2011年6月24日金曜日

6/22 Jリーグ第17節 VS名古屋グランパス @キンチョウスタジアム

■セレッソ大阪 2 - 3 名古屋グランパス
セレッソ大阪:ピンパォン(43') 乾(90+1')
名古屋グランパス:磯村(14') 玉田(44') ケネディ(73')

フォーメーション

■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 4 藤本康太 14 丸橋祐介 20 高橋大輔
MF:5 中後雅喜 10 マルチネス 16 キム ボギョン 23 倉田秋
FW:9 ホドリゴ ピンパォン 19 永井龍
SUB:1 松井謙弥 17 酒本憲幸 32 尾亦弘友希 33 高橋祐太郎 7 乾貴士 11 播戸竜二 15 小松塁
交代:永井→小松(61') 中後→乾(61') 丸橋→酒本(82')

■名古屋グランパス
GK:1 楢崎正剛
DF:32 田中隼麻 4 田中マルクス闘莉王 5 増川隆洋 6 阿部翔平
MF:33 磯村亮太 20 ダニルソン 8 藤本淳吾
FW:10 小川佳純 16 ケネディ 11 玉田圭司
SUB:50 高木義成 3 千代反田充 38 三都主アレサンドロ 9 ブルザノビッチ 28 田口泰士 22 橋本晃司 35 田中輝希
交代:磯村→ブルザノビッチ(76') 小川→橋本(90') 藤本→田口(90+3')

去年のチャンピオンチームをホームに迎え、甲府での快勝で勢いに乗っていきたいセレッソのスタメンは前節と同じ。清武はU-22からまだ戻ってきていないが、ここ数日よくわからない報道が多かった中ベンチに乾が帰ってきた。
一方の名古屋はベンチも含めて前節と全く同じ。
昨年の名古屋との試合はやられている感があまり無い中、ホームではFK・アウェーではPKとセットプレーから1点ずつ取られて2試合とも0-1で負けている。
まあでもやれてる感もあまり無かったけどね。

■フォーメーションの噛み合わせ
フォーメーションの噛み合わせ
セレッソは4-4-2で名古屋は4-1-2-3。
そのまま当てはめるとセレッソで余る選手はCBのウチ1枚、名古屋はCBとアンカーのウチ1枚となっている。
セレッソとしては先ずはボールを後で落ち着ける所からはじめたいのだけど、ボランチのマルチネスと中後の所はきっちり組み合っており、また中盤にあがって幅を作りたいSBの前もにすぐ相手がいる状態なのでそのままではあまり好ましくない。
逆に名古屋は、ダニルソンの所が浮いている。名古屋の攻撃は前線中央にケネディと両サイドにスピードある玉田・小川をおいているもののケネディめがけて蹴ってそのこぼれとかってやり方はあまり取らずにどちらかといえばパスを繋いだり、長いボールも両サイドの選手をめがける事が多いんだけどその起点となるダニルソンや闘莉王の所は空きやすい(空いている)ので出来るだけ大きく広がってその形を維持したいか。

って事で立ち上がりの名古屋は割と前からプレスをかけて来るんだけど、広がってる布陣でプレスなんてただでさえ長時間できない事なのにさらにこの日は非常に蒸し暑い。なので名古屋は3トップの両サイドを中盤に落とした形でブロックを作る。
名古屋の守備ブロック
こうなるとセレッソがやりたいボランチの位置でボールを落ち着ける形がかなりやりやすくなり一気にセレッソペースにとなっていきそうなものなんだけど、名古屋は両サイドが降りて来ると中盤センターの藤本・磯村・ダニルソンの誰か1人が必ずボランチの位置へプレスに行くというのが徹底されておりなかなかやりたい形には持っていけない。

