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2013年12月6日金曜日

Jリーグ 第34節 vs 浦和レッズ プレビュー


2013年12月7日15時30分:埼玉スタジアム2002
予想スタメン
いよいよ2013年シーズンの最終戦。
両チームとも前節の敗戦で優勝は無くなったがACL圏の3位以内を獲得する為には勝利が必要な試合となる。

セレッソのメンバーは、これまでSHは右にエジノ・左に南野という形を取って来たがどうやら入れ替えそう。またシンプリシオに筋肉系のトラブルの可能性があり、シンプリシオが欠場ならトップ下は杉本、問題なければいつも通りシンプリシオがトップ下に入り杉本はベンチスタートになるものと思われる。

一方の浦和は、森脇・那須・槙野の3バックに鈴木・阿部のボランチとしましたが、森脇が外れてそこに阿部が入り、柏木・梅崎がそれぞれボランチとシャドーにポジションをずらして右WBに関口という布陣でトレーニングをしていたとの情報もあり、もしかするとスタートからその布陣を使ってくるかもしれません。

浦和は広島に比べると自らアクションを起こしてくる事が多いチームですが、セレッソの戦い方としては前々節の広島戦とベースは同じ。
1トップ2シャドーはCBとボランチの4枚で対応してアウトサイドには両SB、3バックの両サイドはSH、中央に1枚残るボランチにはトップ下がキッチリ捕まえる形を取るものと思われます。
なのでやはりむやみに相手に喰いつかない、そして先制する事、がポイントになるでしょう。
実際浦和はここ2試合は、相手に先制されカウンターで失点を重ねるというパターンで連敗しているのでセレッソとしてもその形の再現を狙いたい所。
切り替えのスピード、カウンターの速さはおそらくセレッソの方があるので、先制できればそのチャンスは大きく広がると思います。

ただ、浦和も優勝は逃したものの予算規模や戦力的に考えてACL出場権を失うのは大きなダメージになるので、もしかすると広島の様にペースを落とした試合展開を狙ってくるかもしれません。
そうなった時は決して誘いに乗らない事、そしていつもと逆に入るエジノと丸橋との連携、もしシンプリシオが出場できないとすれば、杉本がキッチリ相手の中盤の1人を捕まえる事、もし出来ない時は柿谷がキッチリカバーしてあげる事が重要です。

カウンターがより洗練された広島相手にしっかり狙い通りの戦い方で勝利する事ができたのですから浦和相手にできないはずはありません。

クルピ監督と、マテル、ホドウホの両コーチに続き、今日シンプリシオとエジノの退団も正式に発表されました。
天皇杯で既に敗退してしまっているので、このチームで戦うのはこの試合が最後です。
レヴィの為にも、シンプリシオの為にも、そして来期以降のチームの為にも、クルピ監督の集大成として、今シーズンの素晴らしいチームの集大成として、このチームが今の戦い方に行き着いたきっかけを作ってくれた浦和相手にアウェイで勝利しなければいけません。

2013年11月29日金曜日

Jリーグ 第33節 vs 鹿島アントラーズ プレビュー


2013年11月30日14時:大阪長居スタジアム
予想スタメン
今シーズンも残り2試合。
前節の勝利でわずかながら優勝の可能性も残している中で迎える今節は今シーズンホームラストゲームとなる長居スタジアムでの鹿島アントラーズ戦。
現在勝ち点56で並びながら得失点差で上回るセレッソが4位、鹿島が5位での対戦となります。

セレッソのメンバーは、前節の前半終了間際に再び痛めて離脱となった藤本の位置に交代で入った茂庭が入る以外は前節と同じ。右SHにエジノが入り杉本はベンチスタートになる模様。

一方の鹿島は、山村が累積で出場停止の為にCBには久々の先発となる岩政、また前線をダヴィと大迫では無く、大迫のワントップでトップ下に土居という形になるものと思われる。
ダヴィには抜群の身体能力はあるがメンタル的に怪しい所もあるし、またダヴィと大迫が組むとどうしても大迫が下がって仕事をする事が増えるのでセレッソとしては前節と同じダヴィと大迫で来られる方がありがたい所もあったのだけど、前節はダヴィの動きもそれほど良く無く、また特に前半は内容で圧倒していたにも関わらず後半のカウンター2発で敗れた事もあって変化をつけてくるものと思われる。

鹿島とは今シーズン既に4月にアウェイで、また5月にナビスコカップのグループリーグ最終戦としてホームでと計2試合戦っており、アウェイの試合は互角の内容ながらミスでの失点で0-1での敗戦、ホームでのナビスコカップは双方が既にグループリーグ突破を決めた後といういわば消化試合的な要素もあったが2-1での勝利と1勝1敗となっている。

この2試合ともがシーズン序盤の対戦でしたのでこの頃から両チーム共に変わっている部分も多いのですが、その2試合を踏まえても鹿島で最も注意すべき所は小笠原と柴崎のダブルボランチで変わりはありません。
ですので、今節は前節の広島戦とうってかわって高い位置から、特に鹿島のボランチに向けて激しくプレッシャーをかけに行く事が予想されます。
前節の鳥栖がカウンター2発で勝利したのもボランチの所に激しくプレッシャーをかけていった事が勝因の1つでしたし、特に今節は最終ラインからボールを出せる山村が不在ですのでここに激しく行くだけの価値は十分あります。

そして攻撃では先ずは速いカウンター、それに加えて重要なのはポゼッションで相手を押し込む事です。
カウンターについては、これはいつも通りなのですが、この試合柿谷のスピードがあれば1度は必ず岩政と青木の裏を取る事ができるでしょう。そのチャンスを決して見逃さないこと。
そしておそらくこの試合カウンター以上に重要なのはポゼッションです。
カウンターが狙えるからと言ってそればかりになっては絶対にいけません。
ボールを持つ事で自分達で時間をコントロールする事。
メンバーを落としていたとはいえ勝利したナビスコカップでの対戦は、エジノの初ゴールや柿谷の素晴らしいドリブル突破からのゴールなどもありましたが、一番の勝因はボールをもって時間をコントロールできた事です。

先日の朝日新聞での記事でクルピ監督が、「曜一朗がワントップで機能するには、前の選手が流動的に動いてパスワークの速さで勝負する。例えば曜一朗が引いたらシンジと本田が飛び出すという事が必要。ただ相当連携の完成度が高いチームではないと機能しない」と日本代表に向けて発言していましたが、ここで言ってる内容は実はそっくりそのまま日頃の練習で指示している内容です。
この記事では日本代表に向けてなので、たどり着くまでには時間がかかりそうなニュアンスも含めて話していますが、同じ様な形、同じ様な指示を続けているという事は、セレッソでは十分機能させる事ができると踏んでいるのです。どんな相手でも崩しきるだけの力は十分あるはずです。

今のチームは爆発力だけなら、もしかすると過去に優勝争いをした2000年や2005年、ACL圏内の3位で終えた2010年のチームに劣るかもしれません。
ただ、戦い方のバリエーション、出来る事の幅に関してはこれまでのどのチームよりも増えています。
3回に渡り通算8シーズンを指揮したクルピ監督のホームラストゲーム。
勝利で終えなければいけません。

2013年11月22日金曜日

Jリーグ 第32節 vs サンフレッチェ広島 プレビュー

2013年11月23日14時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
Aマッチウイーク開けとなるリーグ戦はこの試合を含めて残り3試合となった32節。
首位マリノスと勝ち点差6と優勝の可能性をかすかに残す5位セレッソは、マリノスとの勝ち点差が2、セレッソとの勝ち点差が4の現在3位で昨シーズンのチャンピオンチームであるサンフレッチェ広島をホームキンチョウスタジアムに迎える。

セレッソのメンバーは、ケガで離脱していた藤本が30節の鳥栖戦以来、天皇杯で1トップをつとめたエジノがリーグ戦では9/22のレイソル戦以来のスタメンとなる模様で、6/30のナビスコカップ浦和戦2ndレグ、7/13の16節アウェイ広島戦同様エジノを右SHに置いた4-2-3-1で挑むと思われる。代表に招集されていた柿谷と山口もコンディション面での不安はあるものの、帰国当日からフルメニューで練習に参加しているので問題は無さそう。

一方の広島は、コチラも代表で抜けていた西川と韓国代表に招集されていたファンソッコも戻っているので左WBにファンソッコが入る前節柏戦と全く同じメンバーになるのではないかと思われます。

広島との戦いと言えば思い出されるのは、セレッソサポーターならホーム長居で前半0-3でリードされながらも後半に5点を奪い最終的に5-4で勝利という壮絶な打ち合いを演じた2011年9月10日の25節、広島サポーターなら4-1の快勝で悲願のリーグ優勝を決めた2012年11月24日の33節かと思いますが、今回の対戦はおそらくこの2試合の様な派手なスコアにはならない可能性の方が高いと思います。

