- 88' レアンドロ
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 | 主審 | 東城 穣 |
入場者数 | 35,516人 | 副審 | 馬場 規、植田 文平 |
天候 / 気温 / 湿度 | 曇 / 29.3℃ / 54% | 第4の審判員 | 岡 宏道 |
メンバー
スターティングメンバー |
- 監督
- 尹 晶煥
- 監督
- 大岩 剛
試合経過
- 90+3'
- 90+2'
- 88'
-
85'
- 81'
-
78'
- 63'
-
50'
-
26'
- 12'
データ
今回対戦 | 今季平均 | |||
データ項目 | ||||
FK | 13 | 9 | 12 | 15 |
CK | 9 | 1 | 5 | 4 |
PK | 0 | 0 | 0 | 0 |
シュート | 13 | 6 | 12 | 12 |
警告/退場 | 2/0 | 2/0 | 1/0 | 1/0 |
<監督・選手コメント>
セレッソ大阪 尹晶煥監督鹿島アントラーズ 大岩剛監督
セレッソ大阪 杉本選手、山口選手、キム・ジンヒョン選手、水沼選手、澤上選手
鹿島アントラーズ 曽ヶ端選手、レアンドロ選手
明治安田生命J1リーグ第24節、2位セレッソ大阪が本拠地ヤンマースタジアム長居に首位鹿島アントラーズを迎えての一戦は、押される展開ながらも終盤に1点を奪った鹿島アントラーズが0-1で勝利。セレッソ大阪は今季ホーム初黒星を喫した。
■メンバー
セレッソの先発メンバーは前節から1人変更。杉本と2トップを組むのはリカルド・サントスではなく澤上竜二。澤上はJ1初先発となる。リカルド・サントスと澤上の2人はプレースタイルも特徴も異なるが、この試合で求められている最も重要な役割は杉本と縦関係の前に出ることで、ベースとなっている考え方はリカルド・サントスのときと大きくは変わらない。一方の鹿島は前節と全く同じ先発メンバー。ボランチには三竿健斗を軸に、前々節の川崎戦ではレオ・シルバを起用していたが敗戦。前節から小笠原になっている。
ここ最近の鹿島はグループとしてのビルドアップの部分に少し問題を抱えているが、その問題点を小笠原を起用する形で前節はカバーできたため、今節も同じメンバーということなのだろう。
■鹿島アントラーズの4-4-2
セレッソの4-4-2と鹿島の4-4-2。布陣図では同じように見えるが実は結構違う。大きく違うのは横幅の考え方。セレッソのSHは両サイドに広がるポジションを取るのに対して鹿島のSHは布陣図ではサイドになっているものの実質はトップ下。
なので鹿島の布陣を正確にいうと、ボールを持った時は4-4-2ではなく4-2-2-2。サイドにポジションを取るのはあくまでSB。2列目の中村充孝とレアンドロのサイドでの動きは中から外に出ていくという形が基本となっている。
鹿島のボール保持とセレッソの守備ブロック |
立ち上がりは鹿島の並びが4-2-2-2になっていることでソウザと山口のボランチコンビが三竿と小笠原にアプローチに行きにくくなっていたが、セレッソは攻守において2トップを縦関係にすることを意識しており、鹿島のボランチに杉本や澤上の1人がアプローチに行けるようになると、鹿島の攻撃をセレッソが守備ブロックの網に引っ掛けるようになってくる。
鹿島の4-2-2-2に対して人への意識が強い形で守ると、中に入った中村屋レアンドロを誰が見るんだという問題が生じてくるのだが、セレッソは人よりもボールを意識してゾーンで守るので、鹿島の2列目に対してSBが引っ張られ続ける事もあまりなく、的確に守備の網を作るようになっていった。
セレッソのボールを奪ってからの動き |
その起点となるのが杉本。杉本にボールが収まると、一気にスプリントに出る両SHに展開。ここで杉本がソウザや山口に落とす形が入ると、両SBも前に出ていく形になっている。
なので、最初のセレッソと鹿島の4-4-2比較の話しに戻ると、セレッソのSHはこうやってサイドでまず幅を取る。もちろんこの2人が中に入る事もあるが、そうなるのは丸橋や松田が上がってきた後がほとんど。逆にいうと柿谷が途中交代で関口と代わる時は、これをやらなくなって中に中にと入りだしたタイミングが多い。
またここに至るまでの間で重要な役割を担っているのが杉本。杉本のところでボールが収まるからこそ、両SHやSBが前に出ることができる。
ただこの時の隠れた功労者は澤上。この時に澤上が前に出ていることが非常に重要で、前に出てくれることで杉本にスペースを作ることができる。なので昌子と植田の身体はもちろんアプローチも強いCB2枚にもろに狙われることがない。なので杉本がボールを収めやすくなっている。
