2013年5月5日日曜日

Jリーグ 第10節 vs 浦和レッズ プレビュー


2013年5月6日16時:大阪長居スタジアム
予想スタメン
ゴールデンウィーク最終日に開催されるホーム長居での浦和レッズ戦。
セレッソは5/3から中2日での試合となるが、浦和はタイでのアウェイだったが5/1のACLから中4日での試合となる。

セレッソのメンバーは、新井場はまだ全体練習に合流していないので、前節出場停止だった藤本が戻る以外は快勝した前節と同じになりそう。

一方の浦和は、阿部が出場停止なので柏木がボランチに入りシャドーにはマルシオと練習復帰復帰している原口、また右サイドにはこちらも肉離れから復帰している梅崎が入る見込み。ただ槙野はまだ間に合わない様でACLのムアントン・ユナイテッド戦と同様に3バックは右から坪井・那須・森脇との並びになりそう。

浦和といえばペトロビッチの4-1-5。
この4-1-5に対しては、この前野ダービーでの大宮や広島時代を含めるとにガンバや柏もやっていたマンツーマン気味に捕まえる方法や、4-4のブロックのスライドで対応する方法などあるが、クルピは前線のサイドでハメる守備を選択しそう。
というのも2010年のJ1昇格以降クルピ対ペトロビッチは3勝2分、14得点6失点と圧倒的に分がよく、そのほとんどの試合でこのやり方を選んでいるから。

先ず2トップで3バックの中央と降りてくるボランチにアタックに行き、3バックの両サイドにボールが出るとそこにSH、その後ろではSB、ボランチが一気に詰める。さらにここでキッチリハメてしまう事ができればGKを使って逆サイドに展開されるのも嫌なのでGKへのバックパスをも追う。

という事でポイントになるのは杉本健勇。
杉本は先ほど書いたクルピ対ペトロビッチの5試合中2試合に先発している。
その2試合は2011年9月の広島戦と2012年11月の浦和レッズ戦で、覚えている方も多いであろう前半0-3から5-4と大逆転した試合と0-0でなんとか引き分けた試合です。
そしてこの2試合共、杉本が出場していた時間帯はプレスが機能しなかった試合でもあります。
象徴的なのは2011年9月の広島戦でしょうか。
前半は1トップに入る杉本とトップ下に入るファビオ・ロペスによる最初のプレスを簡単に外されてしまい守備が全く機能せずに前半だけで3失点。その後HTで杉本と交代した播戸がこれぞ前線からのプレッシングのお手本とも言えるぐらいのプレーを見せて大逆転となった事でその違いがハッキリと出てしまいました。
杉本はその2011年9月から、また短い時間時々しか機能させる事ができなかった2012年11月から、どれだけ成長することができているのか、この試合は杉本の成長度合いがそのまま展開に繋がるといっても良い試合になるのではないかと思われます。

そしてもう1つのポイントになるであろうはシャドーの1枚を捕まえるボランチ。
90分間プレスで押し切る事はさすがに厳しいでしょう。プレッシングで早い時間帯で得点を重ねる事ができれば問題にはならないでしょうけど、そんなに上手く行くことはまずありません。
となると4-1-5でセットされた時の守備も考える必要があります。
セットされても4-4のブロックのままスライドを速くする事で対応するチームもありますが、この試合のSBは酒本と丸橋なのでそれよりも昨シーズン11月の対戦時の様にボランチの1枚が下がる事で対応する方が現実的です。
その時はシンプリシオと山口のダブルボランチだったので、山口が下がる事で対応しましたが今回はその山口はSH。ということで下がって対応するのは扇原になるでしょう。
今シーズンの扇原は最終ラインに降りてのロングボールという攻撃面での活躍が目立っていますが、ここ数試合はそれだけでなく守備の時もCBがサイドにスライドした時に最終ラインに入ってカバーするというプレーも見せ、キッチリ対応することが出来ているので今回も十分対応できるはずです。

この試合は、杉本と扇原の2人がどれだけ成長しているのか、どれだけ出来るのか、が試される試合になりそうです。

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