2016年6月26日 19時00分:キンチョウスタジアム
予想スタメン |
今回もセレッソサポーターのキルシュ(@Kirsch_CRZ)さんにご協力頂きました。
キルシュさんの東京ヴェルディ研究
http://togetter.com/li/991629
■東京ヴェルディ
4勝8分7敗で現在17位の東京ヴェルディ。開幕戦では勝利したものの5節から13節まで9試合連続勝利なしと昨シーズン終盤から上手く行っていなかった状況がそのまま今シーズンもという状態です。
しかし15節に清水、前節19節には京都に勝利しており調子を戻しつつあります。
東京ヴェルディの状況が変わってき始めた事を感じさせたのは山口戦からぐらいでしょうか。前半は全く良いところが無かったのですが、結果的には3-1で破れたものの、後半はかなり良くなっていました。
その後前節京都戦までの間にあった千葉戦、岐阜戦はどちらも引き分けに終わったものの良くなっています。
東京Vの試合を見ていて気に入ったのが20番の井上潮音。見た感じは線の細いテクニシャンという感じでまだ18歳ですし体格的にもガツッと来られると不安があるのかもしれませんが、スッとポジションを移したりもできるので、攻撃だけでなく守備面でもボランチというポジションをスムーズにこなしており、この井上と中後でボランチが安定したという事が大きく、以前はどうしてもバタバタした印象が強かった東京Vのサッカーが安定してきた印象を受けています。
■キルシュさんの東京ヴェルディ分析
今回は、キルシュ(@Kirsch_CRZ )さんに東京ヴェルディを分析していただきました。東京ヴェルディは暫定17位。19試合で16得点と得点が少ないですが、ここ4試合は連続得点中。前節は京都を相手に逆転勝ちをしています。
システムは4-4-2。攻撃時、横幅部隊はSBが担い、SHは絞りぎみのポジションを取ります。SHの絞る動きや降りてくる動きに相手SBが食い付くと、2トップの一方が出来たスペースに流れてきます。特にドウグラス・ヴィエイラの動きが顕著です。
しかし、意図的な動きはこれぐらいでセレッソと同じくアイデア出していこう!サッカーに見えます。SHとCFの関係性もチームとして組み込んでいるというよりは、互いのプレーエリアがたまたまそこだったという印象。
守備に関してはペナルティーエリアの幅でコンパクトに守ろうというように見受けられます。序盤にハイプレス気味にボールへアプローチすることもありますが、無理に追いかけ回さず陣形のコンパクトさを大切にしているようです。
しかし、このコンパクトさへの意識のせいか、ボールをサイドに出された際、CBSB間が異様に空くことが多々あります。このスペースを単純に使われることもあれば、ボランチがこのスペースを埋めることでバイタルに新たなスペースが出来ることも。
ヴェルディ戦のポイントとしては時間とスペース。
守備面では、個人技爆発で状況打開できる年代別代表選手たちには出来る限り、時間とスペースは与えたくないところ。
攻撃面では、ヴェルディのSBCB間の攻略。ここは必ず空きますのでトップ下やボランチがこのスペースに突撃したり、スペースを埋めに行ったヴェルディのボランチが空けたスペースは徹底的に使っていきたいです。
キルシュ さんの東京ヴェルディ研究
http://togetter.com/li/991629
■プレビュー
セレッソのメンバーですが、今節はブルーノ・メネゲウが出場停止となりますので、トップ下に入るのは玉田になりそう。その他のメンバーは前節と変更ないものと思われます。またそのブルーノ・メネゲウに加え、柿谷、関口も怪我で欠場。という事もあって今週の練習からU-23で活躍を見せている米澤と丸岡がトップチームに帯同しています。
おそらく先発には玉田が入るぐらいですが、ベンチの攻撃的な選手が澤上しかいなくなるのでもしかするとベンチ入りのチャンスがあるかもしれません。
ベンチ入りとなると今季U-23でスタートした選手がトップチームのベンチに入るのは、澤上、木本につづいて3人目と4人目となります。
一方の東京V。前節出場停止だった平本は戻ってきますが、澤井が出場停止。高木大輔が前節早々に怪我で交代していますので、前線はドウグラス・ヴィエイラと平本の2トップ。2列目は右に高木善朗、左に杉本という構成になりそうです。
試合のポイントとなりそうなのがキルシュさんも書いておられるスペースを使えるかどうか。
使ってほしいエリア pic.twitter.com/1DelIMrV6T— キルシュ (@Kirsch_CRZ) 2016年6月24日
もう1つ使ってほしいエリア pic.twitter.com/QFOroC1q6G— キルシュ (@Kirsch_CRZ) 2016年6月24日
立ち上がりはロングボールを使って牽制しながらペースを掴んでいきたいところです。
徳島戦でも相手陣内でボランチにボールが入って前を向いた瞬間に前線がアクションを起こせていない事がかなりあったので、そこを少しでも改善できればチャンスは増えるのではないでしょうか。
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