最近5試合を1勝2分2敗、3試合連続勝利なしとかなり厳しい結果となっているセレッソ。今節はホームヤンマースタジアム長居に愛媛FCを迎えます。
予想スタメン |
■愛媛FC
シーズン開幕前に非常に残念なニュースで世間を騒がせてしまった愛媛FC。
今シーズンから水戸・千葉で指揮をとった木山氏が監督となり、開幕直後に3連敗をするなど厳しいかと思われましたがそこから4連勝。その後のGW4試合を1分3敗とまたなかなか勝てなくなりますが、現在はセレッソと並ぶ勝ち点23で順位は1つ下の10位となっています。
現在の愛媛で一番に浮かんでくるのは、セレッソから秋山大地が期限付き移籍している事かと思います。秋山は前節こそケガで欠場となりましたがこれが加入後初の欠場で、加入直後の4節から前々節の15 節までの12試合に全て先発、途中交代も1試合のみでしかも82分までプレーと完全にチームの中核としてプレーしています。楠神も楽しみにしていた様ですが、セレッソからの期限付き移籍ですので今節は出場する事ができません。
愛媛のフォーメーションは3-4-2-1。
3バックには木彫の山下をさらに彫った感じの林堂や浦田などがサイドに入りますが、中央には元々中盤センタープレーヤーで八尾市出身の江口が入る事が多くなっています。身長170cmしか無い彼を3バックの真ん中で起用するというのは木山監督の色が出てる部分でしょう。
守備の形は基本カミカゼプレス。ガンガン人に喰い付いていきます。ただ、そうは言ってもそれを90分やり通す事はできない。なので5-4-1で思いっきり下げて守る事もあります。ただ、そうなった時にきちんとブロックを作れているかといえばそうでも無く、やっぱり人に喰いつくので穴を作ってしまったりしますし、5-4-1で守る分全くカウンターができなくなって一方的に押し込まれてしまう時間帯もあります。
この辺りがおそらくチームの成績が安定しない要因で、元気な時に点が先制点が取れて喰い付いた所で上手くボールが奪えれば勝てるし、取れずに押し込まれてしまうとあっさりと負けてしまうという結果になっているのではないでしょうか。
攻撃に関しては両WBを高い位置に上げてきます。またボールを繋ぐ事もしますが、先程の江口が入っている事でもわかるように最終ラインからWBに長いボールを入れたり、外から外のサイドチェンジも多用します。
前線の選手は前にスペースがあれば縦に縦にとボールを運んでいき、そこからクロスというのが最大の得点パターンになっている様です。
又、外から外のサイドチェンジがあるようにクロスに対しても大外のWBが入ってくる形もあります。
■プレビュー
愛媛は結果的には快勝となった前節に秋山がケガで欠場しているので、起用できない今節はその前節と同じメンバーで来るものと思われます。
一方のセレッソもベースは前節と同じメンバー。ただもしかするとコンディションの問題でフォルランが欠場する可能性があり、その場合はそのままパブロとに入れ替わる形となり前川のベンチ入りもあるかもしれません。
ポイントとしては札幌戦で見せたサイドからのビルドアップの形と中央から楔の形。
札幌とシステムは同じなので、前から来る場合は愛媛も山口のポジションをどうするかという同じ問題を抱えますので、前3枚を外したSBからと前3枚とボランチの間でインサイドハーフからの縦パスでチャンスを作れそうです。
守備に関しては横幅をどうするか。
大きく分けて、スライドで対応するか、枚数を合わせる為に中盤の1枚が降りてSBがWBにつくかのどちらかになるかと思いますが、どちらにしてもハッキリ決めたい所です。
スッキリと勝って停滞ムードを払拭したい所です。
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