2013年4月1日月曜日

3/30 Jリーグ第4節 VS ベガルタ仙台 @大阪長居スタジアム

セレッソ大阪10前半11ベガルタ仙台
1後半0
延長前半
延長後半
PK戦
フォーメーション

セレッソ大阪ベガルタ仙台
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK16林 卓人
茂庭 照幸3DF00DF25菅井 直樹
新井場 徹7DF00DF3渡辺 広大
丸橋 祐介14DF20DF5石川 直樹
山下 達也23DF00DF23田村 直也
扇原 貴宏2MF02MF8松下 年宏
山口 螢6MF11MF2鎌田 次郎
南野 拓実13MF00MF14佐々木 勇人
シンプリシオ30MF11MF10梁 勇基
柿谷 曜一朗8FW23FW18ウイルソン
エジノ9FW21FW11太田 吉彰
武田 洋平1GKGK1桜井 繁
枝村 匠馬16MFDF28蜂須賀 孝治
酒本 憲幸17MF0MF17富田 晋伍
横山 知伸18MF2MF15ヘベルチ
黒木 聖仁25MF0FW19武藤 雄樹
ブランコ31MF1FW9中原 貴之
杉本 健勇20FW1FW13柳沢 敦
10シュート10
9GK6
2CK2
5直接FK6
1間接FK3
1オフサイド3
0PK0
セレッソ大阪ベガルタ仙台
柿谷(51')得点オウンゴール(32')
南野→ブランコ(71')
柿谷→杉本(85')
交代佐々木→ヘベルチ(64')
松下→富田(69')
太田→武藤(78')
新井場(73')警告ウイルソン(43')
鎌田(68')
退場

開幕3連勝、Aマッチウィークのナビスコカップも1勝1分と5戦負けなしのセレッソと、ACLを含めても前節の柏戦でようやく初勝利を上げた仙台の対戦。

仙台はACL組ということでAマッチウィークは試合なし。
その期間でケガで離脱中だった角田と富田が練習復帰し富田はこの試合からベンチに戻ってきたが、24日の練習試合で新たに赤嶺がケガをしてしまった為に4-3-3の形ながら前線は右に佐々木、左に太田という布陣となる。

一方のセレッソは藤本・椋原が故障で外れCBには山下が入り、ブランコもケガから復帰しベンチ入り。藤本と椋原以外はこれからのベースになるであろう布陣、メンバーとなっている。

■マッチアップ
マッチアップ
4-4-2のセレッソと4-3-3の仙台。
合わないアンカーの位置に対してセレッソは2トップを縦関係にする。

■セレッソの守備と仙台の動き
セレッソの守備
セレッソのここまでの成績を支えているのは安定した守備。
両サイドの南野と山口がサボること無くキッチリ戻り強固なブロックを形成することができている。
という事でこの試合でも先ずは4-4-1-1で守備ブロックを作る。
それに対して仙台は4-3-3の形ながら中央ウィルソンは偽CFで引いてボールに絡み、それに呼応するように両WGが絞り、梁か松下の1枚が前に出て来るので、先ずウィルソンに対してはCBが自分の前、MFの所までは捕まえたままついていく、松下・梁が飛び出せばボランチがついていく、WGにはSBが絞ってつかむ、そして大外を上がってくるSBに対してはSHがつかむという形を取るので、ウィルソンが動き出すとマンツーマンの様な感じでキッチリ全員を捕まえるという形になっていた。
ウィルソンがブロックの外まで下がっていくとその時は離してマンツーマンというよりも4-4のゾーンでブロックを作る形に戻るという形を取る。

■仙台の守備とセレッソの攻撃
仙台の守備
一方の仙台は4-1-4-1で守備ブロックを作る。
4-1-4-1って事は当然一番前はウィルソンが1人。なのでCBの横に降りてくる扇原はフリーでボールを持てる。
ということで開始直後のセレッソは扇原から裏のスペースへ走る南野、山口、柿谷へのロングボールを多用する。
シンプリシオが起点になる
ナビスコカップ大分戦の先制点の様に扇原をフリーで持たせると精度の高いボールが出てくる。
仙台の守備ブロックは大分ほどナイーブでは無いので飛び出す選手に制限を加えたりカバーリングを徹底したりして簡単に抜け出させる事無く守ってくるが、さすがにこれを続けられるのはイヤだということで中盤から1枚飛び出させて扇原のところに行くようになる。
その時に仙台はもちろんブロックのスペースは空けたくないので鎌田と梁がスライドしてスペースを埋めるべくポジションを修正するんだけど、そうなると優先順位的にもブロックの外へのチェックは低くなり、今度はブロックのスグ外中央にいるシンプリシオが空き、一旦扇原を経由してシンプリシオといった形や、シンプリシオを経由して扇原という形でボールを持つことが出来るようになりそこからセレッソが攻めこむ場面が見られるようになる。

