2017年11月18日 14時00分:日産スタジアム
予想スタメン |
ルヴァンカップ決勝と国際Aマッチウィークによる2週間の中断を経ての明治安田生命J1リーグ 第32節。セレッソ大阪は敵地日産スタジアムで、勝ち点差2でACL圏および今季から始まる強化理念分配金を争う直接のライバル、横浜F・マリノスとの対戦となる。
■前回の対戦
前回の対戦は4月1日に行われた第5節。キンチョウスタジアムでの一戦は、セットプレーのこぼれ球から木本、そして柿谷のPKで2点を奪ったセレッソが2-0と勝利している。セレッソの布陣は4-4-2。杉本と山村の2トップに左に柿谷、右に関口。ボランチにはソウザと山口。最終ラインは松田、ヨニッチ、木本、丸橋と並びGKはキム・ジンヒョン。
清武、水沼の両者が負傷離脱していたことからこの時期は関口が先発を続けており、また最終ラインはこの試合の前節、サガン鳥栖戦で前半早々に山下が負傷交代となったことで、この試合では木本がJ1初先発、キム・ジンヒョンも腰痛で離脱していたがこの試合が復帰戦となっていた。
一方のマリノスは4-2-3-1。伊藤翔が1トップに入り、2列目にはマルティノス、前田、斎藤が並び、ボランチは天野と中町。最終ラインには松原、中澤、デゲネク、金井と並び、GKには飯倉。扇原、バブンスキー、喜田、遠藤、栗原、ウーゴ・ヴィエイラらはベンチスタート。しかし試合開始直後に中町が負傷交代となり、前半10分から喜田が交代で入っていた。
マリノスは4-2-3-1がスタートポジションですが、ここから攻撃の時は4-3-3、守備の時は4-4-2に変化する。
なので、攻撃の時は喜田がアンカーとなり、トップ下の前田とボランチの1人である天野がインサイドハーフに。守備の時はトップ下の前田が前にでる。
このマリノスの4-3-3に対してセレッソはミドルゾーンで4-4-2のブロックを作る形で対抗。
ゴール前は中央閉めてスペースを消す。
またインサイドハーフが下がってボールを受ける形には、2トップのラインまではボランチがついていく形をみせていた。
そしてセレッソがボールを奪うとSHのスプリントでサイドでボールを運ぶ形が中心。
マリノスはマルティノスと齋藤学の両ワイドがタッチライン際まで開き、そこから縦またはカットインという形で幅を使ってくるのだが、マルティノスと齋藤学に時間とスペースを与えるために上がってくるSBの背後のスペースをSHで狙った。
セレッソがセットプレーから木本のJ1初ゴールで先制するとマリノスは3-1-4-2にし、かなり前がかりに攻めてくるが、セレッソも山村を最終ラインに下げた3-1-4-2で対抗。
そこで3バックのデゲネクと中澤の間にスプリントを見せた関口に変わって右のインサイドハーフに入った丸岡が、喜田に倒されてPK。これを柿谷が決めて2-0とし、セレッソが勝利した。
序盤は互角の展開だったが、セットプレーから先制したことで得たアドバンテージを上手く使い、マリノスの変化にきっちりと対応して勝ちきった勝利だった。
■最近の横浜F・マリノス
齋藤学が 右膝前十字靱帯損傷で長期離脱となり、さらに金井がハムストリングの肉離れ、ウーゴ・ヴィエイラも右膝内側側副靱帯損傷、松原も9月30日のガンバ戦で足首を痛め、マルティノスも10月21日の鹿島戦で負傷交代、などととにかくけが人が続出しているマリノス。特に右SBは負傷で誰もいなくなり、前々節の鹿島戦、前節の磐田戦ではなんと左SBが本職で左利きの下平が右SBを務めていた。
とはいえ前節の磐田戦で松原がベンチに戻ってきたように、ようやく徐々に負傷者も復帰しつつはあるが、今度は中断期間中のキャンプで左SBのポジションを掴んでいた山中も負傷離脱となっている。
そのほかのポジションについては、1トップはウーゴ・ヴィエイラがシーズン中盤以降チームにフィットし、ゴールを重ねていたが負傷離脱となったことで、直近の試合でワントップに入っているのは伊藤。
