スタジアム | 石川県西部緑地公園陸上競技場 | 主審 | 木村 博之 |
入場者数 | 7,418人 | 副審 | 大西 保、西村 幹也 |
天候 / 気温 / 湿度 | 曇時々雨 / 19.9℃ / 82% | 第4の審判員 | 淺田 武士 |
メンバー
スターティングメンバー |
- 監督
- 森下 仁之
- 監督
- パウロ アウトゥオリ
試合経過
-
90+3'
-
80'
-
78'
-
74'
- 69'
- 67'
- 66'
-
57'
-
55'
- 46*'
-
42'
- 5'
データ
今回対戦 | 今季平均 | |||
データ項目 | ||||
FK | 13 | 14 | 16 | 15 |
CK | 5 | 5 | 5 | 6 |
PK | 0 | 0 | 0 | 0 |
シュート | 7 | 8 | 9 | 11 |
警告/退場 | 2/0 | 3/0 | 1/0 | 1/0 |
<監督・選手コメント>
セレッソ大阪 パウロ・アウトゥオリ監督ツエーゲン金沢 森下仁之監督
セレッソ大阪 橋本選手、山下選手、茂庭選手、関口選手
ツエーゲン金沢 秋葉選手、作田選手
自動昇格圏の可能性が消滅し、プレーオフを踏まえた戦いが必要となったリーグ終盤の40節のアウェイ、ツエーゲン金沢戦は金沢にとってはシーズン最高タイの、セレッソにとってはシーズンワーストの結果である3-0で金沢が快勝した。
■メンバー
金沢は前節に引き続き4-4-2ながらもメンバーを入れ替え。前節怪我をした阿渡に変わって左SBには夏に甲府から獲得した野田、そしてこれまで左SBを務める事が多かったチャ・ヨンファンが右SB、中盤は秋葉、山藤の不動のボランチコンビに加え右サイドには前節FWで先発した清原、左サイドには星野、2トップは4/26以来今シーズン2度めの先発でしかも前回は右SH、普段はスーパーサブ的な役割が多い田中と、こちらも9/20以来シーズン5度目の先発で普段は中盤起用の多い大町でスタート。
一方のセレッソは、金沢がブロックを作って守ってくる事を踏まえて4-3-3を採用。前線の両サイドには楠神とパブロ、中央にはエジミウソンが入り中盤には扇原がアンカー、インサイドハーフに橋本と山口、また最終ラインは丸橋が足にハリがあるという事で大事をとってメンバー外、右SBには前節に引き続き小暮、左SBには出場停止明けの田中、また金沢は高さのある水永が中足骨骨折からまだ戻ってきていないので中澤ではなくスピードに対応できる茂庭が山下とコンビを組み、GKには25節の岡山戦で鎖骨骨折をしたキム・ジンヒョンが戻っている。
■4-4-2の守備
金沢立ち上がりの守備 |
金沢の守備のおいてこの2トップの仕事は2CBと扇原から中へグラウンダーのボールで縦パスを入れられない事。なのでボールの動きによって2トップはスライドします。
そしてSBに対してはSHが対応。そしてここでも守備の役割はボールを奪いに行くというよりもプレッシャーをかけて縦にボールを入れられない事が主な目的。もちろん後ろを向いた、背中を向けた時には縦にボールが入る事はないので奪える状況であれば奪いに行きますが、まずはコースを切る事が主な目的。立ち上がりはこのSHもハープウェイあたりにまで前に出て寄せに行っていました。
この金沢の守備に対してセレッソがまず狙ったのは最終ラインの裏。これはもちろん裏に一発で通ればチャンスという事もありますがコンパクトな4-4-2のブロックを作る金沢の4−4の間を広げる為に最終ラインを下げたいという狙いもあります。またさらに楠神やパブロが金沢の4-4-2の4-2の間、つまりFWと中盤の間に降りてきてボールを受ける、山口と橋本が角度をつけて金沢の中盤とFWの間に入ってボールを受ける動きを見せ始めます。
セレッソがここでボールを受ける狙いは中盤の4を前に引き出す事。裏を狙う事で最終ラインを下げて、FWと中盤の間でボールを受ける事で中盤の4人を前に出してと両方向で4-4の間を広げたいという事です。
