2018年7月20日金曜日

7/18 明治安田生命J1リーグ第16節 VS 清水エスパルス @ IAIスタジアム日本平

スタジアムIAIスタジアム日本平主審柿沼 亨
入場者数9,782人副審間島 宗一、川崎 秋仁
天候 / 気温 / 湿度晴 / 28.4℃ / 79%第4の審判員秋澤 昌治
スターティングメンバー
清水エスパルス清水
 
セレッソ大阪C大阪
 
  • 監督
  • ヤン ヨンソン
 
  • 監督
  • 尹 晶煥
清水エスパルス清水
C大阪セレッソ大阪

今回対戦今季平均
データ項目清水エスパルスセレッソ大阪清水エスパルスセレッソ大阪
FK591315
CK4745
PK0000
シュート118911
警告/退場0/02/01/01/0

<監督・選手コメント>

清水エスパルス ヤン・ヨンソン監督
セレッソ大阪 尹晶煥監督

清水エスパルス 白崎選手、北川選手、河井選手
セレッソ大阪 杉本選手、ヤン・ドンヒョン選手、山口選手、高木選手、山村選手

ワールドカップの中断期間が開け、およそ2ヶ月ぶりに再開となる明治安田生命J1リーグ。
敵地IAIスタジアム日本平での清水エスパルス対セレッソ大阪の一戦は3-0で完敗に終わった。

■メンバー

清水エスパルスの先発メンバーは予想どおりの11人。竹内、鄭大世らの主力に怪我人が出ている中、天皇杯甲府戦のメンバーをベースとしながらも左SHを石毛からデュークに入れ替え。また天皇杯ではCBに立田、右SBにファン・ソッコとしていたが、この試合では従来の右SBに立田、CBにファン・ソッコという関係に戻っている。

一方、セレッソ大阪のメンバーも天皇杯金沢戦をベースとしたもの。そこに山口、キム・ジンヒョンのワールドカップ出場組が復帰し、ソウザがベンチ外。また前線はその金沢戦で柿谷が負傷交代となったため、交代ではいったヤン・ドンヒョンがこの試合では先発に名を連ねた。

■間延びする4-4-2

試合の立ち上がりは杉本、ヤン・ドンヒョンの2トップへの長いボールを使い、そこからのセカンドボールを拾うことで敵陣にボールを運んだセレッソ。2分にはコントロールが上手く行かなかったが、丸橋のアーリークロスから清武が清水DFラインの背後でボールを受けるビッグチャンスをつくっていた。
しかし5分ごろから徐々に清水ペースに。
ベースとなっているのはチームとして狙っているショートカウンターなのだが、それだけでなくボールを持つ形にもセレッソ対策が見られた。
斜めのクロスボールを多用する清水
その1つはクロスの質。セレッソの守備が中央を締める4-4のブロックを作る。なのでサイドにボールが出た時はボールが出てからSHやSBがスライドすることになる。清水はこのセレッソの守備に対してサイド深くまで侵入しようというよりも、スライドしてくるよりも早く斜めにストレート系のボールを入れてくる場面が目立っていた。
セレッソのブロックが下がりボランチがフリーに
セレッソのCBはヨニッチと山下で十分跳ね返すことができるし、ポジションは取れていたのだが、これによってセレッソの4-4のブロックが下げられてしまうことになる。
この時、前線の2トップもきっちり下がって4-4-2のコンパクトさを維持できていれば特に問題は無いのだが、セレッソの2トップはこの意識があまり高くない。その結果4-4と前線の2が分断されることになった。
そして河井と白崎のボランチコンビがこのスペースを謳歌しはじめる。中央から左右にパスを展開し、サイドではSBをSHの後ろでトライアングルを形成し起点に。またミドルシュートを狙う場面も増え、セレッソが押し込まれる時間が増えてくる。

そしてボールを奪ってもパスの距離が長く、2トップに対するサポートの距離も長くなってしまっているので攻守の切り替えのスピードを活かしたような縦に速い攻撃もできず、ボールを持っても清水のブロックの前で動かすだけ。
そんな展開の中、11分にCKのこぼれ球からファン・ソッコが巻くようなシュートを決めて清水が先制する。