ちなみにこの動きは前節磐田戦のリカルド・サントスも同じ動きをしており、この試合でも立ち上がり少し横並びになっていた2トップに対して、尹晶煥監督はすぐに縦関係になるようなジェスチャーを2トップにおくっていた。
山村と杉本が2人揃っていた時は、この前後関係を入れ替えながら行っていたが、山村が離脱中の現在は2トップの役割が固定されているようだ。
■徐々にペースを握りだしたセレッソ
この試合は15分ぐらいからセレッソがペースを握るようになるのだが、そうなったのはここまでで書いた両チームのやり方にも要因があった。鹿島の守備 |
セレッソがかなりボールよりに守備をするのに対して、入ってきた選手を捕まえる傾向が強い、かなり人よりの守備なのだが、セットした状態はほぼ変わらない。
ただ、鹿島の攻撃の時の形は先程書いたようにブラジル伝統の4-2-2-2。2列目の2人が両SHというよりもトップ下的なニュアンスが強い。なので2列目の両サイドは攻守でポジションを変える。
動くということはそこにタイムラグが生じる事になるのだが、それをカバーしているのが前線からの速い攻守の切り替え。ファーストディフェンダーのアプローチが速いのでポジション移動の時間を作っている。また、移動も中から外なので、最も閉めなきゃいけない中央は閉まっているから大きな問題にはならないし、チームの全員が献身的なアプローチもできるので、中から外にボールがでた時に一緒に行けば問題にはなりにくいからだ。
ただ、鹿島は徐々に守備面よりも攻撃面でこのポジション移動によって起こる問題点が出てきたことがセレッソがペースを握る事につながっていった。
セレッソがボールを奪うとサイドに展開するので、鹿島の2列目の2人は頻繁に両サイドに戻らないといけなくなる。その結果、ボールを奪っても2トップのサポートのポジションを取るべく中央に入るまでに時間がかかり、2トップが孤立気味になってきたからだった。
セレッソはブロックを作るとボール中心のポジションを取るが、鹿島がボールを奪った瞬間のファーストブレイクについては、2トップに対して人を捕まえて激しくアプローチをかけることをかなり徹底していた。
その結果鹿島は前線でボールを収めらないことが続き、セレッソのペースにつながっていった。
実はここで起こった状況は、実は鹿島が完敗した川崎戦でも起こっている。
セレッソの場合は2トップで起点を作るために、杉本と山村を起用し、山村離脱後は縦関係に役割をはっきりさせており、またここに山口とソウザがサポートに入ること、そしてSHがスプリントで縦に出ることが徹底されている。
しかし鹿島に関しては、金崎も身体が強いしキープ力もあるが、どちらかと言えばスペースに出てボールを受ける方。なのでヨニッチと山下がきっちりついていけばある程度対応できる。
以前鹿島にいた大迫がここにいればまたちょっと違うんだろうが、ピッタリを捕まえられるとやはり厳しいのだろう。
これは想像だが、おそらく大岩監督が三竿を起用しているのは、最初のうちはレオ・シルバと並べる事も多かった様に、ソウザと山口の様にボランチの2人でここへのサポートも考えているんじゃないだろうか。しかし、グループとして整備できていないというのが現状かなとも思う。
またもう1つ。たとえばここで収まらないとなると、例えば後ろでポジションチェンジをしたりして最終ラインからきっちりとビルドアップするという形もある。マリノスや柏は、そういった形でボールを前線に運んでくる。が、しかし、鹿島はそれをやらない。
この試合では出なかったが、DAZNの中継でHTや試合終了後にプレーゾーンという、それぞれの選手がどのポジションをとっていたのかという図が表示されることがあるが、鹿島の最終ラインとボランチの選手はほぼフォーメーション図通りに並んでいることが多い。
鹿島のプレーゾーン(川崎戦) |
動かさない事のメリットももちろんあって、鹿島はそれを十分理解してこういうポジショニングとなっているのだが、これによってビルドアップに若干の問題も出てきている。
前節の清水戦では、清水のやり方によってボランチの2人が完全に自由になり、ポゼッション率でもパス数でもとんでもない数字を記録したので小笠原の起用で一見問題は解決している様にも見えたが、グループとしては根本的には変わっていないので、やはり前線で起点が作れないということが起こっていた。
ちなみに、うすうす感づいてる人も多いと思うが、このプレーゾーンとフォーメーション図でほぼ変化が無いのはセレッソ。
