2018年9月1日土曜日

明治安田生命J1リーグ 第25節 vs 浦和レッズ プレビュー

2018年9月1日 19時00分:埼玉スタジアム2002

予想スタメン

7月18日の第16節以来となる1週間のインターバルがあり迎える明治安田生命J1リーグ 第25節 。セレッソ大阪は敵地埼玉スタジアム2002で浦和レッズとの対戦となる。


■前回の対戦

前回の対戦は先週まで続いていた連戦の2試合目、7月22日に行われた第17節。
ヤンマースタジアム長居で行われた一戦は高木のゴールで先制するも、興梠のゴールで追いつかれ1-1の引き分けに終わっている。

セレッソの布陣はこの試合ではまだ4-4-2。柿谷は負傷離脱となっているがターンオーバーを行っており第16節清水戦から5人を入れ替え。2トップは杉本と山村、SHは高木と福満、ボランチにはソウザと山口、最終ラインは丸橋、木本、ヨニッチ、松田、GKにはキム・ジンヒョンが入る。
一方の浦和の布陣は3-4-2-1。興梠の1トップに加入したばかりのファブリシオと武藤のシャドウ、ボランチには柏木と青木、WBには宇賀神と橋岡、最終ラインは槙野、マウリシオとこの試合がラストマッチとなった遠藤、GKには西川が入る。

立ち上がりからペースを握ったのはセレッソ。
浦和は3-4-2-1なので、4-4-2のセレッソはミスマッチを活かされないよう前線から相手を捕まえに行く尹晶煥お得意の3バック対策を見せ、これがハマる形に。
立ち上がりの1分には山口のクロスに杉本がヘディングシュート、7分にはミドルシュートと立て続けに杉本が浦和ゴールに迫る。
そしてこの7分の杉本のシュートで得たCKからニアで西川が弾いたこぼれ球を古巣対戦となる高木が決め8分にセレッソが先制した。

先制後さらに勢いを増すセレッソは16分に山村がまるでファン・バステンかベルカンプかという華麗なシュートを放ち、46分には松田のクロスに杉本が合わせるも追加点は奪えず。
浦和もまだ慣れていないファブリシオと興梠のポジションを入れ替え安定を図るがセレッソがペースを握っていた。

しかしセレッソが追加点を奪えなかったことで徐々に試合はオープンな状況に。これは尹晶煥の対3バックハイプレスでよくあるパターンなのだが、このやり方は90分間続けることが出来ない。なので立ち上がりからしかけ前半一気に試合を決めてしまわないといけないのだが、その時間帯に決めきれないと、リトリートではミスマッチが生じてしまうので試合がオープンになっていく。
60分をすぎると浦和はミスマッチを活かしてボール保持率を高めるようになり、その結果奪われたCKから興梠が鮮やかなボレーを決め78分に浦和が同点においついた。

ここからは浦和がマルティノス、セレッソが水沼とフレッシュな選手を入れてカウンターの応酬になっていくが共に決められず1-1のまま試合終了。試合は引き分けに終わった。

■現在の浦和レッズ

前回対戦時からそれほど時間が経っていないので当然といえば当然なのだが、橋岡がいない時には森脇、マウリシオがいない時は阿部、柏木がいない時は長澤、宇賀神がいない試合では菊池とバックアップの選手は存在しているが、選手が入れ替わっているのは移籍した遠藤に代わって3バックの右に入る岩波ぐらいで、ベースとなるメンバーは代わっていない。
またブラジル人オズワルド・オリヴェイラ監督が率いていることもあり、基本的には試合ごとに選手を入れ替えることもほとんどない。

そんな浦和は前回対戦時には得点力不足に苦しんでいたが、それ以降の7試合では14得点を記録。同期間では名古屋に次いで2番目に多い(名古屋は台風の影響で1試合少ないのだがリーグ最多の得点を記録している)。
また、第18節では広島に4-1、第19節では川崎に2-0といずれも守備の堅い上位陣から複数得点を記録し勝利している。
この期間でのボール保持率は49.9%。パス数もそれほど多くなく、アタッキングサードプレー数でも12位と以前の様にボールを持ってどうこうというチームでは無いが、実にブラジル人らしいチームになっている。
ここでいうブラジル人らしいとは、華麗なテクニックとかそういった見せかけのブラジル人らしさではなく、攻守のバランスを第一に考えたスタイルだ。
また浦和もセレッソと並び直接を除くセットプレーからリーグトップの10ゴールを決めているのだが、CK獲得数もリーグ5位の6本/試合、アタッキングサードでのFK獲得数もリーグ3位の3.3本/試合と抜け目がない。