なぜここを広げたいかについての詳細は後で書きますが、広げる事でボールを受ける時間とスペースを作れる事ができ、相手の4-4の間でボールを受けやすくなります。
という事で、序盤は金沢はこの試合を通じて見ると、比較的高い位置から守備を始めていたのでボールを奪った時にボールを運ぶ、つまり攻撃する時間もありましたが、4-4のブロックの間にスペースができている時間もありました。このスペースをセレッソは何度か使えている事もありましたが、上手く使えていない事の方が多かったのですが、ただセレッソにしては狙い目だということは間違いなく、もしかしたらゴリ押しでも何とか出来るかも知れないと思わせる状況ではありました。
また金沢はボールを運べて入るものの、攻撃の形としてはセットプレーが取れる可能性が高いぐらい。一度14分に扇原の緩慢プレーで田中が前向きで仕掛けられる場面はつくりましたが、そこでも田中裕介と楠神は川崎で一緒だった田中パウロ淳一のプレーをよく知ってるという事でおそらく情報が入っていたのでしょうが、山下は得意の左足でシュートを打つためのカットインをさせないよう中を切って縦にしかドリブルさせない対応をし、それでも最後は強引に左足に持ち替えてシュートをうったもののそれが最も良かったぐらいなので、あまり可能性を感じさせる事もない。という事で損得で考えると微妙な状況でした。
守備ブロックを落とす金沢 |
全体に落とす事で間のスペースも消してしまおうという事です。
金沢が守備ブロックを落とした事でセレッソは金沢のブロックの外でボールを持てる時間は増えましたが間のスペースもなくなってきたので縦にパスを入れる回数もかなり少なくなりました。
ゾーンディフェンス |
例えばこの試合でも何度もあったセレッソが低い位置でボールを持つ形からの展開、扇原が落ちて3バックになってその横パスから2トップ脇のスペースにいる山口にボールが入ると、金沢は山藤が山口に寄せて他の3人は一気に絞ったポジションを取ります。これがいわゆるゾーンディフェンスの動きです。
そもそもゾーンディフェンスとは「人を中心に考えるのではなくボールの位置によって全ての選手のポジションが決まる守備方法」です。考え方としてはボールの位置とゴールの直線上のスペースから順番に消していく。なのでボールをもった山口と一直線上のコースに山藤が入って、そこから順番に中央に絞っていってゴールに近いところのコースから消していきます。この時相手がどこにいようが関係ありません。例えばこの図でいうと右SHの清原は最初橋本の近くにいましたが、山口にボールが入った時点で橋本から離れてしまいます。左SHの星野も最初の位置の方が小暮に近かったのですが、中央に絞って小暮から離れます。ボールの位置によってポジションが決まるという事はそういう事です。この図では楠神とパブロが微妙なポジションにいて、例えば人を捕まえるマンツーマンの考え方では野田が楠神を、チャ・ヨンファンがパブロをマークする事で山口から楠神やパブロへのパスを防ぎ、清原は橋本に、星野は小暮を捕まえようとします。しかしゾーンディフェンスではでは星野、秋葉、清原が絞って山口から楠神やパブロへのパスコースを消してしまう事を狙い、橋本と小暮はゴールに直結しないので優先順位は低いという考え方になります。
ボールの位置で守備陣形の形を作りなおす |
ボールの位置で守備陣計を作りなおす2 |
簡単に書きましたがゾーンで守るというのはこういう事です。
これを踏まえて話しを最初にもどしますと、セレッソは金沢のこの守備組織の前に縦パスを入れられなくなっていました。ゾーンディフェンスでは正しいポジションを取ることでインターセプトを狙いやすくなります。なので正しいポジションをとられている中で縦パスを入れるとボールを奪われるだけです。なので空いている所にボールを出す。それが金沢の守備ブロックの外。なのでブロックの外で横パスやバックパスばかりで縦パスが入れられなくなってしまったという状況でした。
■対ゾーンディフェンス