この試合がどういう形で進んで行くかはセレッソがどれだけ広島対策を徹底してくるかにかかっています。

この試合はのセレッソはおそらく4-2-3-1です。
約半年前の出来事なので覚えている方も多いでしょうが、この4-2-3-1になったきっかけは浦和対策、ナビスコカップ1stレグを4-4-2で挑み浦和に絵に描いた様な形でハメられた事に対する答えとして2ndレグから取り入れた形で戦うでしょう。
詳しくはナビスコカップ2ndレグとその後の広島戦で書きましたが、この4-2-3-1は4-1-5に変化する浦和や広島の1トップ2シャドーと両WBの前線5枚に対して4バック+ダブルボランチの2枚の6人で1人余らせて、中盤の1に対してはトップ下が、最終ラインで4のSBになる3バックの両サイドに対しては両SHがマッチアップを合わせてズレが起こらない様に対応する形で、最初の浦和戦では準備期間が1週間という中での試合でしたが結果は1-1の引き分けながら手応えを感じさせる内容で、そしてその2週間後に行われたアウェイ広島戦でも同じ形で戦い終盤オープンになってからのカウンター合戦で失点し敗れたもののこちらも手応えを感じさせる試合でした。

ただ、この形だとどうしてもチームの重心が後ろにかかります。
そして広島は、昨シーズンから森保監督になりリスクを減らす事を徹底し、それでチャンピオンになったのでその傾向は昨年以上に強まっています。
なので基本的にはサイドを使ってハメる形ができなければ、リスクをかけてまで仕掛けてくる場面は少なくなっています。

という事でおそらく試合は広島がボールを持つ時間が長くはなるものの、お互いがカウンターを狙うという静かな展開になるのではないでしょうか。

そんな中セレッソが勝利するには、その時間をどれだけガマンできるか。
そしてカウンターのチャンスの時にどれだけ人数をかけれるか。
しかしこのカウンターの時に不用意にボールを奪われてしまい、カウンターのカウンターを受けてしまうとそこが最大のピンチにもなり得ます。
なのでカウンターを確実にフィニッシュまで持って行く事、ダメならやり直す事、その判断がチームで統一し徹底できるかどうかがポイントになるでしょう。

また、攻守の切り替えのスピードは負けていないので、これまでの広島に対して行ってきた様な前線のサイドでハメる守備もタイミングを見誤る事無くできればさらに可能性も上がるりますが、タイミングを間違えれば広島のカウンターの餌食になる可能性もあるので、もしそれをやるなら「いつどこでやるか」も大きなポイントになってくるでしょう。

天皇杯も敗退してしまったので残りは3試合しかありません。
そしてその残り3試合はいずれも2位3位4位と自分達よりも上にいるチームとの対戦です。
何かを起こす為には勝ち続けるしかありません。

2013年11月8日金曜日

Jリーグ 第31節 vs FC東京 プレビュー

2013年11月10日13時:味の素スタジアム
予想スタメン
ACL決勝2ndレグの関係で前節同様日曜日開催となる31節。
先週はナビスコカップの決勝でリーグ戦が無く2週間ぶりのリーグ戦はアウェイでFC東京との対戦となる。

セレッソのメンバーは、今週の練習でケガをした藤本に代わり茂庭が久しぶりに先発復帰となる以外は前節と同じ4-2-3-1となる模様。前節はベンチ入りしていたものの、前々節の湘南戦はベンチ外だったので心配される茂庭のコンディションですが、練習はもちろんフルメニューをこなしており、以前は練習中に時折股関節を気にする仕草を見せていましたが今週はそれも無い様なので心配なさそうです。また木曜日の練習試合でハイボールの競り合いでもつれて肩を脱臼したとの報道もありましたが、そのアクシデントが起こったのが開始5分ぐらいで治療した後は問題なくプレーを続けていた様なのでこれも心配なさそうです。
また、茂庭同様古巣対決となる椋原ですが、藤本のケガで横山がCBの控えと考えられる中で木曜日の練習試合で故障していた黒木も45分間プレーできているのでベンチ入りは厳しいかもしれません。

一方のFC東京ですが、前節の甲府戦の警告でを受け累積でこの試合に出られない高橋のところにチャンヒョンスが入る形でトレーニングをしているそうで、その甲府戦では相手が3バックという事でミスマッチを作らせない様に3バックにしていましたが、今節はセレッソが4-2-3-1なので4-2-3-1に戻し、ボランチにチャンヒョンス、CBには加賀が入るものと思われます。

FC東京とは、ナビスコカップを含めて今シーズン3度目となり、過去2試合は3月と4月というシーズン序盤の時期ながらもいずれもホームでの試合ながら1-0、2-1と勝利しています。
その頃からは両チーム共に選手のポジションが入れ替わったり、セレッソはフォーメーションも変わっているのですが、その2試合でも見られた部分「FC東京がサイドで人数をかけた時にセレッソがどう対応するか」がこの試合のポイントになるのではないかと思われます。

残念ながら前節の2失点でリーグ1位から2位タイに落ちてしまいましたが、シーズン残り4試合の時点でわずかながらでも優勝の可能性を残す事ができているのは間違いなく守備です。
そしてその要因になっているのが両SHの守備意識。
両SHがしっかり守備に戻り、SBと2枚でキッチリ対応する事ができているので、抜群のセーブ力を見せるキムジンヒョンと、覚醒した山下のおそらく現在のJリーグNo,1の対人能力と合わせて失点を防ぐ事が出来ています。

ただこの守り方によって、特にサイドに人数をかけられた時にどうしても自陣側の選手から捕まえていくので低い位置でボールを持つボールホルダーにプレッシャーをかけられず、簡単に相手に押し込まれてしまう場面も見られます。

おそらくこの試合は、アウェイのマリノス戦の曜に押し込まれる事を承知で最初からブロックを作るのではなく、先ずは前から、ダメならブロックと言う方法にするでしょう。
前節鳥栖戦の前半に見せた様な切り替えのスピードがあれば、十分それが機能するはずです。
なので、60分までに先制する事ができれば勝つチャンスはかなり大きくなると思います。
もし60分までに先制できなければ、おそらく相手に押し込まれる展開になって来るはずです。
そうなれば今度はしっかり人数をかけて守る事。
もし押し込まれてしまったとしても、前には一発で勝負できるエースがいるんだから焦る必要はありません。
エースの一発の能力は、イタリア人がどうしてもチームに組み込みたいと思わせるだけのものがあるのですから。

2013年10月25日金曜日

Jリーグ 第30節 vs サガン鳥栖 プレビュー


2013年10月27日19時:ベストアメニティスタジアム
予想スタメン
ACL決勝1stレグの日程の関係で今節はほとんどが日曜開催となる30節。
セレッソはアウェイで14位サガン鳥栖との対戦となる。

セレッソのメンバーは、湘南戦でキャプテンの藤本が手を骨折し全治2ヶ月とのリリースが出ましたが、プレーには支障がないという事で練習にも普通に参加しているので前節湘南戦と全く同じスタメンになりそう。
そして今のセレッソは同じメンバーでも杉本、山口、シンプリシオのポジションを入れ替える事で4-4-2と4-2-3-1を使い分ける事ができるのだけど、鳥栖は4-2-3-1ながら守備では完全に4-4-2でセットするのでマッチアップを考えると、仮に4-4-2でスタートしたとしても最終的には4-2-3-1になるのではないかと思われる。

一方の鳥栖は、前節4点とった前線はそのままに、GKには契約上の理由で出場できなかった林が復帰、しかしその清水戦でヨソンへが負傷しているのでCBには坂井、またボランチには前節スタメンだった強化指定の福田はHTに交代と厳しい試合となってしまったので藤田と高橋に戻すと思われる。

前節は4-6と激しい打ち合いに敗れた鳥栖。
そしてこの試合に敗れた事で3連敗となり、夏に林と菊地を補強して以降の好調さにかげりが見えてきているが、チームとしてのコンセプトはハッキリしています。
前線にめがけて早めにロングボールを入れて、そこに2列目の運動量でセカンドボールを拾う攻撃。
4-4-2でセットして全体のラインをプッシュアップし、ハーフウェイを超えたあたりからコンパクトな布陣でのプレッシングを行う守備。
おそらくこの試合でもその2つを武器に戦ってくるでしょう。

なので鳥栖のロングボールに対しては、先ず山下と豊田のマッチアップ。
そこが一番目を引くところになるかもしれません。
しかしこのロングボールを防ぐ為のポイントは前線の両サイドの守備とボランチ。
鳥栖のロングボールはSBから角度をつけて出てくる事が多いです。
なので南野と杉本の両サイドがSBに楽にボールを蹴らせない事。まずボールの出所を押さえれるかどうかです。
そしていくら豊田といえども今の山下に単純に高さ勝負で勝ちまくるのは難しいでしょうから、CBよりも勝負が出来るSBの近くにポジションを取るシーンも出てくるはずです。
前回ホームで対戦した時はボランチが横山と扇原という共に高さのある選手を起用していたので、サイドでのロングボールは近い方のボランチが競ってSBはカバーリングポジションをとっていましたが、今回は左の扇原はそのままですが4-2-3-1なら右ボランチは山口になるので誰が競るか、誰がカバーリングポジションを取るか、そしてその約束事が徹底できるか、がポイントになるでしょう。

