2011年7月3日日曜日

7/2 Jリーグ第2節 VS柏レイソル @長居スタジアム

■セレッソ大阪 5 - 0 柏レイソル
セレッソ大阪:乾(18') ホドリゴ ピンパォン(24') マルチネス(68') 播戸(84') 倉田(90+1')
柏レイソル:なし

フォーメーション
■セレッソ大阪
GK:21 キム ジンヒョン
DF:3 茂庭照幸 14 丸橋祐介 20 高橋大輔 22 上本大海
MF:5 中後雅喜 7 乾貴士 10 マルチネス 13 清武弘嗣 23 倉田秋
FW:9 ホドリゴ ピンパォン
SUB:1 松井謙弥 4 藤本康太 17 酒本憲幸 32 尾亦弘友希 6 山口蛍 16 キム ボギョン 11 播戸竜二
交代:ホドリゴ ピンパォン→播戸(72') 乾→キム ボギョン(75') 中後→山口(78')

■柏レイソル
GK:21 菅野孝憲
DF:4 酒井宏樹 5 増嶋竜也 3 近藤直也 15 ジョルジ ワグネル
MF:10 レアンドロ ドミンゲス 28 栗澤僚一 20 茨田陽生 13 兵働昭弘
FW:19 工藤壮人 18 田中順也
SUB:1 桐畑和繁 22 橋本和 25 村上佑介 7 大谷秀和 8 澤昌克 9 北嶋秀朗 11 林陵平
交代:兵働→橋本(37') ジョルジ ワグネル→澤(53') 田中→林(65')
退場:レアンドロ ドミンゲス(28')

元々は3/12にキンチョウスタジアムで開催予定だったこの試合。
セレッソは乾の問題や清武の不在、ボギョンの出場停止などで続けていた2トップから従来の1トップに戻し、シャドーにU-22から帰ってきた清武、乾、倉田をいれた現時点で最も機能的なプレーができると思われるメンバー構成。あと、CBにも上本が復帰している。
一方の柏は前節のメンバーにこちらも同じくU-22から戻ってきた酒井と村上を入れ替え、さらにGKの菅野が復帰している。まあ酒井は前節も後半から出ているんだけど。

■主導権争い
柏のフォーメーションは4-2-2-2。
4-2-2-2はその配置上サイドがどうしても空きやすくなるんだけど、セレッソ対策でと言う事なのか前線はジグザグ仕様。
マッチアップ
柏の狙いは、先ずゲームをコントロールされたくないとい事で、マルチネスにレアンドロドミンゲス・中後には兵藤とボランチに2列目の選手をきっちり当て、さらに丸橋には田中と攻撃のキーになるところをきっちりマッチアップさせる事を狙っている様子。

柏の攻撃の仕組み
また柏がボールを持てば両SBが上がってくる。
この上がり方は特徴的で、右SBの酒井はタッチラインを駆け上がるという形なのだけど、左SBのジョルジワグネルは中に入ってきて中盤のボール回しに加わり、その分兵藤が左サイドに開くという感じになっていた。

セレッソのポゼッション
マルチネスと中後の所をケアされているので簡単に相手を押しこむという形には持っていけないセレッソなんだけど、この日はいつもとは少し違った形で主導権を握っていく。
柏の守備は最初に書いたマッチアップ以外にボールサイドに選手を集めるという特徴がある。4-2-2-2で成り立ってるのでそうなってしまうし、中央を崩されたくないから4-2-2-2にしてるという事もあるんだろうけど、Jリーグの中でも特にその傾向が強い。でそこで数的有利のまま囲い込んでしまおうという狙いがあるんだけど、セレッソのシャドーも平気で同サイドに集まるので狭い局面になるものの柏が奪い切るまでにはいけず、そこでSBを上がる時間をつくりそのまま逆サイドに大きくサイドチェンジ。
この形で柏を押しこんでいく事に成功する。

セレッソのサイドチェンジから
特に効果的だったのが左サイドでポイントを作り右サイドにサイドチェンジの形。
左サイドにシャドーを含めて選手を集めてしまいそこからサイドチェンジをすると高橋がフリーでボールを受けれる。そこで前を向きさらにシャドーが絡んでくる動きを柏は捕まえきれずブロックを下げざるを得ない状況にもって行くことができていた。

となると柏が狙うのはカウンター。
柏は実はカウンターで得点を重ねるチームなので押しこまれてもカウンターをという狙いがあったのだろうけど、セレッソは早い攻守の切り替えでシャドーとボランチ1枚での高い位置でのプレッシングと、プレスをかけられない時にはしっかりと後ろに下がるという判断ができておりカウンターを押さえる事もできていた。

