2013年9月14日19時:日産スタジアム
予想スタメン |
残り10試合、マリノスは現在首位、セレッソは5位、そして両チームの勝ち点差が8と、セレッソがトップ争いに絡んでいく為にはここが正念場、絶対に落とせない1戦です。
セレッソのメンバーは、前節の川崎戦で丸橋がケガ、さらに酒本が累積で出場停止の為、同時に不在となる両SBのポジションにはAマッチウィーク中に行われた天皇杯でチェックしたスタメンのセットそのまま、右に椋原・左に新井場となる模様。
そしてこの試合を見ていたセレッソサポーターならきっと「次の試合は変わりそう」と感じたであろうエジノはやはりスタメンでは無く、入れ替わりでハットトリックを達成した杉本が入ると思われる。
ただ杉本はこの天皇杯で普段は柿谷が入るワントップの位置に入っていたので、そのポジションも含めて布陣も様々な形が考えられるが、おそらくは柿谷のワントップでシンプリシオをトップ下に置いた4-2-3-1になり杉本と楠神が両サイドに入ると思われる。
一方のマリノスは、小林が出場停止となる右SBのポジションには11日の天皇杯でテストした奈良輪が入る他は、ボランチには戻ってきた富澤が入るほぼベストの布陣になりそう。
前回対戦した15節、ホームで戦った試合はスコアは2-1ながら完勝といってもいい内容でした。
この試合は柿谷の1トップになってからの3試合目、そしてこの形にして2試合引き分けた後の初勝利となった試合でした。
メンバー的にも、その後の試合を見ても、マリノスはこの時から大きな変化は無いものと思われます。
この試合でポイントになったのは、セレッソの中盤センター3人、トップ下のシンプリシオとダブルボランチ(この試合では扇原が出場停止だったので山口と横山でした)が、マリノスの中盤のセンターに入る3人、中村・富澤・中町に自由にプレーをさせなかった事でした。
マリノスはトップ下の中村がトップ下の位置から相手のブロックの外にでてボールを受けるプレーをよく行います。そしてこの中村が下がってできたスペースに後ろから中町が、サイドから兵藤や斎藤が入ってくる。
この試合ではマリノスのこの動きを、セレッソはダブルボランチとその前にボランチが本来のポジションであるシンプリシオがいる事で、もしダブルボランチのうち1人がつり出されたとしてもそこにシンプリシオがカバーに入るという事が徹底されており、ここを自由にさせませんでした。
今回もおそらくこの形がベースになってくるでしょう。
前節の川崎戦で使ったエジノがトップ下で、シンプリシオと扇原のダブルボランチ、山口を右サイドという形を続けないのは、中盤のセンターでこの形を継続したいからだと思われます。
またセレッソは攻撃の組み立てに参加できるSBが2枚とも変わります。
という事はこの試合はいつもよりもさらにカウンターに寄った試合展開になる可能性が高い。
このカウンターが機能するかどうかは、杉本と楠神の両SHにかかっています。
シンプリシオがトップ下の4-2-3-1では、このポジションは守備ではサイドに下がり、攻撃ではシャドーの位置にまで入る事が求められていますのでかなりキツいポジションです。
ただカウンターの時に彼らがシャドーの位置に入る事でその前にいる柿谷を孤立させる事がなければ、チャンスは大きく広がります。
前回対戦時同様セレッソはダブルボランチとシンプリシオの3人で、中村・中町・富澤の3人を押さえられるか。
そしてそこからのカウンターを何度発動できるか。
それがこの試合のポイントになりそうです。
この試合は今シーズンのセレッソにとって本当に重要な試合です。
天皇杯に引き続きここで結果を残す事ができれば、間違いなくチームも彼も1つステップを上がる事ができるんです。
こっちの準備は出来てるんで、そろそろお願いします。
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