2011年8月19日金曜日

8/17 Jリーグ第9節 VS鹿島アントラーズ @カシマサッカースタジアム

■鹿島アントラーズ 2 - 1 セレッソ大阪
鹿島アントラーズ:大迫(55') 増田(74')
セレッソ大阪:キム ボギョン(52')
フォーメーション

■鹿島アントラーズ
GK:21 曽ヶ端準
DF:22 西大伍 3 岩政大樹 6 中田浩二 5 アレックス
MF:14 増田誓志 40 小笠原満男 8 野沢拓也 11 フェリペ ガブリエル 25 遠藤康
FW:9 大迫勇也
SUB:1 杉山哲 7 新井場徹 10 本山雅志 15 青木剛 13 興梠慎三 18 タルタ 30 田代有三
交代:アレックス→興梠(61') 遠藤→田代(71') 大迫→青木(82')

■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 14 丸橋祐介 17 酒本憲幸 5 上本大海
MF:2 扇原貴宏 5 中後雅喜 13 清武弘嗣 16 キム ボギョン 23 倉田秋
FW:15 小松塁
SUB:1 松井謙弥 4 藤本康太 32 尾亦弘友希 6 山口螢 9 ファビオ ロペス 11 播戸竜二 31 杉本健勇
交代:小松→杉本(70') 中後→山口(81') 倉田→ファビオ ロペス(81')
退場:茂庭(38')

ACLの関係で8月に2週間で5試合というとんでもないスケジュールの2戦目は鹿島戦。
7/31のホームでの試合では乾のラストマッチでキムジンヒョンが痛恨のミス2つで1-3と敗れてしまった。
セレッソはマルチネスがヒザ痛でメンバー外となりマルチネスの位置に扇原が初スタメン。
今まではマルチネスが欠場の際はキムボギョンが入る事が多かったが、ここ数試合は守備の時に中後をアンカーに置きその前にマルチネスとボギョンが並ぶという形を取っていたし、乾が抜けシャドーのあまり人数もいないという事で扇原。
公式戦デビューだったACLのアウェーアレマ戦では茂庭と交代でCBに入っていたけど、8/10のU-22ではボランチで出場していたし、宮崎キャンプの時もマルチネスの位置で使われていた。
一方の鹿島は、登録上はワントップだったけど大迫とフェリペガブリエルの2トップ。あと前回対戦でゴールを挙げた田代はケガあけという事でベンチスタートとなり代わりに遠藤が中盤に入る形。

■マッチアップ
マッチアップ
3週間前の前回対戦時は2トップとボランチ2枚の4人で低い位置からCB・ボランチ・トップ下の5人を順に捕まえていく形にしていた鹿島。今回はメンバー的な面でなのか、前回対戦時を踏まえてなのか、守備の時は2トップの内フェリペカブリエルを中盤トップ下の位置に下げて、CBは大迫、ボランチはフェリペで捕まえるという形にする。
鹿島の攻撃の仕組み
そして、ボールを奪えば2トップの形になり、大迫とフェリペの1stチョイスはサイドのスペースへ。それを2列目の野沢とボランチでバランスを取り遠藤が縦と中へでアクセントを取る。
特にこの日の大迫はスピードと切れがあり、結果的に38分に茂庭が大迫に入れ替わられてしまい後ろから倒して1発退場になってしまうのだけど、立ち上がりから流れる2トップをCBが行くのかSBが行くのかが中途半端で浮かせてしまう場面が増え、なので抑えきる為にCBがついていくしかなくなるという場面が多くなっていた。

■セレッソの仕組み
セレッソ攻撃の仕組み
マルチネスの位置に入った扇原。つなぎのミスも何度かあったものの、全体的にはマルチネスがいつもやっているような低い位置に下りてボールを受けて落ち着けるプレーや、中後やシャドーと絡んでのボール運び、SBへのサイドチェンジなど良いプレーも何度も見せていた。
そして、前節のダービーや前々節の川崎戦では低い位置でブロックを作って守るというプレーを意識的にやっていたセレッソだったけど、この日の立ち上がりはそこまでブロックを下げてカウンターという意識もなく、人数をかけてボールを運び攻めようというプレーがみられた。