また守備でも、直近2試合で3失点、4失点と大量失点を喫しているが、決して守備が弱いわけではない。むしろその直前までとなる前回対戦以降の5試合で2失点しか喫していないので堅いともいえる。
守備で特徴的なのはミドルサードでは比較的ボールをもたせることもあるが、ディフェンシブサード、特に自陣30m以内では相手をきっちりと捕まえ自由にプレーさせないこと。対戦相手の自陣ボックス付近でのプレー数は同期間でリーグ最少。ボックス内、左右のエリア共に自由にプレーさせない。
ただ、この2試合に関してはカウンター気味に少ない手数でアタッキングサードに入って来られた場合に失点を重ねている。また激しく相手を捕まえる分ボックス付近でのファールも多い。

■プレビュー

浦和レッズの先発メンバーだが、基本となるメンバーは岩波を含め変わらないだろうが、前節欠場した柏木が間に合わない可能性もあるとのこと。その場合は長澤がボランチに入る形になるだろう。

一方でセレッソ大阪の先発メンバーだが、負傷で離脱していた柿谷、山村、ヤン・ドンヒョンが全体練習に復帰。外国人枠の関係でヤン・ドンヒョンはメンバー外となりそうだが、柿谷は高木に代わり先発復帰の可能性が高い。
1トップ2シャドウのユニットとしては杉本、柿谷、清武の3人が組み合わせ的にも最も相性が良さそうなので期待したいところだ。
ただ、これまで杉本が入っていた1トップには柿谷、杉本はシャドウとポジションを入れ替える可能性もありそうだ。
個人的には尹晶煥就任後ここまでトップにこだわって起用されてきたので杉本がトップ、それを柿谷がシャドウから追い越す方が良いかとは思う。
しかし、ここまで中盤に下がりたい清武とサイドに出たい高木がシャドウで1トップが杉本という形を続けていたので、どうしても杉本は孤立気味で2トップの時と比べると狙われやすい形になっていた。そのため比較的前を向いてプレーしやすいシャドウに入りたい杉本の気持ちもわからないでもない。シャドウであれば起点となるプレーもまだやりやすく、ターゲットにもなれるので、シャドウであればひとまずは気持ちよくプレーすることで得点感覚を取り戻してほしいところだ。
また直前になって丸橋が体調不良、山口も欠場の可能性があるとの情報が飛び込んできた。
この2人が出場できない場合、左WBには田中裕介、ボランチには秋山が濃厚だろう。

試合のポイントとなるのは、前線の選手が浦和のボックス内にどれだけ侵入できるかだろう。
そういった意味で期待があつまるのは柿谷。
浦和の3バックは人に対する意識が強く、またボールウォッチャーになる傾向もあるのでその背後を取りたいところだ。

またもう1つ狙いたいのがセットプレー。
先にも書いたように浦和はボックス周辺でのファールも多い。セレッソには丸橋が欠場となっても、ソウザ、清武と優秀なキッカーがいるのでチャンスは十分あるはずだ。ちなみに浦和は前節もシャビエルのFKからジョー、前々節もFKからドウグラスに決められ失点している。

昨年3月の埼玉スタジアム2002での浦和戦ではまだチームが完成しておらず完敗を喫したが、以降このスタジアムで行われた4試合、ルヴァンカップ準々決勝セカンドレグ、ルヴァンカップ決勝、天皇杯決勝、ゼロックススーパーカップでは全て結果を残しておりもはや相性の良いスタジアムと言っても良いだろう。
前節の敗戦で首位争いに関してはかなり厳しい状況となったが、ACL圏内はもちろん少しでも順位を上げるためにこの試合では勝ち点3を奪いたい。

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