2013年4月12日金曜日

Jリーグ 第6節 vs 大宮アルディージャ プレビュー


2013年4月13日19時:大阪長居スタジアム
予想スタメン

ミッドウィークにナビスコカップが入る15日間で5試合という連戦の最終戦となるホーム大宮戦。
大宮がリーグ戦で最後に負けたのは昨シーズンの8/25で、この試合で引き分け以上となれば09年に鹿島が打ち立てたリーグ戦17試合無敗記録に並ぶ。

セレッソのメンバーは控えGK武田のケガで昨日多田を急遽獲得したもののJリーグへの登録もまだの為にこの試合のベンチ入りは無し。
という事でスタメンはナビスコカップFC東京戦のメンバーから変更が無いものと思われる。
ただ、この試合で88分に入った播戸がわずか4分間で退場した為にベンチには体調不良で休んでいた杉本が戻り、小暮が入っていたSBの控えは酒本が戻るものと思われる。

一方、水曜日のナビスコカップでは甲府に敗れナビスコカップ第1節の磐田戦と合わせてシーズン2敗目を喫している大宮だが、この試合ではメンバーを入れ替えており、ノヴァコヴィッチの復帰には時間がかかりそうだが、ズラタン、富山、金沢、チョヨンチョル、下平は戻ってくるものと思われる。

今シーズンのというより、昨シーズンの終盤から同じやり方で戦っている大宮の特徴は何といっても3ラインがコンパクトな事。
それは数字で見てもあきらかで、FW〜MF〜DFのタックルライン比較ではDF〜FWの間が、リーグ平均で20.6m、セレッソが22.1m、になっているのに対し大宮は7.7mとセレッソの1/3近い数字になっている。
また、大宮は攻撃回数がリーグ2位、被攻撃回数がリーグ18位と攻撃回数も多いが攻撃を仕掛けられる回数も多くなっているので、これらの数字を合わせると、大宮がコンパクトな守備陣形を取りそこで奪ったボールを素早くカウンターで仕掛けている事がわかる。
大宮は実際のゲームを見てもやはりそうなっており、コンパクトな4-4-2のブロックで前線からしっかり追ってボランチが相手のボランチに襲いかかり奪ったボールは素早く前線に送る。
FC東京戦の前半や鹿島戦の後半はそれで相手にほとんど何もさせない試合を見せていました。

なのでセレッソの狙い目はプッシュアップした最終ラインの裏。
今年のセレッソは例年に比べて最終ラインに下りた扇原や丸橋から一気に裏を狙う柿谷や山口、南野へのパスが増えています。
先ずこれで大宮の高い最終ラインの裏をつけるかどうか。最終ラインの裏を一気に使う事ができれば最高だし、もし通らなくてもここをつく事で相手を広げる事ができる。
さらに扇原と丸橋の長いボールを恐れて必要以上に大宮の前線が前にでてきても、相手を広げる事ができる事になる。
これで相手を広げる事ができれば、調子を上げてきているシンプリシオが自由にプレーできるエリアも広がります。

さらに、守備に面ではセレッソの失点数は現在リーグ1位です。
守備が堅いと評判の大宮よりも数字は上なのです。

大宮はボールを持たないチームです。がしかし、セレッソは元々がボールを持つチームで、開幕当初はここが上手くいっていなかったので守ってからのカウンターという形がほとんどでしたが、試合を重ねる毎にボールを持つ事も出来る様になってきています。

しっかりゲームをコントロールして勝ちきる事でもう1つ上の段階に進む事ができるのかどうか。ナビスコカップのFC東京戦で取り戻した流れを離さない為にも、しっかりと勝ってチーム力を上積みしたい一戦です。

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