このあたりが個人的には2トップより1トップにした方が良いと思っている所なんだけど、セレッソが2トップの場合セレッソの中盤が4枚に対して名古屋が両サイドを中盤まで落とすと名古屋の中盤は5枚、なのでこの時点では数的有利に出来ておらず、そこに左SBの丸橋など片方のSBをいれてやっと同数になる。パスサッカーの最も根本的な考え方はフリーの選手を作る事なんだけど、2トップで前線に2人並べてしまうと当然その分中盤にかかれる枚数が減るので、どうしてもそうなってしまう。福岡や甲府やの様に完全に引いてブロックを作ってくれる相手に対しては2トップでもそれほど問題は生じてこないけど、マリノスやこの日の名古屋の様に必ずボランチに行くってのを徹底されると今の2トップでは中盤を助けにいくまでの流動性は持てていないのが厳しい所。
さらに、2トップになるとももちろん良い所があって、人数でいけば中盤に足りないって事は前には揃ってるって事なので中盤で落ち着かせにくい分早めに前に入れれるチャンスは多くなる。だから相手ゴール近くまでいける数自体は増えるんだけど、当たり前ながら攻撃と守備は表裏一体なので攻め方が変わると守り方も変えなきゃいけないのに守り方が変わってない分カウンターを受けるケースも増えてしまう。

ちょっと話しが脱線してしまったので、セレッソの守り方を
セレッソの守備ブロック
この日は攻めで比較的縦に早いので、ボールを失っても前からプレスにいくのが難しい状況が多い。
なので全体を下げてブロックを作るんだけど、最初の話しに戻るとフォーメーションの噛み合わせ的にそのままではダニルソンの所が余りやすい。
そこで2トップの内の1枚(主に永井)が中盤のラインに入ってブロックを作る。
名古屋の攻撃はパスを繋いだり後からサイドに長いボールを出す事が多い。
ただ、名古屋はセレッソの様にポジショニングを崩してボールを動かすといったような事はほとんどしないし、長いボールの先にいる両サイドもスピードはあるけど空中戦で勝負できる選手ではないのでしっかりブロックを落としてしまえばそれほど怖さは無い。

あと、これは以前から思っている事なんだけど、GKの楢崎は全くつなげない。セービングの能力はスゴいんだけど足下はからっきしダメだ。
なのでこの日もGKへのバックパスの時にプレッシャーをかけるとサイドの前方に向かって蹴るだけなので7〜8割ぐらいはボールを奪える。暑いので全てのボールに行く事は難しいんだけど、ピンパォンと永井は精力的にGKまで行ってくれていたので助かっていた部分もあった。

が、しかし14分に唐突に失点、ここまでゴール前に効果的ボールをほとんど入れる事ができていなかった名古屋だけど、FKとなれば話しは別って事で藤本のFKをファーの増川に折り返されそれを磯村に押し込まれてしまう。
セレッソはゾーンで守るので基本的には早いボール対策としてニアに高い選手、ファーはそこまで来るのに時間がかかるので体を当ててフリーでヘディングさせないかGKが出て来るか、という仕組みになっているんだけどデカい選手を揃えてる名古屋なのでファーもニアもデカい選手がいた。
名古屋が守備を考えてポジショニングはほとんど崩さずに攻めれるのもこの強さがあるからなんだろう。

■対照的な両チーム
そしてこの先制あたりからケネディが攻撃の時に引いてきてボールに絡んで来る様になる。
ケネディのボールキープやドリブルはかなりいやらしい。スピードがあるわけではないのでドリブル単体ではそれほど脅威はないものの、体が強いのでCBが当たりに行ってもなかなかボールが奪えない。そして実に上手く倒れる。これで時間を作られるから距離が離れてても間に合うよって感じなのでセレッソとは全く対照的。
ただ、名古屋も畳み掛けるって感じでも無く失点前と同じ様な展開になる。

