2012年12月3日月曜日

12/1 Jリーグ第34節 VS川崎フロンターレ @大阪長居スタジアム


セレッソ大阪
20前半12
川崎フロンターレ
2後半1
延長前半
延長後半
PK戦
フォーメーション
セレッソ大阪川崎フロンターレ
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK21西部 洋平
茂庭 照幸3DF01DF15實藤 友紀
藤本 康太4DF00DF4井川 祐輔
丸橋 祐介14DF10DF5ジェシ
山下 達也23DF00DF23登里 享平
シンプリシオ7MF20MF3田中 裕介
枝村 匠馬16MF10MF31風間 宏希
横山 知伸18MF32MF14中村 憲剛
ヘベルチ37MF10FW13山瀬 功治
南野 拓実34FW21FW10レナト
杉本 健勇41FW23FW11小林 悠
松井 謙弥1GKGK1杉山 力裕
酒本 憲幸17DF0DF22福森 晃斗
金 聖基24DFDF35山越 享太郎
扇原 貴宏2MF00MF30大島 僚太
黒木 聖仁25MFMF34風間 宏矢
播戸 竜二11FW01MF16楠神 順平
柿谷 曜一朗13FW2FW9矢島 卓郎
12シュート10
6GK9
6CK3
11直接FK16
2間接FK2
2オフサイド2
0PK0
セレッソ大阪川崎フロンターレ
横山(63')
横山(90'+5)
得点中村(17')
小林(84')
藤本→酒本(56')
ヘベルチ→扇原(72')
枝村→播戸(88')
交代レナト→楠神(33')
風間宏希→矢島(78')
山瀬→大島(88')
横山(33')
南野(67')
警告登里(64')
退場
引き分け以上で自力残留が決定するという状況で迎えた2012シーズン最終戦はホームでの川崎フロンターレ戦。
セレッソは2試合前からあと1つ勝てば残留決定という状況だったが連敗し、さらに前節は広島に完敗(しかも目の前で優勝を決められた)した事でこの試合に向けて珍しく火曜日から金曜日まで毎日紅白戦を行い、また2週間前の大宮戦で全治3週間のケガを負った丸橋を水曜日から全体練習にも参加させるという強行スケジュールで調整してきた。
スタメンは、その丸橋を左SBに復帰させ前節左SBだった扇原はベンチへ、右SBには広島戦の途中から入った藤本。ボランチには山口のサスペンションを受けて前節と同じく横山とシンプリシオ。また大宮戦、広島戦と17歳ながら途中出場で存在感を見せていた南野をスタメン組のトップ下に入れ、仙台戦でかかとを痛めてその後強行出場を続けていた柿谷は水曜日の練習開始時点では左SHのスタメン組に入っていたもののやはり十分なプレーができないということで、途中から入ったヘベルチがスタメン組となり、当日もそのままとなった。
一方の川崎は3バックも予想されたが、ジェシが負傷から復帰し、中村をトップ下、田中がボランチ、實藤が右SBという4バックでスタート。。
実はセレッソは川崎を3バック、中村をボランチと想定していたので実はスタート時点で読み違えている。

■マッチアップ
マッチアップ
この日のセレッソは前節迄の2トップでは無く杉本の1トップ+トップ下に南野という布陣なので、同じく4-2-3-1だった川崎とは図の様なマッチアップになる。