一方攻撃では、4-2-3-1になる事で鳥栖のボランチがセレッソのボランチに簡単に行けない様にする事。このあたりはシンプリシオは実に上手いのでそれほど心配はないと思いますが、鳥栖の2トップとボランチが挟み込んでセレッソのボランチを狙ってくる形を上手く外したい。

現在首位のマリノスはここ5試合で2勝3分けです。
ラスト5試合をそのままの結果で行けば勝ち点65。セレッソが残り5試合全てに勝利すれば勝ち点65。
もう勝ち点1つも落とせません。

2013年10月18日金曜日

Jリーグ 第29節 vs 湘南ベルマーレ プレビュー


2013年10月19日19時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
Aマッチウイークで2週間ぶりのリーグ戦は降格圏内チームとの3連戦の最終戦、キンチョウスタジアムに現在16位の湘南ベルマーレを迎える。

セレッソのスタメンは、天皇杯では途中交代となった藤本も戻り、代表帰りの柿谷・山口・南野を含めた大分戦と全く同じメンバーになると思われるが、日曜日のSUL後にクルピ監督が語っていた様に茂庭はコンディションが良く無いのでベンチ外、CBの控えとしては横山になると思われる。

一方の湘南は、2011年の後半にはセレッソにも在籍した大竹が出場停止から復帰しシャドーに、両サイドには名古屋戦でも機能していた亀川と高山、3バックには遠藤・大野・島村が入ると思われる。

ここ最近の湘南の試合を見ると、シーズン当初からやろうとしてきたサッカーを変えたという事ではなく、どちらかと言うとシーズン当初よりやろうとしてきたサッカーが実現できる様になってきたというところか。
ですので、守備では積極的に前線からプレスをしかけ、攻撃では後ろから丁寧に繋ぐプレーとカウンターではスピードにのってドンドン飛び出して行くというサッカーを見せています。

そこで、セレッソはおそらく連勝しているここ数試合と同じく、前線から追う、ブロックを作るを状況、タイミングによって使い分けて戦う形になるでしょう。
今のセレッソの強みは正にここで、天皇杯の神戸戦でもそうだった様に、前半は前から追うのが難しいと判断すればしっかりブロックを作る。後半は前から追う事ができると判断すればしっかりプレスをかける。
そしてそれは攻撃でも同じ事で、手数をかけずに一気に裏を狙う形と、スピードアップし人数をかけて崩しにかかる形、後ろでしっかりボールをキープする形と攻守に戦い方のバリエーションを増やす事ができる様になってきています。

なのでその判断を間違えない事。
湘南は1トップ2シャドーなので、4-2-3-1や4-4-2の相手とは違い前線の中央に3人います。
相手がカウンターを狙ってくる時にいつもの様に2CBだけで対応しようとすると、3人が飛び出せば数的不利になってしまいます。
セレッソのやり方ではココをカバーするのはボランチです。
おそらく扇原とシンプリシオで組むであろうダブルボランチのうち1人は、例え攻撃の時にでも90分を通して相手のシャドーへの注意を怠らない事。
ダブルボランチの2枚共が一緒に出てしまわない事。
同じ1トップ2シャドーという形で終了間際に味わったアウェイ広島戦の苦い経験を活かさないといけません。

この試合を含めて残り6試合という中、湘南は残留圏の15位甲府との勝ち点差が5、得失点差を考えると甲府よりも勝ち点を6は上積みしないといけないので厳しい状況ですが、先日の天皇杯では甲府に敗れたもののリーグ戦ではここ5試合で2勝2分1敗と調子を上げてきており、また直近2試合は浦和・名古屋に引き分けとなったものの内容では互角以上の戦いを見せていましした。
しかしセレッソに取っても、最後の1位4位3位との3連戦に可能性を残す為にも勝利しか無いという状況で、5試合連続引き分けがあったものの現在リーグでは9試合連続負け無し、天皇杯も含めると11試合連続負け無しという勢いで確実に勝利を掴みたい一戦です。

上を目指すには切り替え勝負で負ける訳にはいきません。

2013年10月4日金曜日

Jリーグ 第28節 vs 大分トリニータ プレビュー



2013年10月5日16時:大分銀行ドーム
予想スタメン
前節6戦ぶりの勝利をあげたセレッソ大阪。今節の対戦相手は現在最下位に沈み、前節鹿島に敗れた事で自力残留のの目も無くなった大分トリニータとの対戦となる。

セレッソのメンバーは、前節ケガから復帰しベンチスタートだった南野が楠神に代わってスタメンに入る以外は変更なし。今週に1日練習を回避しているシンプリシオもおそらくスタメンでの出場になると思われる。
前節、前半途中でメンバー交代無しにシステム変更しそれが機能した事で同じメンバーでも使い分けれる様になったフォーメーションですが、スタートは前節同様杉本をトップに置いた4-4-2で、試合の状況によって4-2-3-1に変えるという形になるかもしれません。

一方の大分は、フォーメーションは3-4-2-1。GKは元セレッソの丹野。3バックは安川が外れて昨シーズンセレッソにいた児玉・高木とこちらも元セレッソの阪田。ボランチは3月のナビスコカップの対戦がJリーグデビューだったロドリゴマンシャと前節はベンチスタートだった梶山がスタメン復帰し、前節はボランチ起用だった為田が右WBに戻り左はチェジョンハン。シャドーは前節からの継続で木島と土岐田の可能性もあるが、木島の所に西が戻り、1トップには森島。という形で元セレッソ勢がずらりと並ぶと思われる。

リーグ戦では1勝7分19敗、そしてその1勝はアウェイでの新潟戦。ナビスコカップも予選リーグで1勝3分2敗、その1勝はアウェイでの鳥栖戦。ホームで勝利したのは天皇杯2回戦のHOYO大分戦のみと厳しいシーズンを送っている大分。
失点数が前半の18に対して後半が39と倍以上となっており、前節の鹿島戦でもその流れは顕著でしたが、山村のミスからとはいえ後半の早い時間に先制したもののその後立て続けに2失点し逆転され、試合終了間際にはだめ押しの2失点目を決められている。

その3-1と敗れた鹿島戦の試合内容ですが、前半は積極的な守備で0-0、後半は先制したものの電池切れを起こして逆転という試合に見えますし、試合後のインタビューでも大分の選手は前半の内容に手応えを感じていた様に話していました。
確かに前半はシャドーに入った木島と土岐田が鹿島のSBを積極的にチェイスし、ボールを奪えば中ではなくSBの裏のスペースに飛び出す動きを見せる事である程度攻撃の形を作る事もできていました。
そして今回もセレッソのSBは積極的に上がるので、おそらくシャドーはSBの裏のスペースを狙ってくるでしょう。

ただ、大分の問題点である守備は、裏のスペースに対するケアや最終ラインのギャップなどは前半からかなり危なっかしい状態で、何とか個々の運動量でカバーしていたもののしっかり守れているとは言いにくい状況でした。
大分の試合を数多く見ている訳ではありませんが、前半からその様な形で守っていると後半に失点が増える傾向も納得の状態でした。

セレッソにとって狙い目は間違いなくココです。
柿谷や南野の飛び出しでおそらくチャンスは作れるはずです。
そしてもしなかなかゴールが決まらなかったとしても決してじれないこと。
焦らずに繰り返し続けていけば必ずチャンスは生まれます。
ホームでの対戦時に0-0だったのは完全に焦りが原因でした。

降格の対象チームである甲府の試合ははこの試合の終了後のキックオフとなるので、大分の各選手は立ち上がりから飛ばしてくる事が予想されます。
そこをしっかり対応する。そして焦らずにチャンスを狙い続ける。
上位争いに絡んでいく為にはここで勝ち点を落とす事は許されません。

山下が柿谷研究の第一人者をしっかりおさえ、友達と二毛作を振り切ってウイニングイレブンのパッケージにも入るエースがしっかり決める。そんな試合にできるだけの力は今のセレッソには十分あります。

2013年9月27日金曜日

Jリーグ 第27節 vs ジュビロ磐田 プレビュー


2013年9月28日18時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
2週続けてのホームでの試合となる27節ジュビロ磐田戦。
前回、7/6の14節にアウェイで対戦した時は関塚監督就任初戦で、トップ下の松浦のプレーなどに苦しめられて2-2の引き分け。その試合では磐田もここから上向いて来るのではないかと思われたが、そこからも2勝5敗5分で現在17位、残留圏の15位甲府とは残り8試合で勝ち点差10と苦しい状況が続いている。