最初に今ひとつセレッソペースに出来きれない要因として2トップという事を書いたけど、永井、ピンパォンのそれぞれはよく頑張っていた。特に永井は3戦連続の先発で、ここ2試合もそうだった様に前線で起点になろうと体を張り、実際当たり負けする事も少なかった。
ただ、これはピンパォンにも言える事なんだけど2人共まだまだボールを持った時のプレースピードが遅い。判断が遅い。
なのでボールを受ける前から決めていたプレーはスムーズにできるんだけど、そうでない組み立てとか決めていたプレーが出来なかった時に効果的にならない事が多い。
それぞれスピードと永井なら強さ、ピンパォンならシュートと武器があるだけに判断のスピードを上げて前を向く勇気は是非とも欲しい・・・と思いながら見ているとこの2人で同点に追いつく。
下がってきた永井がDFのMFの間でくさびを受ける。そしてここで勇気をもって前を向く事に成功。前を向いた事でDFはプレッシャーをかけきれなくなり、そこを斜めに入ってきたピンパォンへスルーパス。角度が無い中これを決め同点に追いついた。

が、次のプレーですぐに失点
2失点目のシーン
同点になったキックオフ直後だったので守備陣形ができてないのを見たであろう闘莉王がドリブル。小川→ケネディと渡り玉田に得意のエリアから決められてしまう。
少し前からイヤだったケネディのドリブルにCB2枚が同時に行ってしまった事が玉田をフリーにしてしまう要因となった。

■乾の投入
後半もやっぱりやられてないけどこっちもそれほどやれていない状態が続く。
乾・小松投入後
そんな中、中後と永井に代え、ネガティブな報道で賑わせていた乾と小松を投入。
負けていたってのもあるんだろうけど、ボギョンをボランチに下げ2トップの形は変えない。
両チームとも暑さで間延びしてしまっているので、カウンターの応酬みたいな展開に。
そんな中、藤本康太が相手を倒してしまいPK。
ジンヒョンが一度ストップするもやり直しとなりこれで1-3。

終盤の形
終盤に丸橋を酒本に代えて高橋を左に移動、さらにボギョンを1列前に出してマルチネスの1ボランチで2トップ3シャドーというかなり前がかりの形にして責め立てるも、乾がロスタイムに1点返すのが精一杯。
結局2-3でホーム連敗となってしまった。

■1トップ
ずっと追いかける展開だった事もあるけど、後半乾と小松を投入した時間帯。あそこは2トップと入れ替えてしまった方が良かったんじゃないだろうか。
1トップ
この試合、やられてる感じもやれてる感じもあまり無かったのはやはり中盤でコントロールできていなかったから。で、まだ30分あったしあの暑さから考えてもこれから間延びしていく事は十分予想された。だから前線に人を残して早く攻めるよりも1トップで中盤に人数を増やし、シャドーが降りて来る事で数的有利をつくって中盤をコントロールするって方法を取れるだけの時間はあったかと。

■その他
審判の事に触れずに書いてみたら逆に結構な量になってしまった。
確かに審判はヒドかった。もう純粋にこのレベルでは無理なんじゃないの?って感じぐらいヒドかった。
不安定なジャッジに翻弄されて結果負けたので審判に対する批判も中に入れれたんだけど、まああえて書かないと言う事で

あと久しぶりに帰ってきた乾。
ファーストタッチ、間で受ける、前を向く、人を使う、その流れはやはりチーム1上手い。
態度とか確執とか書かれてしまってまあいろいろあるんだけど、全体的にチームをコントロールするのが監督の役割だしね。ただ、Jリーグサッカーキングの中で播戸の乾評もあわせると「まあそうだろうな」ってのもあるんだけど。

でも、そういうのを全く考えないとすると、

乾のケルン移籍が決定的

中断無くシーズンは続くのでクルピはメンバーから外す

ケルン移籍の話しがストップ(実際、フィンケが乾が獲得リストの一番上なんだけどお金がないので取りにいけないと6月20日に現地で報道されている)

移籍しないかも知れないならベンチに入れる

って流れもあるのかなと。
移籍ってそうスムーズに一筋縄で行くものでもないしね

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