セレッソのプレーゾーン(磐田戦) |
なので、鹿島同様にビルドアップに問題がでる事も比較的多い。
ただ、セレッソはこれで詰まった時に、長いボールを積極的に使う事でカバーしようとしている。
15分以降ペースを握ったセレッソは、17分に杉本の裏抜けからカットインという得意の形でゴールに迫るが曽ヶ端がスーパーセーブ。さらに19分には水沼クロス、20分澤上反転シュート、27分に杉本の落としから山口のミドルと立て続けにチャンスを迎えるがゴールネットを揺らせず。
鹿島も32分にカウンターからレアンドロが走る場面を作るが、攻撃は単発に過ぎなかった。
37分のソウザのFKを澤上が決められなかった場面に続いて迎えた、41分。水沼の斜めのパスを澤上がスルーして柿谷が飛び込んだシーンはこの試合最大のビッグチャンスだったがシュートは外。決められなかった。
セレッソはこの前半で決めることができていれば、全く違った後半にすることができたんだろうが、鹿島の最後はしっかりとマンツーマンで人を捕まえる、言葉にすれば「粘り強い対応」ってのでゴールを割らせなかった。
■後半も続く同じ状態
後半に入ると、セレッソの1列目の守備が少し弱まったことや、鹿島が前半の小笠原と三竿のボランチのところでボールを持とうとしていたところから、西と山本の両SBがボールを持って金崎やレアンドロ、中村がサイドに出てくるという形に変えたことから前半に比べるとセレッソゴールに迫る回数は増えたが、大きなチャンスは60分の金崎の個人技一発で抜け出したところぐらい。まだ前半から続くセレッソのオープンスペースを使った攻撃の方が可能性を感じさせるものだった。
セレッソにとっては53分にソウザが膝を痛めた仕草を見せていた方がよりピンチだったぐらい。ソウザも数分後には何故か復活していた。
63分〜 |
鈴木が入ることで前線にターゲットはできるが、背負うプレーが得意ということでもないので基本的に鹿島のやり方は変わらない。
なのでセレッソの攻撃は、最後はしっかりとマンツーマンで人を捕まえる「粘り強い対応」でなんとかしようということになる。
この試合は鹿島にとって0-0でOKなので、変化をつけることで出るリスクを嫌っていたのだろう。
■試合はオープンに
この後70分頃から試合はオープンになっていく。ここでもチャンスを数多く作っていたのはセレッソ。75分の丸橋のシュートから続いたソウザのシュート、CKからの杉本のヘディングはビッグチャンスだったが曽ヶ端がセーブした。
丸橋のシュートは、ボックス付近で完全にフリーだったので十分コースを狙えるだけの時間もスペースもあったが、力任せに蹴って曽ヶ端の正面にボールを飛ばした。
78分〜 |
リカルド・サントスはスペースで前を向くと強い。また裏へも出ていけるので、杉本のプレースペースも作ってくれるという狙いだろう。
その効果が出たのは直後の79分。
ソウザのパスに抜け出したリカルド・サントスは切り返しから左足で狙うも惜しくも枠を外す。
このリカルド・サントスの裏抜けは足が止まり始めた鹿島にはかなり効果的で、81分にはリカルド・サントスの抜け出しから杉本がフリーでシュートを放つ形をつくるがこれも曽ヶ端の正面。杉本はちょっとボールを足元に入れすぎてしまった。
85分〜 |
セレッソは85分、柿谷に代えて関口。いつものように幅とスプリント数の部分だろう。
そしてオープンな展開になった中、ロングボールを入れるが中盤のサポートが遅れてボールを奪われたとこで右サイドに流れた金崎がファーサイドにクロスを入れるとフリーになっていたレアンドロがおちついて流し込んでゴール。
88分にここまで劣勢だった鹿島が先制。
90+3分〜 |
失点シーンについて、この場面は松田が絞っていたためレアンドロが外でフリーになっていたのだが、松田が絞ったポジションをとっていたのは左サイドに丸橋がいなかったから。
丸橋のいない左サイドに金崎が流れてクロスを上げられたので松田が絞る事になっていた。
クロスを上げた金崎に寄せていってるのは左SHの関口だった。
じゃあなぜ丸橋が左SBにいなかったのかというとその前のプレーで右サイドから中へと飛び出していった西についていったから。この攻撃は集中した対応で防ぎきったが丸橋は右サイドにまで流れている。そしてボールを失ったロングボール。これは右サイドから出ていたのだが、このボールを蹴ったのは丸橋だった。
なので、丸橋がポジションを崩した状態でロングボールを蹴ってしまったことは、この失点シーンの直接的な原因ではなかったが、悔やまれるところだ。