■セレッソの守備
セレッソの守備
そしてこの日のセレッソは、広島戦でやろうとした前線からのプレッシングではなくハーフウエイ辺りからコンパクトなブロックを作り守ろうとしていた。
なので相手ボールになった時は杉本一旦センターサークル辺りまで戻り、トップ下の南野とボールの出所になるボランチの所にプレッシャーをかけに行くという形になる。
中村と南野
ただセレッソのプランではボールの出どころ=ボランチ=中村憲剛だった
なので南野は相手ボールの時はマンマークで中村につくように指示をされていたんだろう。
しかし中村はトップ下で川崎のボランチは田中と風間。
なのに南野が中村に付いて行くのでボランチの所で常に数的有利を作られてしまう事になっていた。
中村憲剛のポジショニング
中村憲剛は始まってスグにこの状況を理解したのだろう。
なのでまず最初に南野を引き連れた状態で1トップの小林と同じ高さや追い越して行くぐらいにまでドンドン出て行く。
セレッソもボランチの位置にいたシンプリシオがこれではマズいと自分が前に出る事で川崎のボランチの所迄寄せ始める様になるが、そうなると今度は中村がシンプリシオが元いた場所などのCBの前のスペースにポジションを取り始める。
ブロック全体が下がるセレッソ
中村のこの動きでシンプリシオも簡単に前には出て行けなくなる。
という事で川崎のボランチの所にプレッシャーをかけに行けなくなり、セレッソのブロックはドンドン下がる。
という事で前半のほとんどの時間のセレッソはファーストディフェンダーがハッキリしないのでブロックがずるずると下がってしまっているという状況になっていた。

ただ、セレッソもさすがにこの状況に全く気がついていなかったという訳ではないようで、10分すぎ辺りからは横山、茂庭、山下がプレーが切れるたびに話し合っているシーンは見られていたが、セレッソのブロックが下がってしまってからは中村憲剛が今度はボランチの位置に迄下がるプレーを頻繁に見せ始め、なかなか修正のポイントを絞らせない様にしていた。

川崎の先制点はまさにそんな状態の中で、
17分、中村がボランチの近くにボールを受けに下がって行った所で、風間宏希は中村を飛ばして最前線の小林への縦パス。それを南野を振り切って後ろから上がってきた中村に落としてそのままシュートという形で川崎が先制する。

セレッソが修正できたのは30分ごろ、藤本とGKの西部が交錯して試合が中断している時までかかった。

■セレッソの攻撃
セレッソのポゼッション
セレッソの攻撃はいつも以上にポゼッション寄り。
この試合はドローでもOKだし、特にここ数試合はカウンターでの失点が多く、また川崎の守備はキッチリポジションに戻る形で行って来るので、慌てないで久しぶりに後ろからじっくり繋ぐというやり方を取っていた。
川崎の守備は原則ハーフウェイライン辺りからのブロック。
なので1トップの小林だけが前線にいる場合は2CBの前にダブルボランチを置いてそこでボールを落ち着ける。
ボランチの 1枚が最終ラインに下りる
川崎は時々トップ下の中村も前線の守備に加わる場面もあり、その場合はボランチの1枚(主に横山)が最終ラインに下りてボールを落ち着けていた。
ボランチとCBの間
こうやって落ち着けたボールで、川崎の最終ラインの裏にスペースがある場合はいつものSBからのアーリークロスを狙い、押し込んでしまえばボランチとCBの間のスペースに枝村や南野を入り込ませる。
このボランチとCBの間ってのは去年まではシャドーの選手がよく狙っていた場所だったけど今シーズンはあまり活用できていない場所で、そこを空けるために相手ボランチをどうやって引き出すかが重要なんですが、そこはこのチームは実はまだまだ。
ただ、それでもそこを攻略して南野のシュートや枝村がGKと1対1という惜しいシーンはあった。

■守備の修正
33分〜
33分に、その前の接触プレーで腰を痛めたレナトが楠神と交代。
セレッソの守備が修正される
このタイミングで先ほど書いた西部と藤本の交錯がありこの中断時間を利用してセレッソはやっと南野が中村のマンマークを止めてここからやっとセレッソは守備の形が整い、前半は南野が中村に引っ張らる事で全く無かった高い位置での守備ができるようになる。

という事で前半終盤にやっとセレッソは形が定まったのでHTでの交代は無し。
やっとノーマルな状態になったセレッソは、後半の立ち上がりには裏に抜けた丸橋が落として南野がシュートを打つ等チャンスも作れる様になってくる。

■セレッソの交代策と川崎のフォーメーションチェンジ
56分〜
56分に藤本が右足のモモ裏を痛め酒本に交代。
(なぜかこのシーンでは痛めた藤本のファールを取ってたけど)
そしてこの辺りの時間帯からヘベルチの守備がだんだん怪しくなってくる。

