後。引き出しが多いので慌てなければ十分にチャンスがあるかと。
※二川は欠場になってしまいました

■前から来るガンバ
ガンバのセレッソ対策
プレビューでの予想通りキックオフから深い位置にボールを放り込んできた様に立ち上がりからガンバは前から来る。
ガンバの守備のやり方としては、イ・グノとラフィーニャの2トップが先ず最初に見るのはボランチの中後とマルチネス。ここを先ず抑えにかかって、中盤の遠藤か明神のどちらかがボランチを捕まえることのできる位置まで来ればそこからCBに行く。そして両SBを見るのは両SHという4-2-2-2と同じフォーメーションを組む鹿島が取ってきた方法とほぼ同じ。
このやり方で鹿島は快勝しているのでセレッソ対策としては最も効果があると思われる方法AガンバはACLで普通にやって普通に負けてしまったので今回は十分対策を取ってきた。
そしてセットプレー(CK)でもその形跡が見られた。
ガンバCKの狙い
セレッソはCKの時ゾーンで守る。
ゾーンの構成は、ニアポストに丸橋を立てて、その前にニアから小松・マルチネス・茂庭・上本・酒本のラインを並べその前に中後という形。
CKの時で嫌なボールは速いボールで、一番怖いのは速いボールをニアで合わされる形。なのでそれを守る為にチームで最も高さのある小松と次に高いマルチネスを近い方から並べる。

で、ガンバが狙ってきたのはマルチネスと茂庭の間。ここに3人が入ってくる。
速いボールで小松とマルチネスを越えてくる遠藤のキックが素晴らしいからなんだけど、ここに速いボールを入れられるのはかなり厳しかった。

■ブロックを下げて守るセレッソ
セレッソの守備ブロック
プレビューでも書いたようにガンバが立ち上がりから前から来て、ポゼッションを握る展開は予想されたもの。なので、セレッソはブロックを下げて守る。
まあボールを運べないので押し込んだ形が作れておらず、前からプレッシングをかけられる形に持ち込めていなかったということもあるんだけど。
ガンバの楔
手を焼いたのは楔のパス。
ここがガンバの上手い所でもあるんだけど、ボランチとSB、SHを使いながらゆっくりパスを回しながらブロックをずらし、ボランチやCBが前を向いてフリーになっていると一気にトップへ楔のパスを出してくる。
前半の中盤まではこれになかなか対応できず、幸いPKは取られなかったが上本がキム・スンヨンを倒してしまった場面など何度か決定機をつくられてしまっていた。
また前半の前半は押しこまれている中ボール運びでも少しミスが見られキム・ジンヒョンのビッグセーブでなんども助けられていた。

セレッソの守備2
って事でセレッソの守備が少し変わる。
鹿島戦と同じようにボランチに対してほとんどプレッシャーをかけられていないので楔をいれられて苦労していたが、前半途中からボランチがボールを持った時はブロックの中央にいるマルチネス・ボギョンが当たりに行き、そのゾーンをサイドと中後がカバーリングポジションに入ると整理されて来る。
これで守備にも安定感が出始め、またそうなるとボランチが前に出た時にSH、SBと連動してボールを取る場面も出だし、良い形でボールを奪えると攻撃でもボールを上手く運べるようにもなる、って事で前半30分過ぎからようやくセレッソも攻めの形を作れるようになる。
セレッソの攻撃
ガンバは前半33分にキム・スンヨンから平井の交代があり左SHにイ・グノが入る事になったのだけど、その交代がというよりもボールを奪う位置、奪い方が代わった事でガンバのボランチとFWの間にスペースができ、そこでマルチネスがボールを受けたりそこにシャドーが下りてきてパス交換の基点ができるようになり攻撃の形ができるようになる。

前半は立ち上がりからガンバが攻め込んだ様に、決定機の数はガンバが多かったのだけど、終盤はセレッソが持ち返すという展開で0-0で終了。
立ち上がりに守備の混乱はあったものの展開自体はセレッソの想定内のものだった。

■セレッソの反撃
セレッソのプレス回避
前半から勝負をかけてきたがゴールを奪えなかったガンバは後半の立ち上がりに再び前からプレッシングに来る。しかしセレッソはマルチネスを下げてジンヒョンを使いながら回避。さらに裏へのボールを使いながら相手を広げセレッソがボールを運び出す。
セレッソはボールを運べると形が作る事ができる。
マルチネスとSBで幅を作って、清武・ボギョンでボールを運び、倉田も含めたシャドーで崩す。
これでガンバが下がらざるを得なくなり、セレッソがペースを握り出す。
後半立ち上がりにもう一度ペースを握ろうと前から来たように、前半のセレッソとは異なり引いて守るという選択肢がほとんどないガンバにとっては厳しい状態。

マルチネスとボギョンだけでなく中後までつられてしまった遠藤のワンタッチパスや、カウンターで平井に上本が入れ替わられてしまうなどそれでもチャンスを作ってしまうところはさすがだけど、ラフィーニャも後半は茂庭と上本にしっかり抑えらてしまっていた。

そしてゲームが動いたのは76分。
ボランチとシャドーのパス交換から右サイドに展開し、ボギョン・清武・倉田・ボギョンと短い距離で動きながら少ないタッチ数でパス交換でボギョンが決めてセレッソが先制。
展開から崩しまで実にセレッソらしいプレーだった。

しかし3分後に追いつかれる。
CKのこぼれ球を再び右サイドの遠藤につなぎ、再び遠藤からのクロスをファーの中澤に合わされてしまった。
CKのこぼれ球なのでゾーンもまだ残っていたのだけどどうしてもゾーンにズレが生じてしまっていた。でもファーに合わせた遠藤のキックが本当に素晴らしかった。
ゾーンの崩れを修正する為に中後がファーに入っていたんだけど、そこに人数を集めてきた事でほとんど競る事ができなかった。

このあとはファビオロペスが倒された場面もあったのだけど、前半にPKを流しているという事もあってかファールなし。
両チームとも疲労度が高くかなり厳しい状態なんだけど交代が難しい状態。
セレッソはシャドーができる選手をベンチに入れていないんだけど、一番疲弊しているのがシャドーという厳しさで、最後に清武と山口螢を代えて3ボランチにするしかなく、そのまま引き分けとなった。

■その他
ほぼ予想された、ある種狙い通りの展開だったので本当に勝ちたい試合だったし勝てた試合だった。
立ち上がりは危ない場面をつくられてしまったもののしっかりブロックを下げて守れていたし、その後は持ち直す事ができていた。そして後半ペースを握ることもできた。
だけに…

この日デビューしたファビオロペス
受けるポイントや動きの質などちょっと時間がかかるかなと感じさせた。
ただやっぱり小松がレギュラースタメン90分では上位を狙うチームとしては物足りない。
なので、まだ未知数の部分あるものの早くフィットしてもらわないと

大阪ダービーは両チームのサッカーの質だけでなく、スタジアムの雰囲気・両チームの意地など本当に素晴らしいゲームだった。ただ勝ちたかったけど

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