■仙台のボールポゼッション
仙台のボールポゼッション
セレッソがペースを掴みそうだった立ち上がりなんだけど、完全にペースを握ったわけでは無かった。
その要因は仙台のブロックが強固だった事もあるんだけど、仙台がボールを保持する時間も長かったから。
仙台はセレッソのブロックの中にボールを入れられないと、鎌田をCBの間に落として梁がアンカーの位置まで落ちて後ろでボールを保持する様になる。
ウィルソンの動きの事もあってセレッソの両サイドはマンツー気味だしボランチも出ていけないのでCB+鎌田+梁の所は2対4になってプレシャーに行けないセレッソ。なので仙台はじっくり後ろでボールを持つけど、セレッソがプレッシャーに行けずに両サイドをマンツーで捕まえている分後ろのボール回しでブロックを動かされたりずらされたりすることも少なく、不用意にブロックの中に入れてしまうとカウンターを受ける危険性もあるので、お互いがお互いの状況を伺いながらという静かな展開になっている事が長く続いていた。

■仙台先制から4-4-2と4-2-3-1
膠着状態が続くかと思われた流れの中で突然仙台が先制する。
きっかけはウィルソンの突破を山下が許してしまった所からだけど、そこからのクロスはしっかりはね返し、セカンドボールは拾われたもののキッチリ人数を戻すことができていた。しかし田村のクロスに対して入っていた松下が体勢を崩した影響で丸橋もバランスを崩してしまいオウンゴール。
ちょっとアンラッキーな形でリードを許してしまう。
4-4-2の形で守る
ただこの失点の少し前から仙台は中盤から前を時計回りに動かしてウィルソンと太田の2トップの様な形にした4-4-2に変えるシーンが見られる様になっていた。
この変化は前節の柏戦でも見せていて、前節は4-4-2で前からと4-1-4-1を上手く使い分けている。
4-4-2に変化する様になってスグにオウンゴールで失点してしまったのでこの4-4-2に変えた事に対しての動きなのかどうかは定かではないが、この4-4-2に対してセレッソは山口がボランチの位置に下りてビルドアップを手伝い、さらにボールを持った時は前線にはっていたエジノが中盤に下りて柿谷がトップに入る4-2-3-1の様な形になる。
この変化でエジノがボールに絡む場面も増えたものの、後ろの人数が増え多分チーム全体の前への推進力としてはあまり無いままに前半終了となる。

■4-1-4-1を中央から崩す
4-1-4-1を中央から崩す
リードしたからなのか、ハーフタイムに4-1-4-1での守り方を徹底したからなのか、後半の立ち上がりから再び4-1-4-1の形で守備をする事に戻してきた仙台。
セレッソが前がかりになってカウンターも狙いやすくなり、ブロックを落としてもOKって言うことなのかもしれません。
しかしこの4-1-4-1の中央を後半の立ち上がりからセレッソが崩し始める。
最初にその形が見えたのは後半開始早々、最終的には新井場のクロスのこぼれ球を山口がボレーで狙うも林が何とかセーブした場面なんだけど、山口が2列目からシンプリシオの横に降りてきて扇原、シンプリシオと3ボランチの様なポジションを取る。
その時にシンプリシオがボールを持つと仙台の梁と太田は扇原と山口が両サイドにいてるので寄せきれない。さらにエジノがトップ下に位置どるので鎌田も出ていけない。ということでズルズルと守備ブロックを下げてしまう。
このプレーは例えば仙台に何かトラブルがおこったり、攻撃のあと戻りきれてなかったりといった状況ではなく、カウンターを仕掛けようとしてカットされて再び守備ブロックを作りなおした状態で起こった。
きっとこのプレーでシンプリシオが気づいたんでしょう。その後GKから単純に前に出したところからはじまる仙台のブロックが十分出来上がってる状態で、その前のプレーと同じような位置でボールを持った時にシンプリシオが、今度は梁・松下・鎌田の間にドリブルでしかけ中盤のブロックを一気に突破、南野とのワンツーで出てきたCBをも外して柿谷へスルーパス。それを柿谷がパーフェクトなトラップからキーパーの逆をつくシュートでゴールし1-1の同点となった。