結果論でしかないが、勝てそうな試合で、オープンな状況だしということで蹴ったんだろうけど、別にプレッシャーがかかっている訳でもなかったので落ち着いて布陣を戻す方がよかった。序盤に書いたようにセレッソはポジションバランスをほとんど崩さないチームだけに余計にそうだ。
あと、もう1つこの試合で感じさせたのは鹿島の戦略の幅の広さだった。
終盤に試合がオープンになって、セレッソは連続してチャンスを迎えるが、鹿島にとっても最もチャンスを作れていたのはこのオープンになってからの時間帯だった。
引き分けでOKの鹿島と勝たなきゃいけないセレッソという両チームの立場の違いは大きいし、これは両チームのとれる戦略の幅につながっている事は間違いない。
たただ、この試合でペースを握っていたのはセレッソで、何かを改善しないといけないのは鹿島だった。
がしかし、鹿島には効果的な手は打てなかった。というか、多分この試合で打てる手は無かった。がしかし、このままガマンしていれば試合はオープンになる。そうなればチャンスは来るということはわかっていたのだろう。なので「最後はしっかりとマンツーマンで人を捕まえる粘り強い対応」をずっと続けていた。そしてオープンになってから実際にゴールに迫る場面を作り始めている。
セレッソとしてはオープンにならないように戦っていてもチャンスは作れていたが、オープンになる方に乗っかった。この判断には、先に書いた勝たなきゃいけないセレッソと引き分けで良い鹿島という立ち位置の差もあるが、この決断が鹿島にチャンスを与えたとも言える。
もちろん鹿島も毎回成功するわけじゃないが、こういう、状況を整理して可能性を掴む為に時間を含めてどういう戦略を取るかという力は、結果に大きくつながるのだろう。
■その他
十分勝てる内容だっただけに、悔しい敗戦となった。鹿島については既に書いたのでセレッソの話しに戻すと、「決定力の差」が敗因としてあがることだろう。
しかし、「決定力の差」とは何なのか。正直よくわからない言葉だ。
ただ、こういう決める・決めないにも理由があるはずだ。そしてそれに関しては、セレッソの攻撃のスタートは、ポストに当てて3人目、健勇にあててソウザに落としてSH、という形で決まってる部分はあるものの、ここから先は個人のアイデアに任されていて、狙い所をチームとして落とし込まれていないからだと考えている。
磐田戦のゴールの様にサイドからニアにクロス一発みたいな形でいければいいが、そこでいけないと個々のアイデアの領域になる。そうなると、その場その場での判断が要求され、ハマればすごいけどハマらない事も結構多いという状態に陥りやすい。
実際にホーム清水戦であった状態だ。
そんな中でも、例えば左サイドからのカットイン杉本みたいな得意パターンがあるし、セットプレーで点を奪える事も多いので得点力がある事になっているが、きっちり捕まえられるとそうはいかない試合も出てきてしまう。
またそれに加えて、戦い方のバリエーションもほぼ1つみたいな感じないので、こういう試合が出てくることはある種必然とも言えると、個人的には思っている。
まあこの辺りをどう捉えるかは人によって判断が別れるところだとも思うが。
毎回、分析拝見しております。
返信削除最近、終盤の失点が続いていますがそれはただの偶然なんでしょうか?
曜一郎が交代で退くと失点とか、なにかが違うのでしょうか?(例えば、丸橋と関口のプレースタイル、相性などの問題?)
あと、曜一郎の交代を田中祐介と交代し、丸橋を一列上げるとかすれば良さそうな気もするんですけどね。
一度、そういった部分の解析をAkiさんの意見をお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
削除試合終盤の失点に関してですが、まず試合が進むに連れて失点が増えるという傾向は、全てのチームに当てはまることなので、実は普通のことではあります。
ただ、これまで以上に終盤の失点が増えている事は事実なので、それについてはどこかで書いてみたいと思います。
ただ、曜一朗が下がったからという訳ではないと思います。
いつも詳細な分析ありがとうございます。
返信削除この試合や先日の清水戦でもそうですが、終盤の得点が必要なときにもお決まりのように曜一朗を下げる判断が気になっています。守備の穴になっているというのは理解しているつもりなのですが、それであれば澤上を関口に替えて、曜一朗を前に移すという判断があっても良いのではないかと。あの展開で試合を決められるのは健勇か曜一朗しかいないと思うんですが、Akiさんの目から見て曜一朗の交代は妥当なものでしょうか?