という事で0-1でビハインドのセレッソは柿谷と播戸の切り札2枚を準備し始めた所の63分、
ヘベルチのFKのこぼれ球をヘベルチが再び拾って酒本へ。
そのボールを酒本が慌てず前のスペースで浮いていた南野へ縦パス。
受けた南野が反転し中へ入れたクロスを横山がドンピシャのヘッドで1-1セレッソが同点に追いつく。
この同点ゴールを受けてセレッソの交代はなくなるが今度は川崎が動く。
3バックに変更
川崎はメンバーを代えずに3バックに変更。
ヘベルチの守備が怪しくなっていた所でマッチアップの見失ってしまいセレッソの守備は混乱し始める。
72分〜
それを受けてセレッソは72分にヘベルチに代えて扇原を投入。
4バックの前に3ボランチを置いて南野と枝村を両サイドに出す。
ヘベルチの守備が怪しかった事と、川崎が1トップ2シャドーになったのでバイタルエリアを見れる人数を増やしたかったのが狙いか。
3ボランチでのビルドアップ
この変更でセレッソがボールを持ったときは扇原・横山の3ボランチの両サイドがCBの横に下りる事で相手の1トップ2シャドーに対して数的有利を確保する事で両SBを上げる時間とボールの落ち着きどころが出来る様になり、また南野と枝村ので3バックの両サイドを狙おうという姿勢も見られた。
自陣で人数をかけての守備
守備の時は川崎のボランチにプレスに行きづらい形になっていたので、枝村と南野がWBに引っ張られ、3ボランチも下がって後ろで人数をかける形になっていた。
78分〜
この状況はどちらかと言えばリスクが高いのは川崎なので、78分に風間に代えて矢島を投入し再び4-2-3-1に戻す。
サイドで2対1を作られてしまう事を嫌がったんだろう。
という事でセレッソは自陣で人数をかけて守り、川崎もミスマッチを作られやすい状況を解なのでこのまま進むかと思われたが…
84分に主審のミスジャッジで取られた中村憲剛のCKから矢島がニアでスラしたボールのこぼれ球を小林が決めて1-2。再び突き放されてしまう。
88分〜
そこで88分にセレッソは枝村に代えて播戸、川崎は山瀬に代えて大島を投入。

しかし川崎はSHがセレッソのSBをキッチリ付いて人数をかけて守り、カウンターを狙ってくるのでセレッソは攻めあぐね、アディショナルタイム4分でこのまま試合終了かと思われた中…
CKからのこぼれ球を94分04秒に酒本がクロス、そのボールを西部がパンチングで逃れるもそのこぼれ球が横山の前へ。そのボールを94分11秒に左足で豪快に蹴りこみ2-2。
セレッソが引き分けて自力で残留を決めた。

■その他
まさかの横山の2ゴールで、ドローながら何とか自力で残留を決める事が出来ました。
結果的にはガンバと神戸が負けていたので負けても良かったんですが、試合中はそれどころではありませんでしたね(笑)。
そういえば、横山は今シーズン開幕前に「そんな得点は取ってないですけど高さは自信があります。」って言っていたのを思い出しました(笑)。

この試合を普通に1試合として振り返れば完全に負けゲームです。
最初間違えて、修正するのに30分かかり、後追いの展開になってしまい…
気持ちと執念で何とか追いついたという内容だったかと思います。
ただ、セレッソとしては久しぶりに、またクルピが戻ってきてから初めて、1トップの形に戻してじっくり繋いで攻めるという方法を取ったので色々可能性も見えるでもあったかなと。

リーグ戦はこれで終了となりますが、まだコーチの小菊さんが指揮を取る事に決まった天皇杯が残っています。
けが人が多数出ていますが、元旦に国立に行ける様に先ずは2週間後の清水戦に勝利しましょう。

あと今シーズンのまとめは天皇杯が終わってからやります。



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