セレッソのメンバーは、引き分けに終わったがチャンスは作っていた前節柏戦の後半の形がベースになりそうで、柿谷と杉本を2トップにした4-4-2、両サイドは楠神と山口にして、左SBには同点ゴールのきっかけを作った丸橋が先発復帰となりそう。
また一部報道でもある様に、南野は今週から既に全体練習には復帰しているが前節の丸橋同様ベンチスタートとなり終盤の勝負どころで投入されるのではないかと思われる。

一方の磐田は、松浦がケガで離脱してから続けている前田と山崎が2トップを組む4-4-2で、前節ゴールを決めたペクソンドンが今週のトレーニングで右SHのスタメン組に入ってたとの情報があり、今節はペクソンドンが右SHに入ると思われる。そして左SHには、前節は左足ふくらはぎ痛でベンチ外となった山田が引き続き欠場となる可能性が高そうで、前節は右で先発した山本康祐が左サイドに回りそう。

磐田の直近2試合を見てみると、先ず前々節に勝利した柏戦は前節のプレビューでも少し触れましたが、この試合は磐田の4-4-2に対して柏が4-1-4-1。
柏の4-1-4-1は4-2-3-1対策なので中盤でミスマッチが生じ、それを活かした磐田が立ち上がりから柏を押し込む展開となりその勢いのまま2ゴール。その後柏が4-2-3-1に修正し1点を返されると危険な空気も流れましたが、カウンター気味に勝負を決める3点目を取った事でそのまま勝利となりました。

そして前節の鹿島戦は、柏戦同様4-4-2でスタートした磐田に対して、鹿島は4-2-3-1。
鹿島が立ち上がりから見せたワントップの大迫が引いてボールを受けるプレーを磐田は全く捕まえる事ができずに立ち上がりに失点。前半はそのまま0-1で終わりましたが、失点後の磐田は下がって守る事しかできなくなり完全に押し込まれていました。
後半からCBとボランチの間のスペースを埋めるべく藤田をCBの前に置いた4-1-4-1の形にしたものの、今度は鹿島がジュニーニョからダヴィという交代で2トップになった為に今度は両SHに藤田のまわりを使われだして再び混乱。
スコア上では2-3ながらもその2点はもはや勝負が決してからの得点で内容的には完敗でした。

この2試合を踏まえて明日の試合を考えると、ポイントになる所は柿谷と杉本の2トップにではないかと思われます。

マッチアップは4-4-2対4-4-2になると思われるのでそのままではミスマッチが起こる事はなく、セレッソが立ち上がりの柏の様な状態になる事は考えにくい。
そしてその柏戦でも柏が4-2-3-1に修正してから磐田が試合を決める3点目を取るまでの間はそうでしたし、鹿島戦でも押し込まれるきっかけになった様に、磐田のボランチとCBの関係が怪しく、中盤を支配されている状況を作られていました。

なのでやはりそこを狙いたい。セレッソの2トップのうちどちらか1人が、ボールを受けに下がったりして流動的に動く事でボランチを混乱させる事ができるかどうか。それができればゲームを支配できるのではないかと思われます。

この2試合で感じたのは、あの磐田でもやはりかなり追い込まれているんだなあということ。
能力的にはかなり高い選手が揃っているので、ハマればきっとかなり強いです。
しかしハマらなかった時は、落ち着いて対応できそうな事でも必要以上にナイーブになってしまい、自ら混乱を招いている様にも見受けられます。

セレッソも状況的にはもはや1試合1試合確実に勝ち点を重ねていくしかありませんが、今シーズンのJ1最少失点チームなのでガマンする事はできる。

両SBも南野も帰ってきたので1つでも上のポジションを掴む為にも、おそらく今節もかなりの観客数になるであろうホームでしっかりとした戦いを見せたい。

2013年9月20日金曜日

Jリーグ 第26節 vs 柏レイソル プレビュー


2013年9月22日17時:大阪長居スタジアム
予想スタメン
J1の26節で唯一の日曜開催となるホーム長居での柏レイソル戦。
日曜開催の理由はおそらく今節も3万人近くのお客様が来るだろうと予想されるからではなく、対戦相手の柏レイソルが18日にサウジアラビアでACLを戦ったからで、そして柏はその試合で2-2アウェイゴールでJリーグ勢としては2009年以来のベスト4進出を決めています。

セレッソのメンバーですが、前節累積警告で出場停止だった酒本が戻ってくる他にも、南野が負傷した清水戦で勝利したのを最後に4試合連続引き分け中という事でおそらくまたスタメンが変わりそう。この4試合で同じだったのは最初の名古屋戦と仙台戦だけでそれ以降は毎試合変わっているのが両SHのポジション。この試合ではここに右にエジノ、左に杉本が入りそうです。
そして最初に書いた通り前節出場停止だった酒本が戻ってくる他、川崎戦で負傷した丸橋も徐々にだが全体練習にも合流をしているので、日曜日開催で1日ずれている分ベンチ入りに間に合う可能性もある。

一方の柏は、日本時間で水曜日の深夜というか木曜日の早朝にサウジアラビアで試合を行い、帰国したのが木曜日の夜なので正直さっぱりわかりません。
ネルシーニョ監督もブラジル人だけあってあまりメンバーをいじらないタイプなのですが、さすがに長距離移動の後だけあって、狩野や茨田、藤田などがスタメンに入る可能性はありそう。

セレッソサポーターはあまり意識して見ていないかもしれませんが、媒体によってはここ数試合の柏のフォーメーションが4-1-4-1になっています。
この形、正確にはナビスコカップのマリノス戦からの守備の形で、そもそもは中村俊輔対策という事で大谷を俊輔に当ててトップ下の田中順也が栗澤と横並びに近い位置にまで落ちてマリノスのダブルボランチに対応したのがきっかけでした。
そしてその次の磐田戦では同じ様な形にして茨田を4-1-4-1の1の位置に入れていましたが、磐田は2トップで中途半端なポジションをとる山崎を捕まえきれず途中でダブルボランチに修正しています。

今回の試合、セレッソも表記上は4-2-3-1になるのでもしかするとマリノス戦同様シンプリシオに大谷を当てた4-1-4-1になる可能性はあります。
しかし、もしかするとセレッソはその方がやりやすくなるかもしれません。
セレッソの4-2-3-1。引き分けが続いていたこの4試合は特に引いて守ってからのカウンターという形にかなり偏っていました。今回エジノと杉本を両SHに入れるのはおそらくもう少し前への意識を持たせたいからでしょう。
そうなるとセレッソの4-2-3-1は、シンプリシオがボランチに下りた4-3-2-1により近くなり、大谷の両サイドのスペースを4-3-2-1の2シャドー、エジノと杉本が使いやすくなるからです。

そして守備面では、おそらくジョルジワグネルの所がポイントになるのではないでしょうか。
ジョルジワグネルは左サイドで開いたポジションをとったり中央に入ってきたりと自由に動き回る。
そこに橋本が積極的に上がってくるとなるともはやなかなか捕まえきるのは難しい。
特にこの試合はエジノが右サイドに入る可能性が高く、そうなるとどこまで信用できるかはかなり未知数。
なので山口が右サイドに出て行く場面も増えてくるかもしれません。もしそうなると中央のカバーに入るシンプリシオの関係が重要になってくるでしょう。

前回のアウェイでの対戦の時も柏はアウェイでACLを戦った直後の試合でした。
そしてその試合では前半に勝負を決めるべく攻撃は長いボールを使いながら、守備では高い位置からプレッシングを仕掛けてきました。
状況的にはその時と近いので同じ様な戦い方をしてくる可能性があります。
そうなった時に、そこをかいくぐれるかどうかは両サイドが起点になれるかどうかにかかってきそうです。

4試合連続引き分けはSHに入っていた南野が欠場してから始まりました。そして欠場してからこのポジションは、ほぼ毎試合選手が入れ替わっています。柿谷が活きるかどうかは、スタメンに入るであろうエジノと杉本の2人だけでなく、この4試合でこのポジションに入った楠神・枝村・黒木も含めて彼らにかかっています。ここからはもはや1試合1試合確実に勝ち点を重ねて行くしか無いのですから。

2013年9月13日金曜日

Jリーグ 第25節 vs 横浜F・マリノス プレビュー


2013年9月14日19時:日産スタジアム
予想スタメン
国際Aマッチウィーク明けのリーグ戦となるアウェイ日産スタジアムでの横浜F・マリノス戦。
残り10試合、マリノスは現在首位、セレッソは5位、そして両チームの勝ち点差が8と、セレッソがトップ争いに絡んでいく為にはここが正念場、絶対に落とせない1戦です。