齋藤学が抜けたSHに遠藤やイッペイシノヅカなど若い選手を起用していたが、直近2試合はバブンスキーを起用。トップ下には天野が定着している。
そしてボランチは、夏場は喜田と扇原というコンビが定着していたが、扇原がコンディションを落としたこともあって中町を中心に喜田と扇原がポジションを争い、ここ数試合は喜田が出場を続けている。
そんなマリノスだが、直近5試合は2勝1分2敗で、この5試合だけの順位だと9位。なので勝ち点を積み上げられているわけではないが、苦しい台所事情ながらも前々節には鹿島に勝利している。
そんなチームを支えているのはやはり堅守。
その鹿島戦では早い時間に2点を先制したために、シーズン序盤に見せていたような高い位置からのプレッシングは控えめでしたが、相変わらずアプローチは速く、スペースを埋める意識も高い。また何と言ってもストロングポイントは中澤とデゲネクのCBコンビで、この2人は高さと強さを兼ね備えており、単純なクロスは簡単に跳ね返してしまうだけでなく、カバーリングにも優れている。
一方で攻撃は、やはりワイドを有効につかったヨーロッパの雰囲気を感じさせるサッカーを行っており、右サイドはマルティノスの1対1、左サイドはバブンスキーが起点となり、シーズン中盤からポジションを確保した山中が絡む。
山中のオーバーラップはかなりチームにとって重要なポイントになっていたのだが、中断期間中に負傷してしまったことがどう影響するのかというところだろう。
■プレビュー
セレッソのメンバーは、ルヴァンカップ決勝と同じ先発が並びそう。つまり杉本、山口の日本代表組と韓国代表から帰ってきたキム・ジンヒョンも先発となるだろう。山口は2試合フル出場しており、コンディション面に不安が無いわけではないが、山口にはやってもらわないと困る。
一方のマリノスだが、ウーゴ・ヴィエイラは戻ってきているもののワントップは引き続き結果を残している伊藤。また前節欠場となったマルティノスも戻っているがベンチ入りに留まり、遠藤が先発となりそうだ。
さらにオーストラリア代表でチームを離れていたデゲネクも先発ではなく、CBには第15節以来、今季2度目の先発となる高知キャンプで好調だった栗原。SBは松原が復帰する分、山中が離脱となったので、下平が本職の左で先発となりそう。
齋藤学の負傷離脱以降は左サイドの攻撃を支えていたのは山中のオーバーラップだったので、セレッソにとっては山中がいないことは非常に大きい。
試合のポイントとなりそうなのは、マリノスの堅守をセレッソが破れるかどうかだろう。
先程も書いたように単純なクロスだけではマリノスの壁は崩せない。
なのでいかにその前段階でCBを動かす事ができるか。マリノスの守備の形だと、SBとCBの間をボランチに埋めさせることが多いが、トップの選手がハーフスペースに出るとCBがついてくることも多い。
なので柿谷の動き出しと、開けたスペースを清武やソウザが使えるかどうかが重要となるだろう。
そして守備面では両ワイドを使った攻撃はもちろんだが、天野のキックはかなり精度が高いので、セットプレーにも注意が必要だ。
勝ち点差3以内にセレッソ、柏、マリノス、磐田と4チームがひしめき合っているため、セレッソはこの試合に引き分けても3位から順位を下げてしまう可能性が高い。
一方で勝つことができれば、柏と磐田は鹿島戦を残しているのでかなり有利になる。
ACLはもちろんだが、1年目に2億円、2年目に1.5億円の合計3.5億円の強化理念分配金が入る3位の座を確保するためにも、セレッソは勝ち点3が欲しい一戦だ。
マリノスとのアウェイでのリーグ戦で最後に勝ったのは2001年と相性的には良くないが、ここまで幾つものジンクスを破ってきた今季のチームに、また1つそのジンクスを破ってもらおう。
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