2013年3月28日木曜日

Jリーグ 第4節 vs ベガルタ仙台 プレビュー

2013年3月30日13時:大阪長居スタジアム
予想スタメン

手探り状態ながらもリーグ戦で開幕3連勝、ナビスコカップでもクルピ監督不在の中1勝1分けと好結果を残しているセレッソ。Aマッチウイーク明けの今節はホーム長居にベガルタ仙台を迎える。

ここまで全試合でスタメンを入れ替えているセレッソ。
しかしここまでの5試合でようやく固まってきており今後はFC東京戦の後半の形がベースになりそう。という事で今節のスタメンは右SBに新井場、左SBに丸橋、藤本が東京戦のケガで離脱中の為CBは茂庭と山下になると予想される。
ベンチ入りメンバーは、ナビスコカップでは小暮・秋山というルーキーコンビが入ったものの、別メニューだったブランコ・播戸が復帰し既にフルメニューをこなしているので若干の入れ替わりがありそう。

一方、3節でようやく今シーズン初勝利となった仙台は、ナビスコ期間でケガで離脱していた角田と富田のボランチコンビは部分的に練習に合流しているそうだが、今度は24日の練習試合で赤嶺が右のモモ裏の肉離れで離脱。ここから4/2と4/10のミッドウィークにACLが入り15日間で5連戦という厳しいスケジュールになるので、角田と富田もこの5連戦の緒戦からスタメン起用は避けるのでは無いかと思われる。
という事で鎌田をアンカーに入れた4-3-3、赤嶺の位置には武藤が入りそう。
ちなみに、この鎌田のアンカーはちょうど1年前、2012年3月31日に行われたキンチョウスタジアムでのセレッソ-仙台戦で83分にウィルソンに代えて鎌田を投入した所が初めてだったそうですが、この時は機能する前に播戸がゴールを決めたのでスグに4-2-3-1に変えている。

開幕から引き分けが多かった仙台。
その要因は間違いなくけが人の多さで、今週から復帰しているボランチコンビが2人共いなくなってしまった事で昨シーズンまで結果を残してきた4-4-2が使えず、当初オプションだと考えられていた4-3-3で戦わざるをえなかった事が大きかったと思われる。
というのも、4-3-3の場合だと守備の時に4-1-4-1になり前線中央の人数が減ってしまうので仙台が得意とする高い位置からの守備があまり上手くいっておらず、去年までと比べて全体のブロックも低くなってしまっていた。
しかしここにきて4-3-3を継続した事でそのやり方が上手く整理されてきたのか、前節の柏戦ではそれまでの様に一旦全体が下がる4-1-4-1だけでは無く、状況によっては中盤から前が時計回りにスライドして左WGの位置に入っていた赤嶺とCFのウィルソンの2トップ、中盤が左から梁・鎌田・松下・太田と並ぶ4-4-2の形で去年までの様な前線からハメに行く守備を見せる事もあり、ここまでの試合と比べて仙台の良さがより見られる試合になっていた。

一方ここまで4勝1分と結果が出ているセレッソ。
開幕当初よりはずいぶん内容も向上しており、なにより守備が安定している。
仙台が4-3-3で来るならセレッソの2トップが縦関係になる4-4-1-1の形で守備をする事になろうかと思われるが、鎌田はこれまで対戦したチームで同じアンカーに入っていた大分のロドリゴマンシャや名古屋のダニルソンに比べて展開力では劣るので4-4のブロックを後ろから動かされてしまう危険性はナビスコの2試合に比べると少ない。
なので、セットプレーにさえ注意できれば新井場の入った4-4のブロックで対応する事は十分可能だと思われる。
また攻撃面では、この試合でポイントになるであろう選手はやはり扇原。
柏戦では前からハメる守備が戻りつつある所を見せていたが、やはり昨シーズンまでと比べるとその完成度はまだまだで、今の扇原なら最終ラインに下りたり丸橋の後ろでフリーでボールを受けれる事ができるはず。そうなれば丸橋と南野の関係で左サイドを崩しや、一気に逆サイドに展開して山口や新井場が飛び出し、扇原から一気の縦パスで柿谷や南野が仙台の最終ラインを攻略するシーンを見られるはず。2011年の天皇杯の様に(結果は1-1からのPK戦だったが)ボランチの所で自由にできればセレッソのペースで試合が運べる。

09年以降のリーグ戦では前線からハメに来られる事でやりたい事をほとんどさせて貰えないという展開で1勝3敗5分と厳しい戦いを強いられている仙台相手に結果と内容で上回るのはいつか?森島先生に聞いてみましょう(笑)。

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