ゾーンディフェンスを崩すための方法の代表的なものは間でボールを受ける形です。間でボールを受けられると誰が最初にコースを消すディフェンスになるのかがハッキリしない場合があるのでピンチに直結する可能性があるからです。
間への守備 |
この試合でも引いて間で受けようとするFWにCBがついていく場面は何度も見られていますし、FWがMFのラインよりも下がればボールを受けられる場面が何度もありました。
また、この間の選手にもしボールが入った時は四方から中央に一気に寄せてきます。
このルールを踏まえてこの守備を崩す為に間で受けるには、ボールを中心とした守備組織の形が整っていない「間」のスペースができている時間を作らないといけません。そしてその為には相手の4-4のブロックを広げなければいけません。広げる事で、捕まえにくくなり、また寄せにくくなるからです。広くピッチを使ってボールを動かす事で相手の守備組織を何度も動かす。それを繰り返す事でスペースを作りたいということです。
そして以前にも書きましたが広げる方向は奥行きと横幅しかありません。
その1つである奥行きができていたのが前半の立ち上がり、なのでブロックの外から直接縦にボールが入る形もありましたし、寄せられる前に落とす形もありました。また角度を代えることで間にボールが入れられる事も増えていました。
しかし横幅は全くできていませんでした。おそらく前半のパブロと楠神はペナルティボックスより外にいる時間はほとんど無かったんじゃないでしょうか。奥行きができていた時もシュートまでもっていけなかったのは楠神やパブロがDFラインの幅の中でしかプレーしていなかったからで、間にボールが入ってそこから前向きの楠神やパブロにボールが渡っても絞って密度を高めている金沢ディフェンスの内側にしかいないのでシュートを打つだけの時間を作る事がほとんど出来ていない。ただ、間には時々ボールが入るのでゴリッと個人技で入れ替われる可能性も無いことは無いという状況でしたが、簡単ではありません。そして金沢は途中からブロックを落として奥行きを狭めようとしてからはブロックの外自陣側と密集した中でしかプレーできていないのでほとんどブロックの外でしかボールを繋げなくなります。
ここ何試合もずっと同じことを書いていますが、楠神やパブロは外に開いてポジションをとらないといけません。ここ何試合も同じパターンに苦しんでいますが、全ての試合で良い時間帯は両サイドで幅を作れていた時です。
同じことを何度も書くのもアレなのでもう書きませんが、両サイドで幅を作って横幅を広げ間を広げる。そして正しいポジションを取りにくくする。そしてサイドから崩す。これが4-4-2でブロックを作って守る相手の崩し方です。
今シーズンここまでJ2で戦ってきましたが、J2ではJ1以上に戦力に差があるので割りきって戦ってくるチームも多く、セレッソの立場では相手が引いてくる事が多い。なので速い攻撃はなかなか難しく、どうしても遅攻が中心になります。なので横幅を使った攻撃が絶対に必要です。それをこの段階でまだできていないというのはちょっとどうなんだという所ですね。
■さらに中央に
楠神とパブロで幅が作れないとなると、SBが前に出る必要がでてきます。
SBで幅を作る方法でももちろん良いんですが、ボールを保持した状態で高い位置で幅を作ろうと思うとSBが高い位置に進出しないといけなくなってバランスが崩れやすい。それがバレたから2011年から何年もSBの裏を狙われ続けているにも関わらず未だに同じことを繰り返しているのですが、この試合でもSBで幅を作ろうとしているので、前に出た時にその裏を使って時々ボールを運ばれます。
田中パウロ淳一が田中裕介の裏のスペースに走ってファールをもらった所から金沢がボールをセレッソ陣内に運んで、スローインを受けて放った秋葉のロングシュートがキム・ジンヒョンの手を弾いてゴールネットを揺らし、42分に金沢が先制します。