セレッソのメンバーは、前節の川崎戦で丸橋がケガ、さらに酒本が累積で出場停止の為、同時に不在となる両SBのポジションにはAマッチウィーク中に行われた天皇杯でチェックしたスタメンのセットそのまま、右に椋原・左に新井場となる模様。
そしてこの試合を見ていたセレッソサポーターならきっと「次の試合は変わりそう」と感じたであろうエジノはやはりスタメンでは無く、入れ替わりでハットトリックを達成した杉本が入ると思われる。
ただ杉本はこの天皇杯で普段は柿谷が入るワントップの位置に入っていたので、そのポジションも含めて布陣も様々な形が考えられるが、おそらくは柿谷のワントップでシンプリシオをトップ下に置いた4-2-3-1になり杉本と楠神が両サイドに入ると思われる。

一方のマリノスは、小林が出場停止となる右SBのポジションには11日の天皇杯でテストした奈良輪が入る他は、ボランチには戻ってきた富澤が入るほぼベストの布陣になりそう。

前回対戦した15節、ホームで戦った試合はスコアは2-1ながら完勝といってもいい内容でした。
この試合は柿谷の1トップになってからの3試合目、そしてこの形にして2試合引き分けた後の初勝利となった試合でした。
メンバー的にも、その後の試合を見ても、マリノスはこの時から大きな変化は無いものと思われます。

この試合でポイントになったのは、セレッソの中盤センター3人、トップ下のシンプリシオとダブルボランチ(この試合では扇原が出場停止だったので山口と横山でした)が、マリノスの中盤のセンターに入る3人、中村・富澤・中町に自由にプレーをさせなかった事でした。
マリノスはトップ下の中村がトップ下の位置から相手のブロックの外にでてボールを受けるプレーをよく行います。そしてこの中村が下がってできたスペースに後ろから中町が、サイドから兵藤や斎藤が入ってくる。
この試合ではマリノスのこの動きを、セレッソはダブルボランチとその前にボランチが本来のポジションであるシンプリシオがいる事で、もしダブルボランチのうち1人がつり出されたとしてもそこにシンプリシオがカバーに入るという事が徹底されており、ここを自由にさせませんでした。

今回もおそらくこの形がベースになってくるでしょう。
前節の川崎戦で使ったエジノがトップ下で、シンプリシオと扇原のダブルボランチ、山口を右サイドという形を続けないのは、中盤のセンターでこの形を継続したいからだと思われます。

またセレッソは攻撃の組み立てに参加できるSBが2枚とも変わります。
という事はこの試合はいつもよりもさらにカウンターに寄った試合展開になる可能性が高い。
このカウンターが機能するかどうかは、杉本と楠神の両SHにかかっています。
シンプリシオがトップ下の4-2-3-1では、このポジションは守備ではサイドに下がり、攻撃ではシャドーの位置にまで入る事が求められていますのでかなりキツいポジションです。
ただカウンターの時に彼らがシャドーの位置に入る事でその前にいる柿谷を孤立させる事がなければ、チャンスは大きく広がります。

前回対戦時同様セレッソはダブルボランチとシンプリシオの3人で、中村・中町・富澤の3人を押さえられるか。
そしてそこからのカウンターを何度発動できるか。
それがこの試合のポイントになりそうです。

この試合は今シーズンのセレッソにとって本当に重要な試合です。
天皇杯に引き続きここで結果を残す事ができれば、間違いなくチームも彼も1つステップを上がる事ができるんです。
こっちの準備は出来てるんで、そろそろお願いします。

2013年8月30日金曜日

Jリーグ 第24節 vs 川崎フロンターレ プレビュー


2013年8月31日19時:大阪長居スタジアム
予想スタメン
アウェイ2連戦を2引き分けで終えホームで迎える現在8位の川崎フロンターレ戦。

セレッソのメンバーは、南野の負傷後ここ2試合スタメン出場だった楠神が仙台戦の前半は名古屋戦よりも良いプレーを見せていたものの勝ちきれなかったという事で、古巣対決となる今節はベンチスタートとなりそのポジションには枝村が入る可能性がある。

一方の川崎はケガ人がかなり多くなっているが、前節の大宮戦では充実した戦い方をみせていたので大きな変更は無いと思われる。というよりも中2日での連戦なので正直わかりません。

今シーズンの川崎といえば何といっても現在得点王で4試合連続ゴール中、セレッソサポーターにとっても特別な選手である大久保嘉人。
大宮戦や新潟戦でのゴールは正に圧巻で今ならどこから打っても入るんじゃないかと思われる程のゴールでした。
なので当然注意すべきは大久保であり中村憲剛であり森谷、登里などJ1トップの48ゴールを決めている前線の選手になってくるのですが、その反面失点も42とセレッソの22失点に比べて20点も多く、直近5試合では2勝2敗1分と結果は安定していない。
実際の試合を見てみると、1つめの守備でしっかりプレッシャーをかける事ができた時には問題ないのですが、そこを外されると全体的にずるずる下がってしまいスペースを空けてしまう場面も目につくし、混乱が始まると全体に下がってしまいカウンターも出来なくなる事もしばしばみられます。

今のセレッソはボランチとシンプリシオの関係で相手を外す事は十分できるはずです。
という事でここでセレッソが先制できるかどうか。
今のセレッソはカウンターの切れ味が鋭いので先制さえすれば勝利の確率はかなり高くなります。

前回対戦時には、ハマっていなかった前半に2点とってハマりはじめた後半に2点取られるというなんだかわからないゲームになりましたが、その時と比べると両チームともにしっかりとしたチームになっています。
川崎は繋いでくるチームなのでセレッソは前線からプレッシャーをかける頻度を増やす可能性もありますが、どちらにしても先に点が取れたら嘉人のスーパーゴールがあったとしても2点以上は取って勝てるんじゃないかな?と思ってるんですが。。

2013年8月27日火曜日

Jリーグ 第23節 vs ベガルタ仙台 プレビュー

2013年8月28日19時:ユアテックスタジアム仙台
予想スタメン
中3日でのアウェイ2連戦となるユアテックスタジアムでのベガルタ仙台戦。
東アジアカップ以降3連勝と結果を出していたが、前々節に柏と引き分け、前節はホームながら鳥栖に敗れ現在11位と今シーズンは波に乗り切れていない。
とはいえ直接対決では最後に勝利したのが2009年、ユアテックスタジアムでの対戦に限れば2003年にまでさかのぼる。

セレッソのメンバーは前節と同じく左サイドに試合前日の今日26歳の誕生日を迎えた楠神が入り、またベンチにも引き続き椋原が入るのではないかと思われます。

一方の仙台はケガで離脱していたウィルソンと梁が戻りそうだが、鳥栖戦で鎌田が右足を痛めているので鳥栖戦のスタート時点と同様に角田がCBに入りそう。
梁はボランチと左サイドの両方をやっていたそうですがボランチでのスタートになるのではないかと思われます。

仙台が敗れた前節の鳥栖戦は、ゴール自体は水沼のスーパーゴールでしたがその内容は前半は完全に鳥栖がペースを握りでリードを許した後半は仙台がペースを握るという展開でした。
前半仙台が鳥栖にペースを握られた要因はセカンドボールを拾われカウンター受け続けたからで、後半にペースを取り戻したのはシンプルにサイドからクロスを入れ続けたからです。

前節の敗戦やこれまでの対戦から見ても、仙台はおそらくリーグ戦総点の約30%と最も高い比重となっているクロスを中心に攻めて来るでしょう。
ただ以前にも書いた事がありますが、このクロスはチーム総得点の30%は占めていますが得点数としては7点なので、クロスでどんどん点が取れるかと言えばそうではありません。
昨シーズンこのユアテックスタジアムでの対戦でも後半にドンドンクロスを入れてきましたがそのクロスで決定的なチャンスを作れていたかといえばそういう訳ではありませんでした。
そして、今シーズンのリーグ戦での失点パターンを見ると、セレッソのクロスでの失点は1失点のみと現時点でリーグNo1の数字とセレッソにとって良いデータもあります。

ただ、名古屋戦の様にカウンター一辺倒になってしまうと、ブロックが下がり過ぎてしまいホーム対戦時の様に事故が起こる可能性もあるし、昨シーズンのアウェイの様にこぼれ球を押し込まれる可能性も出てきます。
なのでマイボールの時間を確実に作って時間をコントロールする事。
カウンターが今のチームで最も効果的かつ効率的な攻撃方法ですが、それ一辺倒にならない事。
明日の仙台はキックオフ予定の19時現在の予想気温が24度とこれまでと比較すると動きやすい気温になっているはずです。
そこでブロックとプレスを使い分け、カウンターとポゼッションを使い分ける事ができれば自ずから勝利の確率は高くなるはずです。

2013年8月23日金曜日

Jリーグ 第22節 vs 名古屋グランパス プレビュー


2013年8月24日19時:名古屋市瑞穂陸上競技場
予想スタメン
前節清水に快勝したセレッソが今節戦うのは、前節アウェイで広島と引き分け連勝が5で止まってしまったがリーグ戦再開以降6勝1敗1分と好調の名古屋グランパスです。