■一気に試合が動く
徐々にセレッソがペースを握り柏が苦しくなってくる中、セレッソが先制。
倉田が競ったゴールキックを清武が拾いスルーパス。抜けだした乾が冷静に流し込んだ。
押しこまれた柏がゴールキックになった事で集中をきらして清武・乾を空けてしまっていた。
またその6分後、CBからの縦パスを高橋大輔がインターセプト。そのままスペースへだしピンパォンが決める。リズムが徐々にセレッソに傾きつつあるという状態だったのだが、その中で一気に2-0にまで持っていく事になった。

さらにその4分後、レアンドロドミンゲスが後ろからマルチネスを倒して2枚目のイエローとなり退場。
セレッソペースになっていっている中、一気に2点を奪われイライラしていたのだろうけど、イエローを1枚貰ってる選手とは思えないプレーで柏はさらに厳しくなってしまった。

セレッソ 数的有利になって以降の逆サイド
人数が少なくなった柏に対してセレッソはさらに攻め立てる。
相手が11人の時は3シャドーが同サイドに集まってから逆サイドに展開という流れだったのだけど、相手が1人少なくなったという事でシャドーの1枚は逆サイドに残す。
もうこうなるとサイドチェンジ後は圧倒的。倉田が決定機を外してしまい得点にはならなかったのだけど、これでは厳しいということで柏もすぐに修正。左SBに橋本を投入し、ジョルジワグネルを中盤に上げる。

退場後の柏
ただ、この形になってもサイドチェンジからのシャドーを捕まえきれずセレッソペースのまま前半は2-0で終了。

後半はカウンターの機動力を求めジョルジワグネルを澤にかえるなどいろいろ手を打ってくるもののセレッソがマルチネス・途中出場の播戸・終了間際には倉田と得点を重ね5-0と完勝。リーグ戦ホーム初勝利は首位の柏を圧倒するものとなった。

■シャドーを抑えきれなかった柏
柏はセレッソ対策としてレアンドロドミンゲス・兵藤でボランチを押さえにかかってきた。
それで中央を固めてしまえば守れる、なのでそこからカウンターを狙おうという計算だったのだろう。
がしかし、SBを使ってシャドーそこにシャドーが絡むと全く止められなかった。

セレッソ シャドーの動かし方
セレッソは、両SBで幅、ボランチで後ろの預けどころを作る。外の枠をつくってしまう。
そしてその枠の中でシャドーは同サイドでシャドーが3人集まるなんてザラなぐらいかなり自由に動く。って事は場合によっては同サイドの近い距離に5人がプレーしている事もある。
この形で局面での数的有利をつくってしまい崩していくというのがセレッソの狙いなんだけど、この日はサイドチェンジを効果的に入れる事でさらに柏の対応を難しくさせていた。

結果的には退場が大きく響いたのかもしれないけど、退場になる前から柏は止める方法を用意出来ていなかった。

■その他
乾・清武・倉田でスタートしたシャドーは、このメンバーが今のところベストの組み合わせ。この3人はいずれもプレーイメージも近く、近い距離で短いパスを細かく繋ぐことができる。
近い距離で集まってプレーする中ではこのプレーが非常に重要になっている。
ボギョンはそこがまだ少し物足りない。広いスペースで1人でやるには強さも突破力もあるのでかなり魅力的なのだけど、現段階ではシャドーでならやはり乾・清武・倉田の方が効果的なプレーを見せる事ができる。
なので、しばらくはこの3人でボギョンは途中からって流れで良いんじゃないかな。
乾の状況次第ではそうも言ってられなくなるかもしれないけど

2 件のコメント :

  1. くつした猫2011年7月3日 21:49

    はじめまして 笑

    ゴール裏で全力応援だったので内容の詳細は覚えておらず、このように詳しく図解していただけるとありがたいです。
    サイドチェンジが効果的だったなあとは感じてましたが。
    まだまだ私は敵さんのシステムまではノータッチですわ。

    これからもよろしくお願いします。

    返信削除
  2. ジョーさん
    はじめまして(笑)
    コメントありがとうございます。
    寄る年波のせいか過去の試合が結構ごっちゃになってしまってたので、ちゃんとまとめとこうと思いこのブログをはじめました。
    どうしても思いが前に出てしまう事も多いですけど、皆さんもこのブログをみて、あーこういう試合だったなと思い返してもらえれば幸いです。

    返信削除

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