スローインに対して、人数はそろっていますが、SHの星野のランニングにインサイドハーフの山口が引っ張られている少しアンバランスな状態になっていたので秋葉は完全にフリーでした。そして秋葉の放ったシュートは無回転で、おそらくキム・ジンヒョンも復帰戦でなければそんな事も無かったのでしょうが、対応しきれないというちょっと残念な失点となってしまいました。
1点ビハインドで入った後半、ここ最近の試合では後半立ち上がりに幅が修正されてちょっと良くなる時間帯があるので、この試合でもどうかと思ったんですが、ほんの少しだけマシになったぐらいで大きな変化は無い。なのでボールを運ばれる場面もある。ただ、もしかしたらちょっとずつでも良くなっていくかと思ったんですが今度は55分。後半2本目のCKで作田に中央で合わされて失点。
マンツーマンである以上スクリーンでマークを外したり、ブロックされて飛べなかったりという事はあり得るんですが、1本目と同じ狙いの所で太田がジャンプした事で作田のマーカーだった山下が飛びきれずに合わされてしまった。
こうなると勢いづくのが金沢。前半よりも高い位置から守備をしてマイボールにすると、その2分後の57分にクロスのこぼれ球を星野がボレーで決めて3点目。このシーンでは茂庭のヘディングでのクリアボールに対して山口が足先で飛び込んだのが直接的な原因なんでしょうが、その前の高い位置からの守備も含めてチーム状態を如実に表していました。
3-0にされたことで早くゴールへとの焦りから前線には横幅という概念は完全に消失。またミスも増えてきます。
66分〜 |
69分〜 |
ただ、どれだけ焦っても金沢は中央に絞って守備をするので、中央に人数をかけた所で基本的には変わらない。変わってないのにゴール近くまでボールを運べるんだから流石といえば流石なんですが、密集に突っ込んでいってもなかなか難しい。ゴリッと行けるかもということなのかもしれませんが、中央に絞る相手には幅作ってSBの裏を狙って横から攻めたほうが絶対に効率が良いんですけどね。
最終布陣 |
セレッソはひたすらゴリゴリと中央を攻め続けるもいい形を作ることはほとんどなくそのまま試合終了。セレッソは今シーズン最も悪い結果となる3-0での敗戦となりました。
■その他
結果もそうですが、内容もかなりヒドい試合になってしまいました。
フォーメーションは4-3-3とか4-4-2とか色々あって、例えば4-3-3は難しい、4-4-2はやりやすい等ありますが、後半のここ数試合で使っている4-4-2と4-3-3は実はそんなに大きな違いはなく、どの場所で誰にどういう事をして欲しいかどうかで使い分けているに過ぎません。
それが機能していないのはその「誰がどこで何をするか」がここに来てドンドン出来ていない時間帯が増えているからで、どんなフォーメーションであろうが実はあんまり関係ないってのが実情かなと。
ただとはいえ全く出来ていないわけでも無く、試合の中で時々はできる、特にハーフタイム明けとかはできる可能性が高いんですが、途中でどんどんできなくなっていくってのがややこしい所です。
だたそのやるべき事が出来ていない時に何をやってるのかというと、悪い意味で選手個々がやりたい事をやっているだけになってしまっているんですよね。焦りなのかもしれないけど。。
毎度おつかれさまですw。
返信削除この試合、シロート目にも横幅使えてないなぁと思いました。
みんな中、中へ攻めていって、それでも強引にシュートまでしてくれればまだ良いのですが、変に手数だけ掛けて、シュートブロックやシュートも出来ず、となって見ている方もイライラ。
やはりSBの裏を狙われようとも、シャケ・マルコンビで一発のサイドチェンジがないと厳しいのかなと。
逆にセレッソもエジにハイボール競らせるよりもSBの裏に出して走らせるかして中に切れ込んでシュート、またはマイナスのクロス、ってもっと増やせないですかね。
試合中で来てたことが出来なくなる、もう技術云々ではなくやはりメンタルの問題ですよ。
自信持ってやれば2点差なんて問題ない、くらいのメンタルがないと本当にPOは厳しいと思います。