■上手くいかない攻撃

失点したことで少し前がかりになりはじめるセレッソ。清水はそれを受けて20分ごろからブロックを下げ始める。先制しているので引き込んでカウンターを狙おうという狙いだ。
清武が中央に入る
清水がブロックを下げたことでセレッソはボールを持つ時間は増える。そして清武が中央に入ることでボランチとの距離を近づけ清水のボランチを動かそうとする。
しかしこのボール保持攻撃ではヤン・ドンヒョンが引いて受けたいのか、背後にほしいのかがはっきりせずほとんどボールに絡めないのでなかなかうまくいかない。
金沢戦の立ち上がりなどではこういった清武の動きに対して降りてきた柿谷、前線で背後を狙う杉本という関係がみられたのだがこの試合ではそれが見られず、柿谷交代後の攻撃が停滞していた時間帯と同じ様な展開が続いた。
2失点目の形
すると28分、今度は清水がボールをもち立ち上がりと同じ様な形でセレッソを押し込むと河井からボールを受けた白崎がワンタッチでスルーパス。これにデュークが抜け出し折返しは一旦は山下がクリアしようとするも北川が拾ってゴールに流し込み清水が追加点を決める。
クロスからシュートまではゴチャゴチャっとなっていたが、クロスまではまるでハーフスペースを崩すお手本の様な形。これを産んだのは河井、白崎と清水のボランチ2人が共にノープレッシャーの状態でプレーしていたからで、そうなったのはセレッソの4-4と2が分断していたからだった。

25分にはようやくカウンターで杉本がシュートを狙うという縦に速い攻撃を見せることができたが、それ以降はやはり停滞しているセレッソの攻撃。
2失点目を喫してからは金沢戦で柿谷が担っていた役割を杉本がさがってくることで担い、その結果サイドからのクロスは増えてはきたが得点にはつながらない状態のまま。
逆にブロックを下げた清水はセレッソ陣内にできたスペースをめがけてカウンターを繰り出す。
メンバー交代なしで迎えた後半立ち上がりも同じ展開が続いた。

■様々な手を打つも変わらず

61分〜
この状況を何とか改善しようと先に動いたのがセレッソ。61分、ヤン・ドンヒョンに代えて高木を投入。清武をトップ下に置く4-2-3-1に変更する。
杉本が下がってくることで起点になることはできるのだが、そこから先ヤン・ドンヒョンのところをどう使うのかがはっきりしないままだったので、高木をサイドにいれることで、清武、杉本を1つずつ前に出そうという狙いだろう。

この形になることで徐々に清水のSHを押し込み始めるセレッソ。65分には松田のクロスから杉本が決定機を迎えるもシュートは枠を外れた。
66分〜
清武が中央でボールに絡み始めたことに対して清水は66分、デュークに代えて石毛を投入。
河井をアンカーに置いた4-1-4-1に変える。
バイタルエリアに出入りする清武番を付けたいという狙いだろう。

するとその直後の67分、スローインからの展開で立田のミドルシュートが金子の足下に入ると、サイドに持ち出し上げたクロスをクリスランが頭で押し込みゴール。清水が3点目を決める。
73分〜
73分にセレッソは清武に代えて山村、清水はクリスランに代えて兵働を投入。
セレッソは再び4-4-2に。清水は兵働がアンカーに入り河井がインサイドハーフに。石毛が左SHに出て、北川がワントップに移動する。
81分〜
その後、77分にセレッソは水沼に代えて福満を、清水は81分に北川に代えて長谷川を投入。
セレッソも前がかりになるのでオープンに攻め合うことになるが、両チームとも決められずそのまま試合終了。
3-0で清水エスパルスに完敗した。

■その他

セレッソを分析し対策を打った清水が勝ったという試合で完敗でした。
セレッソは1列目の守備、ボール保持攻撃、ロングボール以外でのヤン・ドンヒョンの使い方がどうしても定まらないですね。
ここをどうするのかという部分は今後も課題となってきそうです。
選手たちはこの試合で「プレーの出足と運動量」を課題と感じたようですが、これを改善するのはルールと約束事です。




以前、このブログでもプレビューでご協力いただいたことのあるファジアーノ岡山サポーターのゼロファジ(@ZeroFagi )さんが先日の西日本豪雨で被災されました。
その時の状況・経験を手記にまとめられております。色々考えさせられるものとなっていますので是非お読みいただければと思います。



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