■先に打ってくる仙台
同点に追いついたことでセレッソに勢いが出てくる。
前半は同じような状況でも両チーム共に相手の様子をうかがいながらプレーしたんだけど、ゲームが動いた事で両チームとも前半に比べてリスクを犯すようになる。
セレッソとしてはこのあたりで前から捕まえに行くシーンも見られるようになったので、できればここでもう1点とっておきたかった所だったんだけど、そうはさせじと仙台が修正をしてくる。
69分〜
仙台は64分に佐々木からヘベルチに代え、ヘベルチ中央で梁が左、太田が右の4-2-3-1に。
さらに69分には松下から富田に代える。
仙台の守備の修正
4-2-3-1に代えてヘベルチを中央シンプリシオのいるところに当てる事で、簡単に上がってこれないようにし、さらに松下から本職の富田に交代させる事で中央の守備を固くしてくる。
78分〜
それを受けてセレッソは71分に南野に代えてブランコを投入。
南野は守備面での奮闘は目立ったし、つなぎの部分では技術をみせていたものの徐々に前線に行けなくなっていたのでアタッキングサードでプレーできるブランコに勝負させようという所か。
78分に仙台は疲れの見える太田に代えて武藤をそのままのポジションで投入。
セレッソ攻撃時のポジショニング
この交代のスグ後はカウンターで5対2といった状況をつくったりするが決めきれない。
となると徐々に狙っていたものとは異なると思われる状況が生まれてくる。
きっとブランコはアタッキングサードでの変化を求められていたんだと思います。なのでブランコが中央寄りにポジショニングを取る。そしてその影響でか柿谷が左サイドに開いたポジショニングを取るようになる。
柿谷がサイドに開き気味に位置することで丸橋のオーバーラップを助ける事になり左サイドからボールを運んでいたんだけど、これはブランコ投入前に南野が行なっていたことでもある。
その南野が中に入ってフィニッシュに絡むところまで行けなかったから、ブランコを入れて中に入る様にしたかったんだろうけど、ブランコは丸橋のオーバーラップを助けること無く中に入る、柿谷は左サイドで南野のやっていたプレーをするって事になってしまって、中でフィニッシュに絡む選手を増やすことには繋がらなかった。
守備への切り替え
そしてその攻撃面での状況を、ボールを奪われた時の守備の対応でがさらに加速させる。
簡単に言えば、ブランコが南野よりも守備の切り替えが遅いんですね。
最初に書いたように今シーズンの堅守を支えているのは両SHの守備への切り替えが素晴らしく速く、キッチリポジションに戻ること。攻撃が終わった時のポジションがより中によっていた事も影響はしているんですが、ブランコは素早くこのポジションに戻ることができていませんでした。
なのでサイドに開いた柿谷が左SHのポジションに戻るシーンが増える。
となるとそこでボールを奪っても柿谷は結局左SHの様なポジションにいることになってしまうわけです。
この交代でセレッソで最も頼れるストライカーがゴールから離れてプレーする時間が増えてしまう様になってしまった。
85分〜
なので85分に柿谷に代えて杉本を投入。
もう完全にオープンな展開に。仙台も何度もセレッソゴールに迫り、セレッソもアディショナルタイムにはエジノのドリブルシュートや杉本のシュートで仙台ゴールに迫るもののそのまま試合終了。1-1のドローとなった。

■その他
ガマンの前半、動いた後半というゲームでしたが、試合全体で見るとドローで妥当かなあというゲームでした。
ただドローで妥当かなあという状況になったのは、動いた後半でその内容が仙台の方が効果的でセレッソの方が仙台ほど効果を上げられなかったから。
なので「勝てたよなあ」という気持ちも試合終了と同時に湧いて来ました。
ただ、内容はここまでで最も良かったと思います。
守備ブロックは素早く、相変わらず安定していたし、ボールを持っても今までに比べると随分スムーズになりました。
惜しい試合でしたがだ勝ち点1は確保出来ていますし、3月はリーグ戦4試合を3勝1分という素晴らしいペースで終えることができているのは本当に大きいと思います。

エジノについてですが、
徐々に合って来ました。
特に後半の中盤に降りてからのプレーや終盤はこれまでで最も良い内容だったかと思います。
後は外国人選手がよく言う日本のサッカーのスピードでしょうね。
走るスピードとかパスのスピードとかって事じゃなくって、よく言われるように日本のサッカーはプレーのテンポがいつも速い。
なのでボールがくるタイミングとかがまだつかめずにミスしたりしてしまうんでしょうね。

あと最後に柿谷の交代について。
クルピ監督はローテーション的な意味の事も言ってましたし、確かにここまで出ずっぱりだったので下げたという事は十分理解できますしそれも理由の一つだとは思いますが、きっと本当はあの状況では柿谷かブランコかっていう2択になってしまったからなんじゃないかと疑ってます。要するに交代で思ってた様な効果が得られなかったんだろうなという事です(笑)。


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