ラグビーのサクラジャパンにもメンタルトレーナーが付いていたらしいので、来シーズンはセレッソにもなんとしてもメンタルトレーナーを雇って欲しいですw。
それともっとケガを防げるフィジコもw
コメントありがとうございます。
削除この試合はホントに困った状態でしたね…
マルがいなかったのもあるんだとは思いますが…
メンタルトレーナーは必要かもしれません。
解説ありがとうございます。
返信削除試合開始からパプロと楠神が完全に中に絞ってるのを見て、完全にサイドバックに横幅を任せようと割りきったのかと思いきや、どうやらそういうわけでもないと。
正直最近の、試合を通してみると結局よく分からないちぐはぐな攻めになってしまう現象は、いい加減にしてほしいと思ってますが、期待はできないんでしょうね。
試合後監督と大熊さんが何を話したのかは知りませんが、こんな中途半端なことになるなら、割りきって横幅をサイドバックに任せるとかはっきりさせてほしいです。
要は結局クルピサッカーなんでしょうけど(笑)
Akiさんはプレーオフを含めて、現実問題としてこれから先はどのようにしていくべきだと考えておられますか?
この試合、僕は見てないんですが、金沢のゾーンディフェンス。しっかり修正出来ていたって事でしょうか?
返信削除それにしてもゾーンディフェンス。加茂 周監督を思い出して懐かしく読ませて頂きましたよ。(^_^)
あの頃は、時代のトレンドのようにもてはやされて一つのブームのようでしたから。(笑)
今でもしっかり通用するんですね。セレッソには。情けないけど。(笑)
コメントありがとうございます。
削除セレッソが金沢に問題をつきつける様な事が出来ていませんでしたからね。
あと、加茂周のあれは「ゾーンプレス」という独自解釈の何か別のものでしたしね(笑)
分析ありりがとうございまず。
返信削除Twitterでも話題になってますが、ここ数ヶ月の閉塞感がザックジャパンのものと似てるなーと思って眺めていました。
サポーターやメディアが選手側について、相手を踏まえた対策よりも、フォーメーション論や「自分たちのサッカー」を主張する声を多く聞きます。
この時期に内容に乏しいサッカーをしているのもそうですが、開幕時に掲げた「土台を作る」という目標が全く共有されてなくて悲しいですね。
ただ悠長なことを言ってられる状況でもないので、対策をやり切って何としてでも結果が欲しいところですね。
1つ質問があります。
以前、「タカをフリーにするための仕掛けをチームとして作るべき」という旨のことをおっしゃってた記憶があるのですが、現在4-3-3のアンカーでタカを起用してもそのようなメリットを受けられていないのでしょうか?
去年、ペッツァイオリの時にビハインドになった時にタカをアンカー起用してマッチアップを浮かせ、同点に追いついた試合があったのでちょっと不思議に思いました。
コメントありがとうございます。
削除おっしゃるようにザック終盤と近い状態ですね。
しかも「自分たちのサッカー」は先日元エルゴラ編集長の川端さんも書かれてましたが
サポやメディア、選手も含めて皆が好きなんだと思います。
オシムもジェフの監督時代からその事には警鐘を鳴らしてましたけどね。
タカについてですが、
タカは自分でフリーになる為にまわりを見る事が出来ないので
ミスマッチを作ったほうが良いのは今でもそう思っています。
しかしそれを作っても思った以上に活かせて無くて
さらに対戦チームから狙われてると言うのが現状だと思います。
タカはプレスに弱く、右からプレッシャーをかけたらボールを取れるぞってのがバレてるんだと思いますね…
これだけアウトゥオリの言うことを聞かないのは、何故なんでしょうか。
返信削除パブロは、中央が自分のいるべき場所と思っています。
いっそ、丸橋と酒本をウィングにして、しかもカットインしてシュートを打てるように左右逆にしたら、横幅問題は解消されるんじゃぁないかと思うんですが 笑
