2013年8月24日19時:名古屋市瑞穂陸上競技場
予想スタメン |
セレッソのメンバーは、連勝中なので前節清水戦でのケガで離脱した南野のポジションには清水戦でその南野に代わり出場した楠神が移籍後2度目のスタメン入りとなる以外は変更が無いものと思われ、またその分椋原のベンチ入りがあるかという所か。
一方の名古屋は、前節出場停止だったケネディと中村が戻るので連勝中の形に戻し、ベルギーから復帰の永井は今節もベンチスタート・スーパーサブ的な起用になるものと思われる。
中断前の13試合でわずか3勝だった名古屋。前回ホームでの対戦はそんな中断前の最終戦でスコアは2-1でしたが内容では完勝といっても良い試合でしたが、たった8試合で中断前の倍の勝利をあげている。
中断前と現在とで変わった所で目につくのは4-2-3-1から4-4-2に変わったフォーメーション。
ここ2試合は浦和・広島と変則フォーメーションのチームと対戦していたので、試合中はボランチが最終ラインに下りる3バックの様な形もみせていたが、連勝中の名古屋の4-4-2はボックス型の4-2-2-2では無く中盤がフラットにした4-4-2になっており、両SHは攻撃時に大きく開いたポジショニングを取り特に左サイドの小川は頻繁に縦に飛び出してくる。
そして一番変わったと思われるのが中盤の4人の攻守の切り替えの速さ。4-4-2になりそれぞれの役割がハッキリした事で、ここが前回対戦時とは比べ物にならないぐらい速くなっています。
おそらくここが現在の好調を支えているキモの部分で、ボールを失った瞬間のファーストディフェンスはもちろん、浦和・広島とリーグでも有数のカウンター速さを持つ両チームのカウンターをかなりの精度で遅らせたり、止めたりしていました。
という事でこの試合のポイントはこの攻守の切り替えがどちらが速いか。
セレッソもカウンターの速さには定評があります。
前回の対戦時と同様、抜け出す形で柿谷の所にボールが入れば抜群のトラップと柿谷自身のスピードで最終ラインの闘莉王・増川を振り切る事は出来るでしょう。
なので名古屋はおそらくそのボールの出所に激しく寄せてくるはずです。
名古屋はケネディという絶対的な高さがある選手がいます。
そこをブロックでしっかり守って先制されないというのは大前提です。
さらにスーパーサブには絶対的なスピードを持つ永井という存在もいるので、0-0のまま試合が進んで行く事も望ましくありません。
中盤のプレッシャーをかいくぐり先制する事。
それがセレッソできればセレッソの勝利はグンと近づくはずです。
セレッソのボールの出所でもあり、名古屋がプレッシャーをかけたい所でもある場所。
そこには両SBと扇原と山口だけでなくシンプリシオが下りて来るんですよね。
名古屋のダニルソンと中村のまわりを中途半端なポジションでうろうろするシンプリシオ。この動きで名古屋の守備を悩ませる事ができるはず。
丸橋の記念すべきJ1出場100試合となるこの試合はそれで十分勝算があると踏んでいます。
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