セレッソのメンバーは、連勝中なので前節清水戦でのケガで離脱した南野のポジションには清水戦でその南野に代わり出場した楠神が移籍後2度目のスタメン入りとなる以外は変更が無いものと思われ、またその分椋原のベンチ入りがあるかという所か。

一方の名古屋は、前節出場停止だったケネディと中村が戻るので連勝中の形に戻し、ベルギーから復帰の永井は今節もベンチスタート・スーパーサブ的な起用になるものと思われる。

中断前の13試合でわずか3勝だった名古屋。前回ホームでの対戦はそんな中断前の最終戦でスコアは2-1でしたが内容では完勝といっても良い試合でしたが、たった8試合で中断前の倍の勝利をあげている。

中断前と現在とで変わった所で目につくのは4-2-3-1から4-4-2に変わったフォーメーション。
ここ2試合は浦和・広島と変則フォーメーションのチームと対戦していたので、試合中はボランチが最終ラインに下りる3バックの様な形もみせていたが、連勝中の名古屋の4-4-2はボックス型の4-2-2-2では無く中盤がフラットにした4-4-2になっており、両SHは攻撃時に大きく開いたポジショニングを取り特に左サイドの小川は頻繁に縦に飛び出してくる。
そして一番変わったと思われるのが中盤の4人の攻守の切り替えの速さ。4-4-2になりそれぞれの役割がハッキリした事で、ここが前回対戦時とは比べ物にならないぐらい速くなっています。
おそらくここが現在の好調を支えているキモの部分で、ボールを失った瞬間のファーストディフェンスはもちろん、浦和・広島とリーグでも有数のカウンター速さを持つ両チームのカウンターをかなりの精度で遅らせたり、止めたりしていました。

という事でこの試合のポイントはこの攻守の切り替えがどちらが速いか。
セレッソもカウンターの速さには定評があります。
前回の対戦時と同様、抜け出す形で柿谷の所にボールが入れば抜群のトラップと柿谷自身のスピードで最終ラインの闘莉王・増川を振り切る事は出来るでしょう。
なので名古屋はおそらくそのボールの出所に激しく寄せてくるはずです。

名古屋はケネディという絶対的な高さがある選手がいます。
そこをブロックでしっかり守って先制されないというのは大前提です。
さらにスーパーサブには絶対的なスピードを持つ永井という存在もいるので、0-0のまま試合が進んで行く事も望ましくありません。

中盤のプレッシャーをかいくぐり先制する事。
それがセレッソできればセレッソの勝利はグンと近づくはずです。

セレッソのボールの出所でもあり、名古屋がプレッシャーをかけたい所でもある場所。
そこには両SBと扇原と山口だけでなくシンプリシオが下りて来るんですよね。
名古屋のダニルソンと中村のまわりを中途半端なポジションでうろうろするシンプリシオ。この動きで名古屋の守備を悩ませる事ができるはず。
丸橋の記念すべきJ1出場100試合となるこの試合はそれで十分勝算があると踏んでいます。

2013年8月16日金曜日

Jリーグ 第21節 vs 清水エスパルス プレビュー


2013年8月17日19時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
前節、セレッソはアウェイで大宮を、清水はホームで湘南を相手にそれぞれ2試合と3試合ぶりに勝利を掴んだ両チーム。今節はセレッソのホームキンチョウスタジアムで対戦となる。

セレッソは、8/14に日本代表として先発した柿谷と途中出場となった山口を含めた快勝した前節と同じスターティングメンバーが予想され、さらにベンチには今週よりフルメニューで練習復帰している茂庭が戻る可能性が高いと思われる。

一方、この夏のマーケットでバレーを中国に放出し、ラドンチッチ、本田拓也に続きデュッセルドルフから大前を期限付き移籍で復帰させるという大型補強を行っている清水。
ただ本田拓也が体調不良で欠場の可能性が高いとの情報があり、大前がいきなりスターティングメンバーに入る可能性が高い。

過去の対戦成績でみると、実はゴトビ監督になってからの清水には3勝4分と負けた事が無い。そしてこの引き分け4試合の内1試合は2011年の天皇杯でPKの末にセレッソが勝ち上がった試合で、残りの3つはアウェイ。という事はホームの3試合は全て勝利し、しかも2試合が4-0、昨シーズンはスコアこそ3-2でしたが内容は圧倒している。

ここまで結果がハッキリしているとゴトビ監督の清水に相性が良い原因もハッキリしています。
清水は守備の時にマッチアップしている選手をキッチリ捕まえる傾向が強いので、セレッソの特徴である両SHが中央に入り、両SBが高い位置を取る形を取ると、清水の両SBが中央に絞り、両SH(WG)が下がる事になるので攻撃のスタートポジションを押し込まれてしまいます。
そこに低い位置からのビルドアップに対してはセレッソはSBでハメる守備をしてくるし、SHとSBによるサイドアタックもセレッソのSBとSHに加えボールサイドのボランチが寄せる事でサイドアタックを機能させない。
また守備面でも、ボールを持った時にSBでハメる守備で奪われてのショートカウンターや苦し紛れのサイドチェンジをカットされてセレッソが前へのスピードがある攻撃を受けてしまう事も多いし、さらにセレッソがボールを持つと2列目の選手が頻繁にボランチの所に下りるプレーを見せるのでそこを捕まえきれないという場面がよく見られるからです。

ただ、今回の清水が少し違うのはしっかりとしたCFがいる事。
ゴトビ監督が就任してからの清水は常にCFに苦労していた印象が強いです。
今シーズン開幕時点でもバレーを獲得しましたが、バレーは全くCFタイプではありませんでした。
しかし、この夏にとったラドンチッチ。
加入してからの2試合で3ゴールと結果も残していますが、なによりもこの2試合を見る限りプレースタイルが完全にCFのそれです。
前節の湘南戦で見せていた様なCFに当てる形が機能すると、セレッソのSB・SH+ボールサイドのボランチで清水のSHとSBをサイドに押し出す守備ができなくなる可能性があります。

という事でこの試合は組み立ての部分でラドンチッチを防ぐ事ができるかどうか、また相手のSBの所でハメる形でペースを握れるかどうか、が試合の結果を分けるポイントになりそうです。

明日のキンチョウスタジアムは代表効果もあり前売りで既に完売となっています。
前節に引き続き、今や完全に流行りかけているセレッソを初めて見に来てくれる人がまたセレッソを見たいと思える様な試合を見せ、上昇気流に乗って行きたい一戦です。

2013年8月9日金曜日

Jリーグ 第20節 vs 大宮アルディージャ プレビュー


2013年8月10日19時:NACK5スタジアム大宮
予想スタメン
前節、ホームでゴール前に人数をかける甲府戦の守備ブロックを崩しきれずに連敗となってしまったセレッソ。今節はシーズン序盤は怒濤の連勝を続けていたがここにきて4連敗中の大宮とアウェイでの対戦となる。

セレッソのメンバーですが、ここ数日の強烈な暑さからかシンプリシオが練習を回避したり、練習後に酒本が熱中症の疑いで病院に行ったりなどいろいろな事が起こっていたようで予想は非常に難しい。
ただ両名とも前日練習には参加していたとの事なので深刻な状況では無いと思われますが、1日練習を回避しているシンプリシオは予想スタメンからは外しました。

一方の大宮は、負傷離脱中だった主力の3人のうち前節に下平、前々節にズラタンが復帰しており、今節はノヴァコビッチもベンチ入りするものと思われる。

最初に書いた様に4連敗中の大宮だが、チームのやり方が高い位置でコンパクトな布陣を敷くプレッシングというスタイルなので、好調時から夏場になると厳しくなるんじゃないかとの懸念があったが、この連敗中の試合を見るとまさにその通りの状況になっている。
特に前節の鹿島戦の前半は、あれだけコンパクトだった布陣は間延びしてしまい、攻撃は苦し紛れに近いロングボールが増えという状態で、スコア上では0-0だったものの内容はかなり厳しいものでした。

大宮が連勝中だったシーズン開幕当初。セレッソは6節に長居スタジアムで対戦した時は結果は1-2の敗戦となりましたが、内容ではセレッソの方が上回っており、大宮のコンパクトでアグレッシブな守備ブロックを上手く外す事ができていました。
その時にポイントだったのが扇原。
扇原が相手ブロックの外でボールを受ける事で大宮のプレスのかけどころをぼかし、そこからボールを動かす事で相手の陣形を動かす事ができていました。
その結果一発で裏を狙うパスはもちろんですが、SBからのアーリークロスとバイタルエリアへの斜めのパスをかなり嫌がっていました。

天気予報では、試合当日の最高気温が38度、またキックオフ予定時刻の19時でも31度とかなり厳しいコンディションの中での試合になると思われるので、大宮は現実的にブロックを下げてくるかもしれません。
もしそうなった場合は、前節の甲府戦の経験を活かし焦らずにじっくり相手を動かす事ができるか。
そして相手がこのコンディションの中でもアグレッシブにくるなら、ホームでの対戦の様に相手のプレスをぼかす事ができるか。
そこが勝負の分かれ目になるでしょう。