ただ、結果的にそれは続かない。
その理由は鹿島のやり方にうまく対応できていなかったから。
セレッソのDFラインが下げられる
鹿島の所で書いたように、2トップの捕まえ方が定まっていなく、CBでサイドに流れたトップを抑えに行くという形になっていたのでどうしてもラインが深くなってしまう。
ラインが深くなると前からプレスに行くこともできなくなる(ラインが深いのに前から行くとDFラインの前に広大なスペースを作ってしまう)のでブロックを下げて守らざるを得なくなる。ってことで意図したものではない形で前半途中からここ2試合と同じく低い位置にブロックを下げてカウンター狙いになっていく。

そして茂庭が退場。
こうなると、セレッソはもう徹底してブロックを下げてカウンター狙いになる。
連戦の疲れなどもあったのかも知れないけどこの日の茂庭は大迫に完敗だった。

茂庭退場後
茂庭退場後はボランチの扇原を最終ラインに入れてボギョンをボランチに。
低い位置で2ラインでブロックを作る4-4-1の形になる。

■後半
ここからは引いて守るセレッソとボールを動かしながら攻める鹿島。
しかしゲームが動いたのは52分、カウンターからセレッソが先制する。
セットプレーのこぼれ球をつないで倉田が粘って小松に、そこから清武、小松とわたり最後は飛び込んだボギョンが決める。

ただこのリードを保ったのも3分間のみ。
今度はマイボールでのつなぎを倉田が奪われ大迫に前向きにボールが入る。
それを大迫が決めて同点にされる。
奪われ方がわるかったのだけど、タイミングもシュートも実に素晴らしい、あのタイミングであのシュートを打たれたらもうどうしようも無いというゴールだった。

ここから鹿島はどんどん攻撃的な選手を入れてくる。
まず61分にアレックスと興梠を交代
61分〜
フェリペを左SBに近い位置に動かして前線は興梠と大迫の2トップ

小松がフェリペに危険なタックルを受けて杉本と交代があるも、遠藤と田代を交代
71分〜
大迫を左SHに移動させ、興梠と田代の"トップへ。

しかし74分にボギョンのミスで自陣ゴール前でボールを失い大迫がフリーの増田へつながり2-1と逆転されてしまう。
ボギョンのプレーは自陣ゴール前でやるべきプレーではなかったかもしれないが、あそこで無理をしないとボールを運べない。時間帯的にも鹿島が押せ押せの展開になっていたのであそこでボールを繋ぎたかったのも十分理解できる。
できればもっとまわりの選手も受けてあげられるように動いて欲しかった。

82分〜
終盤はセレッソも倉田と中後に代えファビオロペスと蛍を投入、一方の鹿島も大迫に代え青木を投入し4-4-2のバランスを取る形に
ここから早めに前線にボールを入れだし最後ファビオロペスのシュートもブロックされてしまいそのまま終了。

鹿島に今シーズンはダブルを取られてしまった。

■その他
はっきり言えば大迫を抑えきれなかったからなんだけど、この試合は半ば意図しない形で引いて守る事になってしまったのが厳しかった。
ダービー、川崎戦とある程度の手応えを感じただろうけど、セレッソはSBのポジショニングや人選をみてもそもそもそのようには作られていない。
なので、やっぱりもっとボールを持つ時間を作らないといけないしパスの数も増やさなきゃいけない。
今シーズンの前半にカウンターを受けて失点や、立ち上がりの失点が多かった事も影響しているんだろうけど、今シーズンはどうも攻めが早い。

クライフが昔、「カウンターを受けるのはビルドアップでミスをしているからだ。相手を押し込んでしまえばカウンターを受けることも無い。」と言っていたが、今シーズン前半に立ち上がりの失点が多かったり、カウンターを浴びていたのはビルドアップのミスが多かったから。もちろん今までもやってきたようにブロックを下げて守る事も重要だけど、低い位置でボールをしっかり収めて相手を押し込んでしまう時間を作らなきゃいけない。

この日Jリーグデビューとなった扇原はボランチでも所々光るプレーを見せていたし、CBに入ってからも安定したプレーを見せていた。
次節もマルチネスは間に合わないだろうからボランチでの先発になるかと思う。
ただ、ボランチの時に細かいミスも結構あったので、そこは確実に修正して欲しい。
さっきのクライフの話しではないけど、ビルドアップでミスをすればカウンターを浴びてしまう。カウンターを多く浴びるとラインを下げざるを得ない状況にもなってしまう。
そこを十分意識してプレーして欲しい。

清水戦は、CBに藤本、ボランチに扇原、1トップは杉本かな。
しかしACLに出るってのは色んな面で厳しいなあ。

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