それか、わざとボールを相手に渡してショートカウンターを狙うとかしないと
プレーオフで勝つのは難しいかと思うんですが。
コメントありがとうございます。
削除パブロについては普段は楠神よりもまだマシなので、
この試合ではマルと田中裕介の違いを理解できていないままプレーしてたって感じかもしれません。ただ、パブロも楠神よりもマシってだけで、戦術理解度は低いタイプなんですけど…
マルとシャケを前に出すのは僕も2011年頃に感じてた事があって、
正確には右サイドで高橋大輔の前にシャケを置けばって言ってたと思うんですけど、
あの年はSBでしか幅を作れないからSBを上げるけどその裏をガンガンやられる
しかもそれに対する手をなにも打てなかったってシーズンだったんですね。
あとショートカウンターをするには玉田も田代もパブロもエジミウソンも守備が弱いというか守備への切り替えが遅いのでねえ。。。
そこを作りなおさないといけないです。
Akiさん、いつもありがとうございます。
返信削除シーズン最終盤で、こんなにひどいゲーム、チーム状態を見せられると、さすがにゲンナリしますね。
結果がついてこないと、選手たちの集中力も切れ、焦りやいらだちから、ゲームプランもシステムも関係なく、それぞれが好き勝手なプレーをし始める。
この状態は、もうチームマネジメントが機能していない、すなわちチームの体をなしていないということではないでしょうか。
良し悪しの問題ではなく、アウトゥオリが監督として振る舞える基盤となる選手からの信任がもはや崩れさって失われた印象があります。
POの指揮をアウトゥオリ監督に委ねるのはやめて、村田ヘッドコーチを監督代行にするのがベターだと思うのですが、Akiさんはどう思いますか?
コメントありがとうございます。
削除先月アウトゥオリが辞めるって言った言わないの話の時ぐらいに
代えるならもうちょっと待ちたいって書いたんですが、
それは例えば村田さんや大熊さんに代えた所で何も上積みはなく、
問題は監督の戦術云々とは別のとことにあると考えていたからで、
代える効果があったとしても1,2試合という意味でそう考えました。
なので、まあ代えるとしてもプレーオフ直前か最終節直前なんですけど…
まあでもそれってさらに選手が増長しちゃう可能性もあるんですよね。
ザックの日本代表が結局「自分たちのサッカー」になったみたいに…
執筆お疲れ様です
返信削除いつも楽しみに読ませていただいております
幾度も引いた相手の攻略法について説明していただいたので
ようやく分かってきたかなというところです
そこで、前々から思っている疑問ですが
なぜ、指示通りに選手は動かないのか?
監督は徹底して指示を守らせないのか?
むろん、当事者でないので知るよしもないと思いますが
1年足らずでは浸透しないものなのでしょうか?
橋本のような選手があと1人でもいたら、
ポジショニングの意図などを
噛み砕いて分かりやすく伝えてくれるのかなと思うのですが
あれだけ頭いい人はなかなかいないですよね
コメントありがとうございます。
削除指示通りにいかない理由の1つは結果がでていないからでしょうね。
今回のコメントで何度かかかせていただいていますが、
ザックの日本代表が東欧遠征で「自分たちのサッカー」になったみたいな感じで。
そして監督が徹底できていないのは、こここそ今回のアウトゥオリの最もダメな所だと思っています。
批判するべきはここだなと。
ただ、ブラジル人監督にはブラジル人の常識の中でサッカーしている所があるって僕は考えてるんですけど、
ピッチの現象は同じでも論理の組み立て方がヨーロッパとは少し違ってて
求めている事を論理的に説明することが出来ないというか、ブラジルの常識が通用しない人には伝えきれない何かがあるんだと思います。
おっしゃられるように橋本は例えば今回はこういう戦いをしますって話しの後に
その説明出会った以外の状況もそのベースを踏まえて考える事ができるんで
かなり重要な選手だと思います。
チーム全体がそれをできればいいんですが…