東アジアカップでのチャンスで結果を残した事でウルグアイ戦でも招集され何らエクスキューズのつかない日本代表選手となった柿谷と山口。
しかしセレッソには彼らだけでなく、惜しくも今回は選ばれなかった扇原や、サッカーマガジンで前半戦ベストルーキーに選ばれた南野、そして甲府戦では切れ味鋭いドリブルからチャンスを作っていた楠神など豊富なタレントがいる。
連敗中の両チームにとって非常に重要な一戦となるこの試合で、彼らが奮起し再び上位進出のきっかけとなる事を期待したい。

2013年8月2日金曜日

Jリーグ 第19節 vs ヴァンフォーレ甲府 プレビュー


2013年8月3日19時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
Jリーグ後半戦を0-1の黒星でスタートしてしまったセレッソ大阪。中2日でキンチョウスタジアムに、こちらも0-1の黒星スタートとなったヴァンフォーレ甲府を迎える。

セレッソは、前節の内容とその後のクルピ監督の発言を見る限りおそらく変える。
変えるポイントとしてシステムと選手とがあるが、前節の後半に柿谷と杉本の2トップの4-4-2が機能したのは最初だけで、播戸も放出してしまった今この形だとこの2トップの組み合せは柿谷と杉本しかなく、その杉本のプレーも良く無かったので4-2-3-1は継続となるだろう。
そこで、藤本が出場停止から戻り、前節の内容と甲府との関係で考えれば、扇原と横山を入れ替えただけの形か、扇原と横山をベンチに置きボランチに山口とシンプリシオ、トップ下が南野、左サイドに楠神という形の2パターンが考えられるが、クルピ監督は前線の勢いを取り戻したいと考えていると思われるのでおそらく後者になるのではないかと思われる。

一方の甲府は、前節より1トップに川崎から移籍したパトリックを入れた3-4-2-1の形にしており、この試合から元磐田のジウシーニョが出場可能となるので、3-4-2-1のままパトリックの1トップにジウシーニョがシャドー、後は前節機能しなかった部分の入れ替えがあるのではないかと思われる。

甲府が3-4-2-1を公式戦で採用したのが前節からで、さらにジウシーニョが間に合わずビハインドを追ったので途中で4-4-2に戻した為に試合を読むのは非常に難しいが、前節の3-4-2-1を見る限り、5-4のブロックを作って守り、ボールを奪えば素早く前の3人を走らせるという攻撃がメインになるのでは無いかと思われる。
また1トップのパトリックは高さもあり先ず体のサイズが目につくが、前節を見る限りスピードもあるムービングタイプの様に見えました。

セレッソの予想布陣ですが、実はこの形は14節アウェイ磐田戦で69分以降にとった形で初めてではありません。(この時はボランチが山口と横山でしたが)
この試合では、最終的には2-2の引き分けでしたが、この布陣を取った時は1-2でビハインドの状況で、この形にした直後に酒本のクロスを柿谷が折り返しエジノの同点ゴールが生まれました。
そして何よりも、そこまでは松浦の動きに翻弄され先制はしたものの直後の連続ゴールで逆転を許すという厳しい展開の中でこの布陣にする事で、南野がトップ下から両サイドに飛び出していき、左サイドでは楠神が丸橋と絡みながらドリブルやパス交換でポイントを作り、右サイドではエジノが中央に入ってできたスペースに酒本が上がる事でチャンスを作りペースを取り戻す事ができた試合でした。

その時のセレッソのプレーと前節の甲府の3-4-2-1での動きを合わせると、可能性が高いんじゃないかと思うんです。
甲府はおそらく前線からプレッシャーをかけてくる事は無いので後ろの人数で困る事はない。
さらに5-4の形にするのにシャドーが長い距離を動かないといけないのでSBが低い位置でボールを持つ事もきっと問題は無い。なので磐田戦での動きは十分再現できるはずです。

甲府が取るであろう5-4のブロックは中央に人数が集まるので、WBとシャドーで守るサイドを南野とエジノと楠神の両SH、さらに後ろから出てくる酒本と丸橋の両SBで崩し中央の3バックと2ボランチを動かす事ができるかどうか。
ここを動かす事ができれば、中央に柿谷が使えるスペースが出来るでしょうし、ここを動かす事ができなければ、前掛かりになった所をカウンターで狙われる可能性が出てきます。
ただこれだけじゃなくセレッソにはカウンターのスピードもあるので収支は十分あうはず。

日本代表での活躍で注目を集める中での試合、ここで連敗は絶対に許されないです。

2013年7月30日火曜日

Jリーグ 第18節 vs アルビレックス新潟 プレビュー


2013年7月31日19時:東北電力ビッグスワンスタジアム
予想スタメン
東アジアカップウィークを経て再開されるJリーグ後半戦。
最初の相手は、開幕戦でほとんどの時間で押し込まれながら最後の最後に柿谷の一発で勝利したアルビレックス新潟と今回はアウェイでの対戦となる。

セレッソは、東アジアカップで日本代表に3人が招集されており、特に得点王の柿谷とMVPの山口はフル出場から中2日での試合となるが、過去の例をみてもこの3人はスターティングメンバーに入れてくると思われ、そうなると累積警告で出場停止の藤本の代わりはここ数試合素晴らしいプレーを見せている横山が入ると思われる。

一方の新潟は、こちらも東アジアカップに韓国代表として出場していたキムジンスがおり、月曜日はリカバリーのみだったとの報道なのでスターティングメンバーに入るかどうかは前日の状況次第だとは思われるが、もし外れた場合は内田が入るものと思われる。
また、7/17の湘南戦でケガで途中交代となったレオシルバは先週末の練習から既に復帰している。
あと7/29にリリースが出た新外国人ホージェル・ガウーショ選手はそのリリース自体が加入内定というお知らせで登録もされていないので今回は出場できません。

新潟は湘南戦で連敗を止め中断期間に入りましたが、この湘南戦の内容ははっきり言って良くありませんでした。
というのも、新潟は基本的に前線からプレスをかけてショートカウンターを狙うチームなんですが、この試合でその形を作ったのは対戦相手の湘南の方で、湘南が前半に数多くあったチャンスの1つでも決める事ができていれば全く違った結果になったでしょう。

さらに、この試合ではカウンターから川又が2ゴールを決めていますが、湘南がプレスに行かない時間帯では、その前の東京戦や、もっと言えば開幕戦で長居でやったときと同じ様に、ボールを持った時に前線だけでなく中盤の選手も含めて運動量豊富に動いているのである程度はボールを運べるものの、その後、アタッキングサードのスペースが限られているところではミスが出てシュートチャンスまでには至らないという状況が多く見られました。

そんな新潟に対する事になるセレッソ。今シーズンはボールを持ってもサッカーができるし、柿谷と南野のスピードを活かしたカウンターがあるのでボールを持たなくてもサッカーができるチームになっています。この差はかなり大きいです。

新潟にとって理想的な展開は、ショートカウンターで先制し、さらに前掛かりになった所をカウンターで狙うというものでしょうが、逆にいえばこれしかありません。
一方新潟よりもサッカーのバリエーションが多いセレッソは、ポジションチェンジでマッチアップをずらしてボールを持つ事も、自陣のブロックで相手を呼び込みスペースができたところをカウンターで狙う事もできる。

今回は監督とキャプテンが不在という状況ですが、まず不用意な失点をしない様にしっかりゲームに入る事、そして先制されたとしても焦らずにじっくり戦う事。普通の事ですがそれが出来れば十分勝つチャンスがある試合です。

相手のスタジアムがセレッソの名前で宣伝するほど注目を集めている中での一戦なので、さらにセレッソ大阪に注目が集まる様に、タイトルという目標の為に、再びケガをしてしまった吉野が安心して治療できる様に、ここでしっかり勝利し前半戦を終えて5位という順位をさらに上げる勢いをつけたい一戦です。

2013年7月16日火曜日

Jリーグ 第17節 vs サガン鳥栖 プレビュー


2013年7月17日19時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
7月4連戦の最終戦となるホームキンチョウスタジアムでのサガン鳥栖戦。
今週末の7/20から行われる東アジアカップの日本代表にセレッソからは柿谷・山口・扇原、鳥栖からは豊田が選ばれ、韓国代表に選ばれている金民友を含めると5人もの代表選手が揃う1戦となる。

前節の広島戦でのイエローカードによりトップ下に入るシンプリシオがサスペンションで出場停止となるので、シンプリシオの位置に南野が入り楠神を左サイドに入れる磐田戦の後半の形と、広島戦の後半の山口がトップ下に入り横山と扇原のボランチコンビにする形の2パターンが考えられるが、ここは相手が鳥栖で高さにも注意を払いたいという所で後者の山口がトップ下に入る形が濃厚だと思われる。