コメントありがとうございます。
削除清武が怪我する前も、清武は中央で使っていたけど曜一朗はサイドだけだったので基本的に中央で使うつもりは無いんだと思います。一番前は後ろ向きでプレーできる選手がほしいんでしょうね。
鹿島戦後ではなく磐田戦の話になりますが。
返信削除尹監督が試合後「目の前のことばかり追っていくだけではなく、もう少し先のことも視野に入れながら、選手全員で一緒にやっていきたいと思います」と語っていましたけど、チームを長期スパンで作っていくとして現段階でチームのどの部分を修正していこうとしているんでしょうかね?リカルドの裏抜けや杉本のヘディングが枠に行くなど好転している材料もありますが、個人レベルであってチームとして着手している感じではないと思います。スタメンも交代もほぼ固定されていて若手育成を考えているわけでもないですし。Akiさんが最後に指摘しているように監督がある一つの理想型を追求しているとすれば、それは海外クラブで例えたらどこのクラブが近いんでしょうか?
蛇足ですが、曜一朗失点うんぬんは関口が左SHで全然機能してないからだと思います。
最近勝ちがないのでどこかで将来期待できてポジれる材料が欲しいのですねえ。
コメントありがとうございます。
削除尹晶煥監督がこの先どうしようとしているのかは、残念ながら僕にはまだ良くわかっていません。
攻撃は最初からずっと基本的に個人任せですからね。
まあそれが絶対ダメって事もないので何とも言えないところですが。
守備の立て直しが見られて、内容も良かっただけに残念でしたが、負けたあとにしては割とポジティブに考えられるゲームだったかなと思ってますが、どうでしょうか。
返信削除分析では、いわゆる4-4-2でも鹿島とセレッソのやり方の違いの解説が興味深かったです。
清武が出てた頃はセレッソも4-2-2-2気味の布陣になってたこともありましたが、最近はSHはワイドに開いてる事が多いですね。ただ、そこからハーフスペースを突く攻撃だったり中に入る動きが乏しいかなという気はします。
最近エイバルの試合をよく見るのですが、あのチームは大外にSHが張るやる方を徹底していますので、参考になる部分がありそうと思って見てます。
コメントありがとうございます。
削除エイバルは僕も乾の移籍をきっかけにリーグ戦は全て見ていますが面白いチームですよね。
1年目の終盤はメンディリバルの限界か?と思った事もありましたが、2年目からまたチームをブラッシュアップしてきたので、いいチームだなあと思っています。
スペインのサッカーはポジショニングが全てだと思っているので、エイバルに限らずビジャレアルやソシエダなど色々参考になるチームがありますね。
コメントありがとうございます。
返信削除SBのインナーラップは僕も面白いと思いますが、ほぼやらないですね。
ただ、状況判断とも重なりますが、個人的にはもう少し相手を見てサッカーをして欲しいなあと思っています。
お疲れさまです。
返信削除鹿島に敗れて可能性はあるにしてもなかなか厳しくなったタイトル。まあもとは9位狙いだし、ダゾーンマネーをゲット出来れば御の字ぐらいかもしれないんですが。
Akiさんにお伺いしたいんですが、タイトルが取れるチームと取れないチームの差、シーズン通して勝ち点を積めるチームとそうでないチームの差ってどこだと思いますか?
個人的に鹿島や広島、ガンバなんかは前者寄り、近年の川崎、柏や浦和は後者寄りなイメージなのですが。
ユンさん時代の鳥栖も後者寄りというか、攻撃依存や運動量依存型のチームは夏場まで、夏以降はロングカウンター型のチームが勝ち点を積むイメージです。
コメントありがとうございます。
削除「タイトルを取れるチームと取れないチームの差」についてですが、
タイトルを取れるチーム=シーズンを通じて勝ち点を重ねられるチームでしょうから、
シーズンを通じて勝ち点を重ねられるポイントは戦い方に幅を持てるかどうかじゃないでしょうか。
1つしか出来ないチームは短期決戦ならなんとかなるかも知れないですけど、1年間はよほど圧倒的でないと難しいでしょうね。