一方の鳥栖は出場停止も無くメンバーの変更は無さそうだが、あるとすればボランチの所ぐらいか。

鳥栖の攻撃の特徴はやはりロングボール。
絶対的な高さと強さを誇る豊田がメインターゲットになるが、その周りの池田もかなりうるさい選手で、ここにロングボールを当てて2ndボールを狙ってくる。
そして守備では前線からのプレッシング。
きっと狙いはセレッソのボランチの所でFWのプレスバックとボランチの寄せで挟み込んで奪う形を狙ってくるでしょう。

となると、セレッソの守備のポイントはSH。
ロングボールを山下と藤本、さらには横山と扇原ではね返す事は当然ながら重要ですし、ボランチ2枚共に高さのある選手を入れる意味がそこにあるんですが、ボールの出所を押さえる事も重要です。
鳥栖の試合を何試合か見ているとDFラインからのロングボールで恐いのはSBから角度がついたボールを蹴られたときです。
逆に言えばCBが真ん中から蹴る分にはさすがにほとんど良い形にはなっていません。
なので4-2-3-1になってからのこれまでの様に自陣のブロックだけでなくSHがSBに寄せるプレーの頻度をもう少し増やさないといけなくなってくるでしょう。

そして攻撃では山口と扇原のポジショニング。
鳥栖が取ってくるだろうプレッシングはこれまでのセレッソ対策としては比較的オーソドックスな形ですが、今シーズンのセレッソはこの形をそれほど苦にはしていません。
ボランチにプレスがかかれば扇原が最終ラインにおりて、同時にプッシュアップするであろうDFラインの裏に抜ける柿谷や南野へのパスという展開もありますし、扇原に人がつけばその斜め前にいる丸橋からも裏へのボールが蹴れる。
またこの日はシンプリシオはいませんが、山口がボランチの位置に下がる事もできるし、ここ数試合は南野とエジノが中央に入っていくプレーを見せているので出てくる相手ボランチの裏、CBとの間のスペースを狙う事も出来る。

前節は非常に悔しい形での敗戦となりましたが、その悔しさを払拭する為にもしっかりと勝利し、再び上位陣との勝ち点差をつめていきたい一戦です。

しっかり勝って3人を気持ちよく代表に送り出しましょう。

2013年7月12日金曜日

Jリーグ 第16節 vs サンフレッチェ広島 プレビュー


2013年7月13日19時:エディオンスタジアム広島
予想スタメン
中断明け4連戦の3戦目は昨年の優勝チームであり現在3位のサンフレッチェ広島との対戦。

セレッソは、現在の4-2-3-1が始まったきっかけである浦和と似た形で戦う広島が相手なので当然同じ形となり、前節は出場停止だった扇原が横山に代わってスタメンに入るとおもわれる。
途中出場だった磐田戦、90分フル出場となったマリノス戦で横山は非常に素晴らしいプレーを見せていた横山だけどここは扇原を戻すのでは無いかと思われます。
読めないのはGKで前節栗原と交錯し途中交代となったキムジンヒョンは前日練習から復帰しているが、練習後の状況によっては武田が先発となることも考えられる。

一方の広島もメンバーを大きく代える事は無さそうだが、代わるとすれば前節復帰した清水が山岸と入れ替わるぐらいか。

この試合のポイントはやはり4-1-5対4-2-3-1。
先にも書きましたがここ数試合続けている4-2-3-1はそもそも浦和の4-1-5対策として始まりました。
4-2-3-1にすることで中盤のキーマンである青山をシンプリシオが捕まえ、スライドだとずらされてしまうサイドにもしっかりとマッチアップして捕まえる。
浦和戦で見せた様なプレーが出来ればそう簡単に崩されてしまう事は無いでしょう。

ただ広島の4-1-5は浦和よりも確実に完成度が高く応用も効きます。
ワントップ2シャドーの動きのバリエーションが豊富で、最終ラインも無機質に4バックに代わる訳ではなく、状況を見ながらわざと3枚のままの時間を長めにしてみたりして変化をつけてくる。
ただどうであれ前線へのリンクになるのは青山であり、フィニッシュに絡むのは1トップ2シャドー。
ここをシンプリシオとCBとボランチでしっかり捕まえれば、あの浦和戦よりも組織の精度が上がった攻撃と、柿谷のプレーで決定機は作ることが出来るはずです。

この試合に勝利することが出来れば、セレッソは現在6位ながら3位の広島との勝ち点差が3なので勝ち点では並びます。

自陣でのブロックと一定条件で発動する前線からのプレッシングを使い分け、是非この試合に勝利し上位争いにさらに食い込んでいきたい。

2013年7月9日火曜日

Jリーグ 第15節 vs 横浜F・マリノス プレビュー

2013年7月10日19時:キンチョウスタジアム
予想スタメン
Jリーグ再開後の2戦目は3位の横浜F・マリノスをホームキンチョウスタジアムに迎える。
今月末には東アジアカップがある関係でミッドウィークの試合となります。

セレッソはどちらも引き分けに終わった浦和戦と磐田戦に引き続き4-2-3-1を継続してくる模様で、前節磐田戦で今シーズン4枚目のイエローカードを貰ってしまった扇原のポジションにはその磐田戦で扇原に代わって途中出場しチームのリズムを活性化させた横山がそのまま入る模様。またベンチには茂庭がケガで離脱している状況なので椋原は継続しそうだが、もう1人はボランチなら黒木か秋山、ナビスコでもベンチ入りしていた小暮、アタッカーとして播戸が考えられるが、ボランチをベンチに入れないというのも考えにくいので黒木になるか。

一方のマリノスは連戦で情報が少ないのでわからない部分も多くこの後大宮、浦和と続く高温多湿の中でのハードスケジュールなのでメンバーの変更も考えられるが、前節が引き分けに終わったこともありここは代えて来ないのではないかと思われる。ただ早めの選手交代はあるかも知れません。

セレッソは4-2-3-1を継続するという事できっと守備もハーフウェイからという方法を続けるのではないかと思われます。
そしてマリノスは前線からボールを失うと素早くプレスをかけて改修しようとしてきます。セレッソは前節同様シンプリシオが低い位置でビルドアップの手助けをするシーンが増えてくるはずです。
となるとセレッソとしては磐田戦の前半の様に柿谷が孤立してしまう状況は避けなければいけません。
なので、まずポイントは両SHのポジショニング。
守備の時は両サイドに開く事になりますが、ボールを奪った時にエジノと南野がどれだけ柿谷の近くでプレーできるか。
この3人が近くでプレーできれば山口が上がる時間も作る事ができますし、シンプリシオが後ろからボールを運んでワンツーという中央を崩す形やSBが上がってくるスペースも作る事ができます。
その為には守備の時のSHとSBやボランチとの関係も改善する必要がありますが、この3日間でそれがどこまで出来る様になっているかがポイントでしょう。

また守備ではまずはどう考えても中村俊輔です。
今シーズンの中村俊輔はスゴいです。
スタート時のポジションはトップ下になるでしょうが、ここから前後左右に動いてきます。またその時に両サイドとボランチの4人は俊輔のポジショニングを補完する様に動いてきます。
となると守備陣形で4-4+1-1の1-1にあたるシンプリシオと柿谷がどれだけ4-4の守備をサポートできるかがポイントになってくるでしょう。
この1-1で中盤に入るボールを全く制限できなければ4-4のブロックが下がってしまう事になります。
下がってしまえばセットプレーの脅威にもさらされてしまう事にもなります。
なのでブロックの中に入ったボールを4-4でしっかりプレッシャーをかけられるようにするためにも前の1-1が重要になってきます。

マリノスとは通算で9勝19敗5分と大きく負け越していますが、ここ5試合では2勝2敗1分と五分の成績です。
また昨シーズンは柿谷のスーパーシュートで同点のアウェイとホームではソアレスの最終戦となったが2-0でスコア以上の会心の試合の2試合となので、出場するであろう選手達にはそれほど苦手なイメージはないでしょう。

これまでをよくよく思い返すとクルピ監督が柿谷の1トップで4-2-3-1をするのは全く不思議な事ではありません。
もしかするとあまり良く無いイメージを思い出してしまう方もおられるかもしれませんが(笑)。
クルピ監督にとって1トップはシューターです。
そして柿谷は現在のJリーグでトップクラスのシューター。
ここを活かすには柿谷の近くでプレーする選手を増やす事。
現段階でいろいろ見えてきている事が多いので、その形を日本を代表するCB2人を擁し、今シーズン14失点と3位タイの数字を残している賢守のマリノス相手に(ちなみにセレッソも今シーズン14失点で3位タイ)実際のプレーで形にする事ができればチームとしてもう1つ先に進めます。

タイトルを単なるお題目にしない為にも、ここでしっかり見せて欲しい。

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